実入バイパス

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国道128号標識
国道128号標識

実入バイパス(みいりばいぱす)は、千葉県鴨川市に計画・整備されている国道128号バイパス道路である。

概要

天津バイパスの終点より、既存の国道の実入トンネルを山側の北へ迂回する形で、小湊方面へと入る計画である。

要目

  • 起点 鴨川市天津 天津バイパス終点付近
  • 終点 鴨川市内浦 県民の森公園入り口交差点付近
  • 全長 900m
  • 構造物 「新実入トンネル(仮称)」 700m
  • 車線 暫定2車線の予定

計画に至るまで

実入バイパス計画まで至るまでの原因を以下に列挙する。

  • 既存の実入トンネルは老朽化が進んでいる。
  • トンネルが狭隘で大型車のすれ違いが困難なこと。
  • 悪天候時に土砂崩れなどでトンネルが通行止めになることが過去に2回あった。
  • 通行止めになると、最重要道路かつ外房地域の大動脈である国道の一部、鴨川、勝浦間の自動車往来が不可能になっていた。
  • 国道128号は沿線に大型医療施設の亀田総合病院があることで、緊急医療搬送のルート、災害時の「緊急輸送道路ネットワーク(一次路線)」にも指定されており、通行止めになると、大問題が発生してしまう。

そのため、地元の市や市議会、観光協会などが国土交通省へ建設を依頼した。

2017年度末までの開通を目指す[1]

補足

脚注

  1. ^ 3か年で実入トンネル/県安房土木/県予算に債務19億円