北見

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北見(きたみ)は、北海道北東部に位置し、オホーツク海に面した地域。および、その地域の中心都市

概要[編集]

過去のこの地域の通称「北海岸」と快晴の日に樺太が「見」える事から、松浦武四郎によって命名された。かつて「北見」とも称した東京都喜多見にはアイヌ語語源説があるが、当地はアイヌ語由来の地名ではない。

元来は、道東から道北にかけて、北見山地オホーツク海に挟まれた広大な地域を指す。2006年に北見市が周辺の常呂町留辺蘂町端野町と合併して以降は、特に沿岸部の旧常呂町域を除いた北見盆地周辺(いわゆる北見内陸地域)を指すことも多い。

北見市[編集]

北海道オホーツク総合振興局管内の道東道北において帯広釧路に次ぐ規模の北見都市圏を形成している。元々は野付牛(アイヌ語の「ヌプンケシ(野の果て)」という語が転化した)と称していた。

北見国[編集]

明治時代に北海道に置かれた令制国。現在のオホーツク総合振興局及び宗谷総合振興局の一部にあたり、北見山地オホーツク海に挟まれた地域。

その他の「北見」[編集]

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関連項目[編集]