佐伯泰樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐伯 泰樹(さえき やすき、1952年5月28日 - )は、日本のアメリカ文学者、翻訳家東京工業大学教授

人物[編集]

アメリカ文学者・佐伯彰一の子として富山県に生まれる。1975年東京大学英文科卒、1978年同大学院修士課程修了、東工大助手、東工大助教授を経て、東工大外国語教育センター教授。1994年、トマス・ピンチョン重力の虹』の共訳によりBABEL国際翻訳大賞日本翻訳大賞受賞。

沼澤洽治は師匠であり共編した『笑いの新大陸 アメリカ・ユーモア文学傑作選』の訳者後書きには「翻訳上の師弟共演」と書かれている。

著書[編集]

  • 『ベースボール創世記』(新潮社、新潮選書) 1998
  • 『アメリカ太平記 歴史の転回点への旅 1845』(中央公論社、中公叢書) 2001
  • 『ベースボールのアルケオロジー ボール遊びから大リーグへ』(悠書館) 2014

翻訳[編集]