伊藤雅範

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
伊藤 雅範
名前
愛称 マサ
カタカナ イトウ マサノリ
ラテン文字 ITO Masanori
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1978-04-20) 1978年4月20日（45歳）
出身地 東京都調布市[1]
身長 185cm[2]
体重 78kg[2]
選手情報
ポジション MF[1] (サッカー)
ピヴォ/フィクソ (フットサル)
代表歴
2005  日本
監督歴
年 チーム
2011-2013 府中アスレティックFC
2013-2015 バサジィ大分
2015- 日本ウェルネススポーツ大学 / 高校
2015 アロッサ松本
2016-2018 フットサル日本女子代表
2018- バサジィ大分
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

伊藤 雅範（いとう まさのり、1978年4月20日 - ）は東京都調布市出身のフットサル指導者。元サッカーおよびフットサルの選手。高等学校教員免許を保持。

来歴[編集]

読売日本サッカークラブジュニアユースから読売ユースへと進み、多数のタイトル獲得に貢献。高校卒業後に駒澤大学へと進学。4年時には主将を務め、FC東京の練習に参加[3]。2001年、同クラブに入団[1]。サテライトの試合やチームの紅白戦では守備的なポジション（ボランチ[1]やセンターバック）で相手との1対1のディフェンスに強さを見せたが、トップチームの試合には出場することなく1年限りで自ら退団を希望し、契約非更新となった[4]。

その後2003年よりフットサルに転向[5]。恵まれた体格を活かし、ピヴォやフィクソのポジションをこなした。2005年にはフットサル日本代表としてAFCフットサル選手権に出場。Fリーグ発足を機にデウソン神戸へ移籍。2008年6月、自身のオフィシャルサイトを開設。神戸では選手兼コーチ及び主将としてピッチ内外でチームをまとめ上げ[5]、代表復帰も目指した。

2010年、古巣府中AFCへ復帰[5]。2011年に現役を引退し、2011-12シーズンからは府中AFCの監督を務めた[6]。2013年退任[7]。

2013-14シーズンより、バサジィ大分の監督に就任した[8]。同シーズンはプレーオフ最終ラウンドまで進出。第1戦で勝利し名古屋を追い詰めたものの、第2戦で屈し、準優勝に終わった。2014年のオーシャンカップ準々決勝町田戦では、相手選手への退場処分によって2分間の数的優位を得たが、この有利な判定に納得できず、選手に時間を空費させるよう指示[9]。後日、「著しい違反行為」を理由に2試合のベンチ入り停止を科された[10]。クラブからは好成績を評価されつつも、方向性の不一致により[11]2015年限りで退任[12]。

2015年4月より、長野県に位置する日本ウェルネススポーツ大学及び日本ウェルネス高等学校でフットサルの指導に当たる[13]。

2016年3月、フットサル日本女子代表監督に就任[14]。

2018‐19シーズンより3シーズンぶりにバサジィ大分トップチーム監督に就任。

所属クラブ[編集]

サッカー[編集]

フットサル[編集]

個人成績[編集]

サッカー[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2001 FC東京 32 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
通算 日本 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
総通算 0 0 0 0 0 0 0 0

フットサル[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 オーシャン杯 選手権 期間通算
2003 府中 関東 -
2004 -
2005 -
2006 FIRE FOX -
2007-08 神戸 15 Fリーグ -
2008-09
2009-10
2010-11 府中 16 27 7
2012 府中S 東京都1部 -
2015 松本 2 長野県1部 6 0 - - 6 0
通算 日本 Fリーグ
日本 関東
日本 東京都1部
日本 長野県1部 6 0 - 0 0 6 0
総通算

指導歴[編集]

監督成績[編集]

年度 クラブ 所属 リーグ戦 カップ戦 備考
順位 勝点 試合 勝 分 敗 オーシャン杯 選手権
2011-12 府中 Fリーグ 6位 35 27 10 5 12 1回戦 3位
2012-13 3位 47 27 15 2 10 1回戦 ベスト8
2013-14 大分 2位 61 36 19 4 13 ベスト8 ベスト8
2014-15 5位 69 33 21 6 6 ベスト8 ベスト8 リーグ戦順位はプレーオフを経ての最終結果
2015 松本 長野県1部 3位 21 9 7 0 2 - 県3位[18]
総通算 - - 132 72 17 43 - -

関連情報[編集]

DVD[編集]

  • “サッカー＆フットサルのトッププレーヤーになるための基礎トレーニング” (ASIN B004S0A1OS)

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d “駒澤大学4年 伊藤雅範選手と来季入団合意のお知らせ”. 2001年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月25日閲覧。 FC東京 (2000年12月27日)
  2. ^ a b 選手情報 | 伊藤 雅範 Fリーグ公式サイト
  3. ^ “競技場に一番近い男 FC東京・伊藤雅範”. 2001年6月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月14日閲覧。朝日新聞デジタル (2001年6月8日)
  4. ^ “来期契約非継続選手について”. 2002年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月25日閲覧。 FC東京 (2001年12月3日)
  5. ^ a b c “元日本代表・伊藤雅範、5年ぶりに府中復帰!”. 2010年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月20日閲覧。 スポーツ報知 2010.05.26
  6. ^ 中村恭平監督退任及び伊藤雅範監督就任のお知らせ 府中アスレティックFC (2011年5月1日)
  7. ^ “伊藤雅範監督退任のお知らせ”. 2013年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月5日閲覧。 府中アスレティックFC (2013年3月31日)
  8. ^ 2013シーズン新監督に 伊藤雅範氏 就任のお知らせ (cache) バサジィ大分 (2013年4月1日)
  9. ^ フェアプレーとは何か? 大分・伊藤監督がフェアプレー規律委員会から罰せられる ゲキサカ (2014年6月17日)
  10. ^ 伊藤雅範監督ベンチ入り停止処分について バサジィ大分 (2014年6月17日)
  11. ^ “伊藤監督が退任 来季の方向性一致せず”. 2015年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月14日閲覧。大分合同新聞
  12. ^ 伊藤監督退任のお知らせ バサジィ大分 (2015年3月17日)
  13. ^ a b 信州筑北キャンパス野球部・蹴球部監督就任会見【高校】 タイケン学園グループ (2015年5月1日)
  14. ^ フットサル日本女子代表監督に伊藤雅範氏が就任 日本サッカー協会 (2016年3月16日)
  15. ^ a b c 『FC東京ファンブック2001』毎日新聞社、2001年、63頁。 
  16. ^ a b 日本ウェルネススポーツ大学と協調体制にある。
  17. ^ 伊藤雅範氏 強化アドバイザー就任のおしらせ MGFA (2015年4月30日)
  18. ^ 第21回全日本フットサル選手権大会 長野県フットサル連盟

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

日本代表 - 2005 AFCフットサル選手権
日本の旗
 
監督歴
{| class="toccolours" style="width: 41em; margin: 1px auto; padding: 0.25em 0; clear: both; text-align:center"

|-

|style="border-right: #ccc 1px solid;width:33%"|
先代
中村恭平
|
府中アスレティックFC
フットサルトップチーム監督
2011-2013
|style="border-left: #ccc 1px solid;width:33%" |
次代
谷本俊介

|}

先代
館山マリオ
バサジィ大分監督
2013-2015
次代
吉武茂郎
先代
在原正明
フットサル日本女子代表監督
2016-
次代
スタブアイコン

この項目は、サッカー選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:サッカー/PJサッカー選手/PJ女子サッカー）。

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=伊藤雅範&oldid=97891670」から取得