大島ミチル

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大島ミチル
生誕 (1961-03-16) 1961年3月16日(63歳)
出身地 日本の旗 日本 長崎県長崎市
学歴 国立音楽大学作曲科
ジャンル 映画音楽劇伴
職業 作曲家編曲家
活動期間 1980年代 - 現在
事務所 ロックリバー株式会社
公式サイト 公式ウェブサイト

大島 ミチル(おおしま ミチル、1961年3月16日 - )は日本の作曲家編曲家長崎県長崎市出身。所属事務所はロックリバー株式会社。

経歴

3人姉弟の次女として生まれる。父親が長崎放送の社員だったため、長崎放送の社宅に住んでいた。純心女子高校を経て、国立音楽大学作曲科卒業。音楽理論島岡譲に師事し、徹夜で課題をこなす日々を送った[1]。在学中に合唱交響曲『御誦(おらしょ)』を発表[2]

主に映画音楽を手掛けることで有名である。精細なメロディー、厚みのある豪快なオーケストレーションが特徴。

式部

1990年代前半には、篠崎正嗣とユニット「式部」を結成していた。NHKスペシャル大英博物館』『ドキュメント太平洋戦争』で音楽を担当している。

受賞

作品

純音楽

  • 交響曲第一番「御誦」
  • 交響曲第二番「Since 1945」(2015年)
  • 弦楽四重奏曲「For the East」(2005年)
  • アルトサクソフォンと管弦楽のための断章(2009年、初演:2009年5月30日ティアラこうとう、指揮:宮本文昭、アルトサクソフォン:ダニエル・グルメル)
    1. 気狂いと悪魔たちと女
    2. 水の文(あや)
    3. 終わりなき道
  • Memories『27の小品~ヒラリー・ハーン・アンコール』(第57回グラミー賞「ベスト・チェンバー・ミュージック/スモール・アンサンブル・パフォーマンス」部門受賞アルバム)委嘱作
他多数。

合唱曲

映画

他多数。

テレビドラマ

ゲーム

アニメ

その他のテレビ番組

舞台

施設・博覧会音楽

  • 浜名湖花博(静岡国際園芸博)テーマソング(2004年)
  • 愛知万博 三菱未来館『もしも月がなかったら』(2005年)

イベント

市町村歌・社歌・校歌

関連項目

脚注

  1. ^ 熱く音楽理論 「軸」定まる…作曲家 大島ミチルさん”. 読売新聞 (2013年11月25日). 2015年10月31日閲覧。
  2. ^ 小峰正博. “第8回 大島ミチル先生”. 日本テレビ音楽. 2015年10月31日閲覧。
  3. ^ 第39回日本アカデミー賞優秀賞決定!”. 日本アカデミー賞公式サイト. 2016年1月22日閲覧。

外部リンク