伊勢五
伊勢五 | |
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伊勢五の主屋と蔵 (2015年11月24日撮影) | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒112-0011 東京都文京区千石 三丁目38番9号 |
座標 | 北緯35度43分36.78秒 東経139度44分25.07秒 / 北緯35.7268833度 東経139.7402972度座標: 北緯35度43分36.78秒 東経139度44分25.07秒 / 北緯35.7268833度 東経139.7402972度 |
正式名称 | 伊勢五 |
施設所有者 | 八代目 今井五郎右衛門 |
駐車台数 | 無し台 |
最寄駅 |
都営三田線千石駅 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅、新大塚駅 |
最寄IC | 首都高速新板橋出口 |
外部リンク | http://www.isego.jp/ |
伊勢五(いせご)は、東京都文京区千石にある、創業が享保年代の木造の2階建ての米屋店舗。
概要
創業年代が1716年-1736年の享保年間で、主屋は明治前期、1868年(明治元年)頃に建築。1923年(大正12年)に起きた関東大震災後に土蔵を建築した。その後、1949年(昭和24年)に改修された。第二次世界大戦や東京大空襲にも戦災を免れている。
沿革
- 1716年-1736年(享保年間) - 米屋・伊勢五を創業した。
- 1868年(明治前期) - 主屋を建築した。
- 1923年(大正12年) - 土蔵を建築した。
- 1949年(昭和24年) - 主屋と土蔵の改修を行った[1]。
営業情報
- 定休日 - 金曜日
- 営業時間 - 午前11時 - 午後7時30分
- 駐車場 - 無し
文化財
登録有形文化財(建築物)
- 伊勢五主屋
- 1868年-1911年(明治前期)、建築:木造2階建、瓦葺、建築面積:124m2。
- 江戸時代から続く米屋。主体部は2階建、切妻造、桟瓦葺で、南に寄棟造の平屋部が接続する。1階は通りに面し帳場を取り、6畳、8畳、4畳半などの各室を配し、2階は表側を座敷、裏は物置とする。軒の低い佇まいや格子窓など、往時の町家の姿をよく留める[2]。
- 登録年月日:2003年(平成15年)9月19日、(種別:産業3次、登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの)。
- 伊勢五蔵
- 1923年(大正12年)、建築:土蔵造2階建、瓦葺、建築面積:25m2。
- 主屋の北に隣接する道具蔵。2階建、土蔵造、切妻造、桟瓦葺で、通りに面した主屋精米所奥に表に妻面を見せて建つ。外壁はモルタル塗で石造風に目地を切り、軒蛇腹、腰部に水切りを付ける。立ちの高い重厚な外観は、主屋と並んで独特の商家の構えを造り出す[3]。
- 登録年月日:2003年(平成15年)9月19日、(種別:産業3次、登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの)。
交通アクセス
ギャラリー
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北東側からの外観(2015年11月24日撮影)
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北西側からの外観(2015年11月24日撮影)
脚注
参考文献
- 東京都教育庁地域教育支援部管理課編『東京都の近代和風建築:東京都近代和風建築総合調査報告書』、東京都教育庁地域教育支援部管理課、「伊勢五」、P235、2009年(平成21年)3月、国立国会図書館蔵所、公共図書館蔵書