同一説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Ellsiemall (会話 | 投稿記録) による 2013年12月31日 (火) 04:28個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎外部リンク)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

同一説(どういつせつ、: Identity theory)は、心身問題に関する立場の一つで、心の状態やプロセスというのは、脳の状態やプロセスそのもののことだ、という考え方のこと(英語圏では一般に "Mind is Brain" といった形で、be動詞を強調することによって同一説の持つ考えを提示する)。心脳同一説とも呼ばれる。心の哲学という分野において、物理主義(物的一元論)の一種として、二元論一般と対立する文脈で語られる。

関連項目

関連文献

日本語のオープンアクセス文献

  • 米沢 克夫 「科学的唯物論と意識 心脳同一説の検討」 科学基礎論研究 Vol.12, No.2 (1975) pp.71-78 PDF
  • 鈴木 登 「クリプキの同一説批判」 哲学 Vol.1984, No.34 (1984) pp.173-183 PDF

外部リンク