初音ミク
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| キャラクター・ボーカル・シリーズ01 初音ミク |
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|---|---|
| 開発元 | クリプトン・フューチャー・メディア |
| 最新版 | (2007年8月31日) |
| 対応OS | Windows XP、Vista、7 |
| 種別 | 音声合成、DTM、ボーカルシンセサイザー |
| ライセンス | プロプライエタリ、(キャラクターの利用についてはピアプロ・キャラクター・ライセンス) |
| 公式サイト | クリプトン | VOCALOID2特集 |
初音ミク(はつね みく、HATSUNE MIKU)は2007年8月31日にクリプトン・フューチャー・メディアから発売された音声合成・デスクトップミュージック (DTM) ソフトウェアの製品名、およびキャラクターとしての名称である。「キャラクター・ボーカル・シリーズ(CVシリーズ)」の第1弾として発売された。
ヤマハの開発した音声合成システム『VOCALOID2』を採用したボーカル音源の1つで、メロディと歌詞を入力することで、合成音声によるボーカルパートやバックコーラスをパソコン上で作成することができる。また、声に身体を与えることでより声にリアリティを増すという観点から[1]女性のバーチャルアイドルのキャラクターが設定されている。
発売直後より初音ミクで作成された楽曲やキャラクターイメージを用いた動画がニコニコ動画をはじめとする動画投稿サイトに次々と投稿されたことで人気に火がつき、DTMソフトウェアとしては異例のヒット商品となった。初音ミクを用いて数多くの作品が発表されており、その一部は音楽CD等の形で販売されている。キャラクターとしての人気も高く、フィギュアをはじめとするキャラクター商品が多数発売されている。
目次 |
[編集] 概要
初音ミクはクリプトン・フューチャー・メディア(以下クリプトン)の販売している、ヤマハの開発した音声合成システム『VOCALOID2』を採用した歌声(女声)を合成するソフトウェア製品である。また、初音ミクをはじめとする「キャラクター・ボーカル・シリーズ」は声に歌い手としての身体を与えることでより声にリアリティを増すという観点から、ソフトウェア自体がバーチャルアイドル(バーチャルシンガー)と見立ててキャラクター付けされていることを特徴としており、初音ミクは「未来的なアイドル」をコンセプトしてキャラクター付けされている[1]。名前の由来は、未来から初めての音がやって来るという意味で、「初めての音」から「初音」、「未来」から「ミク」[1]。発売元のクリプトンはキャラクター画像については非営利であればほぼ自由な利用を認めており、ユーザーによるキャラクターを用いた創作活動を促進する形がとられている[2]。なお、製品においてはパッケージとインストールディスク、インストール画面以外にはキャラクターの姿は描かれていない。
ネット上を中心に、初音ミクが「歌っている」歌という形をとった[3]、あるいは初音ミクを題材とした、数万曲に上るとされる[4]楽曲や、イラスト、CGによるプロモーションなど様々な作品が発表されており、初音ミクはこうした多くのユーザーの手による多彩な創作物から形づくられる、消費者生成メディア(CGM)により成立している女性アイドルという性格を持つ[5]。ユーザーによる創作物の中には、キャラクター利用の許諾を受けた上でCD、書籍などの形で商業展開が行われているものもある。また、企業の企画からなる関連商品でもフィギュアにアイテムとしてネギ(初音ミクとネギを参照)を付属させるといった、ユーザーによる創作から広まった流行を取り入ることも行われている。
[編集] 製品
本ソフトは年間1,000本売れれば大ヒットというDTMソフトウェアのジャンルにおいて発売後2週間で3,000本以上という異例の売れ行きを見せた[6]。発売から3週間後にはサウンド関連ソフト内での一週間の販売シェア(BCNによる集計、楽器店やネット通販の売上げ数は含まれない)が30%を超え[7]、最も高い時期には60%以上を占めている[8]。体験版を収録した「DTMマガジン」(寺島情報企画)2007年11月号は通常より相当数を発行したにもかかわらず3日で完売したうえ、一時ネットオークションで高騰する事態となった[6]。その後、発売から約一年後の2008年9月までに累計で約4万2000本の売り上げを記録している[9]。なお、こうした売り上げには音楽製作のためだけでなくキャラクターのファンとしての購入も多いとされる[9]。
[編集] ソフトウェア
「VOCALOID」も参照
『VOCALOID2』エンジンを採用した初めての日本語用ソフトであり、新エンジンの採用により従来のVOCALOIDシリーズと比べより自然な歌声が合成できる様になっている。CVシリーズでは、歌手ライブラリのベース音声には音楽業界関係者からの起用が順調にできなかったという事情などから[1]声優の音声をサンプリングしており、初音ミクでは声優の藤田咲が起用されている。声質は「かわいらしい声」が志向されており[10]、後述の公式プロフィールでは得意な曲のジャンルやテンポや音域が設定されているが、これらはあくまで目安であり、実際は非常に広い範囲で歌えるとしている[11]。ただし、初音ミクの歌手ライブラリは日本語歌詞の入力を前提とした五十音ベースのものとなっており、英語の歌詞の表現には難がある。また、他のVOCALOID製品同様、歌唱に特化した音声合成ソフトウェアであるため台詞を歌劇のように歌わせることは容易でも自然に「喋らせる」ことには対応していない。
[編集] キャラクター
デザインはイラストレーターのKEIによるもので、ヤマハのシンセサイザー・DX7をモチーフとしている[10][注 2]。1983年に発売されたDX7はデジタルシンセサイザーの普及に貢献したヒット商品であり、これにちなんで初音ミクも一時代を築いて欲しいとの願いを込め、ヤマハの担当者を説得した上でデザインに取り入れたという[12]。髪は青緑色で、くるぶしまで届く長さのツインテール。黒のヘッドセットを装着している。衣装は襟付きノースリーブの上着にネクタイ、ミニスカートにローヒールのサイハイのブーツ、黒を基調として所々に青緑色の電光表示をあしらっている。左上腕部には赤色で「01」のサインが入るが、これはキャラクター・ボーカル・シリーズで最初に発売された製品であることを表す。また、後述の公式プロフィールにあるように年齢、身長、体重も定められている。
キャラクター設定については、キャラクターを色付けしすぎないことも考慮されており、企画時には考えられていた背景設定なども採用は見送られ、最低限のプロフィールだけとなっている[13]。また、発売後ブームとなってからはキャラクターを用いた作品の商業展開(メディアミックスを参照)も行われているが、ユーザーによって作られる創作物についてはユーザーの好きなイメージの初音ミクがそれぞれ存在しているという状況があり、そうして拡散した初音ミクのイメージを収束させてしまう懸念から「初音ミクの公式コミックスを作ったり、公式アニメにしたりすることは考えていない[5]」としており、キャラクターデザインを行ったKEIの手がける漫画作品「メーカー非公式 初音みっくす」もタイトルにあるように「非公式」という扱いになっている。ユーザーの創作から生み出されたものの中には後述の「ネギ」のように広く受け入れられ、関連グッズなどの商業展開に取り入れられた例もあるが、これも公式設定に組み入れられているわけではない。
[編集] キャラクターの利用
詳細は「キャラクター・ボーカル・シリーズ#キャラクターの利用」を参照
初音ミクはキャラクターとしても人気が出たことからキャラクターをモチーフにしたイラストやアニメーションの作成といったファンによる二次創作が盛んに行われ、それに応える形でクリエイターに対し二次創作活動のための利用許諾契約であるピアプロ・キャラクター・ライセンスが定められ、キャラクターを用いた非営利無償の範囲での二次創作活動が公式に認められている。ただし、キャラクターのイメージを損なうような行為などについては規制されており、実際に成人表現を含む二次創作物などに対する対応が行われたケースもある[14]。
なお、キャラクターの名称や画像を用いない楽器としてのみの利用の場合は公序良俗に反する歌詞を含むなどの一部の例外を除き、商用・非商用問わず使用は制限されていない。
[編集] プロフィール
公式プロフィールのページ[11]によるキャラクターの設定は以下の通り。
[編集] デモソング
公式プロフィールのページ[11]でデモソングの試聴ができるようになっている。なお、『星のカケラ』についてはフルバージョンが公認ヴォーカルCDとして販売されている。
- 星のカケラ:バラード(0分51秒) / 作詞・作曲・編曲:平沢栄司
- かくれんぼ:ポップス(1分53秒) / 作詞・作曲・編曲:クロキヨースケ
- 名称不明:ポップス(0分53秒)
[編集] 主な受賞歴
- 第13回AMDアワード年間コンテンツ賞・優秀賞(デジタルメディア協会、2008年3月10日)
- 第39回星雲賞自由部門(日本SF大会、2008年8月24日)
- 第13回アニメーション神戸賞・作品賞・ネットワーク部門(アニメーション神戸、2008年11月2日)
- 2008年度グッドデザイン賞(日本産業デザイン振興会、2008年11月6日)
[編集] 反響
[編集] 発売前の反応
発売前にはクリプトンの公式サイトやブログ上で、デモソングやキャラクターデザインの公開が行われたが、当初は「萌え」を前面に押し出したイメージ戦略に対して買いにくいといったような否定的な反応も寄せられ、また、大手DTM雑誌からも製品の紹介を断られたという[10]。初音ミクは発売後約一年間で4万本以上を出荷することになるが、当初の販売数の目標は2007年内に1000本だった[15]。しかしその一方、初音ミクの流行の起点となるニコニコ動画では同じクリプトンの販売している先代の合成エンジンVOCALOIDを使用した製品「MEIKO」を使用した動画が投稿され一定の人気を集めており、クリプトンも発売後の大ヒットは想定外だったが、初音ミクを使用した動画がニコニコ動画に投稿されること自体は予測していたとしている[14]。初音ミクはMEIKOユーザーの間では大きな話題となっており[16]、ニコニコ動画には発売日を待たずに公式サイトで公開したデモソングを利用した動画が投稿されていた[15]。
[編集] インターネット上での流行
2007年8月31日に初音ミクが発売されると初音ミクを用いた動画が動画投稿サイトに次々と投稿された。それらの中でも特に9月4日にニコニコ動画に投稿されたロイツマ・ガールのパロディ動画『初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』は大きな支持を集め、初音ミク人気の発火点となった[14]。この動画は初音ミクの歌声によるIevan Polkkaとデフォルメされた初音ミクが長ネギを振る映像をあわせたもので、初音ミクの定番アイテムとしてネギが定着するきっかけとなる(初音ミクとネギを参照)、派生キャラクター「はちゅねミク」が誕生するなど後に対し大きな影響を与えている。クリプトン側は後にこのはちゅねミクの登場について「創作ツールとしての初音ミクは何でもありだと直感してもらえただろう。可能性が思いっきり拡散して、本当に良かった[14]」と評価している。こうした動画がニコニコ動画やYouTubeで人気となり、それを見た視聴者が初音ミクを購入、新たな動画を投稿するという好循環により初音ミクの人気は膨らんでいった[1]。特にニコニコ動画は動画の視聴者が動画上にコメントを載せることができることを特徴としており、そうした視聴者の反応が得られることも投稿者のモチベーションを刺激した[17]。
投稿される楽曲の傾向は、発売当初は既存の楽曲を「初音ミク」に歌わせたカバー曲が多くを占めていたが徐々にユーザーが作詞作曲を行ったオリジナル曲の割合が増えてゆく[17]。当初のオリジナル曲については、9月20日に投稿されて大きな人気を集め、ニコニコ動画で最も再生回数の多い動画にもなった[16]『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』のような歌うソフトという初音ミクの立場に立った歌詞の楽曲が多かったが[17]、同年の末にかけては12月7日にニコニコ動画へ投稿され大きな人気を集めたラブソング『メルト』のように普遍性のある楽曲が増えていった[16]。また、ブームの広がりとともに「MEIKO」や男声VOCALOIDの「KAITO」にも注目が集まるようになり[16]、12月27日にはCVシリーズの第2弾「鏡音リン・レン」も発売され、初音ミクだけでなく他のVOCALOIDをも巻き込んだムーブメントとなっていった。ニコニコ動画で初音ミクを使用した楽曲を発表している作家はアマチュアだけでなくプロの作家が楽曲を発表している場合もあり[18]、また2008年以降はlivetuneを皮切りに、ニコニコ動画で初音ミクを使用した楽曲を発表し人気となった音楽家が、初音ミクを使用した楽曲でメジャーデビューを果たすケースが見られるようになっている。
ニコニコ動画では初音ミク発売当初より初音ミクで作成した楽曲以外にも様々な初音ミクに関連した動画が投稿されている。ニコニコ動画上では初音ミク発売以前より別のユーザーが投稿した動画を利用して新たな動画を作るといったことが盛んに行われており、初音ミクを用いた動画からもそうした動画が数多く生み出され[19]、初音ミクで作成された楽曲にPVを付ける、あるいはその楽曲を歌う、演奏するといったように様々な広がりを見せている[16]。また、有志の手により、週ごとにニコニコ動画上で人気の楽曲を紹介する「週刊VOCALOIDランキング」などのランキング動画も投稿されている[20][21]。
[編集] ピアプロの開設
初音ミクを利用した創作の盛り上がりを受け、クリプトンは2007年12月3日、二次創作を公認するガイドラインを定めると同時に、自社が権利を有するコンテンツに特化した投稿サイト「ピアプロ」を開設した。ピアプロに投稿されたイラスト、楽曲などの作品は非営利であれば会員同士で融通しあうことができ、ピアプロに投稿された初音ミクのイラストと自作の楽曲を組み合わせてニコニコ動画へ投稿するといったような利用が可能となっている[14]。こうした形でネット上に投稿された作品の無断での二次利用といったような[14]権利上のグレーゾーンを排し、健全なCGM文化の活性化を目指している[15]。また、ユーザー同士の投稿作品の利用だけでなくアッカ・ネットワークスの動画サイトzoome[22]やテレビ局、出版社、フィギュアメーカー等とのコラボレーション[23]といったようにユーザーの作成した作品の発信も行われている。
[編集] 派生キャラクター
詳細は「VOCALOIDの派生キャラクター」を参照
初音ミクなどのVOCALOIDのファンの間ではVOCALOID製品のキャラクターをモチーフとして自由に名前や容姿、性格などを設定し新しいキャラクターを創作するということが行われている。そうして初音ミクから生み出された派生キャラクターの中でも、ブームのきっかけとなった動画「VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた」から生まれた2.5頭身のデフォルメキャラクター「はちゅねミク」や、初音ミクを巡る騒動から生まれた「亞北ネル」、初音ミクを使いこなせないユーザーの心象を擬人化した「弱音ハク」などはファンの支持を得、クリプトンとデザインを行った作者との合意の上で商用利用も行われている。
特に、はちゅねミクについてはPS3ソフト『まいにちいっしょ』のトロ・ステーションへのゲスト出演(ゲームとのコラボレーション、ゲスト出演等を参照)を皮切りに、初音ミク関連の漫画作品にも登場、フィギュアやステッカーなど多数の関連商品にも用いられている(詳細は#グッズ類を参照)。ただし、多彩な商品展開が行われているはちゅねみくではあるが公式のキャラクターという位置づけではなく、KEIによる公式のSDバージョンのイラストも別に存在しており[10]。公式のSDバージョンについてもフィギュアなどの商品展開は行われている。
[編集] 初音ミクとネギ
ネギは初音ミクにとっての定番アイテムとしてファンの間で広く受け入れられている。これは派生キャラクターのはちゅねミクを生み出した動画『VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』でミクに長ネギを持たせていたことから広まったとされる[24]。『VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』は「ロイツマ・ガール」と呼ばれる世界的に流行したMADムービーのパロディである。ロイツマ・ガールはフィンランド民謡のイエヴァン・ポルッカの音声に日本のテレビアニメ『BLEACH』の登場人物が長ネギを回す映像を組み合わせたもので(詳細はロイツマ・ガールを参照)、この流行に触発された Otomania が初音ミクで音声部を作成、これに たまご がデフォルメしたミクがネギを振る動画をつけた。ネギは Otomania からの依頼だが、たまご は元のMADムービーを知らなかったためロイツマ・ガールとは映像中のネギの動かし方が異なる[24]。
公式設定ではないものの、ファンによる創作物のみならずフィギュアに付属アイテムとして持たせるといったような形で、関連商品にも広く取り入れられている。
[編集] みっくみく
「みっくみく」という言葉は、ネット上で使用されている「ぼっこぼこにしてやんよ(ボコボコにしてやんよ)」という表現と初音ミクの名前を組み合わせたものとされ、初音ミクに魅了された(魅力に『打ちのめされた』)ことを表す表現として浸透している[25]。それらの上位系として完全(フル)にみっくみくにするという意味で「フルみっく」という言葉も使用される[26]。自由国民社発行の『現代用語の基礎知識2008』にも「はてなキーワードにみるWebのことば」の一つとして記載された[27]。この表現は楽曲「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」のニコニコ動画上でのヒットによって定着したものだと言われている[25]。
[編集] 同人文化としての初音ミク
初音ミクはそのキャラクター設定などから同人文化との親和性が高く、初音ミク発売の翌月には既に初音ミク関連の同人作品限定の同人誌即売会(オンリーイベント)が企画されていた[28]。初音ミクの登場は、同人音楽のシーンにおいて歌い手の確保というボーカル曲に挑む際のハードルを取り除くとともに、初音ミクが歌っていることに価値が見出されたことで既存曲のアレンジなどでなくとも人気を得やすくなり、歌モノオリジナル曲の制作流通を容易にするという状況をもたらした[29]。オンリーイベントやコミックマーケットといった同人誌即売会を通じて初音ミクを題材とする同人誌や同人CDなどの創作物が多数配布されており、またこういった場で初音ミクを題材にしたコスプレも盛んに行われるなど盛り上がりを見せている。ただし、こうした同人文化については初音ミクを題材にした成人向けコンテンツの存在といった問題もある[14]。
なお、初音ミクを用いて創作活動を行うユーザーが必ずしも同人文化と係わりを持っているわけではなく、中にはキャラクター的意匠に対して肯定的でないユーザーもいるとされ[30]、単純に初音ミク=同人文化と言えるわけではない。
[編集] MikuMikuDance
詳細は「MikuMikuDance」を参照
MikuMikuDance(みくみくだんす)はキャラクター3Dモデルを操作し、アニメーションを作成することのできるフリーウェア。クリプトンの製品ではなく、個人の作者が、当初は初音ミクの3D映像を作る目的で作成したもので、デフォルトのモデルの一つとして初音ミクの姿の3Dモデルを内蔵している。クリプトンのガイドラインの改定で初音ミクを利用したプログラム作品の公開が解禁されたことを受けて2008年2月24日より公開された。扱いの容易さが特徴で、このソフトを使用して作成された動画がニコニコ動画上で多数発表されている[31]他、初音ミクを起用したWindows Live メッセンジャーのCMの作成にも使用された[32][33]。
[編集] 初音ミクのキャラクターに影響を受けた音楽制作ソフト
- FL Studio
- ベルギーImage Line製のDAW。開発者の一人が初音ミクに影響を受けてフォーラム内でマスコットの提案を行い、それに答えた日本人のUruidoがキャラクターをデザイン、「FL chan」という公式のマスコットキャラクターが定められた[34]。
- Music Maker Producer Edition 特別限定版 jamバンド
- AH-Softwareが日本国内での販売を行っているドイツMAGIX製のDAW、Music Makerの限定版パッケージ。「初音ミクをボーカルに、Music Maker Producer Editionをバックバンドとして使って欲しい[35]」として、パッケージと同梱ディスクケースにオリジナルの女性キャラクターからなる「jamバンド」が描かれた製品が販売された。
[編集] 初音ミクを巡る騒動
[編集] 『アッコにおまかせ!』内での特集及び画像検索を巡る騒動
2007年10月14日に放送されたTBSのバラエティ番組『アッコにおまかせ!』にて『初音ミク』が取り上げられたが、その放送内容に対して「ミクがきちんと紹介されていない[36]」「ソフトとは無関係な、「オタク」を面白おかしく取り上げたテレビの印象操作[37]」などといった苦情や批判が初音ミクファンの間で相次ぎ[36][37][38]、クリプトン・フューチャー・メディアのホームページにあるブログへの書き込みが殺到した[37]。クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役の伊藤博之は、番組制作サイドに問題があったとしつつ、ユーザを不快にさせたことへの謝罪コメントを発表している。なお、TBS側はこの件に関して後にCNETの取材に対し「謝罪のコメントを出す予定はない。具体的にどの辺が問題なのか指摘してもらいたい」とコメントしている[39]。
10月17日、『アッコにおまかせ!』による騒動とほぼ時を同じくしてGoogleやYahoo! JAPANなどの検索エンジンで「初音ミク」を画像検索すると、見つからないか初音ミクに関連する画像が存在するにもかかわらず無関係な画像が表示されるという現象が指摘される[40]。クリプトンはこの問題に対し、自社の側から検索結果に対し何も依頼してないことをコメント[41]、GoogleとYahoo! JAPANはともに原因は調査中とした[42]。一方で同時期でも中国版Yahoo!の画像検索、gooの画像検索、Live Search(MSN)の画像検索、livedoorの画像検索などでは普通に初音ミクの画像がヒットしていた[40][43]。GoogleとYahoo! JAPANで検索できなかったのは画像検索時のみでWeb検索には問題が発生しなかったことから、画像検索のインデックスの更新の遅れが原因との推測もある[44]が、一方でITmediaのインタビューに答えた技術者(匿名、Google及びYahoo! JAPANの関係者ではない)はインデックス更新の遅れという可能性は低いとコメントしている[45]。Google、Yahoo! JAPANはどちらも意図的な削除については否定[45]、Yahooは同年10月21日頃、googleについては23日には初音ミクの画像が回復したとされる[46][43]。Yahoo! JAPANは10月26日「画像データの収集が不十分だった。意図的に削除したということは絶対にない」と、画像データの収集が十分でなく遅れがあったことを認めるコメントを発表している[47]。
この二つの件は連続して起こったことから一つに結び付けられて大きな話題となり[38]、広告代理店、テレビ局、芸能プロダクションなどによるものだとする陰謀説まで登場する騒ぎに発展した[44]。また、同じ時期に行われたウィキペディア日本語版における初音ミクの記事(本記事)の全文削除[注 3]についてもこれらとの関連性を疑われている[48]。電子掲示板サイトの2ちゃんねるではこれらの問題に関するスレッドが乱立し、大きな騒ぎとなった。なお、こうしたスレッドの書き込みに影響を受け、陰謀の首謀者に雇われ騒ぎを沈静化させるための印象操作を行っている美少女キャラクター、という設定の元に創作されたキャラクターイラストが11月1日に公開され、初音ミクの派生キャラクターの一人である亞北ネルが誕生している[38]。
[編集] 初音ミク楽曲のJASRAC信託と着うた配信に関する騒動
2007年12月、初音ミクのムーブメントを代表する楽曲の一つである「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」が、ニコニコ動画を運営するニワンゴの親会社であるドワンゴからの着うた配信に伴ってドワンゴ・ミュージックパブリッシングにより日本音楽著作権協会(JASRAC)への信託が行われたが、これに対しファンからの大きな反発が発生した。上記のように初音ミク関連の楽曲では他のユーザーが歌ったりPVを付けたりといった幅広い二次利用が行われていたが、管理団体の管理下におかれることでこうした作品について、たとえ作者が利用を認めていても許諾手続きや利用料の支払いが必要となる懸念があった[49][注 4]。また、同曲はクリプトンの許可を得ずに楽曲のアーティスト名を「初音ミク」として登録されていた[49]。この状況を受けクリプトン側は12月18日、JASRAC登録についてなぜその必要があったのか説明を求めた、初音ミクという表記については事前の説明が無かったとのコメントを自社のブログに掲載[50]。それに対しドワンゴ・ミュージックパブリッシングは12月20日にニコニコ動画のブログニコニコニュースにコメントを掲載し、アーティスト名については連絡不徹底による誤りとして謝罪し修正するとしたものの、JASRACへの信託についてはクリプトン側も知っていたはずだとし、両社が互いに異なる主張を展開[50]。更に、ドワンゴから着うた配信されていた初音ミク楽曲の一部について作者との契約の無いまま配信が行われているとする疑惑などが浮上し、これらもあわせ両社がブログ上で食い違う主張を応酬する事態へと発展した。着うたの無断配信については、ドワンゴ、ドワンゴ・ミュージックパブリッシング、クリプトン、クリプトンよりドワンゴとの契約にあたる仲介業者として選定されていたフロンティアワークス、作詞作曲者の5者が絡み、それぞれに十分な意思疎通ができていなかった事が原因と見られている[51]。しかしながら、これら一連の騒動については最終的に双方の主張に食い違いを残したままそれまでの経緯を水に流す形で和解が行われており[52]、詳細については明らかになっていない。
12月25日、ドワンゴ・ミュージックパブリッシングとクリプトンは一連の騒動に関する共同声明を発表。この件に関する経緯や事実関係に関して争わず、独自の主張をしないとした上で、今後初音ミク関連のコンテンツを新規に配信する場合には、制作者との契約を事前に締結し、締結が終わるまでは配信しないことを確認したとした[52]。また、権利関係についても、初音ミクで制作した楽曲データに関する権利(原盤権)はデータ制作者が、楽曲データに使われている楽曲の権利(出版権)は作詞・作曲者が持ち、権利行使代行会社を自らの意思により決定できること、ドワンゴ・ミュージックパブリッシングが初音ミクを使用して有名になった楽曲の管理を著作者に申し入れる際はJASRACだけでなくイーライセンス等他の著作権管理団体への信託、信託を行わないなどの複数の選択肢について著作者に説明し、著作者の意思を確認してどれを選ぶか決めることなどが示された[52]。
この一連の騒動ではクリプトンがクリエイター寄りの立場として支持された一方、プロのやり方を貫くドワンゴ・ミュージックパブリッシングや、JASRAC(ただし、JASRACについては単に事務手続きを行っただけである)が批判され[53]、一時はニコニコ動画からzoomeへの初音ミクユーザーの流出も発生した[54]。
なお、騒動から約一年後の2008年11月のインタビュー記事においてドワンゴの担当者は、共同声明に記されている通りに、初音ミクを使用した楽曲の商品化の際はJASRACへ信託や、それ以外の管理団体、権利を預けないという選択肢も紹介し、それぞれのメリット・デメリットを提示していることを答えている[18]。
[編集] メディアミックス
[編集] 名義に初音ミクの名前が入れられている主な音楽CD
以下は、初音ミクが用いられている音楽CDの中で、CDあるいは収録曲のアーティスト名などの中に初音ミクの名前が明記されているもの。これら以外に、初音ミクをボーカルとして使用しているが、初音ミクの名前がアーティスト名としては記されていないCDも存在する[55]。
| タイトル | アーティスト | レーベル | 発売日 | チャート[注 5] |
|---|---|---|---|---|
| 星のカケラ | 初音ミク | フロンティアワークス | 2008年1月25日 | アルバム61位 |
| 公式デモソング「星のカケラ」のフルバージョンを収録。 第73回コミックマーケットにて先行販売。 |
||||
| ウタトラ | t.Komine feat. 初音ミク&鏡音リン・レン | AKIBA RECORDS | 2008年3月6日 | 圏外 |
| Re:package | livetune feat.初音ミク | ビクター | 2008年8月27日 | アルバム5位 |
| 初音ミクのイラストや名称などを使用したCDで初のメジャーレーベルからのリリース。 | ||||
| 桜ノ雨 | absorb featuring 初音ミク | 日本クラウン | 2008年11月26日 | シングル32位 |
| みくのかんづめ | OSTER project feat.初音ミク | MOER | 2008年12月3日 | アルバム21位 |
| supercell | supercell feat.初音ミク | ソニー・ミュージック | 2009年3月4日 | アルバム4位 |
| Vocarhythm | オムニバス | EXIT TUNES | 2009年3月4日 | アルバム14位 |
| 初音ミクを用いたネット上で人気の楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。 | ||||
| Re:MIKUS | livetune feat.初音ミク | ビクター | 2009年3月25日 | アルバム18位 |
| unformed | doriko feat.初音ミク | MOER | 2009年3月25日 | アルバム26位 |
| 恋空リサイクリング[注 6] | のみこ | ランティス | 2009年3月25日 | シングル152位 |
| new;Fable | ave;new | ave;new | 2009年4月17日 | 圏外 |
| THE VERY BEST OF デッドボールP |
デッドボールP loves 初音ミク | EXIT TUNES | 2009年5月20日 | アルバム18位 |
| Vocalostar | オムニバス | EXIT TUNES | 2009年6月17日 | アルバム10位 |
| VOCALOIDを用いたネット上で人気の楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。 | ||||
| 初音ミク -Project DIVA- Original Song Collection |
Project DIVA feat.初音ミク | ランティス | 2009年7月22日 | アルバム16位 |
| ゲーム「初音ミク -Project DIVA-」用の新規楽曲を収録したアルバム。 | ||||
| Toy Box | OneRoom feat. 初音ミク | MOER | 2009年7月29日 | アルバム21位 |
| 8 bit darling project ; DELUXE |
Sweet Vacation meets 初音ミク | Bug Music Inc. | 2009年8月19日 | アルバム171位 |
| 初音ミク ベスト 〜memories〜 |
オムニバス | ソニー・ミュージックダイレクト | 2009年8月26日 | アルバム5位 |
| 初音ミク発売2周年を記念したベストアルバム。 | ||||
| 初音ミク ベスト 〜impacts〜 |
オムニバス | ドワンゴ・エージー・エンタテインメント | 2009年8月26日 | アルバム4位 |
| 初音ミク発売2周年を記念したベストアルバム。 | ||||
| Hatsune Miku Orchestra | HMOとかの中の人。(PAw Lab.) | JOINT RECORDS | 2009年8月26日 | アルバム17位 |
| SHIBUYA | BECCA feat.初音ミク | JOINT RECORDS | 2009年8月26日 | シングル92位 |
| 君のいる景色 | WhiteFlame presents feat. 巡音ルカ | ティー ワイ エンタテインメント | 2009年9月2日 | アルバム33位 |
| Heartsnative | MOSAIC.WAV×鶴田加茂 feat. 初音ミク | エンターブレイン | 2009年10月21日 | アルバム14位 |
| THE COMPLETE BEST OF ラマーズP |
ラマーズP | EXIT TUNES | 2009年11月18日(予定) | |
| THE COMPLETE BEST OF azuma |
azuma | EXIT TUNES | 2009年12月2日(予定) | |
| THE COMPLETE BEST OF 164 from 203soundworks |
164 from 203soundworks | EXIT TUNES | 2009年12月16日(予定) | |
また、音楽CDとしての発売ではないが2008年2月28日発売のゲームソフト「トリノホシ 〜Aerial Planet〜」の特典CDに「feat.初音ミク」名義のイメージソング4曲が収録されている。
[編集] KarenTによる配信
以下はクリプトン・フューチャー・メディアのレーベル「KarenT」によりiTunes Storeなどから販売されている初音ミクを用いたコンテンツ。なお、これらの他に、KarenT以外により初音ミクの名前が明記されない形でiTunes Storeから販売されている楽曲[56]もある。
[編集] アルバム
| タイトル | アーティスト | リリース日 |
|---|---|---|
| トラボティック・チューン | トラボルタ | 2008年12月18日 |
| Interlude | North-T | 2008年12月18日 |
| NEXT (Ver.i) feat. 初音ミク | そそそ (津久井箇人) | 2008年12月18日 |
| 鮭Tunes | Shake Sphere | 2009年1月8日 |
| Voice Electronique | Chiquewa | 2009年1月8日 |
| Resound | OneRoom | 2009年1月8日 |
| Fragments | Dixie Flatline | 2009年2月19日 |
| Virtual Songs | 匿名希望の東京都在住 | 2009年2月19日 |
| SIGNALOID BOX | シグナルP | 2009年3月11日 |
| delicious | minato | 2009年3月25日 |
| 羽糸 | Clean Tears | 2009年4月1日 |
| STYLE.TUNE | SHUN | 2009年4月17日 |
| Utopia | otetsu | 2009年5月1日 |
| Colorful Light | DopeRabbit | 2009年5月13日 |
| 電彩想歌 | ヤスオ | 2009年5月20日 |
| 春告草 | 稲敷常州 | 2009年5月22日 |
| Various Feelings "shu-t's Works" | shu-t | 2009年5月27日 |
| Synthesis | Tripshots | 2009年6月11日 |
| CAUTION | tetsuo | 2009年6月11日 |
| Evils Theater | mothy | 2009年6月17日 |
| period 1 | Re:nG | 2009年6月19日 |
| 希望ノ花束 - starry tunes - | minao | 2009年6月24日 |
| ephemera | ryuryu | 2009年6月24日 |
| 星を掴もうとした緑髪少女。 | 月面。 | 2009年7月1日 |
| 卓上青空 | GonGoss | 2009年7月3日 |
| Butterfly | のりぴー | 2009年7月8日 |
| UMOREMIX ONLINE | ブンガP | 2009年7月8日 |
| 傲音 | MOL | 2009年7月15日 |
| crow's-nest | U-ta/ウタP | 2009年7月15日 |
| No Image | Kots Beirne | 2009年7月29日 |
| しゅがー☆ぱーてぃくる | ShibayanRecords | 2009年8月5日 |
| 時空ポケット | gomezkei | 2009年8月12日 |
| Intolerant Space | ElektLyze | 2009年8月26日 |
| 4 on the floor | Clean Tears | 2009年8月31日 |
| M.A. | shu-t | 2009年8月31日 |
| STARLET | otetsu | 2009年9月9日 |
| CORE | AVTechNO! | 2009年9月16日 |
| 聖調ぶりる歌曲集 | ぶりる | 2009年9月23日 |
| Tennessee Tunes 2 | もちーべP | 2009年10月1日 |
| Harmonia | P∴Rhythmatiq | 2009年10月7日 |
| CHOM-P BEST TRAX! | TakeponG | 2009年10月20日 |
| We are POP☆CANDY! | Runo | 2009年10月21日 |
| 残響のピース | apple41 | 2009年10月21日 |
| エクスプロリズム | X-Plorez | 2009年10月28日 |
| うわのそら | 浮気P | 2009年10月28日 |
[編集] シングル
| タイトル | アーティスト | リリース日 |
|---|---|---|
| ハジメテノオト/未来の歌 | malo | 2009年4月3日 |
| ライカ | 彩音 ~xi-on~ | 2009年4月14日 |
| Tennessee Tunes | もちーべP | 2009年5月27日 |
| インカーネイション (feat. 初音ミク) | HSP | 2009年7月22日 |
| キミノコエ | Yoshihi | 2009年8月5日 |
| SPiCa | とくP | 2009年8月12日 |
| ロミオとシンデレラ | doriko | 2009年8月19日 |
| COLOR | とくP | 2009年8月31日 |
| Magic | Chiquewa | 2009年8月31日 |
| No answer | otetsu | 2009年8月31日 |
| link | Re:nG | 2009年8月31日 |
| wktk_hello | SHUN | 2009年8月31日 |
| future | Tripshots | 2009年8月31日 |
| 創世記 | U-ta/ウタP | 2009年8月31日 |
| 愛の翼-Eternal song- feat. 初音ミク | そそそ (津久井箇人) | 2009年8月31日 |
| マジックハンド | ライブP | 2009年8月31日 |
| Survivor-Manual Edit Ver.- | 匿名希望の東京都在住 | 2009年8月31日 |
| [It's not] World's end | 月面。 | 2009年8月31日 |
| RiNG My BeLL | とくP | 2009年8月31日 |
| 732日 | malo | 2009年10月1日 |
| I love loop / 単調 | AVTechNO! | 2009年10月14日 |
| アンバランスジャージディスコミュニケーション | SWANTONE | 2009年10月14日 |
| vostok E.P. | あつぞうくん | 2009年10月21日 |
| 冬のさくら。 | AVTechNO! | 2009年11月4日 |
[編集] ミュージックビデオ
| タイトル | アーティスト | リリース |
|---|---|---|
| Nebula(feat.初音ミク) | Tripshots | 2009年 |
[編集] カラオケ配信
初音ミクを用いて発表された人気楽曲の幾らかは楽曲の業務用カラオケでの配信が行われている。まず「JOYSOUND」において『みくみくにしてあげる♪』(歌手名『ika_mo feat.初音ミク』)の2007年12月8日からの配信と『恋スルVOC@LOID』(歌手名『OSTER project feat.初音ミク』)の2007年12月15日のからの配信が決まり[57]、その後も初音ミクを用いて発表された人気楽曲が次々にカラオケ配信されている[2]。
[編集] 漫画・書籍
- メーカー非公式 初音みっくす(作:KEI、出版:ジャイブ)
- 「月刊コミックラッシュ」2008年1月号より連載中。作画は初音ミクのキャラクターデザインを行ったKEI自身が手がけるが、キャラクターのイメージを固定しないよう非公式として扱われている。そのため、毎回設定が異なるオムニバス形式の単発ストーリーになっているのが特徴。2008年12月現在単行本1巻が発売中。
- はちゅねミクの日常 ろいぱら!(作:おんたま、出版:角川書店)
- 「月刊コンプエース」2008年2月号より連載中の、デフォルメキャラクターのはちゅねミクを主人公にした4コマ漫画。作者の「おんたま」はOtomania(原案)とTamago(作画)によるユニットである。
- 初音ミク アンソロジーコミック(ジャイブ)
- 多数の作家によるアンソロジーコミック。2巻まで発売されており、ピアプロとの連動企画で一般公募のイラストなども使われている。
- 初音ミクMIXING BOX (講談社)
- 2008年9月25日発売。ピアプロで公募された楽曲やイラストを収録したDVD、ファンブック、フィギュアが収録されている。
- みくよん(作:なぎみそ、出版:イースト・プレス)
- 2008年10月30日発売。初音ミクをモチーフとした人工少女ミクを主人公とする連作の4コマ漫画。
[編集] ゲーム
- 初音ミク -Project DIVA-(セガ)
- 2009年 7月2日発売の初音ミクを主役とするプレイステーション・ポータブル用ゲームソフト。
[編集] ゲームとのコラボレーション、ゲスト出演等
- まいにちいっしょ(ソニー・コンピュータエンタテインメント)
- プレイステーション3ソフト『まいにちいっしょ』で配信されている情報番組トロ・ステーションの第373回(2007年11月16日)にデフォルメキャラクターの「はちゅねミク」がゲスト出演し、歌声も披露した[58]。また、この登場からちょうど1年後「まいにちいっしょ2周年企画 トロステ24時間マラソン」の第15区(2008年11月16日配信)に鏡音リン・レンとともにゲスト出演した。この回では通常の大きい姿で出演したが、「はちゅねみく」の姿も登場している[59]。
- 釣りパラダイス!(SEモバイル・アンド・オンライン)
- オンラインゲーム。2007年12月21日から2008年1月25日までの間、「釣りパラダイスfeat初音ミクキャンペーン」と銘打ちゲーム中に初音ミクが歌うテーマソングを流したり、ゲーム中に使用できる初音ミクコスチューム、ねぎ釣り竿などの配布が行われた[60]。
- ゲムトモ(Razest)
- 2008年3月に期間限定で初音ミクのアバターの配信、クリプトンの運営する携帯電話用サイト「まぜてよ★生ボイス」へ初音ミクを題材にしたモバイルゲームの提供が行われた[61]。2009年4月には期間限定で初音ミクと巡音ルカの登場するモバイルゲームの提供が行われている[62]。
- スカッとゴルフ パンヤ(ゲームポット)
- 2008年5月に期間限定アイテムとして初音ミクや鏡音リン・レンのコスチュームが販売され、ガチャっとポンタ(有料くじ引き)のレア景品としてネギクラブセットが実装された[63]。また、2009年7月には同ゲームの韓国版でも初音ミクの衣装が販売された[64]。
- 13歳のハローワークDS(デジタルワークスエンターテインメント)
- 2008年5月29日に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。ミュージシャンとして登場し、主人公の加藤ミク(初音ミクとは同名だが別人)の職業体験を案内する[65]。
- バーチャファイター5 R(セガ)
- 2008年7月から稼動されたアーケード用格闘ゲーム。キャラクターに装着できるカスタマイズアイテムの1つとして初音ミク、鏡音リン&レンのぬいぐるみ(ねんどろいどと同一デザイン)が追加された。アイテムを装着したキャラクターが相手に勝ったり負けたりすると、状況にあった音声が流れる。
- ころがしパズル塊魂(バンダイナムコゲームス)
- 2009年3月25日に配信開始のニンテンドーDSiウェアころがしパズル塊魂のテーマ曲(ステキソング)として初音ミクによる楽曲「愛のカタマリー」を使用[66]。
[編集] グッズ・関連商品
- ねんどろいど 初音ミク(グッドスマイルカンパニー)
- 2008年3月31日発売。デフォルメフィギュア。通常の表情のほか、付属品としてはちゅねミクフェイスとネギがついている。ブームの「火付け役」ともいえるニコニコ動画では2007年11月26日から午前0時の時報(ニコニコ動画#ニコニコ割り込みを参照)とともにCMが流されたこともあって、フィギュア業界では2000~3000体売れればヒットと言われる中、Amazon.co.jpだけで予約開始から約1日半で1万個以上の予約が入り[67]発売元では急ぎ生産ラインを増やしたがそれでも追いつかないほどの人気となった[68]。なお、ニコニコ動画の時報を使った企業によるCMはこの商品が初めてである。また、2008年8月3日のワンダーフェスティバル2008[夏]では付属顔がはちゅね顔とのっぺら顔のみという「はちゅねフェイスver.」が発売されている。これはグッドスマイルカンパニーの通販サイトでも期間限定で販売された。
- 同「ねんどろいど」シリーズでは、後述のアニメ作品『らき☆すたOVA』作中で柊かがみが初音ミクのコスプレをする場面を再現した「ミックミクかがみ」が2009年5月に発売された。
- 1/6 初音ミク 組立てキット(ボークス)
- 2008年4月12日発売。2008年2月24日のワンダーフェスティバル2008[冬]で先行販売され、初音ミクのフィギュアとしては最初の商品となった。1/6スケール、ウレタン樹脂製・未塗装、未組立ガレージキット。同一原型のPVC製塗装済完成品が「モエコレPLUS 1/6 初音ミク」として2008年9月に発売された。
- 初音ミク(グッドスマイルカンパニー)
- 2008年9月27日発売。完成品の非可動モデル。KEI書き下ろしのデザインを採用しているのが特徴。上記と同じくワンダーフェスティバル2008[冬]で未着色状態でお目見えし、2008年3月27日から3日間開催の東京国際アニメフェア2008で着色状態が発表された。予約開始後数日で初回生産分が完売する人気商品となった[69]。Amazon.co.jpの「おもちゃ&ホビーストア」における2008年の販売ランキングで3位となっている[70]。1/8スケール、PVC製、塗装済み。
- figma 初音ミク(企画・開発:マックスファクトリー、販売:グッドスマイルカンパニー)
- 2008年9月10日発売。ディフォルメではない可動フィギュア。顔パーツ(計2種)と手首パーツ(計10種)、またネギ2本とマイク及びマイクスタンドが付属する。上記と同じく東京国際アニメフェア2008で発表され、2008年8月30日のキャラホビ2008で先行販売されると用意した1000個が1時間で完売するなど人気を集めた[71]。Amazon.co.jpの「おもちゃ&ホビーストア」における2008年の販売ランキングで1位となっている[70]。全高約140mm。塗装済。
- また、ねんどろいどシリーズ同様figmaでも、後述の『らき☆すたOVA』作中の柊かがみが初音ミクのコスプレをする場面を再現した「柊かがみ コスプレVer.」の発売された。
- VOCALOID 初音ミク エクストラフィギュア(セガ)
- 2008年10月上旬発売。株式会社セガのプライズゲーム「UFOキャッチャー」の景品。ノンスケール、塗装済み完成品。全2種で、内一体は鏡音リン。
- 2009年6月下旬には、彩色素材を変更した「Ver.1.5」が発売された。
- VOCALOID 初音ミク オルゴールフィギュア(セガ)
- 2008年12月中旬発売。株式会社セガのプライズゲーム「UFOキャッチャー」の景品。ノンスケール、塗装済み完成品、台座にオルゴールを内蔵。初音ミクとはちゅねミクの2種類。
- GSRキャラクターカスタマイズシリーズ 初音ミク(発売:グッドスマイルレーシング、販売:グッドスマイルカンパニー)
- 2008年の12月発売。初音ミクの痛車でレースに出場しているレーシングチームStudie GLAD Racingのメインスポンサーでもあるグッドスマイルレーシングから発売された痛車用シール。同ブランドのシリーズの製品「GSR キャラクターカスタマイズ」の第一弾として発売された[72]。モデルカー用の1/24scale用デカール、実車にも貼れる1/10scale用シールセット、実車用のビッグサイズステッカーの3種類。
- みくせん(志満秀/MM Agency)
- 2009年5月25日発売。初音ミクのために老舗の海老煎餅メーカーの志満秀が特別に開発したネギ入りの海老煎餅。パッケージ及びせんべい本体には初音ミク他VOCALOIDキャラクターやQRコード(みくせん公式ページ)が着色料でプリントされている。これらのデザインや商品のテーマソングは2008年末からピアプロ上で行われたコラボ企画で公募された[73]。初回生産分1000個のところを一晩で約800個を販売、発売日を待たずして1,000個全てが完売した[74]。採用されなかったイラストやパッケージデザインも箱内に入っている小冊子や公式サイトに掲載されており、採用されたイラストやパッケージデザイン、テーマソングには志満秀側のコメントが掲載されている。なお、志満秀の公式サイトから「みくせん」を参照・購入することができないので注意が必要である。
- テーマソングは「ぱりぱっぱ」。曲の長さは14秒。みくせん公式サイトでダウンロードできる。
- 当初はインターネット通販での予約販売のみの扱いであったが、安定した供給が可能になったため、同年7月18日より、香川県高松市にある志満秀高松本店と高松空港店限定で店頭販売も行われている[75]。
- ねんどろいどぷらす ぬいぐるみシリーズ01 「初音ミク」(製造・発売:Gift、販売:グッドスマイルカンパニー)
- ねんどろいどぷらす ぬいぐるみシリーズ02 「はちゅねミク」(同上)
- 2009年9月発売。可動式のぬいぐるみ。
- 初音ミク Studie GLAD BMW Z4(タミヤ)
- 2009年の10月発売。初音ミクの痛車でレースに出場しているレーシングチームStudie GLAD Racingの車体を再現した電動ラジコンカー組み立てキット。
- supercell feat.初音ミク ワールドイズマイン(グッドスマイルカンパニー)
- 2009年11月発売予定。ニコニコ動画に発表され後にアルバムCDにも収録されたsupercellの楽曲「ワールドイズマイン」の動画に登場する初音ミクを、ヴィネットとして再現したフィギュア。台座の色の違いによる2種類が存在。2009年5月には同フィギュアのテレビCMが放送され、モチーフとなっている初音ミクの楽曲も流れた。1/8スケール、PVC製、塗装済み完成品。
[編集] アニメ作品への出演
- 【俗・】さよなら絶望先生
- 第13話Bパート「大導寺信輔の音声」にて初音ミクが登場し、一言だけではあるが片言で話す姿が描写されている。なお声はソフトウェアで作成したものではなく音声モデルの藤田咲が担当しており、エンドクレジットにも「初音ミク」のキャストとして藤田咲の名前が書かれている。また、同話では他のVOCALOIDとおぼしき色違いのキャラクター数体がモブキャラクターとして登場している(なお、原作漫画の同エピソードである第百十二話では1カットのみのモブキャラクターとして初音ミクとおぼしきキャラクターが描かれていた[76])。
- らき☆すたOVA(オリジナルなビジュアルとアニメーション)
- 初音ミクそのものは登場しないが主要キャラクターの一人・柊かがみ(らき☆すたの登場人物を参照)が初音ミクのコスチュームを纏う場面があり、DVDのパッケージにもこの姿が大きく描かれている。
- アキカン!
- キャラクターとしては登場しないが、エンディングテーマ「恋空リサイクリング」(各話ごとにアレンジが異なる)の最終話バージョンとして、「のみこ feat.初音ミク」名義の楽曲が最終話ラストシーン及び放送後のミニコーナーに流れた(作中に「ミク」というアニメオリジナルキャラクターが登場しているが姿や設定は別物)。
- 宇宙をかける少女
- 同作品の映像ソフト(DVDおよびBD)第2巻におけるTV未放送の映像特典に、主要登場人物の一人である神凪いつきが初音ミクの扮装をする場面が収録されている[77]。これと関連して、同映像ソフトのテレビCMのナレーションにも初音ミクが「CV:藤田咲 feat.初音ミク」名義で出演しED主題歌の鼻歌を歌ったり、片言で番組への応援メッセージを寄せるなどした[78]。CMにはソフトウェアではなく、藤田咲が演じたものを初音ミク風に加工した音声が使用されている[79]。
- このほか番組枠内放送している、初音ミク関連商品を含むグッドスマイルカンパニーのテレビCM[80]にも初音ミクの楽曲が使用されているほか、2009年5月4日には同作品の映像ソフト第1巻の発売を記念したイベントの札幌会場においてクリプトンとのコラボレーションを行い、初音ミクTシャツのプレゼント企画などが行われた[81]。
- 護法少女ソワカちゃん
- 初音ミクを模したソワカちゃんというキャラクターが主人公の個人製作のアニメーション作品。初音ミクの歌によってストーリーを語る歌劇のような形式の作品となっている。2009年7月15日にDVDが発売された。
[編集] その他コラボレーション
- Studie GLAD Racing
- 2008年シーズン途中よりSUPER GTのGT300クラスにBMW・Z4 Mクーペで参戦のレーシングチーム「Studie GLAD Racing」(2008年はStudie & GLAD with AsadaRacing)の車両「初音ミク Studie GLAD BMW Z4」の車体デザインにキャラクターを提供しているもの。ボンネットや側面に初音ミクの姿が描かれた痛車の姿でレースに出場しており、デザインはピアプロ上で公募されたものが使用されている。なお、同チームのメインスポンサーはグッドスマイルレーシング(グッドスマイルカンパニー)であり、クリプトンはスポンサーではなくキャラクター協力という位置づけとなっている[82]。
- Windows Live メッセンジャー
- 2008年9月に開始されたWindows Live メッセンジャーでニコニコ動画を見られるサービス「ニコニコメッセ」のPRを目的に、初音ミクが歌う「ニコニコメッセの歌」が作成され2008年12月17日にニコニコ動画上で公開された[32]。この動画では初音ミクの歌と3Dモデルを使用してニコニコメッセの使用法を解説している。2009年1月10日からは動画の一部を使用したテレビCMがテレビ神奈川のバラエティ番組「ニコバンYME」のCM枠で放映された[33]。
- 8 bit darling project
- Sweet Vacationとクリプトンの共同企画で、著作権管理団体JRC(ジャパン・ライツ・クリアランス)の協力によりSweet Vacationの「8bit darling」の楽曲素材を2008年12月17日より無料で先行公開、初音ミク、鏡音リン・レンでの実演に限り動画投稿サイトや個人Blogなどの非商用サイトで公開できるようにし[83]、また完成された楽曲を公募、2009年3月11日より公募曲を収録したミニ・アルバム「8 bit darling project」がTSUTAYAでレンタルおよびTSUTAYA online、iTunes、ミクモバで配信されている[84]。
- また、2009年5月12日からはアルバムに収録するリミックス楽曲の公募[85]が行われ、2009年8月19日に公募曲を収録したアルバム「8 bit darling project」が発売された(8月5日にTSUTAYAにて先行発売[86])。
- 恋のセオリーReMixコンテスト
- 2009年5月2日より行われた[87]、初音ミクのコスプレも登場する[88]映画「腐女子彼女。」の主題歌バニラビーンズの「恋のセオリー」のリミックスコンテスト。著作権管理団体JRCの協力により初音ミクを使った楽曲素材が無料で公開されており、コンテストの優秀作は音楽配信などによる商品化が予定されている[89]。
- Dance×Mixer
- PV製作支援ソフト「Dance×Mixer」の追加ダウンロードコンテンツの第一弾として、2009年9月10日より初音ミクモデルの配信が行われている[90]。
- akiba:F
- 秋葉原にマッチした献血ルームとして2009年10月1日にオープンした日本赤十字社の献血ルーム「akiba:F」の展示企画第一弾として、クリプトンの協力のもと「初音ミク未来へ」を2010年1月8日までの予定で開催、初音ミクの立体映像、関連の書籍やフィギュアなどが展示されている[91]。
[編集] 年表
[編集] 2007年
- 7月24日 クリプトンでの「ライブラリ部に関する作業」終了[1]。
- 8月17日 公式ブログでデモソングを先行公開[2]。
- 8月31日 クリプトン・フューチャー・メディア、ボーカル音源『初音ミク』発売。
- 9月4日 ニコニコ動画に『VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』投稿。「はちゅねミク」、ネギが登場。
- 9月12日 ITmedia News に取り上げられる。"異例の売れ行き「初音ミク」 「ニコ動」で広がる音楽作りのすそ野"[1]
- 9月20日 ニコニコ動画に『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』投稿。大人気の楽曲に。
- 9月21日 毎日新聞朝刊に取り上げられる。"検索・急上昇:初音ミク"[92]
- 9月27日 BCNランキングに取り上げられる。"大ブレイクの「初音ミク」、売り上げもぶっちぎりのトップを爆走中!"[3]
- 10月6日 寺島情報企画「DTMマガジン」2007年11月号発売[4]。体験版が同梱され、3日間で完売(ソフトウェアを参照)。
- 10月14日 TBS『アッコにおまかせ!』内での特集。放送内容を巡り騒動に発展。
- 10月26日 静岡エフエム放送『Radio the Boom!』[内コーナー「Webしずおか インターネットカフェ」で取り上げられる。"初音ミクって誰だろう?"[5]
- 11月9日 PS2専用ゲームソフト『トリノホシ 〜Aerial Planet〜』(日本一ソフトウェア)のイメージソングの歌い手に初音ミクが起用されることが発表される。
- 11月16日
- はちゅねミクがトロ・ステーションへゲスト出演(ゲームとのコラボレーション、ゲスト出演等を参照)。
- Saori@destinyの初シングル「My Boy」に初音ミクがコーラスとして起用されることが発表される[6]。
- 11月17日 NHK-BS2『ザ☆ネットスター!』放送(2008年4月5日よりレギュラー化)、番組のテーマ曲として初音ミクで作成された楽曲が使用される。
- 11月26日
- 12月3日
- 12月18日「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」』が、アーティスト名を初音ミクとしJASRAC管理曲として登録されたことに対しクリプトン側がコメントを公表(#初音ミク楽曲のJASRAC信託と着うた配信に関する騒動を参照)、ドワンゴ・ミュージックパブリッシングとの対立へ。
- 12月23日 秋葉原のカフェで行われたインテル in AKIBA Winterのイベントで初音ミクの声優藤田咲のトークショウが行われる。制作秘話、Core 2 Quadを使用したデモなど[7]。
- 12月25日 クリプトン・フューチャー・メディア及びドワンゴ・ミュージックパブリッシング、共同コメント発表(#初音ミク楽曲のJASRAC信託と着うた配信に関する騒動を参照)。対立は終息へ。
- 12月26日 角川書店「月刊コンプエース」2008年2月号発売。おんたま作『はちゅねミクの日常 ろいぱら!』連載開始。
- 12月27日 テレビ東京『うぇぶたま』内にてベストプロデューサーコンテスト開始。2008年4月15日放送の『うぇぶたま3』内にて結果発表。
[編集] 2008年
- 1月25日 フロンティアワークス、公認CD『星のカケラ』発売。一般流通のCDで初音ミクのイラストや名称などを使用したものはこれが初めて。
- 3月19日 ネットジャパン、Macintosh上でWindowsソフトを動かすことのできるソフトCodeWeavers「CrossOver Mac」の初音ミクハンドル版を発売[94]。
- 3月29日 (テレビ神奈川放送分)『【俗・】さよなら絶望先生』への出演(アニメ作品への出演を参照)。
- 3月31日 グッドスマイルカンパニー、ディフォルメフィギュア「ねんどろいど 初音ミク」発売。
- 5月22日 「スカッとゴルフ パンヤ」に初音ミクの衣装が登場(6月19日まで)。
- 5月29日 ニンテンドーDSソフト『13歳のハローワークDS』でゲームデビュー[65]。
- 8月24日 大阪府岸和田市で開催された日本SF大会において「ボーカロイド=歌唱に特化した人型ロボットを開発した技術とDTMに「ボーカロイド」という概念を取り入れ、普及させた功績」に対し第39回星雲賞自由部門の受賞が決定する。
- 8月27日 音楽サークルlivetuneがビクターエンタテインメントよりアルバムCD『Re:package』をリリース。初音ミクのイラストや名称などを使用してメジャーレーベルから発売されたCDはこれが初めて。
- 9月16日 クリプトン、待受画像や楽曲を配信する携帯サイト「初音ミクモバイル」(ミクモバ)を開設[95]。
- 9月24日 第13回アニメーション神戸賞作品賞・ネットワーク部門を受賞。
- 9月25日 講談社よりユーザーから募集された作品やキャラクターアイテムなどを収録した『初音ミクMIXING BOX』発売。
- 10月8日 2008年度グッドデザイン賞を受賞。
- 11月9日
- 2008年度のSUPER GT最終戦に「初音ミク Studie GLAD BMW Z4」が出走(#その他コラボレーションを参照)。
- コスプレイヤーとしても知られるキックボクサーの長島☆自演乙☆雄一郎がNJKFスーパーウェルター級王座決定戦の試合で、『みくみくにしてあげる♪』を入場曲に初音ミクの扮装で出場し王座を獲得[96]。
- 11月14日 自由国民社『現代用語の基礎知識2009』発売。「初音ミク」をインターネット関連の用語として掲載[97]。
- 12月12日 ユリイカ2008年12月臨時増刊号として「ユリイカ 増刊号 総特集=初音ミク」が発売。
[編集] 2009年
- 3月 内閣府が発行している海外向けオンライン広報誌「Highlighting JAPAN」3月号の記事で、初音ミクが紹介される[98][99]。
- 3月4日 人気楽曲「メルト」などを収録したsupercellのアルバム『supercell』が発売。翌週のオリコン週間チャートで4位を記録し、初音ミク関連CDの週間最高順位を更新[100]。
- 3月14日 PSP専用ゲームソフト『初音ミク -Project DIVA-』が同年7月2日に発売される事が正式発表される。
- 4月9日 クリプトン、NetVOCALOIDを用いた携帯電話用サイト『ミクと歌おう♪』(ミクうた)を開設。
- 5月25日 志満秀とMM Agency、初の食品(菓子)系コラボ商品「瀬戸内発!初音ミクのネギ入りえびせん『みくせん』」を発売。
- 6月4日 クリプトン、キャラクターの非営利無償での利用を一般に許諾するライセンス「ピアプロ・キャラクター・ライセンス」を公開。
- 7月2日 セガよりPSP専用ゲームソフト「初音ミク -Project DIVA-」が発売。
- 7月7日 韓国版「スカッとゴルフ パンヤ」に初音ミクの衣装が登場[64]。
- 8月22日 Animelo Summer Live 2009にアーティストとして出演(姿形はスクリーン上のアニメーションにて表現[101])。
- 8月31日 初音ミク発売2周年を記念してライブイベント「ミクフェス '09(夏)」開催(姿形は透明なスクリーンに照射して表現[102])。
[編集] 脚注
- ^ 図はミュージックシーケンサーなどに使われるピアノロールの例を図示したものであり、初音ミクの画面とは異なる。
- ^ ただし、左腕のパネルの表示にはDX100、スカートにTX816といったようにDX7以外の機種のデザインも取り入れていることを公式ブログのコメント上で明らかにしている(投稿者 wat (2007年10月12日). "『[Vocaloid2情報] DTMマガジン11月号とか。(2007年10月06日の記事)』へのコメント". メディアファージ事業部 ブログ. クリプトン・フューチャー・メディア. 2009年2月15日 閲覧。)
- ^ この削除は本項目の初版に公式サイトからの転載あるいは誤った引用形式による著作権上の問題が見られたためのもので、Wikipedia:削除の方針に従い2007年10月16日に削除依頼が提出された。これに対しクリプトン・フューチャー・メディア代表取締役である伊藤博之より10月18日付けのブログにおいて、ウィキペディア日本語版での記事内において公式サイトからのテキストを引用元を明示せずとも引用を許諾する旨が伝えられている("「初音ミク」Wikipedia項目削除依頼が上がっている件に関して". メディアファージ事業部 ブログ. クリプトン・フューチャー・メディア (2007年10月18日). 2009年2月16日 閲覧。)。 しかしながらGFDLでのライセンス面で懸念の声が寄せられ、10月19日、クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役伊藤博之の確認を得た上で記事の履歴を含めた全文が消去された。詳細についてはWikipedia:削除依頼/初音ミクを参照のこと。
- ^ ただし、2008年4月以降はニコニコ動画とJASRACの間で楽曲の利用に関する包括契約が結ばれたため、ニコニコ動画内での利用であればJASRACに信託されても二次利用への支障は無くなっている。
- ^ 特に記載がなければオリコン週間チャート最高順位を記す。
- ^ TVアニメ『アキカン!』のエンディング主題歌集で初音ミク使用曲は最終話に流れた「恋空リサイクリング feat.初音ミク featuring みっくちゅじゅーちゅ」のみ(歌:のみこ feat.初音ミク)。
[編集] 参考文献
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[編集] 関連項目
- VOCALOID
- 音声合成
- デスクトップミュージック
- バーチャルアイドル
- 制作関係
- ヤマハ
- クリプトン・フューチャー・メディア - 開発・発売元
- 藤田咲 - 初音ミクの声(歌声ライブラリへの提供)を担当
[編集] 外部リンク
- クリプトン・フューチャー・メディア(株)ホームページ
- 公式プロフィールページ - デモソングの試聴もここで可能
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