全国高等学校野球選手権大会 (愛媛県勢)
全国高等学校野球選手権大会（夏の甲子園）における愛媛県勢の成績について記す。
中等学校優勝野球大会
- 中等学校野球時代は四国四県による四国大会優勝校が四国代表として全国大会に出場していた。愛媛県勢として初の全国大会出場切符を得たのは第4回大会の今治中（現：今治西）であったが、米騒動で中止になったため試合はしていない。第21回大会で松山商が県勢初優勝を達成。
| 大会（年度） | 代表校 | 成績 |
|---|---|---|
| 第4回大会（1918年） | 今治中（初） | 中止[1] |
| 第5回大会（1919年） | 松山商（初） | 準々決勝 |
| 第6回大会（1920年） | 松山商（2年連続2度目） | 準決勝 |
| 第7回大会（1921年） | 松山商（3年連続3度目） | 準々決勝 |
| 第8回大会（1922年） | 松山商（4年連続4度目） | 準決勝 |
| 第9回大会（1923年） | 松山商（5年連続5度目） | 二回戦 |
| 第10回大会（1924年） | 松山商（6年連続6度目） | 準々決勝 |
| 第16回大会（1930年） | 松山商（6年ぶり7度目） | 準々決勝 |
| 第17回大会（1931年） | 松山商（2年連続8度目） | 準決勝 |
| 第18回大会（1932年） | 松山商（3年連続9度目） | 準優勝 |
| 第19回大会（1933年） | 松山中（初） | 準決勝 |
| 第21回大会（1935年） | 松山商（4年ぶり10度目） | 優勝 |
| 第22回大会（1936年） | 松山商（2年連続11度目） | 二回戦 |
全国高等学校野球選手権大会(1県1代表制以前)
第30回大会（1948年）からは香川と愛媛の両県による北四国大会優勝校が北四国代表として全国大会に出場した。第32回大会、松山商と統合していた松山東が県勢として戦後初の優勝。第51回選手権では松山商が決勝戦で青森県の三沢高校との決勝戦延長18回引き分け再試合を戦い優勝。夏の選手権に強いことから「夏将軍」の異名が定着していく。
| 大会（年度） | 代表校 | 成績 |
|---|---|---|
| 第32回大会（1950年） | 松山東[2]（17年ぶり2度目） | 優勝 |
| 第34回大会（1952年） | 松山商（2年ぶり13度目） | 準々決勝 |
| 第35回大会（1953年） | 松山商（2年連続14度目） | 優勝 |
| 第38回大会（1956年） | 西条（初出場） | 準決勝 |
| 第40回大会（1958年） | 八幡浜（初出場） | 1回戦 |
| 第41回大会（1959年） | 西条（3年ぶり2度目） | 優勝 |
| 第42回大会（1960年） | 西条（2年連続3度目） | 1回戦 |
| 第43回大会（1961年） | 松山商（8年ぶり15度目） | 2回戦 |
| 第44回大会（1962年） | 西条（2年ぶり4度目） | 準決勝 |
| 第45回大会（1963年） | 今治西（初出場） | 準決勝 |
| 第46回大会（1964年） | 今治南（初出場） | 1回戦 |
| 第48回大会（1966年） | 松山商（5年ぶり16度目） | 準優勝 |
| 第49回大会（1967年） | 今治南（3年ぶり2度目） | 2回戦 |
| 第50回大会（1968年） | 松山商（2年ぶり17度目） | 3回戦 |
| 第51回大会（1969年） | 松山商（2年連続18度目） | 優勝 |
| 第53回大会（1971年） | 今治西（8年ぶり2度目） | 2回戦 |
| 第55回大会（1973年） | 今治西（2年ぶり3度目） | 準決勝 |
| 第57回大会（1975年） | 新居浜商（初出場） | 準優勝 |
全国高等学校野球選手権大会（1県1代表制以降）
第58回大会より愛媛県単独で代表校を全国大会に送ることができるようになった。第68回大会の準決勝で松山商は11連続安打（大会最多記録）を記録。第78回大会決勝戦で松山商は熊本工と戦い、延長10回裏のサヨナラ負けの危機をライトから捕手へのダイレクト返球で阻止し、優勝を果たした（奇跡のバックホーム）。
| 大会（年度） | 代表校 | 成績 |
|---|---|---|
| 第58回大会（1976年） | 今治西（3年ぶり5回目） | 3回戦 |
| 第59回大会（1977年） | 今治西（2年連続6回目） | 準決勝 |
| 第60回大会（1978年） | 松山商（9年ぶり19回目） | 1回戦 |
| 第61回大会（1979年） | 新居浜商（4年ぶり2回目） | 1回戦 |
| 第62回大会（1980年） | 南宇和（初出場） | 2回戦 |
| 第63回大会（1981年） | 今治西（4年ぶり7回目） | 準々決勝 |
| 第64回大会（1982年） | 川之江（初出場） | 1回戦 |
| 第65回大会（1983年） | 川之江（2年連続2回目） | 2回戦 |
| 第66回大会（1984年） | 松山商（6年ぶり20回目） | 準々決勝 |
| 第67回大会（1985年） | 川之江（2年ぶり3回目） | 3回戦 |
| 第68回大会（1986年） | 松山商（2年ぶり21回目） | 準優勝 |
| 第69回大会（1987年） | 宇和島東（初出場） | 2回戦（初戦） |
| 第70回大会（1988年） | 松山商（2年ぶり22回目） | 2回戦（初戦） |
| 第71回大会（1989年） | 宇和島東（2年ぶり2回目） | 2回戦 |
| 第72回大会（1990年） | 松山商（2年ぶり23回目） | 3回戦 |
| 第73回大会（1991年） | 川之江（6年ぶり4回目） | 1回戦 |
| 第74回大会（1992年） | 西条（30年ぶり5回目） | 1回戦 |
| 第75回大会（1993年） | 宇和島東（4年ぶり3回目） | 2回戦 |
| 第76回大会（1994年） | 宇和島東（2年連続4回目） | 1回戦 |
| 第77回大会（1995年） | 松山商（5年ぶり24回目） | 1回戦 |
| 第78回大会（1996年） | 松山商（2年連続25回目） | 優勝 |
| 第79回大会（1997年） | 宇和島東（3年ぶり5回目） | 1回戦 |
| 第80回大会（1998年） | 宇和島東（2年連続6回目） | 3回戦 |
| 第81回大会（1999年） | 宇和島東（3年連続7回目） | 1回戦 |
| 第82回大会（2000年） | 丹原（初出場） | 2回戦（初戦） |
| 第83回大会（2001年） | 松山商（5年ぶり26回目） | 準決勝 |
| 第84回大会（2002年） | 川之江（11年ぶり5回目） | 準決勝 |
| 第85回大会（2003年） | 今治西（22年ぶり8回目） | 3回戦 |
| 第86回大会（2004年） | 済美（初出場） | 準優勝 |
| 第87回大会（2005年） | 済美（2年連続2回目） | 2回戦 |
| 第88回大会（2006年） | 今治西（3年ぶり9回目） | 3回戦 |
| 第89回大会（2007年） | 今治西（2年連続10回目） | 準々決勝 |
| 第90回大会（2008年） | 済美（3年ぶり3回目） | 1回戦 |
| 第91回大会（2009年） | 西条（17年ぶり6回目） | 2回戦 |
| 第92回大会（2010年） | 宇和島東（11年ぶり8回目） | 1回戦 |
| 第93回大会（2011年） | 今治西（4年ぶり11回目） | 1回戦 |
| 第94回大会（2012年） | 今治西（2年連続12回目） | 1回戦 |
| 第95回大会（2013年） | 済美（5年ぶり4回目） | 3回戦 |
| 第96回大会（2014年） | 小松（初出場） | 1回戦 |
学校別成績
- 松山商業（出場26回）60勝21敗1分 優勝5回、準優勝3回
- 今治西（出場10回）
- 宇和島東（出場8回）
- 西条（出場6回）優勝1回
- 川之江（出場5回）
- 済美（出場3回）準優勝1回
- 新居浜商（出場2回）準優勝1回