堺線香工業協同組合

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堺線香工業協同組合(さかいせんこうこうぎょうきょうどうくみあい)は、堺市内の線香製造メーカーによる業界団体である。前身の沈香屋仲間は天正年間以前に遡る。

概要

  • 所在地 - 大阪府堺市堺区市之町東3丁2-3
  • 代表 - 代表理事 冨田和弘
  • 沿革
    • 天正年間(1573~1591) - 以前に組合設立。
    • 寛文5年(1665年) - 諸商仲間組合解散令にて解散。
    • 享保15年(1730年) - 沈香屋仲間、線香屋仲間の二派により組合結成 。
    • 明治4年(1871年) - 諸商業株解散の令で解散。
    • 明治8年(1875年) - 堺県税提出の為、沈香組合合併し、堺線香香具商仲間として税提出。
    • 明治14年(1881年) - 府知事の許可を得て仲間規約を制定(大阪府甲第222号)。堺薫物線香商組合に改名。
    • 昭和44年(1969年) - 4月 堺線香工業協同組合設立 。
  • 主な事業
    • 線香及び原材料の取扱
    • 販路開拓を図るための展示会、品評会等の開催、及び参加
    • 経営及び技術の向上のための研究


主な加盟企業

主な取り組み

堺線香グローカルプロジェクト

2007年度おおさか地域創造ファンドの助成金を受け、大阪府立堺工科高等学校と協働し、江戸時代後期から大正時代前期まで使用されていた線香の「押し出し機」を復元する。これを用いて市内の小中学校やイベンドなどで「線香づくり体験」を実施する。

この押し出し機を活用して土・日曜日を中心に、常設の会場やイベントにおいて、観光客を対象とする自分で香りを調合した「世界でたったひとつの線香づくり」体験を実施する。

外部リンク