国頭

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  国頭。ただし伊平屋村伊是名村は地図外。
  北山(山北)。
  中山(山中)。
  南山(山南)。

国頭(くにがみ、くんじゃん)は、沖縄本島(および周辺島嶼)の北東地域である。国頭地方国頭地区国頭方カミ

沖縄本島は北東から南西に国頭・中頭島尻に三分され、国頭はその1つである。中心都市は名護市

沖縄本島に関しては、比較的山の多い森林地帯である山原(やんばる)にほぼ一致する。ただしそのほか、本島に比較的近い離島にある伊江村伊平屋村伊是名村を含む。

歴史

沖縄本島を三分する体制は14~15世紀の三山時代に由来し、国頭は三山のうち北山領地にあたる。

1673年に金武間切の一部と読谷山間切の一部が恩納間切(のちの恩納村)となった。のちに恩納村は国頭とみなされたため、国頭と中頭の境は北山と中山の境より東シナ海側で南に伸びている。

1896年郡制施行では国頭郡が置かれた。ただし1970年名護市が郡を離脱したため、現在では国頭郡+名護市にあたる。また1972年には、歴史的には国頭に属す伊是名村伊平屋村が国頭郡から島尻郡に移管された。ただし県議会選挙区では国頭郡選挙区に属するなど不統一もある。

市町村

市町村コード順。

苗字と氏族

国頭奥間(現在の国頭郡国頭村奥間)の鍛冶屋布衣時代尚円王を支援した功により三司宮国頭親方になった。国頭が深い関連がある[要説明]