宮城テレビ放送

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株式会社 宮城テレビ放送
Miyagi Television Broadcasting Co., Ltd.
宮城テレビ放送本社
種類 株式会社
略称 ミヤテレ、ミヤギテレビ、MMT
本社所在地 日本の旗 日本
983-8611
宮城県仙台市宮城野区日の出町1-5-33
設立 1970年1月17日
業種 情報・通信業
法人番号 9370001006546 ウィキデータを編集
事業内容 放送法に基づくテレビ放送事業
各種イベントの企画・実施等
代表者 代表取締役社長 務台猛雄
資本金 3億円
売上高 8,009百万円(2009年度実績)
従業員数 103名(2010年10月現在)
主要株主 カメイ(22.5%)
読売新聞グループ本社(20.0%)
日本テレビ小鳩文化事業団(18.0%)
日本テレビホールディングス(10.5%)
外部リンク http://www.mmt-tv.co.jp/
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宮城テレビ放送
英名 Miyagi Television
Broadcasting Co., Ltd.
放送対象地域 宮城県
ニュース系列 NNN
番組供給系列 NNS
略称 MMT
愛称 ミヤテレ
ミヤギテレビ
呼出符号 JOMM-DTV
呼出名称 ミヤギテレビデジタルテレビジョン
開局日 1970年10月1日
本社 983-8611
宮城県仙台市宮城野区日の出町
1-5-33
演奏所 本社と同じ
リモコンキーID 4
デジタル親局 仙台 24ch
アナログ親局 仙台 34ch
ガイドチャンネル 34ch
主なデジタル中継局 涌谷 24ch
主なアナログ中継局

気仙沼 37ch
女川 57ch
登米 56ch
石巻 55ch
栗駒 36ch
秋保 39ch
白石 36ch
柴田船迫 43ch

ほか
公式サイト http://www.mmt-tv.co.jp/
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株式会社 宮城テレビ放送(みやぎテレビほうそう、Miyagi Television Broadcasting Co., Ltd.)は、宮城県放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者である。

概要

通称・呼出名称はミヤギテレビ、愛称は『ミヤテレ』。NNNNNS系列フルネットで、東北地方に於ける日本テレビ系列の基幹局である。

本社スタジオは仙台市宮城野区日の出町。営業・事業部門は別に仙台市青葉区一番町仙台第一生命タワービルに拠点を置いている。

コールサインJOMM-DTV(仙台 24ch)、リモコンキーIDはキー局の日本テレビと同じ「4」。

カメイ株式会社の持分法適用関連会社であり、同社の代表取締役名誉会長が代表取締役会長を務めている。

東北地方の日本テレビ系列局では最後発ではあるが、東北ブロック基幹局として、東北6県(一部は新潟県も含む)ネットの番組をいくつか制作している。

開局当初のMMTはANNに加盟していたが、東北地方の日本テレビ系列局のうち、同様にかつてANNに加盟していた福島中央テレビテレビ岩手とは違い、朝日新聞テレビ朝日との資本関係は今日に至るまで一切ない。

宮城県内のテレビ局で唯一、社名に「テレビ」がつく。

略称の変遷

開局当初の略称は「MTB」、その後、コールサインと親局のアナログチャンネルである34から「mm34」に変更[1]。現在の略称である「MMT」1985年から使われている。ただし、ニュース番組などのタイトルに略称は用いていない[2]

本社・支局所在地・関連会社

  • 本社・演奏所 - 〒983-8611宮城県仙台市宮城野区日の出町1-5-33
  • 営業局・事業局 - 宮城県仙台市青葉区一番町4-6-1 第一生命タワービル14F
  • 東京支社 - 東京都中央区築地1-12-22 コンワビル4F
  • 大阪支社 - 大阪府大阪市北区堂島2-2-2 近鉄堂島ビル[3]14F
  • MTS 株式会社ミヤギテレビサービス - 仙台市宮城野区日の出町1-5-33 宮城テレビ放送内

資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[4][5][6][7]

2015年3月31日

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数
3億円 12億円 500円 600,000株
株主 株式数 比率
カメイ 135,000株 22.5%
読売新聞グループ本社 120,000株 20.0%
日本テレビ小鳩文化事業団 108,000株 18.0%
日本テレビホールディングス 063,000株 10.5%
宮城県 060,000株 10.0%
亀井文行 [8] 048,000株 08.0%

2003年3月31日

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
3億円 12億円 500円 600,000株 22
株主 株式数 比率
日本テレビ放送網 63,000株 10.50%
宮城県 60,000株 10.00%
亀井文蔵 [9] 60,000株 10.00%
読売新聞社 56,000株 09.33%
亀井文行 [10] 50,000株 08.33%
亀井昭伍 45,600株 07.60%
日本テレビ放送網文化事業団 45,000株 07.50%

1992年3月31日

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
3億円 12億円 500円 600,000株 25
株主 株式数 比率
日本テレビ放送網 60,000株 10.00%
宮城県 60,000株 10.00%
亀井文蔵 [11] 60,000株 10.00%
竹島栄吉 [12] 45,000株 07.50%
読売新聞社 42,000株 07.00%
福島民友新聞社 42,000株 07.00%
亀井昭伍 40,600株 06.76%
須田繁治 [10] 36,000株 06.00%
橘商事 33,000株 05.50%
能村裕 [13] 33,000株 05.50%
日本テレビ放送網文化事業団 24,000株 04.00%
宮本保 [10] 21,000株 03.50%

1978年3月31日

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
3億円 12億円 500円 600,000株 32
株主 株式数 比率
宮城県 60,000株 10.0%
亀井文蔵 [11] 48,000株 08.0%
佐藤源貞 46,200株 07.7%
読売新聞社 42,000株 07.0%
須田繁治 [10] 36,000株 06.0%
橘商事 33,000株 05.5%
能村裕 [12] 33,000株 05.5%
永井泰 [10] 33,000株 05.5%
今野幸治郎 [10] 33,000株 05.5%
山崎省吾 33,000株 05.5%
篠崎信一 [14] 24,000株 04.0%
宮本保 [10] 21,000株 03.5%

沿革

ネットワークの移り変わり

社史・記念誌

  • ミヤギテレビ10年史(宮城テレビ放送10周年記念事業実行委員会社報編集委員会 編) 1980年発行、647ページ。
  • ミヤギテレビ20年のあゆみ(宮城テレビ放送社史編集委員会 編) 1991年発行、52ページ。
  • ミヤギテレビ30年のあゆみ(ミヤギテレビ開局30周年記念委員会総務広報小委員会 企画編集) 2000年10月発行、138ページ。

主な番組

自社制作番組

県域放送
東北6県が16歳以下の選抜チームを編成し、毎年10月に宮城県サッカー場で行われるサッカーのトーナメント大会。大株主のカメイグループが冠スポンサーで、毎年2009年まで準決勝、決勝戦を宮城ローカルで放送。2010年はダイジェスト放送。
詳しくは同項を参照。
全国放送

東日本大震災により休止中の番組

日本テレビ系列の番組

制作局の表記のない番組は日本テレビ制作。

テレビ東京系列の番組

制作局の表記のない番組はテレビ東京制作。

その他

  • MUSIC LAUNCHER(水曜 25:59 - 26:29、千葉テレビ制作)
  • 映画の王様(土曜 24:55 - 26:50 内容により放送時間は異なる。)
主に洋画を中心とした映画が放送されるが、ルパン三世などの邦画も放送されることがある。
  • 感動地球紀行 世界遺産ものがたり(日曜 25:25 - 25:35または日曜 25:50 - 26:00)
  • 仙台ノ学園文化祭実行委員会(日曜 25:35 - 25:45または日曜 26:00 - 26:10)

終了した番組

自社製作番組

()内は当時放送されていた日時。

ニュース

テレビ東京系列の番組

アニメ

その他

KHB開局まで放送していたNETテレビ(現:テレビ朝日)系列の番組

★印はVTRネット、無印は同時ネット

MTB・mm34時代にネットされていた日本テレビ系列の番組

◇の番組はMMTになってからもネット。☆は現在も放送中。

アナウンサー

男性

女性

元アナウンサー(50音順)

男性

女性

スタジオ

  • Uスタジオ
宮城県(東北)で、仙台放送についで2番目に大きいスタジオ。2005年12月1日地上デジタルテレビ放送の開始によりこのスタジオが地上デジタル放送対応になり、「OH!バンデス」で使われるようになった。2008年10月からは「月刊 元気一番"生"テレビ」のリモートサブにも使われている。その前からも「ちょっとブレイクタイム」で使用していた。2010年4月からは「ミヤテレスタジアム」のセットも設置して、共同で使用している。
  • Jスタジオ
2005年11月30日まで「OH!バンデス」で使用していたスタジオ。地デジ開始後も「月刊 元気一番"生"テレビ」のリモートサブとしてしばらく使用されていた。現在は「ちょっとブレイクタイム」で使用されている。2009年11月29日放送の「おしゃれイズム」(ゲストは東北楽天岩隈久志投手)ではこのスタジオが使われたが、ハイビジョン放送設備が無いため標準画質での収録だった。
  • Nスタジオ
ミヤギテレビ情報センター(ニュースセンター)内にある報道専用のスタジオ。NNNミヤギテレビニュースミヤギnews every.を除く、全国ニュースのローカルパート部分で使用されている。

情報カメラ

送信所

デジタルテレビ

日本テレビ系列のリモコンキーID地図

アナログテレビ 2012年3月31日停波


完全移行以前に廃止されたアナログ中継局

  • 女川浦宿 45ch(2001年3月31日廃局)

オープニングとクロージング

  • 開局~1985年9月30日
  • 1985年10月1日略称変更後~1996年3月
  • 1996年4月2001年3月
    • オープニング 変更以降のBGMは不明。(イージーリスニング系)
    • エンディング 仙台の街中の夜の風景とミヤギテレビの大年寺山送信所のアンテナ空撮(アナウンスなし)[20]
  • 2001年4月~現在
    • ミテのうたバージョン(作曲:菅野よう子 唄:SAMPLY RED)アナログとデジタルではアニメーションの構成及び歌のアレンジが異なる)。また終夜放送がなかった2004年3月まではクロージングも放送されていた。内容はアナログ版のOPと同じだが、マスコットのミテのアニメーションと背景の色(OPは黄色、CLは青)が違う。また、アナログ版OPでは冒頭に『おはようございます。JOMM-TV、こちらはミヤギテレビです。ただいまからミヤギテレビの放送を開始いたします。今日もミヤギテレビの番組でお楽しみください』というナレーションが入り、その途中からミテのうたに入る格好となっていた。
  • 2004年4月から日テレNEWS24(開始当初はNNN24)終夜放送によりクロージングは廃止された。なお、メンテナンスの関係で日テレNEWS24の放送がない日、Oha!4 NEWS LIVEの第1部のみもしくは全編放送がない日であっても、夜明け前をイメージしたCGに局名告知のアナウンスのあと(これは2009年ごろから)「○○○○のため日テレNEWS24はお休みです。」または「本日都合により「○○」を休止します。ご了承下さい。」と表示されるのみでクロージングはない。
  • 2012年3月31日のアナログ特別エンディング
    • チャップリンの『スマイル』をBGMとし、まず開局当初のモノクロテストパターン(MTB時代、初期のロゴ入り)の再現を出し「JOMM-TV ミヤギテレビ」のテロップを表示した後、宇宙空間をイメージしたグラフィックで宮城テレビの歴代の自社制作番組を映し出し、最後に本社屋をランドサットから降下して最後に本社建物のアップと画面左上に「mm34」時代のモノクロテストパターンを沿え、最後にブラックバックでテストパターンを残し、「長い間ありがとう、そしてこれからも… ミヤテレ(現ロゴ)」の字幕を入れて、停波
    竹鼻純アナウンサーが担当したアナログ特別エンディングのナレーションは「JOMM-TV、こちらはミヤギテレビです。1970年10月より放送してまいりました、地上波アナログ放送は、本日をもって終了いたします。引き続き、デジタル放送でお楽しみ下さい。まもなく、アナログ放送を終了いたします。今まで本当にありがとうございました。そしてこれからも、ミヤテレで…」。

現在の1日の起点時間は、平日が午前4時00分、土曜日が午前4時53分、日曜日が午前4時45分である(2012年4月現在)。

東日本大震災による番組編成

脚注

  1. ^ 略称に親局のアナログチャンネル番号を用いた放送局は、宮城テレビ放送の他に富山県富山テレビ放送(T34。後にBBT)や新潟県新潟テレビ21(NT21。後にUX)の例がある。
  2. ^ 例:「NNNミヤギテレビニュース」など。なお、1990年前後の一時期には「NNN MMTニュース」が使われていた。また、1990年代初頭までOPやEDでは「MTB」が、使われていた。
  3. ^ 系列局では、日本テレビ放送網日本海テレビジョン放送の支社も入居。
  4. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2015』コーケン出版、2015年11月20日、237頁。 
  5. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、196頁。 
  6. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、191頁。 
  7. ^ 日本民間放送連盟『日本放送年鑑'78』洋文社、1978年12月、128頁。 
  8. ^ 宮城テレビ放送 社外取締役
  9. ^ 宮城テレビ放送 代表取締役会長
  10. ^ a b c d e f g 宮城テレビ放送 非常勤取締役
  11. ^ a b 宮城テレビ放送 代表取締役社長
  12. ^ a b 宮城テレビ放送 専務取締役
  13. ^ 宮城テレビ放送 取締役副社長
  14. ^ 宮城テレビ放送 監査役
  15. ^ なおNTV版『キユーピー3分クッキング』はMTB開局後も引き続き仙台放送でネットされたが1975年6月28日をもって終了。のちTBCで自社製作版がスタートしている(現在TBCではCBC版が放送中)。
  16. ^ 黒沼真里(ぐっどもーにんぐ)
  17. ^ 藤村由紀子(ぐっどもーにんぐ)
  18. ^ 育児休暇中であった安斎の穴埋めとなるべく契約アナとして入社。当初は安斎の育休期間内の穴埋め勤務だったが安斎が2011年4月に仕事復帰した。しかし、2010年10月に深井が産休・育休期間に入ってしまったため、2012年3月まで勤務した。
  19. ^ http://www.mmt-tv.co.jp/mmttower/
  20. ^ テレビ欄には「夜のしおり」という単独の番組として表記。その中で「今日も遅くまでご覧頂きありがとうございました。またあした」という字幕があった。そのままの流れで「夜のしおり」終了後にコールサイン等の技術情報が流れた)また、BGMは略称変更前のクロージングと同じである。

外部リンク

過去(MTB→mm34時代)