会津高原尾瀬口駅

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会津高原尾瀬口駅
駅舎(2006年8月)
あいづこうげんおぜぐち
Aizukōgen-Ozeguchi
地図
福島県南会津郡南会津町滝原字羽根子1056-1
北緯37度5分24.1秒 東経139度42分18.4秒 / 北緯37.090028度 東経139.705111度 / 37.090028; 139.705111座標: 北緯37度5分24.1秒 東経139度42分18.4秒 / 北緯37.090028度 東経139.705111度 / 37.090028; 139.705111
所属事業者 会津鉄道
野岩鉄道
電報略号 コケ(会津鉄道)・アコ(野岩鉄道)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
(会津鉄道)-2015年-
36人/日(降車客含まず)
(野岩鉄道)-2015年-
224人/日(降車客含まず)
開業年月日 1953年昭和28年)11月8日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 会津鉄道会津線
キロ程 57.4 km(西若松起点)
七ヶ岳登山口 (4.3 km)
所属路線 野岩鉄道会津鬼怒川線
キロ程 30.7 km(新藤原起点)
男鹿高原 (5.7 km)
備考 共同使用駅(会津鉄道の管轄駅)
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会津高原尾瀬口駅(あいづこうげんおぜぐちえき)は、福島県南会津郡南会津町滝原(たきのはら)字羽根子にある会津鉄道野岩鉄道

会津鉄道会津線と野岩鉄道会津鬼怒川線の分界駅。会津鉄道会津田島駅までが電化区間のため、特急「リバティ会津」は直通運転される。

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅

会津鉄道の管轄駅であるが、前述のように会津鬼怒川線の開通当初は野岩鉄道の管轄であったため、野岩鉄道仕様の案内サインも混在している。駅舎は線路の西側に立地し、ホームとは新藤原方の構内踏切で連絡している。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1・2 会津鉄道会津線 会津田島西若松会津若松方面
野岩鉄道会津鬼怒川線 新藤原鬼怒川温泉下今市新栃木浅草方面

行違い時などの一部の例外を除き、会津田島方面からの列車が1番線、新藤原方面からの列車が2番線に入線する。そのため基本的には、1番線から新藤原方面の特急・快速と会津田島方面の折り返し普通列車、2番線から会津田島方面の特急・快速と新藤原方面の折り返し普通列車が発車する。

駅舎窓口では、会津鉄道及び野岩鉄道の乗車券(東武鉄道への連絡乗車券を含む)と東武鉄道の特急券を、階下の「会津高原駅プラザ 憩の家」(観光物産館)では会津乗合自動車(会津バス)の乗車券を発売している。

駅構内の新藤原側に、既に本線とは接続されていない転車台遺構がある。

利用状況[編集]

  • 会津鉄道 - 2015年度の1日平均乗車人員は36人であった[11]
  • 野岩鉄道 - 2015年度の1日平均乗車人員は224人であった[11]
乗車人員推移
年度 会津鉄道 野岩鉄道
1996 540
1997 477
1998 433
1999 422
2000 74 386
2001 66 375
2002 55 373
2003 52 348
2004 41 323
2005 41 334
2006 38 310
2007 38 314
2008 30 304
2009 27 271
2010 33 263
2011 33 216
2012 36 266
2013 33 263
2014 49 247
2015 36 224

駅周辺[編集]

当駅は尾瀬檜枝岐村たかつえへの玄関口となっている。

バス路線[編集]

たかつえまで30分、湯ノ花温泉まで40分、木賊温泉へは「木賊入口」下車→徒歩約7キロ、もしくは「舘岩観光案内所前」下車→タクシー等を利用。
尾瀬 - 檜枝岐まで75分、御池まで100分、沼山峠まで120分、沼山峠バス停から尾瀬沼まで徒歩約60 - 70分。

隣の駅[編集]

会津鉄道
会津線
快速「AIZUマウントエクスプレス
会津田島駅 - (1号は七ヶ岳登山口駅) - 会津高原尾瀬口駅 - (野岩鉄道会津鬼怒川線)
普通
七ヶ岳登山口駅 - 会津高原尾瀬口駅
野岩鉄道
会津鬼怒川線
快速「AIZUマウントエクスプレス」
上三依塩原温泉口駅 - 会津高原尾瀬口駅 - (会津鉄道会津線)
普通
男鹿高原駅 - 会津高原尾瀬口駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、525頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ “日本国有鉄道公示第324号”. 官報. (1971年8月24日) 
  3. ^ 「通報 ●会津滝ノ原駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年8月28日、4面。
  4. ^ “日本国有鉄道公示第67号”. 官報. (1986年9月4日) 
  5. ^ 会津鉄道からの乗り入れは同社所有の電車のみで、気動車は従来通り当駅で折り返していた。
  6. ^ “会津田島へ直通運転 東武鉄道浅草駅で出発式”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年10月13日) 
  7. ^ 会津鉄道 会社概要”. 会津鉄道. 2008年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月13日閲覧。
  8. ^ 「首都圏と直結したより快適な列車の旅」3月18日 会津鉄道でダイヤ改正を実施” (PDF). 会津鉄道 (2005年12月22日). 2006年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月23日閲覧。
  9. ^ 「「ほっとスパ・ライン」 会津鬼怒川線に愛称、沿線の温泉資源PR」『朝日新聞社朝日新聞社、2006年1月22日、東京地方版/栃木、35面。
  10. ^ 2022年3月12日(土)ダイヤ改正を実施いたします。” (PDF). 会津鉄道 (2021年12月17日). 2022年2月9日閲覧。
  11. ^ a b 第131回福島県統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]