仮面ライダーアマゾン
仮面ライダーシリーズ | ||
第3作 | 仮面ライダーX | 1974年2月 - 10月 |
第4作 | 仮面ライダーアマゾン | 1974年10月 - 1975年3月 |
第5作 | 仮面ライダーストロンガー | 1975年4月 - 12月 |
仮面ライダーアマゾン | |
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ジャンル | 特撮テレビドラマ |
原作 | 石森章太郎 |
企画 | 平山亨、阿部征司(東映) |
脚本 | 大門勲 他 |
監督 | 塚田正熙 他 |
出演者 |
岡崎徹 小林昭二 松田洋治 松岡まりこ 中田博久 |
ナレーター | 納谷悟朗 |
オープニング | 「アマゾンライダーここにあり」歌:子門真人 |
エンディング | 「アマゾンダダダ!!」歌: 子門真人、コロムビアゆりかご会 |
製作 | |
制作 | 毎日放送 |
放送 | |
音声形式 | モノラル放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1974年10月19日 - 1975年3月29日 |
放送時間 | 土曜 19:30 - 20:00(30分) |
『仮面ライダーアマゾン』(かめんライダーアマゾン)は、1974年(昭和49年)10月19日から1975年(昭和50年)3月29日まで、NET系列で毎週土曜19時30分から20時00分に放送された、毎日放送・東映制作の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。
概要
「仮面ライダーシリーズ」第4作として放送された。
企画の経緯
スマートで流麗だった前作『仮面ライダーX』の不振を受けて、ライダーシリーズ新番組の企画書には「『仮面ライダー』はその原点である『野獣性』に立ち戻り」と記された[1][2]。以降もシリーズ新作のたびに意識される「原点回帰」という概念が明言されたのは、このときが初めてである[3]。だがここで言う「原点」とは、第1作『仮面ライダー』の第1話をさらにさかのぼり[4]、立川文庫や『少年倶楽部』のような戦前の児童向けマスコミが内包していた世界観を志向している[5]。
原作者の石森章太郎は、映画『未来惑星ザルドス』に触発されて原始的な仮面ライダーを提案し、また当時高い人気を誇っていた「ドラゴン」の異名を持つブルース・リーのイメージも取り入れられ、仮称『ドラゴンライダー』の構想が練られた[6][注 1]。その内容は拳法の達人「リュウ」が旅をしながら敵を倒していくというものだったが、前述したもうひとつの要素「原始的な世界観」とうまくなじまないため、ターザンのようなスタイルへと変更された[6][注 2]。主題歌にはこの初期案の名残があり、歌詞の表現はアマゾンライダーよりもドラゴンライダーのイメージであると平山亨は語っている[6]。
その後、企画書が起こされた時点ではすでに『仮面ライダーアマゾン』という正式名称が確定していた[12]。あまり試行錯誤せずにこれほど早く番組の題名が決まるのは珍しいことであった[2]。
前半の敵組織ゲドンは1クールという短さで退場しているが、これは中途の変更ではなく、当初から予定されていたことである[1]。
クランクインは8月末を予定していたが9月9日にずれ込んだ[1]。本作品の遅れに伴い、『仮面ライダーX』は当初の全33話の予定から2話分延長され、全35話となった[13]。
特徴
「噛みつき」や「引っ掻き」といった野性味あふれる攻撃、切り裂かれ血しぶきを上げながら散っていく怪人など、シリーズでは異色の存在。主役ライダーのメインの必殺技が、歴代ライダーで初めてキック技ではないのも特色である。
生後まもなく南米アマゾンの奥地で遭難し、野獣の中で育ったがゆえに言葉もわからず、文明も理解できないまま日本に一人で放り出され、周囲の誤解に遭いながらも、ゲドンと孤独な戦いを続ける主人公の「仮面ライダーアマゾン」こと野生児アマゾンの悲哀を描いたハードなドラマも魅力だった。
悪の組織ゲドンが尖兵とする獣人は、動物や昆虫の特性を直截的に取り込んだ造形であり、人よりも獣の要素が色濃い。この理由は、擬闘の高橋一俊のアクションがマンネリ化したと懸念した東映生田撮影所初代所長・内田有作が、アクションの質を変えるため意図的に動きにくい着ぐるみを作成するよう指示を出したからである[8]。話を聞かされた高橋はショックを受けたという[14]。
ゲドンの獣人は食料となる人間を片っ端から誘拐してはその生き血を抜き取って殺していき、その人間の死体を食肉として保存する。しかし、その怪奇性とヒーローの孤独を中心に据えた作品展開が仇となって子供たちに敬遠されてしまい、当初は好調だった視聴率が徐々に低迷してきたため、 第6話でモグラ獣人がアマゾンの仲間になってから大きな方向転換を余儀なくされ、低年齢向けの作風へと変化して視聴率の回復が図られた。視聴率回復のための強化策は次の3点である。
- アマゾンがキックやパンチといった、従来の仮面ライダー同様のアクションを多用するようになる。
- 岡村まさひこ、岡村りつ子、立花藤兵衛といった仲間たちのサポートを受けて戦う。
- 明朗な痛快活劇を基本とした平板な展開が中心となり、モグラ獣人を中心としたコミカルな要素も加わる。
低年齢向けを目指した路線変更は、第14話でガランダー帝国が登場してからさらに加速していくこととなる。古代インカ帝国の秘宝と、その秘密のカギであるギギの腕輪をアマゾンから奪うことを作戦の中心に据えたゲドンとは異なり、ガランダー帝国はインカの秘宝よりも世界征服作戦を優先させた。帝国は、従来の悪の組織ではあまり例のない規模の都市破壊をはじめとする大掛かりな作戦を次々と行っていき、それを阻止していくアマゾンの活躍を、ダイナミックかつテンポよく描いていった。
前作から引き続いて立花藤兵衛が登場しており、設定上は前3作品と繋がっているが、歴代ライダーが客演することはなかった。平山亨プロデューサーと内田有作の対談で「アマゾンは今までと違ってまったくのゼロからスタートした作品なので先代ライダーを登場させにくい」「なるべく次の展開までとっておくつもりだったので、スタートしてしばらくははまだ必要ないと思っていたら、打ち切りが決まったから」と語られた[15]。後楽園ゆうえんちのショーでは『危うし6人ライダー』のタイトルで歴代ライダーと共闘していた。
ネットチェンジと番組の終了
毎日新聞社系列の毎日放送と朝日新聞社系列のNETは、「腸捻転」と呼ばれていた資本系列に対して捻れていたネットワーク体系の解消を目的として、制作局である毎日放送が1975年春(3月31日)からTBS系列に参入することとなり、それに伴って『仮面ライダーアマゾン』は全24話で終了した。2013年現在、仮面ライダーシリーズでは最短話数の作品となっている。
これは不人気による打ち切りではなく初めから決まっていたことであり、毎日放送側が用意した[16]第1話放映日の読売新聞記事でも「全二十四話」と告知されている[17][18]。だがこのことは現場スタッフには知らされていなかったらしく、平山亨と内田有作[16]、阿部征司[19]といった主要スタッフは口をそろえて「途中で番組終了を聞かされた」と述べている。
本作をもって1964年9月開始の『バッグス・バニー・ショー』(第3期)以来、10年半続いた土曜夜7時30分の毎日放送制作枠は撤廃となった。
評価
主人公・アマゾンのインパクトあふれるキャラクター性は大きな人気を集め、初回放送時の視聴率は前作『仮面ライダーX』終盤から回復したが、その後数字は低下を続けた[1]。2004年のインタビューで内田有作は「今ね、『アマゾン』は再評価されている感じはあるね。あの当時はそれこそクソミソや」と述懐している[4]。
視聴率[20] | 最高 | 最低 | 平均 |
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関東 | 16.2% | 15.2% | 15.7% |
関西 | 19.5% | 15.9% | 17.7% |
あらすじ
生まれて間もなく、両親とともにアマゾンで遭難した日本人・山本大介は、自分が日本人とは知らずにアマゾンのジャングルで野生児アマゾンとして育った。
ある日、古代インカ帝国の秘宝「ギギの腕輪」を狙う十面鬼ゴルゴス率いるゲドンが、反乱を起こした。古代インカ一族の長老・バゴーはギギの腕輪を守るため、アマゾンにギギの腕輪を古代インカ帝国に伝わる秘術によって移植し、仮面ライダーアマゾンに改造した。そして、彼に自己催眠をかけて日本に向かわせた。ゴルゴスもまた、アマゾンのギギの腕輪を狙って日本に向かう。ここに、アマゾンとギギの腕輪をねらうゲドンとの戦いが始まった。
しかし、アマゾンにとって日本は故郷といえども未知の異郷も同然である。そんな彼も、岡村まさひこ少年やその姉・りつ子、かつて仮面ライダーXまでの仮面ライダーとともに悪の組織と戦った立花藤兵衛、ゲドンを裏切ったモグラ獣人といった仲間に支えられていく。
十面鬼は第2の離反者・獣人ヘビトンボがアマゾンと共闘したこともあって倒され、ゲドンは壊滅する。しかしヘビトンボはより強大な組織・ガランダー帝国の尖兵だった。十面鬼が所持していたもうひとつのインカの秘宝「ガガの腕輪」は帝国の支配者・ゼロ大帝の手に渡り、アマゾンの戦いはなおも続く。
激しさを増すガランダー帝国の攻撃にモグラ獣人が命を落としたものの、アマゾンはゼロ大帝を追い詰める。大帝の逆襲によってアマゾンは窮地に陥るが、ギギとガガ、2つの腕輪が合わさることで生まれた力で勝利する。アマゾンはまさひこたちに別れを告げ、南米行きの船で日本を発つのだった。
登場人物
仮面ライダーアマゾンと仲間たち
- アマゾン / 仮面ライダーアマゾン
- 本作の主人公で、本名は山本大介(やまもと だいすけ)。生後間もなく、アマゾンで両親とともに遭難した、23歳の日本人。
- 長老バゴーの与えた催眠暗示に従い、亡き父の友人・高坂教授に会うために生まれ故郷の日本にやってきて、仮面ライダーアマゾン=アマゾンライダーとしてゲドンと戦う。
- 大自然の中で動物とともに育ったために当初はほとんど言葉を話すことができなかったが、ストーリーの進行とともに様々な言葉を覚えていくこととなる。第13話以降は、まさひこの特訓を受けたことで流暢な日本語を話せるようになった。素朴かつ素直、そして活発で感情表現も直接的で文明に慣れておらず、周囲の人間との誤解から一時はホームシックにかかり、ゲドンとの戦闘を放棄して南米に戻ろうとしたこともある。ジャングル育ちゆえ、薬草の知識が豊富であるため、草笛が得意。従来の仮面ライダーと違って変身前でも高い格闘能力を誇り、変身せずに獣人を敗走させたこともあり、腕力は中型オートバイを持ち上げて運ぶほどである。仲間が傷つくことを極度に嫌い、特にモグラ獣人を殺したキノコ獣人に対する攻撃は壮絶なものであった(第20話)。
- 高坂博士の知人であった立花藤兵衛、高坂博士の甥・まさひこや姪・りつ子からは「アマゾン」と呼ばれており、大介自身も自分の本名を忘れてしまっていたため、周囲からそう呼ばれるままに自身のことを「アマゾン」と称し、オープニングクレジットでも「アマゾン / 仮面ライダーアマゾン」となっていた。本名の山本大介が用いられていたのは、本作では第1・2話冒頭のナレーションと当時の幼年誌などの誌上のみである。初めて「仮面ライダーアマゾン / 山本大介」とクレジットされたのは、次作『仮面ライダーストロンガー』客演時であり、特番『全員集合!7人の仮面ライダー!!』も同様であったが、そう呼ばれることはなかった。『不滅の仮面ライダースペシャル』において立花藤兵衛、『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』では風見志郎(仮面ライダーV3)は本名を知っていたが、素性が明らかになった経緯などは語られていない。
- 石森によるキャラクターデザインでは全身に傷があり、『漫画版仮面ライダー』の本郷猛と同様に改造手術の痕が浮かび上がるという設定であった[21]。放送開始前の撮影会ではバミューダ状のパンツ姿であった[22]。
- 立花藤兵衛
- アマゾンの協力者で、ジャングラーの制作者。
- 立花藤兵衛については「立花藤兵衛」を参照
- 岡村まさひこ(おかむら まさひこ)
- 高坂教授の甥。来日したアマゾンと最初に友達になった、小学2年生の少年。
- 年齢の割に頭がよく、文明を知らないアマゾンに日本語や日本の風習を教えた。少し生意気なことを言う時もあるが、正義感は強く、獣人も恐れない勇気を持つ。
- 岡村姉弟の苗字は、過去の出版物では「高坂」と表記されることもあったが[23][24]、これは漫画版の設定であり、テレビ版で苗字に言及される際は「岡村」となっている[注 3]。
- 岡村りつ子[C 1](おかむら りつこ)
- まさひこの姉。当初は無茶をするまさひこを心配するあまり、戦いに巻き込むアマゾンのことを敵視し、第2話ではアマゾンを罵倒して彼の心を傷つけてしまう。しかし、アマゾンの人柄に触れ合ううちに少しずつ心を開き、第9話でカニ獣人の魔手から救われてからは完全に打ち解けるようになり、それまで腰蓑1枚しか身につけていなかったアマゾンに、「日本の冬は寒いから」と上着を贈った。
- りつ子がアマゾンに完全に心を開く第9話などは『東映ヒロインMAX』vol.2のヒロインベストエピソードにも掲載され[要ページ番号]、高く評価されている。
- 「高坂」という苗字については、「岡村まさひこ」の解説参照。
- 長老バゴー
- 第1話に登場。南米アマゾンの大密林の奥深くに隠れ住んでいた、古代インカ一族の末裔の長老。インカ文明の秘密を狙う十面鬼によって一族は殺され、自身も瀕死の重傷を負う。しかし、死の直前に山本大介をアマゾンライダーに改造。ギギの腕輪を託し、高坂博士と会うように彼に暗示を与えて絶命した。
- モグラ獣人
- 第5話から登場。鼻先が花のように開いている。「チュチュ〜ン[注 4]」という鳴き声とともに地中から出現。
- 元はゲドンの獣人で、まさひこを誘拐してアマゾンをおびき出して倒そうとして失敗し、罰として処刑されそうになったところをアマゾンに救われ、以後は協力者となる。とはいえ積極的に戦おうとはせず、情報を提供したり、サポートに徹したりすることのほうが多かった。まさひことは仲が良く、「モグラ」と呼ばれて慕われているが、周囲から軽く扱われて不満を漏らすことも多い。ゲドン側からは「裏切り者」、ガランダー側からは「ゲドンの生き残り」と総称される。
- アマゾンとの対決では残像を生みだすほどのスピードを見せたが、地中での活動範囲は地下10m程度である。カニ獣人、獣人ヤマアラシ、獣人ヘビトンボにも劣勢だった。
- 第20話でキノコ獣人の人食いカビの解毒剤を作成するため、カビを入手しようとしてキノコ獣人に接近するが、企みを見抜かれてキノコ獣人の猛毒カビを浴びせられてしまい、命を落とす(持ち帰ったカビから解毒剤が完成したことで東京は救われた)。墓標にはモグラ獣人の頭の形をした模型と、「勇気の士(ひと)モグラ獣人の墓」と刻まれたプレートが添えられていた。
- アマゾンに味方する獣人は企画段階から存在していたが[2]、それがモグラモチーフになったのは、『仮面ライダー』に登場した怪人モグラングがスタッフ間で印象深かったためである[27]。
- ゲーム『特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝』
- ゲームでは処刑から救うことで操作キャラクターとして仲間になる。キノコ獣人が登場しないため、十面鬼やゼロ大帝を倒した後も生存している。
ゲドン
十面鬼ゴルゴス率いる秘密結社。アマゾンが所持する「ギギの腕輪」を狙って、南米から日本にやってきた。ゲドンとは古代インカの言語で「偉大な闇の帝国」を意味する。
従来の組織に比べて首領〜大幹部〜怪人〜戦闘員のヒエラルキーが明確でなく、十面鬼が絶対的な存在である以外は、獣人とジューシャは対等であるように描写されている。シンボルマークは「カラス」を模しているが、獣人には着用させていないため、劇中で登場することは少なかった。
動物や昆虫を強化して人間並みの知能を持たせた獣人(例外あり、後述)、戦闘員である赤ジューシャ(従者)を操り、アマゾンの持つギギの腕輪を狙う。獣人は改造手術によって生まれる個体と、十面鬼の呪文で誕生する個体が存在する。
数々の獣人を率いてアマゾンに挑むも、獣人たちはことごとく倒されていき、獣人ヘビトンボの裏切りとアマゾンの活躍によって十面鬼ゴルゴスが倒され、ゲドンは壊滅する。しかし、その裏でゲドンを遥かに凌ぐ組織が密かに動き出していた。
- 十面鬼ゴルゴス
- ゲドンの首領。
- 十面鬼ゴルゴスについては「十面鬼」を参照
ゲドンの獣人
この節の加筆が望まれています。 |
ゲドンの作戦を行なう怪人たち。トゲアリ獣人のように、これまでの悪の組織同様に人間に改造手術を施したものもいるが、基本は改造した動物や昆虫に人間の知能を与えた、一種の生物兵器である。従来の怪人よりも動物のフォルムを忠実に受け継いでおり[28]、パワーも高い。
従来の怪人のようなベルトは巻いていない。人間社会については、作戦遂行に必要な最低限の事柄のみを学習、または刷り込まれて誕生するらしい[注 5]。また、洗脳処置を施していないため、モグラ獣人や獣人ヘビトンボのように組織を裏切る者もいた。
- クモ獣人[C 2]
- 第1話に登場。クモの獣人。6本の腕を持ち、毒が含まれた糸を腕から出す能力と再生能力を持つ。アマゾンの大切断により敗走するが、それをゴルゴスに咎められ、ゴルゴスの火炎で焼かれて処刑される。
- 第1話にクモの怪人が登場するのは『仮面ライダー』の蜘蛛男を踏襲したものである[29]。
- 漫画『仮面ライダーSPIRITS』
- バダンによって他の獣人とともに復活する。アマゾンからガガの腕輪を奪還するが、再びゴルゴスの火炎の焼かれて死亡する。
- ゲーム『特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝』
- ゲームでもゲドンの最初の獣人として登場。
- 獣人吸血コウモリ[C 3]
- 第2話に登場。コウモリの獣人。飛行能力とビールスを持つ牙を武器とする。アマゾンの攻撃を受けたため、正子をビールスに感染させ、アジトへと逃げ帰るが、ゴルゴスから処刑を宣告される。アジトで血を吸い、アマゾンと戦うが再び敗走したため、小型吸血コウモリに血を吸われ処刑される。
- 第2話にコウモリの怪人が登場するのは『仮面ライダー』の蝙蝠男を踏襲したものである[29]。
- 漫画『仮面ライダーSPIRITS』
- アマゾンから奪ったガガの腕輪を空を飛んでゴルゴスに渡すが、アマゾンライダーとともにゴルゴスの火炎の焼かれて死亡する。
- カマキリ獣人
- 第3話に登場。カマキリの獣人。十面岩の口から発せられた白い泡から生まれた。アマゾンをおびき出すため、モトクロスの参加者や釣り人を襲撃。大切断を受けても立ち上がったが、最後は自分の放った泡に包まれ消滅した。
- 獣人大ムカデ[C 4]
- 第4話に登場。ムカデの獣人。
- 『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』
- バダンのコピー怪人として登場。
- スーツはアトラクション用のもので、偶然残っていたため登場することとなった[30]。
- モグラ獣人
- #仮面ライダーアマゾンと仲間たちを参照。
- 獣人ヤマアラシ
- 第6話に登場。ヤマアラシの獣人。体を丸めて全面棘状にすることができる。
- ヘビ獣人
- 第7話に登場。ヘビの獣人。人間を生きたまま呑みこみ、吐き出して傀儡とする。
- ワニ獣人
- 第8話に登場。ワニの獣人。子供たちを誘拐し燻製の保存食にしようとしていた。アマゾンを逃がしたためゴルゴスから死刑宣告を受ける。
- パチンコ『仮面ライダーフルスロットル』
- 闇のアマゾンに変身する素体として登場[31]。
- ゲーム『特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝』
- ゲームにおけるゲドン最後の獣人として十面鬼とともに登場。
- カニ獣人
- 第9話に登場。カニの獣人。巨大な両腕の鋏と毒の泡を武器とする。
- スーツは『仮面ライダーストロンガー』でカニ奇械人に流用・改造された。
- 黒ネコ獣人[C 5]
- 第10話に登場。ネコの獣人。毒爪を武器とするが、アマゾンには通用せず、首をはねられ死亡した。
- 漫画『仮面ライダーSPIRITS』
- アマゾンからガガの腕輪を奪うのに貢献するが、アマゾンライダーとともにゴルゴスの火炎の焼かれて死亡する。
- 獣人カタツムリ
- 第11話に登場。カタツムリの獣人。カタツムリに変身する能力を持つ。
- トゲアリ獣人
- 第12話に登場。トゲアリの獣人。強盗殺人犯の村田源次を改造した改造人間。口から酸を出すことが可能。
- 漫画『仮面ライダーSPIRITS』
- 阿蘇山を噴火させようとする再生モグラ獣人を手伝い、アマゾンを攻撃するがアマゾンライダーとともにゴルゴスの火炎の焼かれて死亡する。
- 獣人ヘビトンボ
- 第13話・第14話に登場。ヘビトンボの獣人。幼虫の姿で登場し、赤ジューシャをアマゾンたちのもとへ潜入させるが、作戦は失敗し、自身も腕を斬り落とされる。
- その後、繭に身を包むが、黒ジューシャにガランダー帝国のアジトに運ばれ成虫に変わる。ガランダー帝国の幹部の座を条件に、ゲドン(十面鬼ゴルゴス)を裏切る。
- アマゾンと手を組み、十面鬼を倒すが、アマゾンを裏切り返り討ちにあい大切断で倒される。
派生作品のゲドンの獣人
- ピラニア獣人
- すがやみつる版『仮面ライダーアマゾン』に登場。アマゾネスのリーダーが変身[32]。他のアマゾネスを率いてアマゾンを襲う。技は「ピラニア血しぶき」。
- 獣人カメ男
- すがやみつる版『仮面ライダーアマゾン』に登場[33]。巨大な甲羅で相手を挟み込もうとする。
- トゲアカアリ獣人
- すがやみつる版『仮面ライダーアマゾン』に登場[34]。
- 巨大モグラ獣人
- 『仮面ライダーSPIRITS』に登場。ニードルの針により巨大化した姿。
- 詳細は「仮面ライダーSPIRITS#アマゾンの関係者」を参照
ゲドンのその他の戦力
- 赤ジューシャ[注 6]
- ゲドンの戦闘員。全員が女性で、腕から多数の白い糸を垂らした赤い服を着ている。武器は細身の剣で、オートバイの腕も一流。戦闘よりも諜報活動を得意としており、アマゾンと直接戦うことは少なかった[注 7]。
- 獣人よりもジューシャのほうがゲドンでの地位も上であることも多く、獣人を監視するのも主要な任務である。
- 科学者
- 第11話に数名登場。白衣姿で全員が男性。凶悪犯・村田源次に改造手術を施し、トゲアリ獣人を誕生させた。
派生作品のゲドンの戦力
- レーダーバチ
- すがやみつる版『仮面ライダーアマゾン』に登場。小型のハチ型のメカ[36]。
ガランダー帝国
ゲドン壊滅末期から暗躍していた謎の組織。支配者の下にゼロ大帝がいて、ゼロ大帝が「獣人」と戦闘員である黒ジューシャを率いている。ガガの腕輪を手に入れるが、ギギの腕輪に固執していたゲドンの方針を否定し、日本征服を第一の目的として作戦を行なう。
企画初期の設定メモでは、東ヨーロッパのポーランド付近に存在すると記述している[37]。
幹部
- ゼロ大帝
- パルチア王朝の末裔を名乗る、ガランダー帝国の表向きの支配者。炎を模した飾りを付けた兜を被り、全身を鋼鉄の鎧で包んでいる。極めて冷酷な男で、手に持つ槍の先から出す「青い雷」と呼ばれる火花で失敗した獣人や黒ジューシャを処刑する。
- 企画初期の設定メモでは、ゼロ大帝とはガランダー帝国の領主であるゼロ家の三種の神器「火の翼のかぶと」「血のマント」「青い雷(槍)」を受け継いだ者の称号であるとし、現在のゼロ大帝は1938年生まれの37歳と設定されていた[37]。
- デザインはインカ帝国を滅ぼしたスペイン人のイメージから中世ヨーロッパの騎士風となっている[37]。
- 支配者
- 普段は声のみで姿は見せない。姿は最終話に見せる。
- 白い服と覆面で正体を隠している。その正体は真のゼロ大帝[注 8](劇中での名称は「ゼロ大帝」。顔や服装はゼロ大帝と同じ。声のみ違う)。
- ゲドンとガランダー帝国の真の支配者で、多くの悪の軍団を操っていると言っている[注 9]。
- ゼロ大帝の登場作品
-
- すがやみつる版『仮面ライダーアマゾン』
- ガランダー帝国の日本支部に派遣されたという設定となっている[40]。
- 『宇宙の11 仮面ライダー銀河大戦』
- マーダー帝国に再生される。カニレーザーと悪魔元帥と共にマーダーマシン01でライダーを迎え撃つ。
- 『仮面ライダーSPIRITS』
- ゼロ大帝と真のゼロ大帝が同時に登場。
- アマゾン化したゼロ大帝
- 『仮面ライダーSPIRITS』に登場。ギギの腕輪を持つ仮面ライダーアマゾンの左腕と一体化した姿。
- 詳細は「仮面ライダーSPIRITS#ガランダー帝国」を参照
- ゲーム『特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝』
- ゼロ大帝と真のゼロ大帝が同ステージ内に登場。
ガランダー帝国の獣人
この節の加筆が望まれています。 |
ゲドンの獣人を参考にして製造された獣人たち。パルチア王朝の技術で改良が加えられているため、知能と能力はゲドンの獣人を上回っている。ゲンゴロウ獣人のように人間に化ける獣人もいた。
- 獣人ヘビトンボ
- 成虫となった際、ゲドンを裏切り、ガランダー帝国に加担。
- #ゲドンの獣人を参照。
- ハチ獣人[C 6]
- 第15話に登場。ハチの獣人。蜂の巣で子供たちをハチの子と呼ばれる戦闘員へ育成していた。
- 『仮面ライダーSPIRITS』
- ゲドンの阿蘇山噴火の作戦に加担する。
- ゲンゴロウ獣人
- 第16話に登場。ゲンゴロウの獣人。瞬間移動能力を武器とする。東京火の海作戦を行う。
- 『仮面ライダーSPIRITS』
- SPIRITS第10分隊と交戦する。
- ガマ獣人
- 第17話に登場。ガマの獣人。「東京フライパン作戦」を計画する。
- すがやみつる版『仮面ライダーアマゾン』
- 現代の忍者がガランダー帝国にとらえられ改造された姿という設定になっている[41]。言葉が話せなくなった息子のためにガランダー帝国に協力する。改造前からハンミョウ獣人に対抗するほどの腕を持っていた。
- ハンミョウ獣人
- 第18話に登場。ハンミョウの獣人。
- すがやみつる版『仮面ライダーアマゾン』
- 現代の忍者で殺し屋ガマ三の腕試しのために襲い掛かる[42]。
- 『仮面ライダーSPIRITS』
- ゲンゴロウ獣人とともにアマゾンと交戦する。
- フクロウ獣人
- 第19話に登場。フクロウの獣人。羽毛を使い視力を奪う能力を持つ。
- キノコ獣人
- 第20話に登場。キノコの獣人。体内で人食いカビを持ち、人食いカビ含む胞子を口から出すことができ、胞子を噴出するキノコを投げることもできる。
- イソギンチャク獣人
- 第21話に登場。イソギンチャクの獣人。高い再生能力と小型のイソギンチャクに変形しての飛行能力を持つ。人間を人喰い人間に変えていく「人喰い人間作戦」を行う。
- 『仮面ライダーSPIRITS』
- SPIRITS第10分隊と交戦するが、アルベールに体を撃ち抜かれてしまう。
- モモンガー獣人
- 第22話に登場。モモンガの獣人。インカリヤのテストを行い、村を一つ壊滅させる。インカリアを使った東京大殺人作戦を実行しようとするが、インカリヤを収めたインカ人形は手違いで南伸夫の持つ土産の人形とすり替わっていたため、その奪還も行うこととなる。
- サンショウウオ獣人
- 第23話に登場。サンショウウオの獣人。高い再生能力と毒を武器とする。さらにアマゾンに変身する能力を持つ。
- にせアマゾンライダー
- サンショウウオ獣人がアマゾンライダーの姿に変身した個体。
ガランダー帝国のその他の戦力
- 黒ジューシャ[注 10]
- ガランダー帝国の戦闘員で、人間の5倍の力を持つ。ゲドンの赤ジューシャ同様に腕から多数の白い糸を垂らしており、それを触手のように操って敵を締め上げる技を使うが、服は黒く全員男性である。科学者タイプも多数いたが、獣人とともにアマゾンと戦った点においても赤ジューシャと異なっている。リーダー格の黒ジューシャは、覆面の額部分に星のマークが付いている。
- ゲーム『特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝』
- 主役回が作られ、十面鬼やゼロ大帝と戦うイベントがある。
- ハチの子
- 第15話に登場。ハチ獣人が蜂の巣で洗脳した子供たち。
- 人食いカビ
- 第20話に登場。キノコ獣人の体内の緑色のカビ。ウイルスに弱く、風邪をひいた赤ちゃんには効果がなかった。
- 人喰い人間
- 第21話に登場。イソギンチャク獣人に獣人の血液入れられた人間。胸にイソギンチャク獣人同様の触手が生えている。
- インカリヤ
- 第22話に登場。古代インカ帝国がスペイン軍に追い詰められ開発した毒ガス。空気に触れる事で青酸ガスへと変化する。インカ人形にカプセルを仕込ませて日本に送り込まれる。
派生作品のガランダー帝国の戦力
- UFO
- すがやみつる版『仮面ライダーアマゾン』に登場[43]。
- 関連キャラクター
-
- ガランダーグリード
- 『KAMEN RIDER OOO EDITION -OOZ-』に登場するキャラクター。ガランダー帝国の怪人ではないが、ゼロ大帝をモチーフとした怪人。
仮面ライダーアマゾン
山本大介(アマゾン)の怒り[注 11]が頂点に達し「アー・マー・ゾーン!」と叫ぶことで変身した姿。第1話、来日直後の彼の戦いを目撃したマサヒコから「仮面ライダー」の称号を贈られ「アマゾンライダー」とも呼ばれる。
外見はマダラオオトカゲ[注 12]をモチーフとしており、機械式の改造人間ではなく爬虫類の機能を備えた生体改造人間である。
- 変身方法
- 変身は「もがく」ように腕を動かしながら「アー・マー・ゾーン!!」の掛け声で目が赤く輝き、光のイリュージョンに包まれ、やがて姿を変えるという超神秘なものである。アマゾンが日本語を喋るようになっても変身プロセスには変更が無く[注 13]、変身に際してこれといったアイテム使用の描写も無い。ポピー(現バンダイボーイズ・トイ事業部)の変身ベルトコンドラーのCMでの変身シーンはテレビ本編と異なり、アマゾンが変身ポーズとともに「アー・マー・ゾーン!!」と叫ぶとコンドラーの赤い目の部分が光り、中央のノコギリ部分が回転して閃光を放つというものだった。
- 劇中では変身前後のアマゾンの姿は特殊レンズで幾重にも連なって回転する撮影方法がとられており、子門真人の声で「アー・マー・ゾーン」という叫びがこだまする中、変身する手法で表現されている。
- 『ストロンガー』終盤の客演では、岡崎が散髪をしていたため変身シーンだけ長髪になっている。この時の衣装は初期の上半身裸の物を着用していたが、変身バンクは後期タイプが使用された。
- 変身ポーズと掛け声は東映プロデューサーの平山亨が企画会議で実演して承認された[45]。
- 原作者の石森章太郎による絵コンテでは徐々に肉体が変化していく様を描写しており、本作品では実現しなかったが後に『仮面ライダーBLACK』や『真・仮面ライダー 序章』でこの方法を用いている[45]。
- 第1話(高坂教授が殺害された直後)の変身シーンで岡崎徹の口元のアップが映った際、歯に青海苔が付着しているのが映っていた。このことは『テレビ探偵団』(TBS系)で紹介された際、「大泉スタジオで撮影され、大泉スタジオ近くの食堂で焼きうどんを食べていた」と誤って解説された。1991年7月28日放送の視聴者投書コーナーでもこの第1話のVTRが紹介され、ゲストの牧瀬里穂が「戦いで変身する時に掛け声をかけるのですが、アマゾンの歯がアップで映ります。その時、前歯の隣の歯に青海苔がついていました」と投稿葉書を読み上げていた[出典無効]。
- デザイン・造型
- 従来の仮面ライダーたちと違い、目の複眼パターンが角でなく丸パターンとなっているのも特徴である[46]。マスク製造を担当したエキス・プロダクションにかつて在籍していた村瀬継蔵によるモスラ(成虫)の眼を参考にしたそうである[47]。マスクは模様の異なるものが3種類存在する[48]。当初は口に牙のあるマスクが用意されたが、撮影ではオープニング映像やジャガーショックの一部カットにしか使われておらず、ほとんどの場面で牙なしのものが使われている[22]。従来のマスクよりも大きく重さがあり、覗き穴からは足下しか見えなかったためスーツアクターの負担になっていたという[49]。
- アマゾンのスーツは、初期の胸板はグラデーションのかかったオレンジ色で、後期では濃い朱色となっている。また、全身のまだら模様も後期の物は簡素化されている。
- 石森による決定デザイン画では、足にも爪が存在した[21]。放送開始前の撮影会では、マスクの牙のほか、ヒレの位置やバックルの形状なども異なっていた[22]。
- その他
- 特徴的な鳴き声は、音響監督の太田克己がキジの鳴き声をモデルに考えだした[50]。
能力・装備
- ギギの腕輪とガガの腕輪
- インカ超古代文明のオーパーツ。コンドルの頭部を象っている[51]。合体させることで超古代文明のパワーを発揮することが可能。『仮面ライダーアマゾン』では、この二つの腕輪を巡っての攻防が描かれるため、アマゾンがギギの腕輪とガガの腕輪の両方を装着して戦うのは、最終回のみとなっている。それ以降の劇場版の出演はギギの腕輪のみを装備している。
- ギギの腕輪
- 長老バゴーによって腕に移植された腕輪。アマゾンの強力な特殊能力の源であるが放映当初は特別なエネルギーなどの設定のない鍵としての腕輪としか語られておらず、アマゾン自身も人間と同じ熱エネルギーで活動していることになっていた。この腕輪を奪われるとアマゾンの命は失われる。
- 本編中「“腕輪に圧力を受けると手足のひれや背びれが激しく振動しどんなものも突き破る”力で地下1000mでの生き埋め状態から脱出」「フクロウ獣人の攻撃による失明状態から腕輪に意識を集中させることで回復」などの特殊能力もいくつか披露している。
- ガガの腕輪
- 十面鬼の腕に装着されていた腕輪。
- コンドラー
- アマゾンが変身前から装備しているベルト。他の仮面ライダーのベルトとは違い、変身用のアイテムではなく、必要に応じてロープやノコギリに変形でき、薬草を調合する際の薬研としても使用される。 彼にとってはサバイバルのための小道具的装備品であった。なお、ベルトの2つの赤い石は「火打ち石」として使える。刺突武器としては針状に変形させて黒ネコ獣人の片目を潰した。アマゾンライダー時ではロープの使用頻度が高くロープ反動による連続キックなどに使用された。
- 劇中での設定は上記の通りだが、放送当時のおもちゃのCMでは「変身ベルト」として紹介されており、ベルトのノコギリが回転しながら二つの赤い石が光るギミックがつけられていた。そしておもちゃのベルトは、ギギの腕輪とセットで販売されていた。
- その他能力
- ジャンプ力は垂直跳び80メートル、幅跳び50メートル。筋力は既に人間離れのスペックを持つ変身前から10倍にパワーアップする。高所での安定感も抜群で、立花藤兵衛と共に滝ツボに落下しても容易に救助した。
- 能力的には敏捷性に優れるスピード型で、全身の斑模様を保護色に密林での戦闘を得意とする
- 変身後の肉体は爬虫類ベースだが、水中の酸素を確保するための鰓(えら)も持っているなど、むしろ両生類的である。劇中聴かれる独特の擬音は腕ビレ、足ビレ、背ビレ等を擦り合わせた時に生じ敵に対する威嚇行為である。
技
- 大切断
- もっとも多用されたアマゾンの得意な必殺技。アームカッターやフットカッターを使用し、相手をほぼ一刀両断に切り裂く。バージョンとしては初期の組み合ってそのまま切り裂くタイプ、後期のジャンプ後の落下速度を利用して切り裂くタイプなどがあるほか、回し蹴りを利用したフットカッターでの大切断もある。アマゾンが日本語が話せるようになったと同時に技名も呼称されるようになり、当初は獣人の返り血(体液)を浴びることもあったが、次第にダイナミックに切断される技法に変更されていった。
- スーパー大切断
- ギギとガガの腕輪の超パワーによるアマゾンライダー最大の必殺技。本物のゼロ大帝を葬った。
- 『仮面ライダーSPIRITS』では、ジャンプ後にジャングラーから撃ち出したガガの腕輪をギギの腕輪と合体させることで発動し、巨大怪獣と化していたトカゲロイドを葬った。
- ダブル大切断
- 他のライダーの切断技との合体技。
- 『仮面ライダーフォーゼ』のビデオ作品では、フォーゼのシザースモジュールとともに発動。『仮面ライダーSPIRITS』では、仮面ライダーZXの電磁ナイフとともに発動。
- ジャガーショック
- いわゆる「噛みつき」技。技の呼称はない。第1話のクモ獣人戦では、足を1本引きちぎるほどの威力を見せた。後半ではほとんど使われなくなるが、『仮面ライダーストロンガー』での客演時には大首領戦で久々に使用した。
- モンキーアタック
- 爪による「引っ掻き」技。これも呼称なし。獣人と組み合った時にジャガーショックとの併用が多い。
- アマゾンキック
- モモンガー獣人へのとどめとして使われた。技の呼称はこの回のみ。獣人カタツムリ戦では、それらしき技が使用されている。また、イソギンチャク獣人にもジャンプしてからのキック(踏みつけ)でとどめを刺している。
- 『オールライダー対大ショッカー』での客演時には、対ディケイド戦で使用した。
- スピンキック
- ガマ獣人対策で生まれた新技。使用もこの回のみ。
専用マシン
- ジャングラー
-
- 全長:2450ミリメートル
- 全高:1700ミリメートル
- 重量:400キログラム
- 最高出力:800馬力
- 最高時速:300キロメートル
- 古代インカ帝国に伝わる秘宝「太陽の石」を動力源としたアマゾン専用のバイク。このため、燃料補充は不要で永久に走行可能。高坂博士が日本へと持ち帰ったバゴーによる設計図をもとに、立花藤兵衛が製作した。アマゾンは当初バイクという存在を嫌っていたが、野生の勘で乗りこなすようになる。
- カウルの口を開いて銛を発射し、後部ウイングを倒して滑空飛行できる。他のライダーマシン同様、アマゾンの脳波による無人走行が可能。
- 当初はフロントフォーク部分に下あごを付け、アマゾンライダーの顔そのものを再現したカウルが考えられていた[52]。
- 撮影用のベースマシンは明確になっておらず、『仮面ライダー画報』ではスズキのモトクロッサーTM250が有力としている[53]。当初取り付けられた尾翼には骨組みの間すべてに白い膜が張られていたが[54][22]、あまりに空気抵抗が強くて操縦に支障が出たため、撮影開始後には大きく穴が開けられた[55]。また翼が落ちることも多かった[56][57]。だが車体は見た目より軽量に作られており、それほど苦労はしなかったとバイクスタントの熊沢敏明が語っている[57]。
- 企画書での名称はミラクルジャガーであった[2]。
他作品への登場
- 『仮面ライダーストロンガー』
- 第36話、第39話に登場。
- 『仮面ライダーアマゾン』最終回(第24話)でアマゾンに帰還後、新たに出現したブラックサタンの南米支部を撃破。間を置かずに姿を見せたデルザー軍団の磁石団長が日本に向かったため、これを追って第36話で帰国。三重県四日市の石油コンビナートでXライダーを援護し、ヨロイ騎士らの破壊活動をXライダーとともに阻止した。映像作品における先輩ライダーとの共闘はこれが最初である。
- 第39話ではXライダーとともに、捕らわれていたV3やライダーマンを地下牢から救出。ストロンガーや1号・2号と合流し、デルザーとの最終決戦に臨む。
- TVSP『全員集合!7人の仮面ライダー!!』
- 『仮面ライダーストロンガー』のテレビスペシャル。
- 山本大介役の岡崎徹がのちに芸能界を引退したため、素顔での客演は『ストロンガー』とこの作品のみである。
- 『仮面ライダー (スカイライダー)』
- 第27・28話、第54話に登場。第27・28話での声優は朝戸鉄也。
- 第27・28話では7人ライダー揃って日本に帰国し、他のメンバーとともにスカイライダーに特訓を行う。
- 第30話では当初、単独客演が予定されており、その名残としてオオバクロンの資料を筑波洋(スカイライダー)に送ったという設定で名前のみ登場。第54話ではペルーから帰国。
- 映画『仮面ライダー 8人ライダーVS銀河王』
- 『スカイライダー』の映画作品。
- 声優は林一夫。他のメンバーに先駆け、ストロンガーとともにスカイライダーの応援に駆けつけた。
- 映画『仮面ライダースーパー1』
- 声優は永江智明。ドグマ復讐兵団に囲まれたスーパー1を助けるため登場。
- 『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』
- 『仮面ライダーZX』のテレビスペシャル。声優は林一夫。
- 『仮面ライダーBLACK RX』
- 声優は岸野一彦。クライシス帝国の地球侵略を阻止するために登場。敵基地潜入の時は他のライダーを誘導した。ジャークミドラに佐原茂とひとみが襲われた時は最初に駆け付けた。
- 『仮面ライダーディケイド』
- 山本ダイスケ(演 - 坂本エンリケ)という人物が仮面ライダーアマゾンに変身する。「アマゾンの世界」という十面鬼ユム・キムルが支配する世界で登場。そのため、本作と設定が異なる(ギギの腕輪を外れてもアマゾンは死ぬことが無い、ガガの腕輪の形状など)。この世界のアマゾンにも、マサヒコと呼ばれる友人ができる。昭和ライダーで唯一、ディケイドの「ファイナルアタックライド」と連携を行った。
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』[注 14]
- 響鬼に変身したディケイドと戦い、「ディメンションキック」に敗れる。終盤では大ショッカーに苦戦するディケイドを助けるために登場し、ギギの腕輪をディエンドに奪われていた状態であったが、戦いが終結した後には返してもらった。
- 本作の撮影時に女性スタッフの間ではアマゾンが一番人気だったことに白倉伸一郎が注目し、『ディケイド』のテレビ本編でアマゾンの世界編が制作されることとなった[58]。
- ネット版『仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ』
- 細山田マサユキ(演 - 奥田達士)という人物が変身する。
- ネット版『仮面ライダーディケイド オールライダー対しにがみ博士』
- 本編に登場。十面鬼も登場するが、直接的な対決シーンは無い。
- 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』[注 14]
- ショッカーに苦戦する1号・2号、電王とNEW電王、オーズを助けるため、他のライダーとともに登場。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』
- 声優は戸部公爾。レジェンドセブンの1人として登場。『幕開け』ではXライダーと共に南アメリカC国で財団Xが送り出したマスカレイド・ドーパントの軍団と戦い、『風都 暗躍する陰謀』ではコアメダルにされるも、『MOVIE大戦MEGA MAX』ではオーズの手により復活、スミロドン・ドーパントと戦った。
- オリジナルビデオ『仮面ライダーフォーゼ 超バトルDVD 友情のロケットドリルステイツ』
- 『仮面ライダーフォーゼ』の超バトルDVD(オリジナルDVD)。仮面ライダーアマゾンと獣人が登場。獣人は、写真と過去の映像のみ。
- 声優は戸部公爾。『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』で「友達」と言ったフォーゼを気に入ったことが明かされ、クリアドリルスイッチをフォーゼに渡すため、日本に行こうとするがサドンダスβに妨害される。サドンダスβはアマゾンを倒したと語っていたが、実は倒されておらず、サドンダスを追い日本に上陸。フォーゼとともにサドンダスを倒す。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』
- 宇宙仮面ライダー部の部室にて仮面ライダーアマゾンが名前のみ登場。
- スーパーヒーロー大戦シリーズ
-
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』[注 14]
- 冒頭でゴーカイレッドと戦い、ゴーカイレッドがゴーカイチェンジしたニンジャレッドに敗れV3、ライダーマン、アマゾン、ストロンガー共々他のライダー共々時空の狭間に消されたが終盤で他のライダー、スーパー戦隊と共に復活し大ショッカー、大ザンギャックと戦った。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』[注 14]
- 仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズと宇宙刑事シリーズの映画作品。仮面ライダーアマゾンが登場。
- 中盤でスペースショッカーのスペース蜘蛛男が率いる怪人&戦闘員集団に苦戦する仮面ライダービーストを救うべく、響鬼、超獣戦隊ライブマンのレッドファルコンとイエローライオンとブルードルフィン、星獣戦隊ギンガマン、獣拳戦隊ゲキレンジャーのゲキレッド、ゲキブルー、ゲキイエローと共に参戦する。
- 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』[注 14]
- 仮面ライダースーパー1とともに仮面ライダーバロン マンゴーアームズを倒すが、「ビッグ」の魔法で巨大化した仮面ライダーウィザード(フレイムスタイル)に握り潰され、ロックシードに変えられる。終盤で復活し、地下帝国バダンと戦った。
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』[注 14]
- 変わってしまった歴史でショッカーに敗北し、ショッカーライダーとなっていたが、最終決戦にて1号と2号が復活したことで洗脳が解け、再びショッカーに立ち向かった。
キャスト
主人公・アマゾン役の岡崎徹は、オーディションではなく渡邊亮徳の意向で選ばれた[59]。岡崎は撮影にあたってのオートバイ訓練で「今までのライダー俳優の中でも抜群」と評されるほど運動に長けていたが[60]、初秋から冬にかけての撮影期間を半裸で過ごさなければならない設定には「寒かった」「背中にウブ毛は生えてきちゃうし、どうなるかと思った」と辟易気味だった[61]。
平山亨は、半裸なのは「3、4話くらいまで」として途中からスーツを着せるという約束を岡崎としていたが、毎日放送映画部部長・庄野至が「そのまんまいきましょう」と半裸を推したため続行となり、岡崎は後の『仮面ライダーストロンガー』打ち上げ時に「私は平山プロデューサーにダマされました」と皮肉った[15]。もっとも岡崎としては冗談のつもりで言ったので、30年ほど経った後に再会した平山から約束の不履行を謝られたときは、その心遣いに感動したと述べている[59]。
レギュラー
声の出演
主なゲスト出演者
※参考文献:『仮面ライダー大図鑑(4)』(バンダイ・1992年)、『仮面ライダーX・アマゾン・ストロンガー大全』
- 長老バゴー - 明石潮 (1)
- 高坂太郎教授 - 北原義郎 (1)
- 松山助手 - 北条清 (1)
- 正子 - 荒牧啓子 (2)
- 山村創造 - 二瓶秀雄 (4)
- 大島 - 平松慎吾 (5)
- 外村研究員 - 萩原信二 (6)
- 有馬精一郎 - 高城淳一 (7)
- 井崎助手 - 瀬戸山功 (7)
- 有馬ひろみ - 杉野公子 (7)
- シゲヤ - 早川勝也 (8)
- フサ代 - 古屋エリ (9)
- 早苗 - 大井小夜子 (10)
- チサコ - 伊藤つかさ (11)
- テツオ - 藤本正則 (11)
- 村田源次 - 中原正之 (12)
- 名古屋美里(赤ジューシャ) - 戸島一実 (13)
- ユミ - 林野奈子 (14)
- ヨッタン - 八幡洋之 (15)
- 行商人(ゲンゴロウ獣人) - 安藤三男 (16)
- 友田 - 竹田将二 (17)
- 友田フジオ - 大沢総一郎 (17)
- 高田 - 綾川香 (18)
- 高田ミサコ - 天野美保子 (18)
- 井上先生 - 田川恒夫 (19)
- リサ - 下野照美 (20)
- 井口 - 浅香春彦 (21)
- 南伸夫 - 柿沼真二 (22)
スーツアクター
アマゾンのスーツアクターは、のちにスーパー戦隊シリーズで長年にわたってレッド戦士として活躍する新堀和男が初の主役ヒーローを務めている[49]。その後、路線変更により中屋敷鉄也と中村文弥に交代した[49]。
- 仮面ライダーアマゾン[62][63][64][49] - 新堀和男
- 仮面ライダーアマゾン[62][63][49]、人面岩[65][63][49]、獣人[66] - 中村文弥
- 仮面ライダーアマゾン[62][63][67][49]、人面岩[65][63][49]、獣人[66] - 中屋敷鉄也
- 仮面ライダーアマゾン[63] - 中村裕
- 仮面ライダーアマゾン(トランポリン)[68][63] - 佐藤巧
- 仮面ライダーアマゾン(トランポリン)[63][注 16] - 湯川泰男
- 十面鬼[49]、獣人[63]、人面岩[69][49]- 河原崎洋夫
- 獣人[66]、人面岩[70] - 岡田勝
- モグラ獣人 - 小沢章治[71]
- 人面岩[69][49]- 山田茂、小沢章治ほか
- 湯川泰男、前田直高、天野正登ほか、大野剣友会メンバー
- 女ジューシャ[63] - 三田恵子、遠山康江、吉田恭子、竹下千恵子、増田美智子、渡辺敏子、清田真妃、平田晃代[70]、高橋和恵[70]、高木美弥子[70]、宍戸真由美[70]
スタッフ
本作品のメインスタッフは、1974年9月17日に放送終了した『イナズマンF』制作メンバーがほぼそのまま移行してきている。とりわけ主監督の塚田正熙と助監督の長石多可男の存在は大きく、『イナズマンF』の硬質な世界観を継承している感がある[72]。
第1話から第4話の脚本を担当した大門勲は長石多可男・平山公夫・平山亨の共同ペンネームである。『宇宙船』Vol.30(1986年6月号)36頁のインタビューでの長石のコメントによれば、1話は長石、2話を平山公夫、3・4話を平山亨がメインで執筆したとのこと。平山は、長石を起用した理由について「彼が『仮面ライダー』を一番理解していると思ったから」と述べている[73]。
NET系土曜夜7時30分の仮面ライダーシリーズのスポンサーとして参加していた大正製薬は、本作を最後にNET系土曜夜7時30分枠のスポンサーから離れた。前作『X』終了間際の1974年10月に大正製薬から温感貼り薬「カプシプラスト」が新発売され、前作および本作のスポンサーとして「カプシプラスト」のCMが流れた。
- 原作 - 石森章太郎
- 連載 - テレビマガジン、たのしい幼稚園、テレビランド、冒険王
- 企画 - 平山亨、阿部征司(東映)
- 脚本 - 大門勲、鈴木生朗、伊上勝、村山庄三、松岡清治
- 監督 - 塚田正熙、山田稔、内田一作、田口勝彦、折田至
- 助監督 - 長石多可男、福島孔道、平山公夫、高橋正治
- 技斗 - 高橋一俊
- 音楽 - 菊池俊輔
- 制作 - 毎日放送、東映
音楽
主題歌
- オープニングテーマ「アマゾンライダーここにあり」
- 作詞 - 石森章太郎 / 作曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 子門真人 SCS-242
- 『仮面ライダー』第1作以来、久しぶりに子門真人によるオープニングとなった。子門が歌う『仮面ライダー』シリーズの正規オープニング曲は、これが最後となった。
- イントロの子門による「アーマーゾーン!」の叫び声は平山亨プロデューサーの発案によるものである[15]。2010年7月4日に科学技術館にて行われたトイフェスティバルの岡崎徹のトークショーで、飛び入り参加した平山が「密かな自慢」として披露した[出典無効]。
- 第1話では本編にオーバーラップして始まる[74]。編集の菅野順吉はフィルムの尺を詰め切れなかったためと述べている[74]。
- 2006年には声優・関智一が自身のCD『関智一の勝手に祝うライダー35周年!』でこの曲をカヴァーしている。
- エンディングテーマ「アマゾンダダダ!!」
- 作詞 - 八手三郎 / 作曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 子門真人、コロムビアゆりかご会 SCS-242
- 1番の歌詞には「ゲドン」の名前が入っているため、第14話でゲドンが壊滅したことに伴い第15話以降は2番の歌詞が使用された[74]。
- この曲のイントロ部分は、後に『仮面ライダー (スカイライダー)』や『仮面ライダースーパー1』の劇伴として使用された。
挿入歌
オープニングとエンディング同様、作・編曲はすべて菊池俊輔。これまでのシリーズ同様、正副主題歌、挿入歌も含めて10曲以上制作されたが、特筆すべき点として本作で初めて小林昭二が歌う立花藤兵衛のテーマ「俺は立花藤兵ヱだ」が制作された。しかし、本作では使用されず、次作『仮面ライダーストロンガー』で初使用となった。
- 「アマゾンライダーアクション」(第9、12、15、16話)
- 作詞 - 石森章太郎 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 子門真人
- 「アマゾン倒せ」(第10話)
- 作詞 - 中瀬当一 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - サニー・シンガーズ
- 「その名はアマゾン」(第11話)
- 作詞 - 土井信 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 子門真人
- 「アマゾンおしえておくれ」
- 作詞 - 中瀬当一 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 子門真人、山上万智子
- 「走れ炎のジャングラー」
- 作詞 - 赤井圭 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 子門真人、コロムビアゆりかご会
- 「東京ジャングル」
- 作詞 - 土井信 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 子門真人
- 「アマゾン一人」
- 作詞 - 田中守 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 子門真人
- 「アマゾン一緒にたたかおう」
- 作詞 - 田中守 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 子門真人、コロムビアゆりかご会
- 「ぼくらのアマゾンライダー」
- 作詞 - 赤井圭 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - コロムビアゆりかご会
放映リスト
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1974年 10月19日 |
1 | 人か野獣か?! 密林から来た凄い奴! |
|
大門勲 | 塚田正煕 |
10月26日 | 2 | 十面鬼!神か?悪魔か? |
| ||
11月2日 | 3 | 強くてハダカで速い奴! | 山田稔 | ||
11月9日 | 4 | 走れ!怒りのジャングラー!! |
| ||
11月16日 | 5 | 地底からきた変なヤツ!![注 17] | 鈴木生朗 | 内田一作 | |
11月23日 | 6 | インカ縄文字の謎!! |
| ||
11月30日 | 7 | とける!とける!恐怖のヘビ獣人!? |
|
伊上勝 | 塚田正煕 |
12月7日 | 8 | 学校を襲ったワニ獣人!! |
|
村山庄三 | |
12月14日 | 9 | ゆけアマゾン!カニ獣人の島へ! |
|
伊上勝 | 田口勝彦 |
12月21日 | 10 | 黒ネコ獣人 保育園をねらう!! |
|
鈴木生朗 | |
12月28日 | 11 | 金色のカタツムリは死神の使い?! |
|
山田稔 | |
1975年 1月4日 |
12 | 見た!ゲドンの獣人改造室!! |
|
伊上勝 | |
1月11日 | 13 | 迫る!十面鬼!危うしアマゾン!! |
|
塚田正煕 | |
1月18日 | 14 | 十面鬼死す!そして新しい敵!?[注 19] |
| ||
1月25日 | 15 | 出たぞ!恐怖のゼロ大帝!! | 内田一作 | ||
2月1日 | 16 | ガランダーの東京火の海作戦!! |
|
鈴木生朗 | |
2月8日 | 17 | 富士山大爆発?東京フライパン作戦! |
|
松岡清治 | 折田至 |
2月15日 | 18 | ゼロの恐怖!大地震作戦!! |
|
鈴木生朗 | |
2月22日 | 19 | 出動、ガランダー少年部隊!! |
|
塚田正煕 | |
3月1日 | 20 | モグラ獣人 最後の活躍!! |
|
伊上勝 | |
3月8日 | 21 | 冷凍ライダーを食べる人喰い獣人! |
|
村山庄三 | 田口勝彦 |
3月15日 | 22 | インカ人形 大東京全滅の日!? |
|
伊上勝 | |
3月22日 | 23 | にせライダー対アマゾンライダー!! |
|
鈴木生朗 | 内田一作 |
3月29日 | 24 | やったぞアマゾン!ゼロ大帝の最後!! |
|
他媒体展開
キャストや活躍については、それぞれのキャラクターを参照。
テレビシリーズ・テレビスペシャル
- 『仮面ライダーストロンガー』
- 第36話、第39話に山本大介/仮面ライダーアマゾンが登場。
- 『全員集合!7人の仮面ライダー!!』
- 『仮面ライダーストロンガー』のテレビスペシャル。山本大介/仮面ライダーアマゾンが登場。
- 『仮面ライダー (スカイライダー)』
- 第27・28話、第54話に仮面ライダーアマゾンが登場。
- 『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』
- 『仮面ライダーZX』のテレビスペシャル。仮面ライダーアマゾンと獣人大ムカデが登場。
- 『仮面ライダーBLACK RX』
- 仮面ライダーアマゾンが登場。
- 『仮面ライダーディケイド』
- 山本ダイスケ/仮面ライダーアマゾンと十面鬼ユム・キムルが登場。獣人は登場しないが、ユム・キムル配下の怪人[75]は『アマゾン』の獣人と同じモチーフの怪人である[76]。
映画
- 『仮面ライダーアマゾン』(1975年3月21日公開)
- 東映まんがまつりの一編として16話を上映。
- 2003年12月5日発売の昭和の仮面ライダーシリーズの映画作品を収録した「仮面ライダーTHE MOVIE BOX」および単品では2006年発売の「仮面ライダーTHE MOVIE Vol.3」、2011年10月21日発売の「復刻!東映まんがまつり1974夏」に収録されている。
- 『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』
- 『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』の映画作品。アマゾンと十面鬼が戦っているという設定で、両者とも写真のみ登場。
- 『仮面ライダー 8人ライダーVS銀河王』
- 『スカイライダー』の映画作品。仮面ライダーアマゾンが登場。
- 『仮面ライダースーパー1』
- 仮面ライダーアマゾンが登場。
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 仮面ライダーアマゾンが登場。
- 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- 仮面ライダーアマゾンが登場。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』
- 仮面ライダーアマゾンが登場。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』
- 仮面ライダーアマゾンが名前のみ登場。
- スーパーヒーロー大戦シリーズ
-
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
- 仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズの映画作品。仮面ライダーアマゾンが登場。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』
- 仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズと宇宙刑事シリーズの映画作品。仮面ライダーアマゾンが登場。
- 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
- 仮面ライダーアマゾンが登場。
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
- 仮面ライダーアマゾンが登場。
オリジナルビデオ・ ネットムービー
- ネット版『仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ』
- 細山田マサユキ/仮面ライダーアマゾンが登場。
- ネット版『仮面ライダーディケイド オールライダー対しにがみ博士』
- 仮面ライダーアマゾンと十面鬼ユム・キムルが登場。
- オリジナルビデオ『仮面ライダーフォーゼ 超バトルDVD 友情のロケットドリルステイツ』
- 仮面ライダーアマゾンと獣人(写真のみ)が登場。
漫画
放映当時の連載
- テレビマガジン掲載版(石森章太郎 1974年11月号 - 1975年3月号)
- 詳しくは仮面ライダーアマゾン (漫画)を参照。
- 冒険王掲載版(すがやみつる 1974年11月号 - 1975年3月号)
- 詳しくは新・仮面ライダーを参照。
- テレビランド掲載版(土山よしき 1974年11月号 - 1975年3月号)
掲載号 サブタイトル(登場怪人) 1974年11月号 不明記(クモ獣人) 1974年12月号 不明記(獣人大ムカデ) 1975年1月号 不明記(モグラ獣人、ワニ獣人) 1972年2月号 不明記(トゲアリ獣人) 1972年3月号 不明記(ハチ獣人、ゼロ大帝) 1972年4月号 不明記(ゼロ大帝)
掲載号 サブタイトル(登場怪人) 1974年11月号 不明記(クモ獣人) 1975年1月号 じゅうじんやまあらしをたおせ
掲載号 サブタイトル(登場怪人) 1974年11月号 不明記(クモ獣人) 1974年12月号 不明記(獣人吸血コウモリ) 1975年1月号 不明記(獣人ヤマアラシ) 1972年2月号 不明記(トゲアカアリ獣人) 1972年3月号 不明記(ゲンゴロウ獣人) 1972年4月号 不明記(ゼロ大帝)
- ディズニーランド掲載版(石川巨人 1974年12月号)
掲載号 サブタイトル(登場怪人) 1974年12月号 不明記(クモ獣人)
放映終了後の連載
- 『仮面ライダー』テレビランド掲載版
- 画 - 山田ゴロ
- 1978年より徳間書店「テレビランド」誌で『仮面ライダー』から『仮面ライダーストロンガー』までのストーリーが新作漫画として連載された[77]。『仮面ライダー (スカイライダー)』の制作決定に伴い連載されたもので、その後も『スカイライダー』から『仮面ライダーZX』まで連載が続いた[77]。仮面ライダーアマゾン主役編は、1979年7月号から8月号に連載。
- 『仮面ライダーSPIRITS』
- 画 - 村枝賢一
- 第1部の第九話・第十話 「密林の破壊神(前編・後編)」が仮面ライダーアマゾン主役編となっている。
- 第3部からはゲドンやガランダーの獣人が敵として出現。また、成長した岡村まさひこが「マサヒコ」の表記で登場する。単行本15巻の裏表紙にはりつこの姿も描かれていた。
- 『新 仮面ライダーSPIRITS』に移行後、『月刊少年マガジン』2014年12月号にて、マサヒコに伴う形で成長したりつこが本編に登場した。
小説作品
- MASKED RIDER AMAZON EDITION -プレ・ステージ-
- 『HERO SAGA』の1つ。本作の前日談として、アマゾンが改造され仮面ライダーアマゾンとなるまでが描かれている。
- プレ・アマゾン
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- 身長:175cm 体重:62kg ジャンプ力:13m
- ギギの腕輪を持たない不完全体のアマゾン。体の色が赤に染まっており、本来のアマゾンの1/3しかなく、寿命も3日しかない。ゴルゴスによって、目の前で母のキティが殺されたことで、TVシリーズ同様、体の色が緑へと変わった。
- ジャングラー(バゴー製作)
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- 全長:12000mm
- 全高:1700mm
- 最高速度:300km/h
- 最高出力:800馬力
- ジャングラーの試作品とも言える存在。バゴーが洞窟の中で独自に作り上げた。立花藤兵衛製のジャングラーと違い空を飛ぶことができる。高坂博士はこの設計図と太陽の石を持ち帰り、それを元に立花藤兵衛が作り上げたのがTV版のジャングラーとされている。十面鬼との戦いの後の処遇は不明。
- MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-
- 『仮面ライダー電王』の小説作品。『HERO SAGA』の1つ。仮面ライダーアマゾンが登場。
- 本郷猛(1号ライダー)や電王を助けるため、他のライダーとともに登場。
- 仮面ライダーEVE-MASKED RIDER GAIA-
- 原作者の漫画作品『仮面ライダー』の続編。仮面ライダーアマゾンが登場。
映像ソフト化
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全6巻が東映ビデオよりリリース。前作『X』までは放送順と収録順が一致しなかったが、本作より放送順に収録されている。
- 1995年8月21日から12月8日にかけてレーザーディスクが東映ビデオより発売された。全3巻の各2枚組で各巻8話収録。
- 2003年8月8日から9月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された[78]。全2巻の各2枚組で各巻12話収録。
- 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に第1話が収録されている。
ゲーム作品
発売元はバンダイナムコゲームス(バンダイレーベル、バンプレストレーベル)による。
- 仮面ライダー クライマックスヒーローズ フォーゼ
- 2011年12月1日発売。対応機種はWiiとPlayStation Portable。シリーズ4作目以降から昭和シリーズと共に参加。アマゾンが登場。
- コンパチヒーローシリーズ
- 『特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝』
- 仮面ライダーアマゾン、モグラ獣人、ワニ獣人、クモ獣人、十面鬼、ゼロ大帝などが登場。
ネット配信
2012年5月から8月まで、Youtubeの「東映特撮 YouTube Official」にて配信が行われたほか、2015年10月から12月まで再配信が行われた。
脚注
注釈
- ^ 石ノ森章太郎の初期デザイン画にムカシトンボをモチーフとしたものがあるため[7][8]、『ドラゴンライダー』の由来はトンボの英語名「ドラゴンフライ」にあるとする資料もあるが[9]、これは誤りである[10]。
- ^ 没になった「旅をしながら闘う」という構想は、次回作『仮面ライダーストロンガー』で活かされた。デザイン画でも、ドラゴンライダーと城茂は上着を肩に引っ掛けた共通の姿勢をとっている[11]。
- ^ まさひこが自宅の電話に出る際のセリフ(第1話)、自宅に掛けられている表札の表記(第9話)など。
- ^ モグラは鳴かないので、見た目の似たネズミの鳴き声を参考に録音の太田克己がアイディアを出した[26]。
- ^ モグラ獣人は、まさひこの持っていたラジオを聞くまで音楽を知らなかった(第9話)。
- ^ 『’70年代特撮ヒーロー全集』では、名称をアカジューシャと記載している[28]。
- ^ 『全怪獣怪人 下巻』では、人間の約1.5倍の戦闘力であると記載している[35]。
- ^ 覆面状態の名称を、『全怪獣怪人 下巻』では影の支配者[38]、玩具『H.G.C.O.R.E.仮面ライダー08 〜解き放て宿命の鎖 編〜』や『仮面ライダー1971-1984』では真の支配者としている[39]。
- ^ ただし、『ストロンガー』や『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』において、ゲドンやガランダーを操る真の支配者の存在が明らかになっている。
- ^ 『’70年代特撮ヒーロー全集』では、名称をクロジューシャと記載している[28]。
- ^ すがやみつるのコミカライズ版には、女性獣人相手では本気になって怒れないため変身できず苦しむアマゾンが描かれている。
- ^ 公式にはアマゾンのモチーフはマダラオオトカゲとなっているが、実際にはマダラオオトカゲという名前の生物は存在しない。平成仮面ライダーシリーズのプロデューサーを務めた白倉伸一郎は東映の公式サイト内で「本来はアマゾンのモチーフはピラニアだったのではないか」という仮説を述べている[44]。
- ^ ただし、初期の変身は敵に対して怒りで唸るように行うのに対して、中盤からは怒りや唸るといった表現は抑えられている。
- ^ a b c d e f 関智一が声を担当した作品。
- ^ 第1話予告のみ中江真司。
- ^ 変身前の岡崎徹のアクション吹き替えも担当。
- ^ この回より、オープニングにジャングラーの走行シーンが挿入され、作品展開も変化する。
- ^ モグラ獣人はこの回以降も登場。
- ^ 次回予告時のナレーションでは「新たな敵」と読み上げていた。
- ^ オープニング表記や劇中のセリフにこの名称はない。
- ^ オープニング表記や劇中のセリフにこの名称はない。
クレジットに関する注釈
出典
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- ^ a b c d 仮面ライダー1971-1984 2014, pp. 274–276, 「企画書完全収録」
- ^ 『語れ!仮面ライダー』KKベストセラーズ〈ベストムックシリーズ〉、2013年4月、pp.83 - 84。ISBN 978-4-584-20497-9
- ^ a b アマゾン大全 2004, p. 195.
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- ^ 『仮面ライダーアートコレクション ヒーロー編』メディアワークス、2003年7月、p.102。ISBN 4-8402-2373-4
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- ^ 仮面ライダー1971-1984 2014, pp. 269、303.
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参考文献
- 『創刊15周年記念 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー大全集』講談社、1986年5月3日。ISBN 4-06-178401-3。
- 『全怪獣怪人』 下巻、勁文社、1990年11月30日。ISBN 4-7669-1209-8。C0676。
- 『宇宙船SPECIAL ’70年代特撮ヒーロー全集』監修 金田益実、朝日ソノラマ、1998年5月30日。ISBN 4-257-03533-1。
- 竹書房/スタジオ・ハード編 編『仮面ライダー画報』竹書房、2001年9月25日。ISBN 4-8124-0783-4。
- 石ノ森章太郎『石ノ森章太郎 変身ヒーロー画集 -Before 1975-』ジェネオン エンタテインメント、2004年3月24日。ISBN 4-89452-797-9。
- 堤哲哉、加々美利治・池田誠・平山賢司 著、岩佐陽一 編 編『仮面ライダーX・アマゾン・ストロンガー大全』双葉社、2004年9月10日。ISBN 4-575-29520-5。
- 『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー』講談社
- 『Vol.2 仮面ライダー2号』2004年10月8日。ISBN 4-06-367092-9。
- 『Vol.3 仮面ライダーV3』2004年8月10日。ISBN 4-06-367088-0。
- 『Vol.4 ライダーマン』2004年9月24日。ISBN 4-06-367091-0。
- 『Vol.6 仮面ライダーアマゾン』2004年8月25日。ISBN 4-06-367089-9。
- 『Vol.8 スカイライダー』2004年7月9日。ISBN 4-06-367087-2。
- 『Vol.9 仮面ライダースーパー1』2004年9月10日。ISBN 4-06-367090-2。
- 『Vol.10 仮面ライダーZX』2004年10月25日。ISBN 4-06-367093-7。
- 『仮面ライダー超辞典』監修:石森プロ・東映、双葉社、2011年7月24日。ISBN 978-4-575-30333-9。
- 講談社 編 編『仮面ライダー1971-1984 秘蔵写真と初公開資料で蘇る昭和ライダー10人』講談社、2014年11月20日。ISBN 978-4-06-218566-0。
関連項目
実際の客演作品については、#他媒体展開や各客演情報を参照。
- 『秘密戦隊ゴレンジャー』 - 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』では『アマゾン』の放送終了により、それまで仮面ライダー枠であった時間帯でスーパー戦隊の元祖である『ゴレンジャー』が始まったことがメタフィクションとしてストーリー内で扱われている。
- 『あまちゃん』 - 連続テレビ小説。143話の中で、教師役の皆川猿時が唐突に「ア・マ・ゾーン!」と叫びながら海にダイブするシーンがある。
- 『仮面ライダー響鬼』 - プロデューサー・髙寺成紀が、製作発表の場で「響鬼は平成のアマゾン」と発言している。『オールライダー超スピンオフ』では、アマゾン同様に(平成の)6号となった。そのためか、クロスオーバー作品では仮面ライダー響鬼とともに登場することがある(『ディケイド』の劇場版では、ディケイドが変装した響鬼とアマゾンと対戦。スーパーヒーロー大戦シリーズ第2作では中盤でスペースショッカーに苦戦する仮面ライダービーストを救うべく、アマゾンが響鬼とともに登場している)。
- 『仮面ライダーフォーゼ』 - 劇中の登場人物・「野座間友子」の名字は、アマゾン(AMAZON)をアルファベットに直してそれを逆読みしている。
- デーモン小暮閣下 - BLACKの変身ベルトと同じように、アマゾンの変身ベルトもコスチュームに流用。
- 『仮面ライダーアマゾンズ』 - 2016年にweb配信されるネット特撮ムービー作品。本作を原典としているが、設定・ストーリーは一新されている。
MBS 土曜19時台後半枠 (本番組までNET系列の自社制作枠) |
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NET系列 土曜19時台後半枠 | ||
仮面ライダーX
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仮面ライダーアマゾン
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