八木毅
八木 毅(やぎ たけし、1967年[1][2] - )は、日本の映画監督、プロデューサー。
来歴
東京都出身[1][2]。早稲田大学卒業後[2]、円谷プロダクションに入社[1]、制作部に配属される。平成ウルトラセブンなどで助監督を務め、1996年に『ムーンスパイラル』で監督デビューする[1][2]。その後『ウルトラマンティガ』、『ウルトラマンダイナ』、『ウルトラマンガイア』で助監督を務め、『ガイア』第49話で監督と特技監督を初めて兼任する[2]。
『ウルトラマンマックス』ではプロデューサーも担当し、同作品の最多演出となる8本を監督[1][2]。TVのウルトラシリーズで初めて最終話の監督兼特技監督を担当する。
2007年いっぱいで円谷プロを退社、フリーの監督となった。2008年、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』で劇場映画を初監督。
監督作品
◎ パイロット(メイン)監督 ★ シリーズ最多演出 △ 最終回担当。太文字の作品は、特技監督兼任。
テレビ
- ムーンスパイラル(1996年)4本中1本担当 ※監督公式デビュー作品
- ウルトラマンガイア(1998年 - 1999年)51本中1本担当
- ウルトラマンコスモス(2001年 - 2002年)65本中8本、特別編2本担当
- ウルトラQ dark fantasy(2004年)25本中5本担当 ◎★△
- ウルトラマンネクサス(2004年 - 2005年)38本中4本担当
- ウルトラマンマックス(2005年 - 2006年)40本中9本担当 ★△※プロデューサー兼任
- ウルトラマンメビウス(2006年 - 2007年)50本中15本担当
- ULTRASEVEN X(2007年)12本中5本担当 ◎★△※シリーズ構成兼任
- ドラマW 都市伝説セピア「アイスマン」(2009年、WOWOW)
OV
- ウルトラマンガイア ガイアよ再び(2001年)
映画
- 大決戦!超ウルトラ8兄弟(2008年)
監督以外の作品
- SDガンダムフォース(2004年、第36話・第41話各演出) - アニメ
- 怪奇大作戦 ミステリー・ファイル(2013年、NHK BSプレミアム) - 特撮技術(第2・3・4話)
脚注
- ^ a b c d e 宇宙船編集部 編 編『ウルトラマンマックス マックス!マックス!マックス!怪獣大画報』円谷プロダクション 監修、朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション〉、2006年10月30日、49頁。ISBN 4257037350。
- ^ a b c d e f 「ウルトラマンメビウス白書 八木毅」『ウルトラマンメビウス アーカイブ・ドキュメント』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクションNo.∞〉、2007年6月30日、79頁。ISBN 978-4-257-03745-3。