仮面ライダーWの登場仮面ライダー

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仮面ライダーシリーズ > 仮面ライダーW > 仮面ライダーWの登場仮面ライダー

仮面ライダー(仮面ライダーW)(かめんライダー)では、テレビ朝日特撮テレビドラマ仮面ライダーW』・その関連作品に登場する「仮面ライダー」について記述する。

劇場版のゲスト仮面ライダーについては各作品の項目を参照。

概要

本作品における仮面ライダーは、作中でのキーアイテムとなる純正型のガイアメモリを専用のドライバーと呼ばれるベルトに装填して変身する。変身中は変身者の声が拡声器を通したような音声になる。

Wとアクセルは複数のガイアメモリを使用し、戦況に応じてこれらを換装しながら形態を変化させて戦闘を行う。エクストリームを除き、形態の基本カラーは使用中のメモリに左右される(メモリ名の横の括弧はメモリのイメージ及びその基調である)。基本的にライダーがメモリを使用する時、メモリ自体の起動時やツールへの装填時の最低2回は「記憶の声」が発声される。

いずれのライダーも、必殺技は使用中のメモリの力を最大限に増幅させたマキシマムドライブを発動することで行い、その際に「(発動するメモリ名)・Maximum Drive」の電子音声が発声される。劇中では「マキシマム」などと呼称されている。一部の技を除き、技の名前には発動時に使用したメモリの名称が入っている。

本作品のライダーは「アクセル バイクフォーム」を除き、各形態は「○○フォーム」という名称では呼称されない。

劇中での名称の由来

もともと、翔太郎とフィリップは自分たちを単に「W(ダブル)」と名乗っていたが、2人の活躍を目撃した風都市民の噂によってWの存在が都市伝説化し、風都を護る謎の戦士「仮面ライダー」という通称が誕生する。劇中のラジオ番組『若菜のヒーリングプリンセス』でこの都市伝説を聞いた2人がこれを気に入り、それ以降は「W」と組み合わせて「仮面ライダーW」と名乗るようになる。2人は悪人が「仮面ライダー」を名乗ることに憤ったり、井坂への憎しみに囚われた竜を諭す際にも引き合いに出すなど、「仮面ライダー」の称号とその在り方に誇りを持っている。

アクセルはWの活躍を耳にし、それに便乗した形で名乗っているに過ぎないが、自らの登場後や『運命のガイアメモリ』での様子から、風都市民・琉兵衛・井坂からも仮面ライダーとして認識されていることがわかる。当初、竜は仮面ライダーを単なる「ドーパントを倒す者」として解釈していたが、自身の成長に伴って考えを改めていく。

スカルの場合は『ビギンズナイト』でその姿を目の当たりにした亜樹子が「仮面ライダー」と呼んでいるほか、『MOVIE大戦2010』に登場した別世界のスカルは自らを「仮面ライダースカル」と名乗っていた。エターナルは悪人でありながら「新しい街の希望」と称して「仮面ライダー」を名乗っていたが、後に『エターナル』において「みんなの英雄」だったことを聞かされたフィリップは、「すなわち、仮面ライダー?」と発言している。

リアリティを重視する平成仮面ライダーシリーズにおいて「仮面ライダー」という呼称はあまり登場しない、もしくは使用されないことが多いが、「平成仮面ライダー10周年プロジェクト」の一環である本作品では前作『ディケイド』と同様に頻繁に使用され、ストーリーの展開に大きく関わっている。

仮面ライダー

仮面ライダーW

左翔太郎とフィリップがダブルドライバーと複数のガイアメモリを使用して変身する仮面ライダー[注 1]。触角や胸部のラインなどボディの至る所が「W」を象ったデザインになっており、複眼の色は全形態においてで統一されている。体の中央にあるライン・セントラルパーテーションを境に左半身(ボディサイド)は身体能力や武器を決定する翔太郎のボディメモリ、右半身(ソウルサイド)は属性や特殊能力を決定するフィリップのソウルメモリに対応した配色を持つ。決め台詞は戦闘開始時に2人で同時に発声する「さあ、お前(たち)の罪を数えろ![注 2]」。

変身時は肉体のベースとなる一方の身体にパートナーの意識が憑依しており、2人で意思疎通を行って戦う。憑依している側が発言する時は声にエコーが掛かり各々のメモリサイド側の複眼が点滅する。憑依している側の人格も肉体を操作する特性上そちらの方に何らかの異常が発すると戦闘に支障をきたすため、うまく体を動かして戦うには双方の連携と相性が要求される。また変身中は憑依する側の身体は意識を失って昏倒し無防備な状態となるため、安全な場所で変身するか変身後に亜樹子が避難させて安全を確保することが多い。なお昏倒しているフィリップが変身に使用するメモリ以外も原理は不明だが本体であるWに転送される。

翔太郎曰くメモリブレイクを成功させるためには2人の呼吸を合わせる必要があるため、多くのフォームではマキシマムドライブ発動時に技名を発声する。CJXでの初戦闘時とCJGXでは技名を発声していないがメモリブレイクは成功している。全出演作品における単体での必殺技の種類は実際に映像作品内で使用された物のみでも、ハーフチェンジで12・ファングジョーカーで1・CJXで5・CJGXで1種類の計19種類。劇中の描写より主に技名は翔太郎が考えており、ファングジョーカーの初戦闘やアクセルとの共同技ではその場で技名を考えている。

「丸い真紅の複眼」「風になびくマフラー」など、昭和期のライダーに多く見られた要素を受け継いでおり、主役ライダーでは前者は『剣』以来5年ぶり、後者は『ZX』以来25年ぶりとなる。基本形態のサイクロンジョーカーは仮面ライダー1号仮面ライダーBLACKをモチーフにデザインされており、外観でも「2人分のライダー」という意味合いを含めている[1]

フォーム
ハーフチェンジ
翔太郎がメインで変身する際、翔太郎とフィリップが3本ずつ持つガイアメモリを使用する3×3=9個の形態変化の総称。従来の仮面ライダーの形態変化とは異なり、半身のみを変化させることからこの名称が付いたが、両サイドを同時に変化させることも可能。劇中やガンバライドでは「メモリチェンジ」と呼称される。
ハーフチェンジにおける胸部のWラインと手足のリングなどのボディラインは能力に関連付けたモチーフによってデザインされている。
ソウルとボディの組み合わせによって以下のように特性が決定する。
仮面ライダーW・各形態名称(太字は基本形態)
ジョーカー
JOKER
メタル
METAL
トリガー
TRIGGER
サイクロン
CYCLONE
サイクロンジョーカー[注 3] サイクロンメタル サイクロントリガー
ヒート
HEAT
ヒートジョーカー ヒートメタル ヒートトリガー
ルナ
LUNA
ルナジョーカー ルナメタル ルナトリガー
戦闘中は使用中のメモリの交換によってハーフチェンジを瞬時に繰り返しながら攻撃を行っていく。ただし力は全ての形態が同等というわけではなく、メモリの相性によって強さ・扱い易さ・長所・特徴などに違いがある。相性が良く基本形態となるのはサイクロンジョーカーヒートメタルルナトリガーの3つ。
ハーフチェンジのマキシマムドライブは、基本的に使用中のボディメモリを特定のマキシマムスロットに装填することで発動する。スロットは複数存在し、全形態共通でベルト右腰にある。スロットはメタルシャフトやトリガーマグナムにもあり、メタル・トリガー系統はそれぞれの武器のスロット、ジョーカー系統はベルトのスロットを使用する。またそれぞれのスロットはソウルメモリのマキシマムドライブを発動することもでき[注 4]、メタル・トリガー系統なら武器のスロット(ボディメモリ)と右腰のスロット(ソウルメモリ)を併用することで2本同時にマキシマムを発動するツインマキシマムも可能ではあるが、通常のWでは翔太郎の肉体への負担があまりにも大きいためフィリップは使用を危惧している。メタルシャフトとトリガーマグナムにはメモリガジェットを装備可能なマウントがあり、ガジェットを使用したマキシマムドライブも存在する。
サイクロンジョーカー
サイクロンメモリジョーカーメモリを使用して変身するWの基本形態。
全形態中最も格闘能力に優れ、敵を吹き飛ばす・攻撃を跳ね返す・右足のキックの威力を高めるといった効果を発揮するを操る能力を備え、その能力を活かした蹴り技を駆使する格闘戦を得意とする。Wの基本9形態で最も汎用性が高く、後述のエクストリームメモリに対応するのもこの形態である。その他の形態は各メモリの特性を活かし、緊急回避・メモリブレイク・敵の相性に合わせた戦闘など限定的な局面で使用される。
サイクロンサイクロン & ジョーカージョーカー
仮面ライダーディケイドの力でサイクロンジョーカーが分離したWのFFR(ファイナルフォームライド)形態。詳細は仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010#登場仮面ライダーを参照。
ヒートジョーカー
ヒートメモリジョーカーメモリを使用して変身する形態。
や高熱を加えた徒手空拳を主戦法とし、高熱の連続パンチ攻撃を駆使する格闘戦を得意とする。
第20話ではこの形態に直接変身した。
ルナジョーカー
ルナメモリジョーカーメモリを使用して変身する形態。
アメイジング属性によって右手足が伸縮・湾曲自在となり、敵に向けて多方向・遠距離からのパンチ・キックを繰り出す変幻自在な格闘戦を得意とする。伸ばした右腕は敵からの攻撃を弾いて防いだり高所から転落する人を救出するなど応用も利く。
サイクロンメタル
サイクロンメモリメタルメモリを使用して変身する形態。
メタルシャフトを素早く振り回して攻撃する棒術戦を得意とするほか、メタルの頑丈さとサイクロンの風を操る能力を持つことから多数の飛び道具を防ぐことにも適する。
ヒートメタル
ヒートメモリメタルメモリを使用して変身する形態。
一種の興奮物質が翔太郎の頭脳に作用することで闘争心やボディの筋力・頑丈さが倍増し、高熱火炎を纏ったメタルシャフトを駆使する棒術戦を得意とする。
全フォーム中、最も鈍重である代わりに攻撃力と防御力が最も優れている。
超バトルDVD『丼のα/さらば愛しのレシピよ』ではこの形態に直接変身している。
ルナメタル
ルナメモリメタルメモリを使用して変身する形態。
アメイジング属性が加わって伸縮・湾曲自在の鞭状となったメタルシャフトで敵を遠くから叩く・吊し上げて投げ飛ばすなどのトリッキーかつ豪快な技を繰り出す棒術戦を得意とする。
サイクロントリガー
サイクロンメモリトリガーメモリを使用して変身する形態。
トリガーマグナムから放たれる疾風を伴った弾丸で広範囲を銃撃する戦法を得意とする。
ヒートトリガー
ヒートメモリトリガーメモリを使用して変身する形態。
非常に高い攻撃力を持ち、トリガーマグナムから放たれる高出力・高熱の弾丸による銃撃戦を得意とする。またこの形態で前述のツインマキシマムを発動したこともある。
ルナトリガー
ルナメモリトリガーメモリを使用して変身する形態。
アメイジング属性が加わったトリガーマグナムから放たれる、弾道を自由に変化させ標的を追尾するビームバレットによる変幻自在な銃撃戦を得意とする。
『ウィザード』TVシリーズ最終話に登場した際にはルナジョーカーと同様にルナサイドの腕を伸ばして攻撃するというオリジナルにはない戦法を見せた。
ファングジョーカー
ファングメモリジョーカーメモリを使用して変身する、唯一フィリップの肉体をベースに変身する特殊強化形態。
ハーフチェンジ時とは対照的に全身の意匠が鋭角化しており、野獣のような猛々しさで基本9形態を上回る戦闘能力を発揮する。しかしファングメモリの獣性を抑えるために翔太郎と最も適合率の高いジョーカーメモリを必要とするので、メモリを交換する戦法をとることはできない[2]
バックル上部にはみ出したファングメモリの角を弾く回数[注 5]によって異なる箇所に刃を武装し、1回で「Arm Fang」の電子音声と共に右上腕に出現するアームセイバー、2回で「Shoulder Fang」の電子音声と共に肩に出現し、着脱してブーメランあるいは手持ちで使用するショルダーセイバーを武器とする。
かつてビギンズナイトにおいて変身したが、ファングメモリに封じられた「野獣の力」で暴走を引き起こしたことがフィリップのトラウマとなっている。本編初登場時も変身を拒んでいたが、翔太郎たちを救おうとする彼の決心によって再度変身。一時は暴走してしまうものの、翔太郎が荒れ果てた精神世界の中に埋まっていたフィリップを救い出したことで制御可能になった。なお過去作の強化形態のような二段変身ではなく、前述の通りフィリップが直接変身した形態である。そのため敵の性質や変身者の状況[注 6]でハーフチェンジかこちらかを排他選択して変身するため、戦闘中に窮地に陥った際に必ずしもこの形態に変身するわけではない[注 7]。またダブルドライバーのオリジナルは翔太郎が所持しているため、彼が遠距離にいる時に変身する場合、スタッグフォンなどで連絡を取る必要がある。
『MOVIE大戦アルティメイタム ディレクターズカット版』ではヒートトリガーでの戦闘中に直接この形態へと変身しているが、劇中のWは精神世界・アンダーワールドで戦う魔法で呼び出された存在であるため、上記の設定と矛盾していても問題はない[3][2]
サイクロンジョーカーエクストリーム
サイクロンジョーカーの状態でフィリップの肉体を取り込んだエクストリームメモリを使用して変身する、2人の精神と肉体が一体化したWの最強形態[注 8]。それぞれが言葉を発する時にはフィリップならソウルサイド、翔太郎ならボディサイドの複眼が点滅し、変身解除の際には翔太郎とフィリップが前後または左右に重なり合った状態で実体化する。公式サイトや雑誌などではCJXと略され、本項でも引用する。
触角や両手・両足のリングがX字に、両肩の装甲がW型にそれぞれ変化し、カラーリングはサイクロンジョーカーの緑・黒に加え、身体の中央にセントラルパーテーションが変化したクリスタルサーバー[注 9]が出現し、大きく3色に分かれる。サイクロンメモリを取り込んでいるがウィンディスタビライザーは形成されない。サイクロンジョーカーからの二段変身でなければならないが、ユートピアとの最終決戦での最後の変身のみサイクロンジョーカーへの変身中にエクストリームメモリが介入する形で直接変身している。ベースとなる肉体はハーフチェンジと同様に翔太郎のため、フィリップをベースとするファングジョーカーからこの形態に変身するには一度変身解除し、サイクロンジョーカーへと再変身する必要がある。
クリスタルサーバーは地球という巨大なデータベースと直結しており、CJX自身・ドーパントのデータを含めたその場の戦闘に必要な情報をリアルタイムで検索・ダウンロードする役割を果たす。これによってCJXとなったWは入手した情報からその都度置かれた状況に合わせて最も有効な戦術・戦略を導き出して常に敵の動きを察知した上で一手先を行く戦法をとることが可能。クリスタルサーバーと専用武器のプリズムビッカーを連携することで敵のガイアメモリの能力を無効化することもでき[注 10]、ハーフチェンジやファングジョーカーでは不可能だったツインマキシマムはおろか4本同時マキシマムドライブも問題なく発動可能。しかしこの形態だけで全ての形態を越えるわけではなく、総合的な戦闘スペックもファングジョーカーより劣っているため、この形態に至った後も戦況に応じて他のフォームも使い分けている。
第48話ではこの形態に直接変身した。
サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム
風都の人々の勝利の祈りを乗せた風をエクスタイフーンで吸収して変身したサイクロンジョーカーエクストリームの強化形態。詳細は仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ#仮面ライダーを参照。
サイクロンアクセルエクストリーム
シュラウドがテラー・ドーパントとの決戦に向けて当初想定していた形態。外見上はCJXに酷似しているが、アクセルの赤を基調としたボディサイドや青く発光する複眼など、その意匠には様々な差異が見受けられる。劇中ではイメージとしての登場だったため、詳細は明らかにされていないものの、変身者に精神干渉波への耐性が強い照井竜とフィリップが見据えられていたため、テラー・ドーパントを倒すための最大の難関・精神干渉波に対抗可能な形態とされている。
クライマックスヒーローズ オーズ』では使用キャラクターとして登場し、エンジンブレードとプリズムビッカーを武器に、CJXとアクセルの必殺技を使用可能。
スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m)
サイクロンジョーカー 195cm 85kg 2.5t 6t 60m 5.2秒
ヒートジョーカー 98kg 5t 5.5t 49m 6.5秒
ルナジョーカー 75kg 2t 4.5t 50m 4秒
サイクロンメタル 100kg 3.5t 7t 37m 9.5秒
ヒートメタル 105kg 6t 9t 25m 11秒
ルナメタル 90kg 4t 5t 40m 7.6秒
サイクロントリガー 91kg 1.7t 3t 46m 7.2秒
ヒートトリガー 95kg 3t 4t 45m 8秒
ルナトリガー 80kg 3.5t 4.5t 8.5秒
ファングジョーカー 82kg 8t 13t 30m 3.2秒
サイクロンジョーカーエクストリーム 5t 10t 120m 4秒
ツール
ダブルドライバー
Wの変身ベルト。左右2本のメモリスロットを備え、展開することでWの文字となる。『ビギンズナイト』でのフィリップの説明によると、「ドライバーの使用者をフィリップと一体化させて最高の頭脳と肉体を合わせ持つ究極の超人を生み出す装置」。複数のメモリの能力を同時に使用して組み合わせることが可能。6本のガイアメモリと共に荘吉が所持し、ビギンズナイトにて翔太郎に託された。普段はバックルの状態で翔太郎が携帯し、腹部に当てることで自動的にベルトが伸長して装着され、装着するとフィリップにも同型のベルトが出現して変身段階に入る。
憑依する側がドライバーに自分のメモリ(フィリップならソウル、翔太郎ならボディ)をスロットに装填することで、メモリがもう一方(肉体のベースとなる方)のドライバーに転送され、そちらも自身のメモリを装填し、バックルを展開することで変身完了する。憑依する側の人間はメモリ装填時に昏倒し、変身後は反対サイドの肉体へ意識を移動させている。形態変化は装填されているメモリを交換することで行う。変身時に所有するメモリも移動しているため、2人が遠距離にいても変身・形態変化は可能。変身待機音は使用するガイアメモリによって異なり、形態名と同様にソウル・ボディメモリの順序に専用のメロディが流れる[注 11]。変身時にはメモリに書かれた文字が浮かび上がり、肉体のベースになる方には顔に独特の紋様が浮かぶ[注 12]
メモリを挿入しない状態でも、ドライバーを身に着けた状態だと2人の感覚は共有される。翔太郎以外の人間でも装着できるが、変身はおろかフィリップの腰にドライバーが出現することもない[注 13]
ガイアメモリ
ダブルドライバー専用として厳選・設計がなされた特殊なガイアメモリ。合計9種類[注 14]が存在する。変身中にハーフチェンジや敵の攻撃によってベルトからメモリを抜かれても即座に変身は解除されない。端子部分はボディメモリが24金、ソウルメモリがプラチナでメッキされている。6本のメモリと後述のファングメモリはダブルドライバーを展開した時の角度に合わせて、イニシャルが斜めに描かれている。
ボディメモリ
ジョーカーメモリ(J / [注 15]
切り札の記憶」を宿したガイアメモリ。Wのボディサイドをジョーカーサイドに変化させる。翔太郎にとって最も適合率の高いメモリで、6つのメモリのうち最も汎用性が高い。身体能力や運動能力が高まり、専用武器を持たない代わりに近接格闘に優れる。格闘戦の技術を強化させ、武器の使用・特性がないためどのソウルメモリとも調和する使い勝手の良いオーソドックスなメモリである。一方で他のボディメモリと比べて打撃力に乏しく、装甲の堅い敵を苦手とする。この系統の形態でのマキシマムドライブは武器を使用しない代わり、プロセス上で体が正中から左右に分割されて攻撃するのが特徴。またヒートジョーカーではパンチ主体となるなど、ソウルメモリによって戦闘スタイルも変化する。特にスピードを上げるサイクロンメモリと最も相性が良い。仮面ライダージョーカーの変身にも使用される。
メタルメモリ(M / 銀色
闘士の記憶」を宿したガイアメモリ。Wのボディサイドをメタルサイドに変化させる。重量が増えることでスピード・ジャンプ力・機動力が大きく低下するが、パワーと防御力が高められ、専用の棒術武器メタルシャフトが生成される。同じパワー系の組み合わせで、闘争心を高められるヒートメモリと最も相性が良い。
トリガーメモリ(T /
銃撃手の記憶」を宿したガイアメモリ。Wのボディサイドをトリガーサイドに変化させる。射撃攻撃に特化したメモリで、専用武器のエネルギートリガーマグナムが生成され、視力の上昇や磁場フィールドの形成による足下の固定といった銃撃戦に特化した能力が付加される。重火器の記憶も内包されており、非常に高い破壊力を持つ反面ボディメモリの中では扱いが難しい。弾丸の威力と精度のバランスが良く、弾道を変えて変則的な攻撃ができるルナメモリと最も相性が良い。
ソウルメモリ
サイクロンメモリ(C /
風の記憶」を宿したガイアメモリ。Wのソウルサイドをサイクロンサイドに変化させる。フィリップにとって最も適合率の高いメモリ。攻撃に風の属性を付加してスピードを高め、自在に風を発生させる。気圧変化を促す能力も備え、最大出力でこの力を取り込むと周囲の気圧が変動して風を巻き起こす。またボディに刻まれたラインの隙間から風を取り込むことでスタミナを保つことが『Zを継ぐ者』で明かされた。姿勢制御の役割を果たすマフラーウィンディスタビライザーを唯一形成するメモリで、変身時やマキシマムドライブ発動時には風を取り込むために強風を纏う。身体能力を高めてスピードを最大限に活かせるジョーカーメモリと最も相性が良い。その反面スピード上昇の効果を相殺してしまうメタルメモリや、内包されるパワーの差が大きく力を出し切れないトリガーメモリとの相性はやや悪い。『Zを継ぐ者』では仮面ライダーサイクロンへの変身にも使用された。
ヒートメモリ(H /
熱き記憶」を宿したガイアメモリ。Wのソウルサイドをヒートサイドに変化させる。闘争本能を高め、攻撃に炎の属性を付加して攻撃力を高める。強烈な炎と高熱を操ることができ、周囲の空気が高熱で歪むほどのエネルギーが発生する。マキシマムドライブ発動時には全身が炎に包まれ、武器に熱エネルギーを飛ばして破壊力を増加したり、バイク兵器での特攻に使用される。同じパワー系の組み合わせで、高い闘争心を活かせるメタルメモリと最も相性が良い。トリガーメモリとの組み合わせは9形態中最も高い攻撃力を発揮するが、メモリの力が強すぎて威力が高くなり過ぎてしまうため自身にとっても最も危険な組み合わせとなる。
ルナメモリ(L / 黄色
幻想の記憶」を宿したガイアメモリ。Wのソウルサイドをルナサイドに変化させる。6本のうち最も謎めいたメモリ。超常的な属性を付加し、肉体や武器の形状をゴムのように自由自在に変化させ[注 16]、変則的な攻撃が可能になる。幅広い戦法を取れるためソウルメモリの中では使い勝手がいい。また肉体を変質させる特性から、一度敵の能力で腕が変質した際にこのメモリの能力で無効化したことがある。スペックを損なわず、攻撃の自由度が高まるトリガーメモリと最も相性が良い。一方でジョーカーメモリとの組み合わせはパワーが9形態中最低になってしまう。
ファングメモリ(F / [注 17]
  • 重量:380g
フィリップの護衛用として作られた、「牙の記憶」を宿した特殊ガイアメモリ。ライブモードメモリモードの2つの姿を持ち、プラチナ端子であるためソウルメモリに該当する。普段フィリップの身に何も起こらない時はライブモードのまま姿をくらましているが、彼が生命の危機に瀕した際にそれを察知して姿を現す。TVシリーズでは無理な減量によってフィリップの体力が限界に達したことを察知して彼の前に現れた。制御可能になって以降は自在に呼び出せるように手懐けている。
「いかなる手段を用いてもフィリップを護衛する」ように設計され、フィリップに危害を与える者を「野獣の力」によって徹底的に殲滅するプログラムが組み込まれており、これがファングジョーカーの暴走という危険性の要因となっている。そのため完全制御にはボディサイド側からの制御が不可欠となる。
ライブモード
  • 全長:221.5mm
  • 全幅:68mm
  • 全高:141mm
  • 最高走行速度:80km/h
自立稼働する恐竜型ロボット形態。アゴの怪力を活かしてフィリップらを護衛するなど、単体でも高い戦闘能力を発揮する。
メモリモード
フィリップの手動操作で変形するメモリ形態。下半身部分は恐竜(ケラトサウルス)の頭部のように変化し、ダブルドライバーに装填後は尾部が武装やマキシマムドライブ発動のための角となる。
ファングメモリの強い獣性を制御するために翔太郎にとって最も適合率の高いジョーカーメモリを使用する必要があり、メタルやトリガーと組み合わせることはない[2]
エクストリームメモリ(X[注 18] / 黄色・黒)
  • 全長:225mm
  • 全幅:297mm
  • 全高:67mm(バードモード時)
  • 最高飛行速度:マッハ1.2
CJX・CJGX・CAXの変身に使用される、バードモード[注 19]で自立稼動する型特殊ガイアメモリ。ドライバーに対応する2本の端子を持つがこれらはダミーで、エクストリームメモリ自体は特定の地球の記憶が内包されておらず、代わりにメモリや人間を粒子(デジタル)化して、内部の電子空間・ガイアスペースに取り込む[5]。サイクロンとジョーカーメモリを取り込む[注 20]ことで地球の記憶と直結し、その真価を発揮する。W本来の法則ならばメモリに内包された記憶で形態は進化するが、ファングや単純な強力メモリ以外との差別化として既存形態の強化という変則的な形式が採用されている。翔太郎またはフィリップの意思によって召喚され、敵へ突撃させるためだけに呼び出されたこともある。
フィリップの肉体を取り込んだエクストリームメモリがサイクロンとジョーカーメモリを取り込み、ダブルドライバーに装填・展開することで、セントラルパーテーションが左右に分離した後にクリスタルサーバーが出現して変身完了する(この際メモリがW字型からX字型へ変化する)。通常はエクストリームメモリをキャッチしてドライバーに手動で装填するが、飛来したメモリがそのまま自動的に装填・展開することもある。展開後はメモリ頭部に隠れていた「X」のイニシャルとベルトに風を取り込むタービンが露出する。メモリを閉じて再び展開することでこのタービンが高速回転し、マキシマムドライブを発動する。メモリ単体での戦闘能力も高く、初登場時はウェザー・ドーパントの攻撃を跳ね返して撤退させた。性質上は他のメモリを取り込むこともでき、サイクロンアクセルエクストリームの存在も示唆された。
ユートピアとの最終決戦の後、変身解除と同時にフィリップやソウルメモリと共に消滅するも、ミュージアム壊滅から1年後、園咲若菜の身体を代価に新たな個体が現れた。
プリズムメモリ(P / 黄緑
プリズムの記憶」を宿したガイアメモリ。ソウルメモリやファングメモリと同様にプラチナ端子を持つ。プリズムソードの柄に専用マキシマムスロットが設けられており、プリズムビッカーの起動キーとしての役割を持つ。複数のメモリの力を集束させる能力も備え[注 21]、ベルトのマキシマムスロットに装填してマキシマムドライブを発動することで翔太郎とフィリップのシンクロ率を極限まで高めることが可能。ビッカーに装填する位置から、イニシャルが縦向きに描かれている。
メタルシャフト
メタルサイド専用の棒術武器。使用時以外は短くした状態でメタルサイドの背部に装着される。
メタルサイドのボディと同等の強度を備え、メタルサイドの腕力と相まって高威力な打撃を放つ。戦闘時には両端が伸長し、先端部には各ソウルサイドの属性が付加される機構となっている。サイクロンメタルでは旋風、ヒートメタルでは高熱火炎を纏い、ルナメタルではのように自在に伸縮・湾曲する。
トリガーマグナム
トリガーサイド専用のエネルギー銃。使用時以外はトリガーサイドの胸部に装着される。
ガイアメモリやメモリガジェットのプログラムをエネルギー弾に転換・発射する機構を備え、Wの意思に応じて単発・連射の切り替えや威力のコントロールが可能。マキシマムドライブ発動時にはノーマルモードからマキシマムモードに変形させる。またスカルとシュラウドの武器はカラーリングや使用メモリを除いて同じ外観の銃となっている。『鎧武&ウィザード』では仮面ライダー龍玄 Wアームズが使用した。
ノーマルモード
通常時のハンドガン形態。サイクロントリガーでは拡散効果で広範囲の射撃や連射が可能な風の弾丸、ヒートトリガーでは極めて高出力な高熱の弾丸、ルナトリガーでは弾道を自由に操作可能なビームバレットをそれぞれ発射する。
マキシマムモード
メモリをマキシマムスロットに装填し、銃身を変形させたマキシマムドライブ発動形態。銃口からメモリのエネルギーを2倍に増幅した必殺技を放つ。
プリズムビッカー
クリスタルサーバーから生成されるCJXの専用武器。前述のプリズムメモリを装填することでプリズムソードビッカーシールドに分離する。クリスタルサーバーと連携することでドーパントの能力を検索・解析し、そのデータを反映させて敵のガイアメモリの能力を無効化できる。
プリズムソード
CJXの専用両刃剣。プリズムメモリと併用することで複数のメモリの力を集束させる能力を備え、強力な斬撃を繰り出せる。
ビッカーシールド
CJX専用の円盾。シールド本体をハードガンナーのガイアキャノンで射出することで、W自身がシールドに乗って飛行することも可能。X字型に配された4つのマキシマムスロットがあり、従来では不可能だった4本同時マキシマムドライブを発動できる。
マキシマムドライブ
括弧内は使用フォーム・使用メモリ・使用ガジェット。
ジョーカーエクストリーム(サイクロンジョーカー / ジョーカーメモリ)
緑の竜巻を発生させ、その力で宙に浮き上がり正中から分割され、時間差で両足蹴りを叩き込む。分割せずに放つ場合もある。破壊力は12t。
連続蹴り(正式名称不明 / サイクロンジョーカー / サイクロンメモリ)
『MOVIE大戦アルティメイタム ディレクターズカット版』で使用。緑の風を纏いながら体を回転させ、その力を利用して連続蹴りを叩き込む。
ジョーカーグレネイド(ヒートジョーカー / ジョーカーメモリ)
ヒートサイドの拳に赤・ジョーカーサイドの拳に紫の炎を纏い、ジャンプと共にその熱を推進力として上昇し、空中で正中から分割され、両サイドから敵に連続パンチを叩き込む。破壊力は10t。
ジョーカーストレンジ(ルナジョーカー / ジョーカーメモリ)
『運命のガイアメモリ』で使用。正中から分割され、さらにルナサイドが分身した後同時に腕を伸ばして連続攻撃を当て、最後にジョーカーサイドによるパンチを叩き込む[6]。破壊力は4t。
メタルツイスター(サイクロンメタル / メタルメモリ)
メタルシャフトの先端に緑の旋風を纏い、緑色の竜巻を発生させるように回転しながら敵をシャフトで連打する。破壊力は30t。
メタルブランディング(ヒートメタル / メタルメモリ)
メタルシャフトの先端に高熱を纏い、噴射した熱による推進力を乗せて打撃を叩き込む。ハードタービュラーに搭乗して上空から急降下して放つパターンや高熱火炎を放つパターンも存在する。破壊力は30t。
メタルイリュージョン(ルナメタル / メタルメモリ)
鞭状に変化したメタルシャフトを円を描くように振り回し、複数生成した黄色の円盤状のエネルギーを自在に弾き飛ばして敵を攻撃し、全ての光輪を全方位からぶつける。破壊力は30t。
メタルスタッグブレイカー(サイクロンメタル / メタルメモリ / スタッグフォン)
スタッグフォンを合体させたメタルシャフトのエンドハンマーからクワガタムシの顎のような風のエネルギーを発生させ、ピンポイントで挟み込んで粉砕する。破壊力は30t。
トリガーエアロバスター(サイクロントリガー / サイクロンメモリ)
『運命のガイアメモリ』で使用。トリガーマグナムから緑の小型竜巻を連続発射し、敵を吹き飛ばす。他のマキシマムドライブと異なり、マグナムにソウルメモリであるサイクロンメモリを装填して発動する。破壊力は20t。
トリガーエクスプロージョン(ヒートトリガー / トリガーメモリ)
トリガーマグナムから超高温の火炎放射を放つ。ツインマキシマムの場合は全身が超高温になり、その熱エネルギーを圧縮した強力な火炎弾を放つ。破壊力は35t。
トリガーフルバースト(ルナトリガー / トリガーメモリ)
トリガーマグナムから変幻自在に軌道を変える黄色と青のエネルギー弾を無数に撃ち出す。破壊力は20t。
トリガースタッグバースト(ルナトリガー / トリガーメモリ / スタッグフォン)
スタッグフォンを合体させたトリガーマグナムから左右2方向に分断して発射した光線が、クワガタムシの顎のように弧を描き敵を挟み込んで命中する。破壊力は20t。
トリガーバットシューティング(サイクロントリガー / トリガーメモリ / バットショット)
バットショットが変形したスコープで照準を絞り、トリガーマグナムから射出した高威力の風の弾丸で敵の急所を一点集中で撃ち抜く。破壊力は20t。
ファングストライザー[注 22](ファングジョーカー / ファングメモリ)
タクティカルホーンを3回弾いてファングサイドの脚にマキシマムセイバーを出現させ、跳び蹴り・前蹴り・回し蹴り・跳び回し蹴りのいずれかの要領で敵を斬り裂く[注 23]。命中すると恐竜の頭部のようなオーラと共にメモリに描かれている「F」の文字が浮かび上がる。破壊力は45t。
ダブルエクストリーム(CJX / エクストリームメモリ)
エクスタイフーンから発生した緑と黒の2色の竜巻に包まれながら上昇し、両足にX字のエネルギーを纏って両足蹴りを叩き込む。破壊力は80t。
ダブルプリズムエクストリーム(CJX / エクストリーム・プリズムメモリ)
ダブルエクストリームの強化版で、エクストリームとプリズムメモリのツインマキシマム。プリズムメモリをマキシマムスロットに装填してマキシマムドライブを発動し、2人のシンクロ率を極限まで高めた状態でさらにエクストリームのマキシマムドライブを発動し、両足に竜巻のようなエネルギーを纏って両足蹴りを叩き込んだ後に連続蹴りで追撃する。フィリップ曰く「奴(ユートピア)に最も効果のある攻撃」。破壊力は160t。
プリズムブレイク(CJX / プリズムメモリ)
プリズムソードのマキシマムスターターを押してマキシマムドライブを発動し、斬り付けた敵のメモリの能力を断つ。イエスタデイ・ドーパントの場合のようにメモリブレイクも可能。エネルギー刃を飛ばすパターンも存在する。破壊力は50t。
ビッカーファイナリュージョン(CJX / サイクロン・ヒート・ルナ・ジョーカー或いはメタルメモリ)
ソウルメモリ3本とボディメモリ1本をプリズムビッカーに装填して発動する。ジョーカーの場合は七色の光線を放ち、メタルの場合は強力なバリア状のエネルギーを展開する。『Zを継ぐ者』ではサイクロン・ルナ・トリガーの3本で使用した。破壊力は120t。
ビッカーチャージブレイク(CJX / サイクロン・ヒート・ルナ・ジョーカーメモリ)
サイクロン・ヒート・ルナ・ジョーカーの4本をブリズムビッカーに装填してマキシマムドライブを発動し、プリズムメモリの力でメモリのエネルギーを集束したプリズムソードで敵を斬り裂く。破壊力は120t。
正式名称不明[注 24](CJX / ルナメモリ)
『Zを継ぐ者』で使用。ルナメモリをマキシマムスロットに装填してマキシマムドライブを発動し、右腕のリングを伸ばして敵を絡め取る。
合体技
括弧内はW側の使用フォーム・使用メモリ。
ジョーカーエクストリーム・ダブル(サイクロンジョーカー / ジョーカーメモリ)
アクセル バイクフォームとの合体技。アクセル バイクフォームの後輪を利用して空中高くジャンプして放つジョーカーエクストリーム。破壊力は12t。
ライダーツインマキシマム(ファングジョーカー / ファングメモリ)
アクセルとの合体技。自身のファングストライザーとアクセルのアクセルグランツァーの同時攻撃。
トリプルエクストリーム(サイクロンサイクロン & ジョーカージョーカー)
『W&ディケイド』の『MOVIE大戦2010』で使用。ディケイドとの合体技。自身達の両足蹴りとディケイドのディメンションキックの三位一体攻撃。
ダブルライダースラッシュ(CJX / サイクロン・ヒート・ルナ・ジョーカーメモリ)
『オーズ&ダブル feat.スカル』の『MOVIE大戦CORE』で使用。オーズ タトバコンボとの合体技。自身のビッカーチャージブレイクとオーズのオーズバッシュの同時攻撃。
ダブルライダーキック(CJGX / エクストリームメモリ)
『オーズ&ダブル feat.スカル』の『MOVIE大戦CORE』で使用。オーズ タジャドルコンボとの合体技。自身のゴールデンエクストリームとオーズのプロミネンスドロップの同時攻撃。
専用ビークル
翔太郎とフィリップがビギンズナイトでの逃走時に組織から奪取した物[5]。または秘密ガレージに残されていたスカルのビークルを改造した物とされる[7]
リボルギャリー
W専用の高速移送装甲車。普段は鳴海探偵事務所の地下ガレージにハッチ展開した状態で格納され、必要時にスタッグフォンに「26074」と入力することで遠隔操作で出撃するほか、アクセル(竜)が乗り込んで登場することもある。
超大型の車両ながら、オートパイロット機能による自動操縦での軽快な走行が可能。車体後部にハードボイルダーの換装ユニットを格納する巨大なリボルバーハンガーを備え、ハードボイルダーの母艦兼発射台として機能する。火砲類の装備は皆無だが、幹部級ドーパントの攻撃でも傷付かない強固なボディによる体当たり攻撃を得意とし、劇中では敵の攻撃を妨害する(間に入って盾になる)形で出現する場面が多い。
ハードボイルダー
W専用のバイク。基本カラーは緑と黒。名付け親は翔太郎[5]で、翔太郎は戦闘時だけでなく日常でもこのマシンを愛用する。まれにフィリップや亜樹子が搭乗する場合もある。黒の前部と緑の後部で構成されており、必要時には後述のブースターが装着される。
車体後部は状況によって換装され、陸・海・空あらゆる局面に対応する(換装は変身前でも可能)。自動操縦機能が搭載されており、走行中にWが両手を離しても安定した走行が可能。武装はフロントカウルに装備された機銃。W搭乗時のガイアメモリのパワーを宿すことができ、それによる様々な戦術が展開可能(他のユニットに換装しても同様に発揮可能)。また後方部位はアクセルが装備することも可能。主にサイクロンジョーカーなどのジョーカー系統で搭乗する。
ハードボイルダー・スタートダッシュモード
ボイルダーユニット後部に緑のダッシュブーストユニットを装備した加速形態(通常時はコネクタ部分は閉じている)。
4基のメインエンジンと2基のサブエンジンで爆発的に加速する。多少スピードを落とせばドリフト走行もでき、走行中に真後ろを向いて追跡する敵を攻撃可能。使い切ったブースターを走行しながら切り離し、追跡して来た敵への足止め(6本のブースターそれぞれが爆発物として作用する)に使用することもある。ハードボイルダーと同様に主にジョーカー系統で搭乗する。
ハードタービュラー
車体後部を赤のタービュラーユニットに換装した空戦形態。基本カラーは赤と黒。
空中を自在に飛行でき、主翼に備えたビーム砲と主翼前縁に備えた振動刃を武器とする。主にヒートメタルなどのメタル系統で搭乗するが、『MOVIE大戦CORE』ではCJXの状態で搭乗した。
ハードスプラッシャー
車体後部を黄色のスプラッシャーユニットに換装した海戦形態。基本カラーは黄色・黒。
水上・水中を自在に移動でき、魚雷での攻撃も可能。主にルナトリガーなどのトリガー系統で搭乗する。
ハードマンモシャー
頭部部分が破壊されたマンモスメカにハードタービュラーを接続した特殊形態。
スペック
名称 全長 全幅 全高 シート高 重量 最高速度 その他の数値 最高出力 乗車定員
リボルギャリー 13.525m 3.47m 7.72m 47.5t 230km/h(整地)

97km/h(不整地)

排気量:17000cc

積載車両数:1台+ユニット×3

3730kw(馬力換算:5075馬力)
ハードボイルダー 2.08m 0.68m 1.13m 0.82m 165kg 580km/h 0→400m加速:3.5sec 262.5kw(馬力換算:約350馬力) 2名
ハードボイルダー

スタートダッシュモード

2.52m 1.29m 1.25m 215kg 870km/h 0→400m加速:1.2sec 450kw(馬力換算:約600馬力)
ハードタービュラー 2.71m 2.524m 1.416m 227kg マッハ1.2 最高到達高度:50000m
ハードスプラッシャー 2.478m 1.325m 1m 201kg 水上135ノット(約250km/h)

水中64ノット(約120km/h)

仮面ライダーアクセル

照井竜がアクセルドライバーガイアメモリを使用して変身する仮面ライダー。システムの性質上単身でメモリブレイクできるため、発動時にはWのような技名の発声は行われない。決め台詞は戦闘開始時やマキシマムドライブ発動時に発声する「振り切るぜ!」、敵を撃破した時に発声する「絶望がお前(たち)のゴールだ!」。

フォーム
通常形態
アクセルメモリを使用して変身するアクセルの基本形態。基本カラーは赤。モチーフはオンロードバイク[注 25]、フルフェイス・ヘルメットを模したマスクや鋭利な「A」を模した角、背中や脚部のホイールが特徴。青いフェイスシールドの奥に隠された円状の複眼は変身直後やマキシマムドライブ発動時に発光する。
メモリの組み合わせによる汎用性に特化したWとは異なり、アクセルメモリ単体での力・特質を極限まで活かした仕様となっている。そのためドライバーの開発期間は長期に及んだものの、サイクロンやヒートの力を圧倒するスピードと放熱を誇り、非常に高い戦闘能力を獲得している。アクセルドライバーの右グリップ部を捻ることでメモリのパワーを伝達して力を高めることができ、エンジンブレードを使用する豪快な剣術戦を得意とする。全身からヒートメモリ以上の高熱を放つことも可能。
バイクフォーム
アクセルがバイク型に変形したアクセルの高速移動形態。いかなるオフロードや悪路も縦横無尽に疾走でき、氷の上でもスリップすることなく標的を追跡するほか、垂直の壁を駆け上がることまで可能。足裏のマフラーから熱風を放出しての攻撃も可能。操縦者を必要としないため基本的には無人のままで走行するが、劇中ではWを騎乗させたほか、『ウィザード&フォーゼ』の『MOVIE大戦アルティメイタム』では自前のマシンを持たない仮面ライダーなでしこを騎乗させている。片腕程度なら人型のままで走行でき、後輪となった脚部を折り畳んで後述のガンナーAやハードボイルダーの各ユニットと合体することも可能。
アクセルタービュラー
バイクフォームがWのタービュラーユニットと合体したアクセルの空中戦闘形態。一度敗れたテラードラゴンに対抗するために生み出した奇策。ハードタービュラーと同様に空中を自在に飛行可能。上半身を人型に戻すことでエンジンブレードが使用可能なほか、タービュラーユニットから噴射する青い炎(バックファイア)で攻撃する。
アクセルトライアル
トライアルメモリを使用して変身するアクセルの音速加速形態。基本カラーは青、フェイスシールドの色はオレンジ色。変身時はトライアルメモリの信号の色に合わせて通常のアクセルから黄色のイエローシグナルに変化し、青になると同時に全身の装甲が弾け飛んで変身完了する。モチーフはオフロードバイクで、頭部の形状もバイザー式のモトクロスヘルメットを模した形状に変化する。全身はホイール部分を除いてバイクフォームの稼働部分に当たる装甲がなくなり、タイヤ状のスマートな物へと変化する(そのためこの形態ではバイクフォームへの変身機能が失われている)。決め台詞は敵を撃破した後に発声する「(敵の撃破までの所要時間)秒、それがお前の絶望までのタイムだ!」。
最低限必要な部分を除いた装甲などの重量物を徹底排除し、大きな軽量化が施されたことで、運動性能の飛躍的な向上と音速をも超える超高速移動を実現している[注 26]。敵の攻撃を寄せ付けず、瞬時に懐に入り込んでキックを叩き込むスピーディな格闘戦を得意とするが、大幅な軽量化によって防御力と一撃分の攻撃力(最大威力でも1/4)が著しく低下しており、特に攻撃力は連続攻撃時には加速性能に特化するために1/8にまで低下してしまう。しかし重い一撃を叩き込むのではなく一度に連続攻撃を重ねてダメージを蓄積し、機動力を活かして敵の攻撃を回避可能なため、そのデメリットをフォローするだけの戦闘能力を発揮可能。エクストリームと違ってアクセルメモリを抜いてメモリを入れ替えるが、こちらもアクセルの姿を変質させる変身であるため、生身から直接変身はできない。
マキシマムドライブ発動中はシステムに多大な負担が掛かることから10秒間のタイムリミットが設けられており、制限時間内にメモリのカウンターを手動で停止させなければ変身が強制解除され、変身者も相応のダメージを負ってしまう。動きの素早い敵との戦闘や緊急事態に対処(生身の人間を敵の攻撃・爆発から救助するなど)するためには不可欠だが、ピーキーなスペックに加えて必殺技発動時のリスクも高く、僅かなミスが窮地となる諸刃の剣でもある。そのため使いこなすには相応の訓練が必要となり、実戦での使用に先立ってシュラウドから試練を与えられた[注 27]。またパワーの乗った重い一撃が求められる戦局や長距離移動など、通常のアクセルやバイクフォームの方が有益な場面もあるため、完全な上位能力のフォームではなく、戦況によってはあえてこのフォームを使用しないケースもある。
アクセルブースター
ガイアメモリ強化アダプターを装着したアクセルメモリを使用して変身するアクセルの飛行形態。詳細は仮面ライダーW RETURNS#仮面ライダーアクセルブースターを参照。
スペック
バイクフォームはビークル側を参照。
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m)
仮面ライダーアクセル 197cm 93kg 10t 12t 47m 3秒
仮面ライダーアクセルトライアル 82kg 2.5t 3t 90m 0.27秒(マキシマムドライブ発動時)
ツール
アクセルドライバー
アクセルの変身ベルト。外見はバイクのスロットルを模している。ダブルドライバーと同様に普段はバックルの状態で携帯され、腹部に当てることで自動的にベルトが伸長して装着される。
バックル中央のスロットにアクセルメモリを装填し、右グリップを捻ることで装着者をアクセルに変身させる。グリップは変身中に捻ることでアクセルメモリのエネルギーを上昇させ、身体の各部にチャージすることが可能。さらに変身中にバックルを両手で保持したまま取り外すことでバイクフォームに変形し、グリップを操作することで制御する。
メモリを装填したまま左グリップのレバーを引くことで待機状態になり、右グリップを捻ることでマキシマムドライブを発動する。
アクセルメモリの能力を最大限に発揮することに特化しているが、他のメモリへの対応も示唆されている。当初照井はシュラウドからエンジンブレードしか与えられておらず変身できなかったが、後に正式に完成したアクセルドライバーを与えられた。
ガイアメモリ
Wの持つ基本6種のガイアメモリと同様に、アクセルドライバーの使用を前提に設計された純正型メモリ。これらのメモリはドライバーに装填する位置から、イニシャルが縦向きに描かれている。イニシャルはメーターをモチーフにしているため、スロットルを切りWと同様にメモリの文字が浮かび上がる際、メーターが振り切るかのように文字が動作する。なおどちらも金端子であるためボディメモリに該当する。
アクセルメモリ(A / 赤)
加速の記憶」を宿したガイアメモリ。身体能力を強化し、熱風が生まれるほどの超加速とオートバイのような形態への変形能力を与える。シュラウドの発言からダブルドライバー専用のメモリと互換性がある。単純なメモリの性能ではサイクロン以上のスピードとヒート以上の放熱を誇るが、竜がサイクロンメモリを使用した際にそのエネルギー量に驚愕している描写がある。ただしWと異なりこのメモリの力を最大限に引き出す専用ドライバーの性質から、アクセルドライバーでの変身時は他の形での使用時よりも極限まで力を発揮することが可能。シュラウドの計画ではこのメモリをボディサイドとしたWを作り、エクストリームメモリの力によってメモリの能力を解放する予定だった。『アクセル』ではガイアメモリ強化アダプターを装着してアクセルブースターへと変身する際に「Booster」と発声した。
トライアルメモリ(T / 青)
挑戦の記憶」を宿したガイアメモリ。アクセルメモリと交換してドライバーの右グリップを捻ることでアクセルトライアルに強化変身させる(同時にスーツのカラーが赤→黄→青の順に変色する)。信号機とストップウォッチを模した装飾が施されており、メモリモードマキシマムモードの2形態をとる。その性質から、アクセルドライバー以外のドライバーや武器への使用は想定されていない。メモリ単独でマキシマムドライブを行う性質から他のマキシマムドライブと同時起動による必殺技の高速連打も一部可能となっている。
メモリモード
通常時のガイアメモリ形態。
マキシマムモード
マキシマムドライブを発動するストップウォッチ形態。アクセルドライバーから外し、メモリ単体の状態でマキシマムモードに変形させてマキシマムスイッチを押す事でマキシマムドライブを発動する。発動中は秒数を計測するカウンターが起動し、もう一度スイッチを押す事で手動でプログラムを中止する機構となっている。マキシマムドライブの電子音声は発動時ではなくプログラム中止時に発声されるのも特徴。
エンジンメモリ(E / 銀色)
エンジンブレード専用のギジメモリ。アクセルメモリの触媒としての役割を果たし、後述の3種類のパワーを引き出す。ライダーの変身などに使用されるガイアメモリと同様の外見と電子音声だが、ギジメモリの一種であり使用時に起動する必要はない。エンジンブレードに装填する位置から、イニシャルが横向きに描かれている。またアクセルドライバーでもマキシマムドライブを発動可能(『運命のガイアメモリ』にて発動)。マキシマムドライブ発動後は薬莢のように排出される[注 28]
エンジンブレード
アクセル専用の大型剣。アクセルドライバーとは独立しており、普段は竜の愛車『ディアブロッサ』に収納されている。変身前でも使用可能だが、アスファルトにめり込むほどの重量(設定上20kg[注 29])であり、生身の人間の腕力では戦闘はおろか携行すらままならない。竜は変身できない場合に生身で使用することがあるが、当然ながら自在に振り回すことはできない。
鋭利な刀身とその重量により、単体での斬撃でも高い威力と切れ味を発揮する。さらに刀身を押し下げることで出現するメモリスロットに前述のエンジンメモリを装填し、グリップのトリガーを引くことでエンジンパワーを付加した攻撃を繰り出す。引き出す能力は切っ先からエネルギー弾を猛スピードで射出するジェット・刀身に電気エネルギーを纏うエレクトリック・刀身から高温の蒸気を噴射するスチームの3種類。一度フィリップのサイクロンメモリを借りて緑色の風の刃を纏うマキシマムドライブを発動したこともあり、こちらもWのガイアメモリとある程度の互換性がある[注 30]
『鎧武&ウィザード』でもヒデヨシが使用していた。
マキシマムドライブ
括弧内は使用フォーム・使用メモリ。
アクセルグランツァー(通常 / アクセルメモリ)
全身に高熱を纏って突撃し、後ろ跳び回し蹴りを叩き込む。破壊力は35t。
エースラッシャー(通常 / エンジンメモリ)
エンジンブレードからA字型のエネルギー刃を射出する。
ダイナミックエース(通常 / エンジンメモリ)
エンジンブレードで敵や周囲をA字型に斬り裂く。また、A型に描いた斬撃を一振り、または一斉に飛ばすパターンも存在する。
突撃攻撃(正式名称不明 / バイクフォーム / エンジンメモリ)
『運命のガイアメモリ』で使用。エンジンメモリをアクセルドライバーに装填してマキシマムドライブを発動し、全身に炎を纏って敵に突撃する。
突貫攻撃(正式名称不明 / バイクフォーム / アクセル・エンジンメモリ)
『Zを継ぐ者』で使用。通常形態でアクセルメモリをエンジンブレードに装填してマキシマムドライブを発動し、敵に飛ばしたエンジンブレードを受け止めさせた後、エンジンメモリをアクセルドライバーに装填してマキシマムドライブを発動し、バイクフォームへ変形してブレードに体当たりし敵を貫く。
突撃攻撃(正式名称不明 / アクセルタービュラー / アクセルメモリ)
エンジンブレードを先端に巨大なAの文字を模した炎を纏って突撃する。
マシンガンスパイク(アクセルトライアル / トライアルメモリ)
トライアルメモリの秒読み開始と同時に最大加速を行い、「T」の字を描くように連続で蹴りを叩き込む。キックの数によって威力が変化するため、破壊力は未知数である。
マシンガンスラッシャー(アクセルトライアル / トライアル・エンジンメモリ)
エンジンブレードに装填したエンジンメモリでマキシマムドライブを発動し、トライアルメモリの秒読み開始と同時に最大加速を行い、「T」の字を描くようにエンジンブレードで連続で斬り刻む。
合体技
括弧内はアクセル側の使用フォーム・使用メモリ。
ライダーツインマキシマム(通常 / アクセルメモリ)
詳細は仮面ライダーWの項を参照。
ダブルライダーアタック(通常 / アクセルメモリ)
『オーズ&ダブル feat.スカル』の『MOVIE大戦CORE』で使用。バースとの合体技。自身のアクセルグランツァーとバースのセルバーストの同時攻撃。
専用ビークル
ガンナーA(ガンナーエー)
シュラウドから与えられたサポートドロイド。基本カラーはは青と黒。AIによる自律行動やビートルフォンによる遠隔操作でアクセルをサポートし、リボルギャリーと同様に強固なボディを活かして敵の攻撃を防ぎ、車体前部のドーザーで攻撃する。単体時はガイアキャノン(後述)の暴発を防ぐため、砲身を顔のように展開している。そのためメカでありながら若干の表情の変化を見せる。基本的にアクセルの命令によって行動するが、フィリップの危機に駆け付けたり、Wのリボルギャリーに紛れ込んで彼らを支援したこともある。ハードボイルダーとのドッキングもでき、翔太郎からは「ガンナーユニット」と呼ばれている。
アクセルガンナー
バイクフォームがガンナーAと合体した形態。走行や砲撃は全てスロットル操作で行い、セーフティが解除されたガイアキャノンとバイクフォームの後輪に仕込まれた副砲・ガトリングホイールを武器とする。
必殺技はガイアキャノンからマキシマムドライブのエネルギーを集束した砲撃を放つ「ガンナーフルブレイク」。
ハードガンナー
Wのハードボイルダーの後部にガンナーAを換装させた形態。走行しながら砲撃を行うのはアクセルガンナーと同様。またガンナーA自体もリボルギャリーに格納可能。
スペック
名称 全長 全幅 全高 重量 最高速度 最高出力
バイクフォーム 2.65m 0.82m 0.98m 98kg 920km/h
ガンナーA 1.35m 1.52m 1.22m 145kg 150km/h 1340kw(馬力換算:約1000馬力)
アクセルガンナー 4m 238kg 1070km/h

劇場版初登場のライダー

仮面ライダージョーカー

  • 身長:195cm
  • 体重:85kg
  • パンチ力:1.25t
  • キック力:3t
  • ジャンプ力:ひと跳び30m
  • 走力:100mを6.2秒

左翔太郎がロストドライバージョーカーメモリを使用して単独変身する仮面ライダー。基本カラーは黒。外見はベルトがロストドライバーであることとセントラルパーテーションがない点を除けば、W ジョーカージョーカーと同様。フィリップが何らかの事情によってWに変身できない際に登場している[注 31]。TVシリーズでは最終話のみの登場に終わったが、2011年8月のフィリップ復活までの1年間に翔太郎はたびたび変身していた[9][10]。決め台詞はマキシマムドライブ発動時に発声する、「これで決まりだ!」。

Wのようにソウルメモリを使用する能力の複合がないため、戦闘スペックはW サイクロンジョーカーの半分しかない。総合的な戦闘スペックは特別高いわけではないが、変身する翔太郎自身の身体能力が相まって極めて高い戦闘能力を発揮するうえ、ジョーカーメモリの「切り札の記憶」がロストドライバーによって極限まで高められており、それを元にした高い運動能力と優れた格闘技を活かした格闘戦を得意とする。

変身の際にWとは違った独自の変身ポーズを取るが、これは翔太郎を演じた桐山漣仮面ライダーBLACKの要素を取り入れて考案したものである[11]。『運命のガイアメモリ』や『フォーゼ&オーズ』の『風都 暗躍する陰謀』では、仮面ライダー1号の要素を取り入れた効果音演出がある。

ツール
ロストドライバー
Wとアクセル以外のライダーが使用する変身ベルト。ダブルドライバーのプロトタイプで外見も同様だが、メモリスロットが右側にしかなく、右腰のマキシマムスロットに刻まれている「W」の文字が省略されている。これを使用して変身したライダーには、身体の中央にセントラルパーテーションの跡が見られる。ダブルドライバーと同様に普段はバックルの状態で携帯され、腹部に当てることで自動的にベルトが伸長して装着される。
『運命のガイアメモリ』では、翔太郎がイメージしたスカルの残したロストドライバーを使用して変身した。なお、エターナルとの戦闘後にロストドライバーがどうなったのかは不明。
TVシリーズ第48話でフィリップが翔太郎にあてたプレゼントに同封されていたロストドライバーは、『Zを継ぐ者』でフィリップが仮面ライダーサイクロンへの変身に使用したことが示唆されている。
ジョーカーメモリ(J / 黒)
詳細は仮面ライダーWの項を参照。
『運命のガイアメモリ』では、エターナルの「エターナルレクイエム」の影響によってWに変身できなくなった際、新たに入手したT2ジョーカーメモリを使用。エターナルに敗れて変身解除された際、エターナルに回収された後はエターナルの敗北と同時に他のT2ガイアメモリ共々、メモリブレイクされた。それ以降はWの変身に使用するジョーカーメモリを使用している[9]
ロストドライバーにはないボディサイドへ展開した角度を正位置にしているため、ロストドライバーに装填して展開した際はイニシャルが横倒し(「つ」の字状)になる。
マキシマムドライブ
発動時にはWと同様に技名を呼称する。
ライダーキック
右足に炎のような紫のエネルギーを纏い、跳び蹴りを叩き込む。発動時には仮面ライダー1号の変身ポーズに似たポーズを取る。破壊力は6t。
ライダーパンチ
右拳に炎のような紫のエネルギーを纏い、パンチを叩き込む。発動時には仮面ライダー2号や仮面ライダーBLACKの変身ポーズに似たポーズを取る。破壊力は2.5t。
専用ビークル
ハードボイルダー
Wの時から引き続いて使用。詳細は仮面ライダーWの項を参照。

仮面ライダースカル

鳴海荘吉がロストドライバースカルメモリを用いて変身する仮面ライダー。

通常形態
スカルの基本形態。詳細は仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010#仮面ライダースカルを参照。
スカルクリスタル
スカルの不完全体。詳細は仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE#仮面ライダースカルクリスタルを参照。

仮面ライダーエターナル

ロストドライバーエターナルメモリを用いて変身する仮面ライダー。

ブルーフレア
大道克己が変身した形態。
詳細は仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ#仮面ライダーエターナルを参照。
レッドフレア
加頭順が変身した形態。
詳細は仮面ライダーW RETURNS#仮面ライダーエターナル レッドフレアを参照。

小説初登場のライダー

仮面ライダーサイクロン

フィリップがロストドライバーとサイクロンメモリで変身する仮面ライダー。詳細は仮面ライダーW#仮面ライダーサイクロンを参照。

メモリガジェット

鳴海探偵事務所のメンバー(主に翔太郎)と竜が使用する探偵ツール。制作者はフィリップとシュラウド。普段は日用品のガジェットモードをとり、ガイアメモリを元に作られたギジメモリを装填することで動物型のライブモードに変形し、自律行動が可能となる。主に調査・変身前の護身用武器として使用される。Wの専用武器と合体することで特殊能力を与えるほか、ギジメモリの代わりにソウルメモリを装填することでマキシマムドライブを発動する。ギジメモリの表面には各ガジェットのライブモードのシルエットが描かれ、発声される音声は無機質な電子音。ガジェット起動装置であるこちらは機械的なデザインになっている。元ネタは「探偵7つ道具」[1]

中盤以降は使用される機会が減少していたが、終盤におけるガイアインパクトの阻止に当たり、制御装置の破壊やユートピア・ドーパントを拘束するなどの活躍を見せた。

スタッグフォン
  • 全厚:69mm
  • 重量:350g
  • マイクロセルバッテリー駆動
携帯電話型ガジェット。基本カラーは赤と黒。
ガジェットモード
  • 全長:223mm
  • 全幅:82mm
通常の携帯電話形態。通話やメールといった携帯電話機能のほか、携帯用・PC用のネット接続の機能、他のガジェットからの信号の座標表示・ナビゲーション、ファングジョーカーへの変身時の連絡手段、リボルギャリーやハードボイルダーの起動キーなどに使用される。フィリップも同型の物を所持しており、かつては荘吉も変身能力を得る前から愛用していた。
ライブモード
  • 全長:214mm
  • 全幅:120mm
  • 最高歩行速度:20km/h
  • 最高飛行速度:45km/h
スタッグメモリを装填することで変形するクワガタムシ型形態。上空からの追跡・探索の他に攻撃力が高い護身用武器としても使用でき、クワガタの顎を模した角を武器として突進する。トリガーマグナムと合体することで標的を挟み込むように2つの光弾を発射する。単体でのマキシマムドライブはヒートメモリを装填しての炎を纏った体当たり。
スパイダーショック
  • 重量:120g
  • 100気圧防水
  • ソーラー電池駆動
腕時計型ガジェット。基本カラーは黄色。
ガジェットモード
  • 全長:83mm
  • 全幅:80mm
  • 全厚:35mm
通常の腕時計形態。時刻表示・ストップウォッチといった時計機能、気圧・温度・湿度などの計測、ライブモード時のステイタス確認、追跡マーカーからの探索データの視認のほか、先端部から強化ワイヤーや追跡マーカーを射出するでき、強化ワイヤーによる移動や避難、マーカーを取り付けた標的の追跡などに使用される。特にワイヤーは非常に強靭で、ドーパントすら拘束できる。腕に装着したベルト部から本体を射出することも可能。
ライブモード
  • 全長:126mm
  • 全幅:177mm
  • 最高歩行速度:35km/h
スパイダーメモリを装填することで変形するクモ型形態。目に当たる部分のセンサーによってターゲットを正確に測定・捕捉し、爪先によってどんな場所でも隠密な追跡が可能。メタルシャフトと合体することで敵の能力を封じるワイヤー、トリガーマグナムと合体することで敵を束縛するネット弾を放つ。
バットショット
  • 外装:ハイマグメタル製
  • スチール画像撮影:2万枚(HD)
  • 動画撮影:12時間(HD)
デジタルカメラ型ガジェット。基本カラーは青と黒。裏は2画面になっている。
ガジェットモード
  • 全幅:131mm
  • 全高:87mm
  • 奥行:53mm
通常のデジカメ形態。写真撮影や動画撮影といったカメラ機能のほか、撮影した静止画や動画をリアルタイムでスタッグフォンに表示可能。直接プリンターに接続してプリントアウトも可能。
ライブモード
  • 全幅:310mm
  • 全高:108mm
  • 奥行:58mm
  • 最高飛行速度:120km/h
バットメモリを装填することで変形するコウモリ型形態。移動カメラとして上空からの追跡・探索・監視・潜入調査のほか、敵への目眩ましとなるフラッシュや超音波を発することも可能。メタルシャフトと合体することでソニックシャフトとなり、超音波+棒戦術で攻撃可能。トリガーマグナムと合体することでスコープとなり、より精度の高い射撃が可能となる。単体でのマキシマムドライブはルナメモリを装填しての特殊発光で、周囲に隠れた敵をあぶり出せる。
フロッグポッド
  • 全長:95mm
  • 重量:580g
サウンドレコーダー型ガジェット。基本カラーは緑。シュラウドから与えられた設計図[注 32]を基にフィリップが制作した。メタルシャフトやトリガーマグナムとの合体機能はない。
ガジェットモード
  • 全幅:99mm
  • 全厚:48mm
通常のサウンドレコーダー形態。他のガジェットとは異なり、この形態のみでは使用されない。
ライブモード
  • 全幅:99mm
  • 最高歩行速度:20km/h
  • 最高航行速度:90ノット(約48km/h)
  • ジャンプ力:25m
音声録音が可能なフロッグメモリを装填することで変形するカエル型形態。音声の収集・解析・変換に特化しており、目や口に当たる部分のスピーカーからギジメモリに録音した音声をそのまま、または別の人物の声に変換して再生でき、捜査時の音声収集や戦闘時の撹乱などに使用される。
デンデンセンサー
  • 重量:210g
特殊ゴーグル型ガジェット。基本カラーはオレンジ色。フロッグポッドと同様にシュラウドから与えられた設計図を基にフィリップが制作した。主にフィリップや亜樹子が使用し、事務所の見張り役を兼ねる。フロッグポッドと同様にメタルシャフトやトリガーマグナムとの合体機能はない。
ガジェットモード
  • 全幅:193mm
  • 全高:114mm
  • 全厚:61mm
通常の特殊ゴーグル形態。レンズを通して目に見えない相手を見ることができ、透視・熱源探知・暗視などの切り替えも可能。
ライブモード
  • 全長:159mm
  • 全幅:62mm
  • 全厚:109mm
  • 最高歩行速度:15km/h
他のメモリとは形状が異なるデンデンメモリを装填することで変形するカタツムリ型形態。触覚などに備わる高感度センサーであらゆる光の波長や変動、空気の流れや熱源をキャッチでき、見張りや監視、敵の探索に使用される。
ビートルフォン
  • 全長:194mm(ライブモード)
  • 全幅:114mm(ライブモード)
  • 重量:290g
  • マイクロセルバッテリー駆動
  • 最高歩行速度:30km/h
  • 最高飛行速度:90km/h
竜が使用する、カブトムシ型のライブモードに変形する携帯電話型ガジェット。基本カラーは紺色。制作者はシュラウド。
フォルムや性質はWのスタッグフォンに酷似しているが、パワーではこちらの方が上。バットショットと同様に静止画の撮影・保存機能も搭載している。竜の登場前から鳴海探偵事務所に出没しており、翔太郎達を偵察していた。ガンナーAを呼び出すことも可能。

脚注

注釈

  1. ^ 第30話での亜樹子の夢の中では亜樹子(ボディサイド)と翔太郎(ソウルサイド)で変身・戦闘を行ったこともあり、ベルトにはたこ焼きのエフェクトと共になにわの美少女仮面という文字が投影された。
  2. ^ 元々は荘吉が仮面ライダースカルに変身した際の名乗り口上である。なおファングジョーカーの場合は右手を、ハーフチェンジとCJXの場合は左手を相手に向け、それぞれ角度や全身のポーズが異なる。
  3. ^ 第29話での翔太郎の夢の中では、ガイアメモリも彼が見ていた時代劇に合わせて、木札に「疾風(しっぷう)」・「切札(きりふだ)」と書かれた物に変化した。また変身時に浮かび上がる顔面の影も歌舞伎隈取りのように着色され、変身音もアレンジされている。
  4. ^ 『MOVIE大戦2010』・『Zを継ぐ者』・『MOVIE大戦アルティメイタム ディレクターズカット版』では右腰のスロットに、『運命のガイアメモリ』ではトリガーマグナムにそれぞれソウルメモリを装填してのマキシマムドライブが使用されている。
  5. ^ 連続で弾く必要はなく、予めアクションの意思を決めておけば、間を空けて弾いても良い。
  6. ^ 翔太郎がその場に不在だったり負傷などで戦闘が困難な場合や、単独行動中のフィリップの身に危険が迫ったときなど。
  7. ^ 仮に2人が同じ場所にいる場合でも、この形態とハーフチェンジを切り替えるには一度変身を解除するリスクを伴う。
  8. ^ 正確にはW全体ではなくサイクロンジョーカーの強化形態となるが、『Zを継ぐ者』によると翔太郎とフィリップにとって最も適合率の高い形態であるサイクロンジョーカーこそが最強進化の基本とされている。
  9. ^ スーツには過去に放送されていたクリアボディの特撮ヒーローシャンゼリオンのスーツよりもより軽量化された材質が採用されている。しかし下半身の内側の「アダプト」という透明樹脂は柔軟性に乏しく、スーツアクターが屈んだり足を拡げたりするのは不可能である[4]
  10. ^ あくまで攻撃によって無効化可能なだけで防御面は例外らしく、オールドやテラーの精神干渉波による攻撃、エターナルのエターナルレクイエムを受けた際は無効化できなかった。またジュエルへの攻撃は弱点の一点以外にまったく通用しなかった。
  11. ^ これまでの変身ベルトと異なり、ベルト本体ではなくメモリその物の音声の組み合わせで変身音・フォルムが変化するため、玩具によるネタバレが防止される効果が表れている。また玩具オリジナルのメモリ・組み合わせ・敵味方問わずほぼ全てのシリーズ商品の連動等によって過去のシリーズ商品以上にコレクション性を意識した展開が行われた。
  12. ^ W以外の本作品における仮面ライダーたちも同様。またこの紋様はドライバー下部中央のメインコンピューター「ガイアプロセッサ」や、後述するサイクロンジョーカーエクストリームの中央部「クリスタルサーバー」などに見られる電子回路状のディティールに酷似している。
  13. ^ 劇中では翔太郎ではなく竜をボディサイドとして変身させる案が登場しているが、実際に使用されたことはなかった。
  14. ^ プリズムメモリは変身後の武器専用となる。
  15. ^ 表面に描かれている「J」のイニシャル・ドライバーあるいはビッカーシールド装填時のエフェクト・放出されるエネルギーは
  16. ^ ジョーカーではルナサイドの手足、メタルではメタルシャフト、トリガーでは弾道が変化する。
  17. ^ 表面に描かれている「F」のイニシャル・ドライバー装填時のエフェクト・放出されるエネルギーは水色
  18. ^ エクストリームの綴りは本来「Extreme」だが、公式サイトでは「Xtreme」と表記。
  19. ^ バンダイ公式ホームページではライブモードと表記。
  20. ^ プリズムビッカーを使用したマキシマムドライブを発動する際にはサイクロン・ジョーカーメモリを取り出している。
  21. ^ 基本的にはサイクロン・ジョーカーの力を集束しているが、ビッカーシールドにメモリが装填されている場合はそちらが優先される。
  22. ^ この技は劇中で翔太郎が命名している。公式サイトでは「レッグファング斬」と表記されている。
  23. ^ 一度だけ技名を発声せず、さらに一度のマキシマムドライブで合計3発放ったことがある。
  24. ^ 技名を発声していないためだが、小説本文では「電磁ロープ」と表記されている。
  25. ^ 変身時のエフェクトで見られる八方の赤い槍はピストンを表している。
  26. ^ スーツも実際に動きやすい構造・重量になっているが、スーツアクター自身は通常のアクセルその物が今まで演じたライダーで1、2を争うほどの重さで大変だったと東映公式サイトで語っている。
  27. ^ この試練自体は彼女の見切りによって達成できていなかったが、後の実戦で達成する。
  28. ^ 『運命のガイアメモリ』ではエンジンブレードでの攻撃で排出されたメモリをベルトに差し替えて再びマキシマムドライブを発動している。
  29. ^ 東映公式サイトでは30kg、テレビ朝日公式サイトと「MG FIGURE RISE 仮面ライダーアクセル」組立説明書、小学館刊「仮面ライダーW 超全集」では20kgと誤差がある[8]
  30. ^ 『ライダーグッズコレクション2010 仮面ライダーW』のインタビューによると当初は「次々とメモリを排出しては入れ替える戦法(ドーパントからメモリを奪って必殺技を繰り出すプランも想定されていた)を考えていたが、考えた末に現在のエンジンメモリのスタイルが生まれた」という趣旨の記述がある。
  31. ^ TVシリーズではフィリップが一時期消滅したため、『運命のガイアメモリ』ではフィリップが捕らえられていたため、『フォーゼ&オーズ』の『風都 暗躍する陰謀』ではフィリップがせんべい汁の検索に夢中になっていたため。
  32. ^ この設計図の一部はテレビ朝日公式サイトにて実際に記載されている。

出典

  1. ^ a b 『仮面ライダーW 公式読本“W”』グライドメディア、2010年。 
  2. ^ a b c OPF 25 2015.
  3. ^ Blu-ray『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム ディレクターズカット版』坂本浩一監督オーディオコメンタリーより。
  4. ^ ハイパーホビー』2010年5月号より[要ページ番号]
  5. ^ a b c テレビ朝日|仮面ライダーW(ダブル)”. 2011年8月2日閲覧。
  6. ^ 超全集 2011, p. 49.
  7. ^ 超全集 2011, pp. 52、144.
  8. ^ 超全集 2011, p. 86.
  9. ^ a b 超全集 2011, p. 126.
  10. ^ 『MOVIE大戦MEGA MAX』パンフレットより。
  11. ^ 仮面ライダーW東映公式サイト・最終話紹介ページや『運命のガイアメモリ』メイキングより。

参考文献

  • 『仮面ライダーW超全集』小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、2011年7月。ISBN 978-4-09-105133-2 
  • 『週刊 仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』デアゴスティーニ・ジャパン
    • 「仮面ライダーデータベース 仮面ライダーW ファングジョーカー」『週刊 仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』25号、2015年4月7日、FILE 10 SHEET 01。 

関連項目

  • 仮面ライダーオーズ/OOO - 劇場版で共演したオーズやバースの登場作品。オーズやバースのスペックについては、そちらを参照。