全国不登校新聞社
この記事は広告・宣伝活動のような記述内容になっています。(2017年4月) |
設立 | 1998年2月。 |
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法人番号 | 6011505001229 |
法的地位 | NPO法人 |
目的 | 『不登校新聞』の発行。子ども・若者についての講演会や当事者の交流会の開催など。 |
本部 | 東京都文京区水道2丁目13-12-302 |
公用語 | 日本語 |
重要人物 | 石井志昂(理事・編集長) |
機関紙 | 不登校新聞 |
関連組織 | 東京シューレ、フリースクール全国ネットワーク、登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク |
職員数 | 理事8名 |
ウェブサイト | 全国不登校新聞社 (NPO法人)公式サイト |
全国不登校新聞社(ぜんこくふとうこうしんぶんしゃ)とは、不登校の専門紙『不登校新聞』を発行しているNPO法人である。1998年設立。
概要
日本で唯一の不登校の新聞である『不登校新聞』を発行している[1]。
「当事者の声に寄り添う」を原則に1,100名を超える不登校・ひきこもり当事者経験者の声を掲載した。
2013年8月よりweb版不登校新聞としてオンラインマガジンも創刊。
創刊以来、『当事者視点』を編集方針とし、不登校、ひきこもり経験者による『子ども若者編集部』を創設。
経験者、当事者らによる企画立案、取材、執筆等も行なっている[2]。
2017年4月に子ども若者編集部のメンバーは100名を超えた。
沿革
- 1998年 - 団体設立、『不登校新聞』創刊[3]。
- 2004年 - 発行新聞名を『不登校新聞』から『Fonte』へ変更。
- 2012年 - 部数減による「休刊危機」を訴える。
- 2012年 - 部数の回復により「休刊危機」を撤回。
- 2013年 - 全国10か所で不登校・ひきこもりの講演会を実施。
- 2013年 - オンラインマガジン『不登校新聞』創刊。
- 2015年 -「9月1日の子ども自殺」について文科省で記者会見を行なう。
- 2016年 - 媒体名を『Fonte』から『不登校新聞』に変更。
創刊理由
1997年8月31日、2学期から学校に行くのをためらったと思われる子どもが焼身自殺。同時期に別の子が「学校が燃えれば学校に行かなくてすむと思った」という理由で学校を放火したという事件を受け、「学校に行くか死ぬかしかないという状況を変えたい」と願った市民らが1998年に「不登校新聞」を創刊した。(HPより引用)
関連書籍
- 不登校新聞社編『この人が語る「不登校」』講談社、2002年1月18日。ISBN 978-4062110839。
インタビュー:羽仁未央、大平光代、安住磨奈、辛淑玉、谷川俊太郎、渡辺位、岡本敏子、五味太郎、山口由美子、椎名誠、落合恵子、吉本隆明、立川志の輔、森毅、大槻ケンヂ、ひろさちや、高木仁三郎、大田堯。
- 全国不登校新聞社編『学校に行きたくない君へ』ポプラ社、2018年8月3日。ISBN 978-4-591-15966-8。
インタビュー:樹木希林、荒木飛呂彦、柴田元幸、リリー・フランキー、雨宮処凛、西原理恵子、田口トモロヲ、横尾忠則、玄侑宗久、宮本亜門、山田玲司、高山みなみ、辻村深月、羽生善治、押井守、萩尾望都、内田樹、安冨歩、小熊英二、茂木健一郎[4]
- 全国不登校新聞社編『続学校に行きたくない君へ』ポプラ社、2020年7月14日。ISBN 978-4-591-16728-1。
インタビュー:中川翔子、ヨシタケシンスケ、りゅうちぇる、立川志の輔、春名風花、あずまきよひこ、R-指定、谷川俊太郎、庵野秀明、宇多丸、田房永子、大槻ケンヂ、みうらじゅん、糸井重里、坂上忍、椎名誠、荻上チキ、対談 北斗晶×石井志昂[5]
以下の二作は、不登校新聞社の社員が編集に携わっている。
- 勝山実『安心ひきこもりライフ』太田出版、2011年7月30日。ISBN 978-4778312589。
- 丸山康彦『不登校・ひきこもりが終わるとき』ライフサポート社、2014年4月10日。ISBN 978-4904084311。
脚注
出典
- ^ 「学校に行けない…「不登校50年」が問い直すもの」読売新聞2018年04月16日 07時16分
- ^ 「「遅刻・早退・バックレOK」の会議は甘過ぎ? テレビで特集された不登校新聞の独自ルールが話題沸騰」朝日新聞社AERA.dot2017.12.20
- ^ 「ハートネットTV「不登校新聞 自分と向きあう」NHK
- ^ “学校に行きたくない君へ”. ポプラ社. 2020年7月2日閲覧。
- ^ “続 学校に行きたくない君へ 全国不登校新聞社(編集) - ポプラ社”. 版元ドットコム. 2020年7月2日閲覧。