奏乃はると
奏乃 はると(そうの はると、4月3日 - )は宝塚歌劇団・雪組に所属する男役(副組長)。
東京都清瀬市、吉祥女子高等学校出身。公称身長168cm。愛称はにわ、はると。
略歴
- 1999年4月、宝塚歌劇団入団。入団時の成績は40人中12番[1]。雪組『再会/ノバ・ボサ・ノバ』にて初舞台を踏み、同年10月4日[1]より雪組に配属される。
- 2006年から2009年まで、TAKARAZUKA SKY STAGEのスカイレポーターズを務め、2011年の大凪真生の退団に伴い、再びスカイレポーターズを務めている。
- 2014年9月1日付で、雪組副組長に就任。
主な舞台出演
- 2001年2月、『猛き黄金の国 -士魂商才!岩崎彌太郎の青春-』新人公演:小栗上野介(本役:未来優希)/『パッサージュ -硝子の空の記憶-』
- 2002年5月、『追憶のバルセロナ』新人公演:エンセナダ(本役:未来優希)/『ON THE 5th -ヴィレッジからハーレムまで-』
- 2002年10月、『ホップ スコッチ -Hopscotch 石けり-』(バウ・東京特別公演)サム・クレメンス
- 2003年1月、『春麗の淡き光に -朱天童子異聞-』検非違使の役人、新人公演:藤原兼家(本役:汝鳥伶)/『Joyfull!!』
- 2003年3月、『春ふたたび/恋天狗』(バウ)権六
- 2003年6月、『アメリカン・パイ』(バウ・東京特別公演)ピート
- 2003年8月、『Romance de Paris』新人公演:シルヴァン(本役:天希かおり)/『レ・コラージュ -音のアラベスク-』
- 2004年1月、『Romance de Paris』フレデリック/『レ・コラージュ -音のアラベスク-』(中日公演)
- 2004年4月、『スサノオ -創国の魁(さきがけ)-』新人公演:タヂカラオ(本役:天希かおり)/『タカラヅカ・グローリー!』
- 2004年11月、『青い鳥を探して』新人公演:アンソニー(本役:立ともみ)/『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』
- 2005年4月、『さすらいの果てにあの日みた夢に』(バウ・東京特別公演)ゴッドレー警部
- 2005年6月、『霧のミラノ』カミーロ、新人公演:マッシモ・バレッティ(本役:汝鳥伶)/『ワンダーランド』
- 2005年11月、『DAYTIME HUSTLER ~愛を売る男~』(バウ・東京特別公演)バートン
- 2006年2月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』衛兵隊士
- 2006年7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』(全国ツアー)フランソワ
- 2006年8月、『エンカレッジ・コンサート』
- 2006年9月、『堕天使の涙』デュラン・ジルダン/『タランテラ!』
- 2007年2月、『ノン ノン シュガー!!』(バウ)ムース
- 2007年5月、『エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-』ラウシャー
- 2007年10月、『星影の人』永倉新八/『Joyfull!!Ⅱ』(全国ツアー)
- 2008年1月、『君を愛してる-Je t'aime-』公証人/『ミロワール』
- 2008年8月、『ソロモンの指輪』護衛官/『マリポーサの花』
- 2009年1月、『忘れ雪』(バウ・東京特別公演)菊池四郎
- 2009年3月、『風の錦絵』マルケス/『ZORRO 仮面のメサイア』
- 2009年7月、『ロシアン・ブルー -魔女への鉄槌-』セルゲイ・エイゼンシュテイン/『RIO DE BRAVO!!』
- 2009年11月、『情熱のバルセロナ』カルロス/『RIO DE BRAVO!!』(全国ツアー)
- 2010年2月、『ソルフェリーノの夜明け』御者ヘルティ/『Carnevale 睡夢』
- 2010年6月、『ロジェ』ゲルハルト/『ロック・オン!』
- 2010年10月、『オネーギンEvgeny Onegin -あるダンディの肖像-』(東京特別・バウホール)セルゲイ/コンスタンチン・ラフスキー
- 2011年1月、『ロミオとジュリエット』ロレンス神父
- 2011年4月、『黒い瞳』ズーリン/『ロック・オン!』(全国ツアー)
- 2011年7月、『ハウ・トゥー・サクシード』(梅田芸術劇場)マシューズ
- 2011年9月、『仮面の男』酒場の男/『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』
- 2011年12月、『Samourai(サムライ)』(ドラマシティ・東京特別)ノエル
- 2012年3月、『ドン・カルロス』異端審問長官/『Shining Rhythm』
- 2012年8月、『双曲線上のカルテ』(バウ・東京特別)クレメンテ・ブルーノ
- 2012年10月、『JIN-仁-』鈴屋 彦三郎/『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』
- 2013年2月、『若き日の唄は忘れじ』里村左内/『Shining Rhythm! -新たなる誕生-』(全国ツアー)
- 2013年4月、『ベルサイユのばら -フェルゼン編-』プロヴァンス伯爵
- 2013年8月、『若き日の唄は忘れじ』石栗弥左衛門/『ナルシス・ノアールII』(全国ツアー)
- 2013年11月、『Shall we ダンス?』クリストファー/『CONGRATULATIONS 宝塚!!』
- 2014年3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』(全国ツアー)ブイエ将軍
- 2014年6月、『一夢庵風流記 前田慶次』前田利家/『My Dream TAKARAZUKA』
- 2014年10月、『パルムの僧院 - 美しき愛の囚人 -』(バウ)ファビオ・コンティ
- 2015年1月、『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-』メルシー伯爵/『ファンシー・ガイ!』
- 2015年5月、『星影の人』近藤勇/『ファンシー・ガイ!』(博多座)
- 2015年7月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』久世正行/『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』
- 2015年11月、『銀二貫』(バウ)嘉平 *予定
脚注
- ^ a b 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、P111。ISBN 9784484146010
関連項目
- 東京都出身の人物一覧
- 轟悠(奏乃入団時の雪組トップスター。在団年:1985年 - 現在)