兵庫県道22号神戸三木線

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主要地方道
兵庫県道22号標識
兵庫県道22号 神戸三木線
主要地方道 神戸三木線
三木街道
制定年 1954年
起点 神戸市長田区山下町
西代交差点・兵庫県道21号神戸明石線北緯34度39分42.5秒 東経135度8分34.9秒 / 北緯34.661806度 東経135.143028度 / 34.661806; 135.143028 (県道22号起点)
終点 三木市福井3丁目
兵庫県道20号加古川三田線北緯34度47分38.0秒 東経134度58分54.4秒 / 北緯34.793889度 東経134.981778度 / 34.793889; 134.981778 (県道22号終点)
接続する
主な道路
記法
都道府県道21号標識
兵庫県道21号神戸明石線
阪神高速7号北神戸線
都道府県道16号標識
兵庫県道16号明石神戸宝塚線E28 神戸淡路鳴門自動車道
都道府県道52号標識
兵庫県道52号小部明石線
都道府県道83号標識
兵庫県道83号平野三木線
都道府県道20号標識
兵庫県道20号加古川三田線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

兵庫県道22号神戸三木線(ひょうごけんどう22ごう こうべみきせん)は、兵庫県神戸市から三木市を結ぶ主要地方道兵庫県道)である。三木街道

概要[編集]

本道の標識
神戸市西区伊川谷町布施畑で撮影
終点付近
三木市福井3丁目で撮影

神戸市[編集]

長田区

この区間は、かつて地上を走っていた山陽電気鉄道本線1995年に地下化された際の線路跡地を整備して道路に転用したものである。線路際の側道も含めて整備したことから、全線4車線であるが、路線幅が狭く、車の通行量が多い。

須磨区

須磨区に入ってからも、しばらくは山陽電鉄本線の線路跡地を整備した区間を走る。かつて板宿駅が地上にあったあたりを過ぎ、妙法寺川に突き当たると右折して、川に沿う形で北西へ進路を変える。ここからは2車線区間となり、道路拡幅に向けた工事や用地買収が各所で行われているが、後述のとおり本道と妙法寺川の両岸に山が迫り、その周囲に人家が建て込んでいることから、進捗状況は施工区間によって差がある。板宿地区内は比較的平坦で、妙法寺川と本道の周囲に広がる住宅地の中を走るが、禅昌寺付近からは横尾山高取山に挟まれた妙法寺川の河谷地帯に入り、やや山岳路線らしくなる。神戸市バス那須神社バス停近くで阪神高速道路神戸山手線と立体交差し、次の堂ノ下バス停付近までは本道と妙法寺川はもつれあうように何度も交差を繰り返し、周囲のわずかな平坦地には人家が建て込んでいる。妙法寺小学校を過ぎたあたりから広畑橋南交差点を過ぎるまでは、妙法寺川を離れてやや開けた地形となるが、ここまでは比較的緩やかな上り勾配である。再び妙法寺川沿いに走るが、白川峠に向けて徐々に勾配がきつくなり、車窓左手に一瞬だけ地上に出る山陽新幹線を望むと、車交差点で神戸市道夢野白川線が合流する。さらに登って白川峠を越えると、一転して下り坂となり、北西に向かって白川台と東白川台の間を通過する。この付近では白川小学校近くで合流する兵庫県道16号明石神戸宝塚線と重複しており、須磨区と西区にまたがるわずかな区間に4車線区間がある。

西区

白川台の先から布施畑にかけて明石川支流の伊川に沿って西に向かう。この辺りは山岳路線であり、抜けたところに神戸複合産業団地がある。神戸複合産業団地内は以前は暫定2車線であったが、改良され、完成4車線である。かつての旧道はカーブが多い。西側は桜が丘・月が丘・美穂が丘・富士見が丘・北山台・高雄台の新興住宅地および農地・神戸電鉄粟生線の沿線を通る。兵庫県道83号平野三木線以西から三木市との境目の前は山岳路線である。

三木市[編集]

市内の東側は志染丘陵になっており、神戸電鉄粟生線の沿線、緑が丘自由が丘の新興住宅地、および農地に接しており、1965年1966年志染町広野新開以西の旧来の小径コースを改良して新道にしてから見通しが良く、西側は三木山の山間を通る山岳路線であり、福井字鶯谷以西は旧国道175号である。そして、終点付近は三木市街である。

路線データ[編集]

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史[編集]

路線状況[編集]

通称[編集]

  • 三木街道

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  • 木見峠
  • 白川峠

バイパス[編集]

  • 木見バイパス
    • 神戸市西区木津から同市同区木見まで至るバイパスである。神戸複合産業団地の南側を通過する。

重複区間[編集]

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

神戸市
三木市

沿線にある施設など[編集]

脚注[編集]

  1. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省

関連項目[編集]