宮前区
みやまえく 宮前区 | |
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国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 神奈川県 |
市 | 川崎市 |
市町村コード | 14136-4 |
面積 |
18.61km2 |
総人口 |
234,812人 [編集] (推計人口、2024年3月1日) |
人口密度 | 12,618人/km2 |
隣接自治体 隣接行政区 |
川崎市(高津区、多摩区、麻生区) 横浜市(青葉区、都筑区) |
区の木 | サクラ |
区の花 | コスモス |
宮前区役所 | |
所在地 |
〒216-8570 神奈川県川崎市宮前区宮前平2丁目20番地5 北緯35度35分21秒 東経139度34分43秒 / 北緯35.58917度 東経139.57861度座標: 北緯35度35分21秒 東経139度34分43秒 / 北緯35.58917度 東経139.57861度 |
外部リンク | 宮前区役所 |
特記事項 | 世帯数:96,442世帯(2015年7月1日) |
ウィキプロジェクト |
宮前区(みやまえく)は、川崎市を構成する7行政区のうちの一つである。「人が好き 緑が好き まちが好き」という区のキャッチフレーズがある[1]。
地理
宮前区は多摩丘陵上に位置し、区全域で起伏に富んだ地形を有する。そのため、平地はいくつかの川に沿った地域および台地上の狭い地域のみである。そのため、坂が非常に多い。
当区がまだ存在しなかったころ、東急田園都市線開通までは都心に近い立地を生かした農業を行うのどかな農村の体であったが、同線の開通・東名高速道路東名川崎インターチェンジの設置以降、急速に人口が増加し、都市化が進んだ。もっとも、住民の多くは東京都内へ通勤・通学を行っており、東京のベッドタウンとしての位置づけが大きい。20万人の人口を有しながら高校が1校しかないことがそれを物語っている。商業的にも高津区・青葉区・そして東京都内の比重が大きい。
隣接している自治体・行政区
歴史
この地域は古くから人の定着があったらしい。東高根遺跡や馬絹古墳などの遺跡があるほか、影向寺は7世紀の創建で県内屈指の古刹という。
近世は、水はけの良い地質から畑作農業が中心となり、江戸・東京に近い立地から、果物の栽培や花の栽培が行われていた。昭和初期に地域は川崎市に編入されて同市の一部となるが、その後も戦後しばらくは交通過疎地帯であるために、のどかな農村の体を有していたようである。
もっとも、1966年(昭和41年)の田園都市線開通によって地域は激変する。東京に近いという立地から、東京のベッドタウンとして人口が急激に増加し、街も都市化する。宮前区は当初、高津区の一部に含まれていたが、人口が増加したためにその後に分区され、現在に至っている。
年表
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、橘樹郡宮前(みやさき)村、向丘(むかおか)村ができる。
- 1938年(昭和13年)10月1日 - 向丘村、宮前村が川崎市に編入される。
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 川崎市の政令指定都市移行に伴い、高津区発足。
- 1982年(昭和57年)7月1日 - 高津区より分区され宮前区が発足[1]。
区名の由来
宮前区の名前は、宮前区の地域を構成した村のひとつ、宮前村に由来する[1]。宮前村は「みやさきむら」と読むが、宮前区が成立した際に漢字のみを継承し、読みは平易なものに改められた。
- なお、逆に読みの方を継承するのが宮前区内の地名「宮崎」(ただし、「みやざき」)である。
宮前村成立時、村の中央に役場が置かれたのであるが、その村役場の置かれた地が女躰権現社(現馬絹神社)から梶ヶ谷にかけての字名「馬絹村字宮ノ前(みやのまえ)」であったことが宮前村の名前の由来である。「宮ノ前」とは同社の前の土地という意味である[1]。
地域
宮前区内では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。川崎市の町名の丁目にはアラビア数字が広く採用されており、官報告示等において漢数字表記されている場合であっても、ここではアラビア数字で統一している。
宮前区役所管内 | |||||
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町名 | 町名の読み | 設置年月日 | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施直前の町名 | 備考 |
けやき平 | けやきだいら | 1985年11月5日 | 1985年11月5日 | 向ケ丘の一部 | |
神木1・2丁目 | しぼく | 1971年11月1日 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |
馬絹 | まぎぬ | 1938年10月1日 | 未実施 | (住居表示検討地区) | |
小台1・2丁目 | こだい | 1975年2月1日 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |
土橋1〜7丁目 | つちはし | 1972年2月1日(1) | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |
1976年5月1日(2〜7) | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |||
有馬1〜9丁目 | ありま | 1978年6月5日 | 1978年6月5日 | 有馬、馬絹の各一部 | |
東有馬1〜5丁目 | ひがしありま | 1989年2月27日 | 1989年2月27日 | 有馬の全部及び野川の一部 | |
野川 | のがわ | 1938年10月1日 | 未実施 | (住居表示検討地区)高津区に属する部分を除く。 | |
宮崎 | みやざき | 1951年 | 未実施 | ||
宮崎1〜6丁目 | みやざき | 1972年2月1日 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |
宮前平1〜3丁目 | みやまえだいら | 1972年2月1日 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |
鷺沼1〜4丁目 | さぎぬま | 1966年8月1日 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |
梶ケ谷 | かじがや | 1938年10月1日 | 未実施 | ||
向丘出張所管内 | |||||
町名 | 町名の読み | 設置年月日 | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施直前の町名 | 備考 |
菅生ケ丘 | すがおがおか | 1989年9月25日 | 1989年9月25日 | 菅生の全部 | |
水沢1〜3丁目 | みずさわ | 1988年2月29日 | 1988年2月29日 | 向ケ丘のうち本区に属する部分の全部及び菅生の一部 | |
潮見台 | しおみだい | 1988年2月29日 | 1988年2月29日 | 菅生の一部 | |
初山1・2丁目 | はつやま | 1986年11月23日 | 1986年11月23日 | 菅生、向ケ丘の各一部 | |
菅生1〜6丁目 | すがお | 1986年11月23日 | 1986年11月23日 | 菅生、向ケ丘の各一部 | |
犬蔵1〜3丁目 | いぬくら | 1986年11月23日 | 1986年11月23日 | 菅生、向ケ丘の各一部 | |
平1〜6丁目 | たいら | 1985年11月5日 | 1985年11月5日 | 平、向ケ丘、五所塚2の各一部 | |
神木本町1〜5丁目 | しぼくほんちょう | 1982年7月1日 | 1982年7月1日 | 長尾の全部及び向ケ丘、五所塚1、上作延の各一部 | |
五所塚1・2丁目 | ごしょづか | 1961年4月15日 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |
南平台 | なんぺいだい | 1985年11月5日 | 1985年11月5日 | 平、向ケ丘の各一部 | |
白幡台1・2丁目 | しらはただい | 1971年10月19日 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 |
産業
産業の中心は鷺沼駅である。
姉妹都市・友好都市
教育
大学・短期大学
高校
中学校
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小学校
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交通
鉄道
中心となる駅:鷺沼駅
- 東京急行電鉄
- 東日本旅客鉄道 武蔵野線
- 府中本町駅 - 梶ヶ谷貨物ターミナル駅間の生田トンネル区間と梶ヶ谷貨物ターミナル駅構内
路線バス
道路
- 高速道路
- 一般国道
- 主要地方道
- 神奈川県道13号横浜生田線(浄水場通り)
- 神奈川県道45号丸子中山茅ヶ崎線(中原街道)
- 市道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡
観光・レジャー
その他
宮前区出身の有名人
- 塀内夏子(漫画家)
- 高井雄平(東京ヤクルトスワローズ)
- ベッキー(タレント)
- 森本貴幸(ジェフユナイテッド市原・千葉)
- HARCO(ミュージシャン)
- 織田裕二(俳優)
- 木口亜矢(タレント)
- 丸居沙矢香(アイドル)