名古屋芸術大学短期大学部
名古屋芸術大学短期大学部 | |
---|---|
大学設置 | 1963年 |
創立 | 1957年 |
廃止 | [[{{{廃止年}}}]] |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人名古屋自由学院 |
本部所在地 | 愛知県北名古屋市熊乃庄古井281 |
学部 |
保育科 音楽科 器楽専攻[1][2] 声楽専攻[1][2] 文科 国文専攻[3][4] 英文専攻[1][4] 児童教育科 第一部[5] 第二部[5] |
名古屋芸術大学短期大学部(なごやげいじゅつだいがくたんきだいがくぶ、英語: Junior College Nagoya University of ArtsまたはNagoya University of Arts Junior College [6])は、愛知県北名古屋市熊乃庄古井281に本部を置いていた日本の私立大学である。1963年に設置。大学の略称は名芸短。学生募集は2006年度まで[7]。2007年度より名古屋芸術大学への全面改組により短期大学は学生募集を停止し、2008年7月31日正式廃止[8]。
概要
大学全体
- 学校法人名古屋自由学院により運営されていた日本の私立短期大学。1963年、名古屋自由学院短期大学として設置された。当初は保育科のみの単科短大だったが、順次学科の増設により最大昼間部4学科(うち2学科4専攻)と夜間部1学科体制となったが、最終的には2学科体制となる。
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 名古屋芸術大学短期大学部における建学の精神は「至性奉仕」となっている。
教育および研究
- 保育者の養成は短大設置当初から行われており、系列となっている幼稚園での教育実習もとり行われていた。
学風および特色
- 当初は女子のみを対象とした短大だったが、学名変更と同時に男女共学となった。
沿革
- 1957年 名古屋自由学院幼稚園教員養成所が創設される。
- 1963年 名古屋自由学院短期大学(なごやじゆうがくいんたんきだいがく、英語: Nagoya Jiyu Gakuin Junior College)として開学。当初は昭和区緑町1にあった。
- 保育科:在学生数は50[9]
- 1965年 昭和区から師勝町へ移転。
- 1966年 文科を増設:在学生数は56[10]
- 国文専攻
- 英文専攻
- 1967年 音楽科を増設:在学者数は87[11]
- 1974年 児童教育科を増設:在学者数の記載なし[12]
- 1975年 音楽科を2つの専攻に分離
- 器楽専攻
- 声楽専攻
- 1978年 児童教育科に第二部を設置し、以下の課程とする。
- 児童教育科
- 第一部
- 第二部:在学者数は30[13]
- 児童教育科
- 2000年 文科を除く全ての学科を共学化。
- 2001年 名古屋芸術大学短期大学部に改称
- 2006年 募集終了。
- 2008年7月31日正式廃止[8]。
基礎データ
所在地
- 愛知県北名古屋市熊乃庄古井281
教育および研究
組織
学科
専攻科
- なし
別科
- なし
取得資格について
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
- 名古屋芸術大学短期大学部活動していたクラブ活動
学園祭
スポーツ
- バドミントン部がとりわけ盛んであり、愛知県私立短期大学体育大会で男子部が優勝、シングルスで3位、女子ダブルス3位の成績を修めている。
大学関係者と組織
大学関係者一覧
大学関係者
歴代学長
代 | 氏名 | 備考 |
---|---|---|
初代 | 福田嘉太郎 | - |
2代 | 水野純子 | 1972年度・74年度版の『全国学校総覧』では「水野欽子」となっているがこれらは誤りである。 |
3代 | 川村敏三 | - |
4代 | 種橋正徳 | - |
5代 | 森川恭巌 | - |
6代 | 大島俊三 | - |
施設
キャンパス
- A館・B館・C館・D館・E館・F館が建てられた[14]。
学生食堂
- F館の1階に置かれていた[14]。
寮
- 名古屋芸術大学短期大学部(旧・名古屋自由学院短期大学)には「師勝寮」と呼ばれる学生寮がキャンパス近隣にあった[14]。
対外関係
系列校
卒業後の進路について
就職について
- 保育科:在学中に取得した資格や免許を活かして保育所や幼稚園への就職する人が多い。名古屋芸術大学附属クリエ幼稚園・滝子幼稚園など多数。
- 文科
- 音楽科(器楽専攻・声楽専攻含む):河合楽器製作所・中部楽器・ヤマハ音楽振興会などの音楽教室講師や中学校の音楽教師など音楽に関連した職に就く人が少なからずいる。名鉄グランドホテルをはじめ一般企業への就職者もいる[15][14]。
- 児童教育科(Ⅰ部・Ⅱ部含む):幼稚園や小学校での教師として活躍している人が少なからずいるものと考えられる。
編入学・進学実績
- 保育科:名古屋市立大学・中部学院大学・桜花学園大学・日本福祉大学ほか[15][14]
- 文科
- 音楽科(器楽専攻・声楽専攻含む):武蔵野音楽大学ほか[15][14]
- 児童教育科(Ⅰ部・Ⅱ部含む):横浜国立大学・愛知教育大学・佛教大学ほか[15]
附属学校
- かつて、名古屋自由学院短期大学付属第二幼稚園を擁していた。
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『短期大学一覧』
- 『教員養成課程認定大学・短期大学等総覧』(全国高等学校長協会編。第一法規出版)
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『名古屋自由学院短期大学』入学案内小冊子
- 『名古屋芸術大学短期大学部』入学案内冊子。
出典および注釈
- ^ a b c d e f 1999年度入学生までの募集。
- ^ a b c d 2001年3月31日廃止。
- ^ a b 2000年度入学生までの募集。
- ^ a b c d 2002年5月29日正式廃止。
- ^ a b c d 1998年度入学生までの募集。2001年5月29日正式廃止。
- ^ CiNii雑誌-名古屋芸術大学短期大学部研究紀要-より
- ^ 保育科、音楽科のみ。
- ^ a b 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』278頁より。
- ^ 昭和39年度版『全国学校総覧』(以下『総覧』と略す。)30頁より。
- ^ 昭和42年度版『総覧』36頁より。
- ^ 昭和43年度版『総覧』37頁より。
- ^ 昭和50年度版『総覧』45頁より。
- ^ 昭和54年度版『総覧』47頁より。
- ^ a b c d e f g h i 2006年度入学案内小冊子より。
- ^ a b c d e f g h i 2000年度入学案内小冊子より。