佐藤智恵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さとう ちえ
佐藤 智恵
プロフィール
本名 斎藤 智恵(さいとう ちえ)[1]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本埼玉県[2][3][4][5]
生年月日 (1964-07-01) 1964年7月1日(59歳)
血液型 A型[6]
職業 声優
事務所 青二プロダクション[2]
公式サイト 佐藤 智恵|株式会社青二プロダクション
公称サイズ(時期不明)[7]
身長 / 体重 154[6] cm / 45 kg
活動
活動期間 1985年[3] -
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

佐藤 智恵(さとう ちえ、1964年7月1日[3] - )は、日本女性声優埼玉県出身[2][3][4][5]青二プロダクション所属[2]。本名は斎藤 智恵(さいとう ちえ)[1]

略歴[編集]

埼玉県立朝霞高等学校[6]勝田声優教室[8]青二塾東京校2期卒業[2]

1985年より声優としてのキャリアをスタート[3]

人物[編集]

音域はC - A#[2]。声優としては、多数のアニメ、ゲーム、オリジナルビデオアニメ等に出演している[4]

演じる役は少年が多いが、女性、おばさん、動物など幅広くこなす[9]。役柄では共通して派手ではなく目立つ方ではないが、主人公の友達など親近感のある、どこにでもいるというキャラクターを演じる傾向があり、リアルライブは「アニメ作品でありながら、佐藤の様に“アニメらしくない、まるで日常に存在していそう”な声やお芝居が出来る声優は貴重なのではないだろうか」と評している[9]

クレヨンしんちゃん』のボーちゃんの声は放送初期から現在にかけて声が低くなっていったが、これは野原しんのすけ役の初代声優の矢島晶子の声質の変化に合わせていった結果だという。ボーちゃんの現在の声について佐藤は2018年に受けた取材で「普段の声とぜんぜん違うので、けっこう力が必要なんですよ。劇場版などで長いセリフがあると息が続かないんです」と苦労を明かしている[10]。また、この取材の中で原作者の臼井儀人にボーちゃんの本名を尋ねたことがあったものの、教えてもらえなかったことも明かしている。

忍たま乱太郎』では、二郭伊助と二ノ坪怪士丸の二役を担当している。伊助はほぼ自分の素の声で演じており、語尾の感じなども自分に近いものだといい、演じているどのキャラクターよりも分身感が強いキャラクターであるという[11]。一方で怪士丸は暗く怪しい感じを出したくて、低めの声で震えるように話しており、震えるように話すのは腹筋を使うので辛くなる時もあるという[12]

趣味は温泉[2]。特技は日舞ダイビングスキー[4]免許普通自動車免許[7]

出演[編集]

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ[編集]

1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1998年
1999年
2000年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2012年
2014年
  • 妖怪ウォッチ(2014年 - 2023年、カンチ〈今田干治〉[19]バクロ婆、でんぱく小僧、U.S.O.、つまみぐいのすけ、バク、ハク、エミの母、えこひい鬼、しわくちゃん、化け草履、キジニャン、SFおばあちゃん、大家ネコ妖怪、オーバーガー、ナンモナイト、でんじん、じごくミミズク、ひっぱりダコ、かゆかゆ、うらやましろう、ポチッ、おバク様、魔ガサス、ババァーン 他) - 3シリーズ[一覧 3]
2015年
2021年
2023年

劇場アニメ[編集]

1985年
1988年
1989年
1991年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年

OVA[編集]

1987年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
  • 絶対無敵ライジンオー みんなが地球防衛組(小川よしあき)
1994年
1995年
1996年
  • 〜平和の使者〜 青い目の人形物語(斉藤孝太)
1999年
2005年
2006年
  • ピカチュウのわんぱくアイランド(ゴンベ)
2008年
  • ピカチュウ氷の大冒険(エテボース)

Webアニメ[編集]

ゲーム[編集]

1993年
1994年
  • SDガンダム大図鑑
1996年
2001年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2013年
  • 妖怪ウォッチ(バクロ婆、つまみぐいのすけ、でんぱく小僧、でんじん、黒鬼、ナマズの五郎 他)
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2021年
2024年
  • クレヨンしんちゃん 「炭の町のシロ」(ボーちゃん)

ドラマCD[編集]

吹き替え[編集]

映画[編集]

アニメ[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

シリーズ一覧

  1. ^ 第1シリーズ(2006年)、第2シリーズ(2009年)、第3シリーズ(2013年)
  2. ^ テレビシリーズ(2006年 - 2010年)、特別編(2011年2月3日)
  3. ^ 『妖怪ウォッチ』(2014年 - 2018年)、『妖怪ウォッチ!』(2019年)、『妖怪ウォッチ♪』(2021年 - 2023年)

出典[編集]

  1. ^ a b 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、416頁。ISBN 4-87376-160-3 
  2. ^ a b c d e f g 佐藤 智恵|株式会社青二プロダクション”. 2020年2月7日閲覧。
  3. ^ a b c d e 佐藤智恵のプロフィール”. エキサイトニュース. エキサイト. 2023年11月30日閲覧。
  4. ^ a b c d 佐藤智恵”. タレントデータバンク. 2022年1月7日閲覧。
  5. ^ a b 佐藤智恵”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2022年1月7日閲覧。
  6. ^ a b c 青二プロダクション 佐藤 智恵”. 2016年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月3日閲覧。
  7. ^ a b 佐藤智恵” (PDF). 青二プロダクション公式サイト. 青二プロダクション. 2013年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月4日閲覧。
  8. ^ 現場で活躍中の卒業生たち”. 勝田声優学院. 2012年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月30日閲覧。
  9. ^ a b 【声優の履歴書】第58回『クレヨンしんちゃん』ボーちゃん、『キャプテン翼J』石崎了(少年期)、『妖怪ウォッチ』カンチを演じた佐藤智恵”. リアルライブ (2014年7月17日). 2021年11月5日閲覧。
  10. ^ 佐藤智恵(インタビュー)「『しんちゃん通信』 スペシャルインタビュー「ボーちゃん役 佐藤智恵」」『しんちゃん通信』、バンダイナムコフィルムワークス、2018年11月9日https://v-storage.bnarts.jp/talk/interview/103367/2023年7月2日閲覧 
  11. ^ 「忍たま30」コメントラストを飾るのは、一年は組の忍たまたちです!”. NHK (2022年4月28日). 2023年7月3日閲覧。
  12. ^ 「忍たま30」コメント第16弾は一年い組&ろ組の忍たまたちです!”. NHK (2022年4月27日). 2023年7月3日閲覧。
  13. ^ ビックリマン”. 東映アニメーション. 2022年9月14日閲覧。
  14. ^ a b 絶対無敵ライジンオー”. サンライズ. 2022年3月2日閲覧。
  15. ^ 声の出演&スタッフ”. クレヨンしんちゃん. 2023年2月15日閲覧。
  16. ^ 花の魔法使いマリーベル”. KING AMUSEMENT CREATIVE. 2016年7月2日閲覧。
  17. ^ みかん絵日記”. 日本アニメーション. 2016年6月18日閲覧。
  18. ^ 大江戸ロケット”. マッドハウス. 2016年5月22日閲覧。
  19. ^ スタッフ・キャスト”. テレビ東京・あにてれ 妖怪ウォッチ. 2013年12月10日閲覧。
  20. ^ ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター”. 東映アニメーション. 2022年7月15日閲覧。
  21. ^ クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード”. メディア芸術データベース. 2022年5月14日閲覧。
  22. ^ 劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段”. メディア芸術データベース. 2016年8月14日閲覧。
  23. ^ クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス”. メディア芸術データベース. 2016年10月23日閲覧。
  24. ^ 作品情報”. 『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』公式サイト. 2014年12月6日閲覧。
  25. ^ キャラクター”. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ カスカベ映画スターズ!. 2013年11月21日閲覧。
  26. ^ キャラクター”. サモンナイト6. バンダイナムコエンターテインメント. 2015年12月10日閲覧。
  27. ^ キャラクタークリエイション”. ドラゴンボール ゼノバース2. 2016年9月20日閲覧。

外部リンク[編集]