太田雄三

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太田 雄三(おおた ゆうぞう、1943年5月23日 - )は、カナダ在住の比較文学者。マギル大学名誉教授。

来歴[編集]

東京大学教養学部イギリス分科卒業、1967年、同大学院比較文学比較文化専攻に進学。1971年同助手、1974年カナダのマギル大学講師として赴任、1977年『内村鑑三-その世界主義と日本主義をめぐって』で東大から文学博士号取得、マギル大学歴史学教授。2013年定年退任、名誉教授[1]早稲田大学客員教授などを務めた。

人物[編集]

人物伝を中心として研究・執筆を行う。ラフカディオ・ハーンに対して批判的な立場をとり、バジル・ホール・チェンバレンを優れた日本学者として評価し、研究室の先輩に当たる平川祐弘と論争になったこともある。

著書[編集]

脚注[編集]