奥戸

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奥戸
葛飾区総合スポーツセンター
葛飾区総合スポーツセンター
奥戸の位置(東京23区内)
奥戸
奥戸
奥戸の位置
北緯35度44分15.59秒 東経139度51分43.61秒 / 北緯35.7376639度 東経139.8621139度 / 35.7376639; 139.8621139
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 葛飾区
地域 奥戸・新小岩地域
人口
2017年(平成29年)12月1日現在)[1]
 • 合計 21,106人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
124-0022[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 葛飾
※座標は葛飾区総合スポーツセンター付近[4]

奥戸(おくど)は、東京都葛飾区南部の地名である。現行行政地名は奥戸一丁目から九丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号は124-0022[2]

地理

葛飾区南部に位置する。北で高砂細田、東には江戸川区西小岩上一色、南は東新小岩、西は中川を挟んで立石東立石と隣接する。町域内は住宅地として利用されるが、森永乳業をはじめとする工場や、近郊農地がわずかに残っている。現在その多くは宅地造成されているものの、中川や農業用水路に挟まれた古くからの低湿地帯である。

東京都道318号環状七号線(環七通り)が町の中央を南北に走っており、奥戸街道が町を東西に横切っている。奥戸一 - 八丁目は新中川南西岸に所在するが、九丁目のみは北東岸に分断された形で位置する。後述するように、かつては奥戸全域が陸続きであったが、この町域分断は後に新中川が開削されたことによって形成された。

地価

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、奥戸6-17-15の地点で23万3000円/m2となっている。[5]

歴史

南葛飾郡奥戸村の中心地であり、新中川の三和橋付近に町役場があった(跡地は水没)。1930年に昇格し、1932年に奥戸町は葛飾区に編入された。旧奥戸村の区域は、現在の奥戸のほか、高砂、細田、鎌倉や東新小岩、新小岩、西新小岩の各一部に相当する。太平洋戦争後、町域東側に新中川(中川放水路)が開削され、1963年3月に開通した。

地名の由来

町域西端には古くより中川が流れており、船による河川を利用した水運が発達していたことから、「奥津」となっていたものが転訛して「奥戸」になったと考えられている。

世帯数と人口

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
奥戸一丁目 914世帯 2,081人
奥戸二丁目 2,366世帯 5,002人
奥戸三丁目 1,478世帯 3,075人
奥戸四丁目 1,110世帯 2,452人
奥戸五丁目 970世帯 2,001人
奥戸六丁目 911世帯 1,925人
奥戸七丁目 779世帯 1,764人
奥戸八丁目 679世帯 1,526人
奥戸九丁目 661世帯 1,280人
9,868世帯 21,106人

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6][7]

丁目 番地 小学校 中学校
奥戸一丁目 全域 葛飾区立南奥戸小学校 葛飾区立上平井中学校
奥戸二丁目 1~33番
37~44番
葛飾区立奥戸中学校
その他 葛飾区立奥戸小学校
奥戸三丁目 全域 葛飾区立南奥戸小学校 葛飾区立上平井中学校
奥戸四丁目 全域 葛飾区立上小松小学校
奥戸五丁目 全域 葛飾区立奥戸小学校
奥戸六丁目 全域 葛飾区立奥戸中学校
奥戸七丁目 全域
奥戸八丁目 全域
奥戸九丁目 全域

交通

町内に鉄道駅がない代わりに、葛飾区の要請により新小岩駅亀有駅京成立石駅小岩駅などからの京成タウンバス路線が発達している。

道路・橋梁

道路
橋梁

施設

公共施設
教育機関
商業・企業

史跡・寺社

脚注

  1. ^ a b 葛飾区の世帯と人口”. 葛飾区 (2017年12月1日). 2017年12月18日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年12月18日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月18日閲覧。
  4. ^ Google Mapより
  5. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  6. ^ 葛飾区小学校通学区域一覧”. 葛飾区 (2015年12月16日). 2017年12月18日閲覧。
  7. ^ 葛飾区中学校通学区域一覧”. 葛飾区 (2015年12月16日). 2017年12月18日閲覧。