南原實

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南原 實
人物情報
生誕 (1930-11-12) 1930年11月12日
日本の旗 日本東京都
死没 2013年11月12日(2013-11-12)(83歳)
出身校 東京大学
学問
研究分野 文学(ドイツ文学)
研究機関 東京大学
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南原 實(なんばら みのる、1930年11月12日 [1] - 2013年11月12日)は、ドイツ文学者。東京大学名誉教授。

人物[編集]

1930年、東京府生まれ。武蔵高等学校を経て、東京大学文学部独文科卒、同大学院へ進学。

1969年に東京大学教養学部助教授(ドイツ語)に就任、後に教授昇進。1991年、定年退官と同時に名誉教授。2013年11月12日に膵臓がんのため死去[2]。82歳没。

研究内容・業績[編集]

家族・親族[編集]

著書[編集]

  • 『失われた神話への旅ギリシア』白水社 1982
  • 『聖なる森への旅ルーマニア』白水社 1984
  • ヤコブ・ベーメ 開けゆく次元』哲学書房 1991
  • 『未来を生きる君たちへ』新思索社 2005
  • 『極性と超越 ヤコブ・ベーメによる錬金術的考察』新思索社 2007

翻訳[編集]

  • ベルジャーエフ著作集 第5巻 精神と現実 神人的精神の基礎』白水社 1960
  • 『クレーの日記』新潮社 1961。新版1987ほか
  • レイチェル・カーソン『生と死の妙薬 自然均衡の破壊者化学薬品』新潮社 1964
  • アントン・ミルコ・コクターネク『シュペングラー ドイツ精神の光と闇』加藤泰義共訳 新潮社 1972
  • パウル・クレー『無限の造形』新潮社 1981。2分冊
  • 『クレーの手紙』新潮社 1989
  • ヤコブ・ベーメ キリスト教神秘主義著作集 第13巻』教文館 1989

共編[編集]

  • 『現代独和辞典』ロベルト・シンチンゲル、山本明共編 三修社 1973
  • 『現代和独辞典』シンチンゲル、山本明共編 三修社 1980 

参考[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]