仮面ライダー1号 (映画)

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仮面ライダー1号
監督 金田治
脚本 井上敏樹
原作 石ノ森章太郎
製作 「仮面ライダー1号」製作委員会[注 1]
出演者 藤岡弘、
西銘駿
岡本夏美
阿部力
長澤奈央
武田幸三
大沢ひかる
山本涼介
柳喬之
竹中直人
大杉漣
音楽 中川幸太郎
鳴瀬シュウヘイ
坂部剛
主題歌 RIDER CHIPS「レッツゴー!!ライダーキック - 2016 movie ver. -」
野口五郎&高柳明音(SKE48)「それぞれの時」
撮影 倉田幸治
編集 大畑英亮
配給 東映
公開 2016年3月26日
上映時間 96分[1]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス
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仮面ライダー1号』(かめんライダーいちごう)は、2016年3月26日に全国東映系劇場にて公開された特撮映画作品。キャッチコピーは「原点にして頂点。爆音あげて蘇れ! ライダー変身!!」。

概要

仮面ライダーシリーズ生誕45周年記念作品にして、メモリアルイヤーとなるスーパーヒーローイヤー2016年スペシャルプロジェクトの第1弾[2]であり、初代仮面ライダーの藤岡弘、演じる本郷猛 / 仮面ライダー1号を主人公に迎えた劇場用映画作品である。藤岡を迎えたことについて、東映プロデューサーの白倉伸一郎は「テレビでは成しえなかった本郷猛の単独主演を全うして欲しかったという思いがあり、今まで一度もなかった『仮面ライダー』を映画で見たいと思ったんです」と語っている[3]。藤岡主演の仮面ライダー劇場版は1972年の『仮面ライダー対じごく大使』以来44年ぶりであり、藤岡は69歳にして変身を披露することになる[3]

公開当時の仮面ライダーテレビシリーズ最新作品『仮面ライダーゴースト』のキャラクターも登場し[4]、テレビシリーズに先駆けて仮面ライダーゴースト 闘魂ロビン魂の活躍が描かれる[5]ほか、同作のネット配信短編作品『仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂!』に登場したレジェンドライダー眼魂を用いての各派生形態も登場する[6]。なお、例年の作品と異なり、本作に歴代ライダー(2号からドライブまで)[注 2]スーパー戦隊は登場しない。

監督は、『仮面ライダー』当時に駆け出しのスーツアクターとしてトランポリンアクションを担当するなど、藤岡と共演した経験を持つ金田治。脚本には、平成仮面ライダーシリーズの第1期で数多くの作品を執筆した井上敏樹が5年ぶりに登板している[4]

敵幹部・地獄大使役は、『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』で同役を演じた大杉漣が務める[4]

制作

藤岡は企画から参加しており、制作陣と共に5か月をかけて脚本を完成させたという[7]

藤岡のもとへ依頼が来たのは2015年春であり、「単独主演が可能なのか」と一瞬頭が真っ白になったが、原作の石ノ森章太郎らすでに鬼籍に入った恩師たちのことが浮かび、今も続く仮面ライダーシリーズに彼らの原点が息吹いていることに突き動かされた[8]。藤岡は「命の尊さを今の子供たちに訴えよう」と考える一方、「自分を追い続けてきたかつての子供たちを失望させてはいけない」と考え[9]、それゆえの不安を振り切ろうと筋トレなどに励んだ。そのためもあり、1号の新たな姿は貫禄を増した藤岡の体格を反映したものとなっている[10]。ただ、「本当は3年くらいは製作時間が欲しかった」そうである[11]

依頼された当時は葛藤もあったが、平成仮面ライダーを見て「どうも違うな、気を込めた元祖ライダーのメッセージが消えつつあるんじゃないか」と違和感を持ったこともあり[12]、関係各位の応援や東映の励ましを受けて了承した藤岡は、1号の新たな姿に45年間の経験で増量した自分のことも含めてたくましさを感じると共に、1号の新たな愛車・ネオサイクロンもそれゆえにいきなり乗りこなすことになった[13][注 3]。また、本郷 / 1号を再び演じるに際して本作の彼は自分そのものとも思っているほか、スケジュールこそNHK大河ドラマ真田丸』と同時進行で大変だったものの、両方にエネルギーを込めて演じられたという[13]

白倉は本作の10数年前から藤岡の演じる本郷を主役にした映画を作りたいという構想を持っており、『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』で1号の声を、『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』で本郷 / 1号をそれぞれ藤岡に演じてもらったことで、「これならそろそろ具体化できるかな」と相談して実現に至った。45周年というメモリアルイヤーは絶好の機会でもあり、本当はタイトルを『仮面ライダー』とシンプルにしたかったが、「すでに膨大な数の仮面ライダーや作品が存在するので誤解を招く」と意見されたため、「1号」を付けたという[15]。そもそも、藤岡との初対面は『仮面ライダー』30周年の2001年のことであり[注 4]、彼には「50周年に向けて掘り下げて準備していくことはできないか」とも言われたが、白倉は「機が熟した」と進言して45周年を世間や製作委員会への建前に、企画を始動させた。数か月をかけて5パターンほどを推したプロットは、公開当時の仮面ライダーであるゴーストが絡むことがかなり後から決まったうえ、藤岡と話をしていくうちに彼の発想の豊かさもあってどんどん広がってしまい、「いくつかを組み合わせれば絞れる」と想定していた白倉の想定を裏切って後悔する羽目になったという[17]

藤岡の主演が決定してから監督に起用された金田は井上による脚本の中身を細かく詰めたが、当初の構想では立花藤兵衛の孫娘・麻由の年齢設定や本郷の関わり方が異なっており、井上は「ヒロインにも45年という歴史を背負わせたい」との思いから麻由が藤兵衛の孫という設定を考えたうえ、「ライダーが45年なら敵であるショッカーにも同じだけの時間が流れているだろう」とショッカー内部の世代抗争や地獄大使の登場を考えた[15]ほか、「1号にはどうしてもゴーストに敵わない部分がある」という思いから本郷に生死を超えた存在であるゴーストを超えさせるため、本郷が死亡を経て蘇生するという展開を考えたという[18]。また、起用された際には驚いたうえに光栄で誇りに思った金田は、「今回はこれまでのシリーズの中でも特別」と気合を込め、仮面ライダーのヒーロー像について藤岡と話し合ったという[19]

プロモーション

2016年1月1日に本作のタイトル・公開日と1号のデザイン画が公開された[20]後、同年1月28日にはマスコミ発表が行われ、本郷を藤岡が演じることや、1号の新たな姿とその愛車・ネオサイクロンの姿が発表された[7]

2016年2月19日には、予告編がインターネット上で解禁された[21]

2016年2月28日には、警視庁東京都の「危険ドラッグ・薬物乱用防止啓蒙キャンペーン」とのタイアップポスターが公開された[22]

2016年3月15日には、新宿バルト9にて完成披露イベントが開催され、1号のスーツを着てマスクを持った藤岡をはじめとする主要俳優陣が舞台挨拶に登壇した[23]

2016年3月19日には、藤岡が本作のキャンペーンで大阪市内を訪れ、ほぼ同年代のシルヴェスター・スタローンブルース・ウィリスリーアム・ニーソンらを例に挙げて自分の健在ぶりも披露した[24]

2016年3月21日には、東京都港区のホンダウエルカムプラザ青山にて本作の公開記念トークショーが開催され、藤岡がネオサイクロンと共に登壇した[25][26]

2016年3月26日には、丸の内TOEI1にて初日舞台挨拶が開催され、金田と主要俳優陣が登壇した[27][28]

2016年4月3日には、T・ジョイPRINCE品川にて大ヒット御礼イベントが開催され、藤岡がネオサイクロンを運転しながら西銘駿山本涼介と共に登壇し[29]、その後の舞台挨拶にも3人で登壇した[30]

タイアップ

パセラ
2016年3月22日から同年4月22日まで、パセラリゾーツ池袋本店内「KAMEN RIDER THE DINER」(東京)とハニートーストカフェ天王寺店(大阪)にて本作とのコラボメニューが提供される予定[31][32]

公開

興行収入

2016年3月26日 - 3月27日分の週末映画興行成績(興行通信社)では、動員数約12万4,000人、興収約1億5,500万円を記録し、第4位となった[33]

評価

読売新聞東京本社社長直属教育ネットワーク事務局専門委員兼ホール企画部企画プロデューサーの鈴木美潮は、本作を「本郷猛のいる時代に生まれ合わせた幸せ」と評した[34]

映画ライターの滝口アキラは、本作を「藤岡弘、こそ日本のスタローン!『クリード』に涙した映画ファンなら必見の作品」と評した[35]

作家の城繁幸は、「単なる特撮ドラマを越えて大人が楽しめる作品に仕上がっているように思う」と評した[36]

ストーリー

世界征服を企んだ悪の秘密結社・ショッカー本郷猛 / 仮面ライダー1号によって壊滅してから、すでに半世紀近い歳月が流れていた。だが本郷は今なお、世界各地でショッカーの残党たちと戦い続けていた。

そんなある日、本郷は日本にいる少女・立花麻由地獄大使を復活させるための生贄としてショッカー残党に狙われていることを知り、緊急帰国する。天空寺タケル / 仮面ライダーゴースト深海マコト / 仮面ライダースペクターから大体の事情を聞いた本郷は、かつての師・立花藤兵衛の孫娘でもある麻由を守ろうと動き出す。長年に渡る激闘の日々が、本郷の改造人間としてのボディに重篤なダメージを与え、「限界」が近づいていると知りながら。

その頃、「もうひとつのショッカー」・ノバショッカーもまた、彼らなりのやり方で世界征服を、その手始めに日本を手中に収めようと動き出していた。

人間の自由と平和のために戦い続けた男の物語は、遂に終章を迎えるのか、それとも新たなる伝説の序章となるのか。

登場キャラクター

仮面ライダーゴースト』の登場キャラクター(天空寺タケル / 仮面ライダーゴースト、深海マコト / 仮面ライダースペクター、月村アカリ、御成、ユルセン、仙人)については仮面ライダーゴースト#登場人物を参照。本郷猛 / 仮面ライダー1号、立花藤兵衛、地獄大使については、それぞれ、本郷猛立花藤兵衛地獄大使を参照。

本作オリジナルの登場キャラクターのみ記述。

立花 麻由(たちばな まゆ)
本郷の師であった立花藤兵衛の孫。城南大学付属高校の高校生で、花屋でアルバイトをしながら一人暮らしをしているが、ショッカー残党によって地獄大使復活のための生贄として狙われる[37]
武道には多少の心得があり、ショッカー戦闘員を投げ飛ばすくらいのことはできる[6]
ショッカー残党に追われる中で本郷と再会するが、彼が藤兵衛と「麻由が一人前になるまで、彼女のそばにいる」という約束を交わしていたにもかかわらず、3年前にショッカー残党と闘うために海外へ赴いたことを許せずにいる。
体内にある「アレクサンダー眼魂」の影響で、時折、人格の変化が突然起こるようになっている。

ノバショッカー

ショッカーから離反した者たちで結成された秘密結社。力による世界征服ではなく経済による世界の掌握を目論み、日本政府に新エネルギーの供給を提案する[37]。組織のシンボルマークは、「3つの首を持つ鷲」となっている。

怪人のスーツは、『仮面ライダー』の初期ショッカー怪人をスーツアクターの目が見える形状となっている[38]

ウルガ
ノバショッカー三幹部のリーダー格。
ウルガ(怪人態)[39]
ハイエナの能力を持った改造人間[39][40]
素早い動きや衝撃波を武器とする[39]。ショッカーの目的であったアレクサンダー眼魂を得たことで、ウルガアレクサンダーへ変貌する。
デザインは「ハイエナ怪人でパンクな感じ」という発注を基に描かれた[38]
ウルガアレクサンダー
ウルガが「アレクサンダー眼魂」を体内に取り込むことでパワーアップした姿。紫色のエネルギー刃を伸ばすことで伸縮自在な長剣・ゴルディオスを装備しており、地獄大使をも圧倒する力を持つが、眼魂の力を制御できずに精神を乗っ取られ、暴走する。
他作品への登場
仮面ライダーゴースト
第24話にウルガ(怪人態)が登場。仮面ライダーゴーストとジュウオウイーグルに敗れ去ったヤマアラシロイドを見て、ショッカーに見切りをつけるような描写がある。この時点では、まだ「元・ショッカー」とされている。
イーグラ
三幹部の紅一点で、ウルガの秘書的な存在。常に人間態として行動しているが、戦闘時はサーベルを使用する[37]
パンフレットでは蜂女系統の改造人間と推測されている[39]
バッファル
三幹部一のパワーファイター。ウルガに忠誠を誓っている[37]。怪人態を持つが、生身での攻撃も行う[注 5]
バッファル(怪人態)[39]
コンドルの能力を持った改造人間[39]
デザインは『仮面ライダー』に登場したゲバコンドルをモデルにカリフォルニアコンドルアンデスコンドルのイメージを取り入れている[38]。ゲバコンドルは『仮面ライダー』で藤岡弘、が降板した後に登場した怪人であるため、デザインを担当した竹谷隆之は「藤岡とゲバコンドルを戦わせてあげたい」という考えからモチーフに用いた[38]
ノバショッカー戦闘員[40]
三幹部の指揮下で従事する戦闘員。
デザインはショッカー戦闘員(骨戦闘員)をアーマー状にアレンジしている[40]

仮面ライダー

仮面ライダー1号
ネオサイクロン
仮面ライダーゴースト
仮面ライダースペクター

用語

アレクサンダー眼魂
アレクサンダー大王の力を宿す眼魔眼魂。
自ら選んだ人間の体に入り込むことで成長する性質を持ち、立花麻由の体内に入ったこの眼魂を求めてショッカーとノバショッカーの戦いが始まった。

キャスト

声の出演

スーツアクター

スタッフ

  • 原作 - 石ノ森章太郎(石森プロ)
  • 企画 - 藤岡弘、
  • 製作 - 鈴木武幸(東映)、平城隆司(テレビ朝日)、間宮登良松(東映ビデオ)、野田孝寛(アサツー・ディ・ケイ)、松田英史(東映エージエンシー)、垰義孝(バンダイ)、木下直哉(木下グループ)、藤岡弘、(SANKIワールドワイド)
  • ジェネラルプロデューサー - 矢津田佳広(東映)、林雄一郎(テレビ朝日)、加藤和夫(東映ビデオ)、波多野淳一(アサツー・ディ・ケイ)、竹内淳裕(東映エージエンシー)、小野口征(バンダイ)、小助川典子(木下グループ)、佐藤栄美理(SANKIワールドワイド)
  • スーパーバイザー - 小野寺章(石森プロ)
  • エグゼクティブプロデューサー - 佐々木基(テレビ朝日)、疋田和樹(東映エージエンシー)
  • プロデュース - 白倉伸一郎大森敬仁・高橋一浩(東映)、佐藤現(東映ビデオ)、古谷大輔(アサツー・ディ・ケイ)、矢田晃一(東映エージエンシー)、菅野あゆみ(テレビ朝日)
  • 脚本 - 井上敏樹
  • 音楽 - 中川幸太郎鳴瀬シュウヘイ坂部剛
  • 撮影 - 倉田幸治
  • 照明 - 斗沢秀
  • 美術 - 大嶋修一
  • 編集 - 大畑英亮
  • 録音 - 畑幸太郎
  • 整音 - 曽我薫
  • スクリプター - 國米美子
  • 助監督 - 上堀内佳寿也、伊藤良一、作野良輔、石井千晶、平舘銀河
  • 製作担当 - 中島嘉隆
  • ラインプロデューサー - 道木広志
  • Bカメラ - 冨永健二
  • 照明応援 - 木崎浩之、山本将彦
  • 音響効果 - 大野義彦(大泉音映)
  • 選曲 - 金成謙二(ドンカンパニー)
  • 操演 - 高木友善(ライズ)
  • 進行主任 - 古川和也、本間隆廣
  • 進行 - 餅田愛里咲
  • プロデューサー補 - 小髙史織、安東健太
  • 広報AP - 上浦侑奈
  • ラインプロデューサー補 - 下前明弘
  • 制作デスク - 近藤孔明、宮地みどり
  • キャラクターデザイン - 田嶋秀樹、伊津野妙子(石森プロ)、小林大祐(PLEX)
  • クリーチャーデザイン - 竹谷隆之[40]、島本和彦とビッグバンプロジェクト
  • 製作プロダクション - 東映テレビ・プロダクション
  • 特撮監督 - 佛田洋特撮研究所
  • アクション監督 - 竹田道弘ジャパンアクションエンタープライズ
  • 配給 - 東映
  • 製作 - 「仮面ライダー1号」製作委員会(東映テレビ朝日東映ビデオアサツー・ディ・ケイ東映エージエンシーバンダイ木下グループ、SANKIワールドワイド[注 8]
  • 監督 - 金田治(ジャパンアクションエンタープライズ)

音楽

主題歌
レッツゴー!! ライダーキック - 2016 movie ver. -」
作詞 - 石ノ森章太郎 / 作曲 - 菊池俊輔 / 編曲 - 渡部チェル / 歌 - RIDER CHIPS[注 9]
エンディングテーマ
「それぞれの時」
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - 森正明 / 歌 - 野口五郎&高柳明音SKE48
劇中歌
「男咲き」
作詞・作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 天空寺タケル(CV:西銘駿)
「恋、抱きしめて」
作詞・作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 仙人(CV:竹中直人)

主題歌・エンディングテーマの2曲は2016年3月23日に発売したサントラ盤『仮面ライダー1号 サウンドトラック』に収録されている[45]

他媒体展開

テレビシリーズ

動物戦隊ジュウオウジャー』 / 『仮面ライダーゴースト
「春休み合体ヒーロー祭り[注 10]」として『動物戦隊ジュウオウジャー』にはシオマネキング、『仮面ライダーゴースト』には本作から仮面ライダー1号とウルガ怪人態がゲスト出演している[注 11][46][44]
『仮面ライダーゴースト』では、その翌週の4月3日に仮面ライダーシリーズ45周年記念として「仮面ライダー生誕45周年記念企画 完全保存版!全シリーズ一挙公開」という企画を行った。

脚注

注釈

  1. ^ 内訳は#スタッフを参照。
  2. ^ 作中で仙人がショッカーについて説明する際には、「歴代ライダー」という台詞が存在している。
  3. ^ 実際には45年前の事故時の恐怖があるので、5分ほど練習したそうである[14]
  4. ^ 藤岡が警視総監役で出演した『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』の際に初対面[16]
  5. ^ 脚本段階では生身での戦闘シーンがなかったが、演じる武田幸三が提案したもの(映画パンフレットより)。
  6. ^ 作中では、槙尾はノバショッカー戦闘員として登場。
  7. ^ 変身後(ガラガランダ)のスーツアクターも兼任[43]
  8. ^ 藤岡の個人事務所。
  9. ^ RIDER CHIPS は「RIDER CHIPS featuring 藤岡弘」として2000年にも「レッツゴー!! ライダーキック 〜2000 Ver〜」(「Power Child」に収録)を発表している。
  10. ^ 2016年3月27日に放送された『動物戦隊ジュウオウジャー』第7話と『仮面ライダーゴースト』第24話のコラボ。前年までのテレビスペシャルと異なり、それぞれのテレビシリーズ中の1話として放送されたが、『ジュウオウジャー』第7話での出来事を踏まえて『ゴースト』第24話が展開するなど、内容はつながっている。
  11. ^ 映画本編とは違い仮面ライダー1号の声は稲田徹、ウルガの声は永徳が務めた。

出典

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  2. ^ 仮面ライダー1号”. 東映. 2016年2月3日閲覧。
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  5. ^ a b 東映HM53 2016, p. 24
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  7. ^ a b 藤岡弘、44年ぶりに「仮面ライダー1号」として映画主演”. RBB TODAY (2016年1月28日). 2016年3月31日閲覧。
  8. ^ 藤岡弘、が43年ぶりに「変身トォーッ!」 映画「仮面ライダー1号」に主演 初代世代へ「失望させてはいけない」(1/3ページ)”. 産経ニュース (2016年3月22日). 2016年3月24日閲覧。
  9. ^ 藤岡弘、が43年ぶりに「変身トォーッ!」 映画「仮面ライダー1号」に主演 初代世代へ「失望させてはいけない」(2/3ページ)”. 産経ニュース (2016年3月22日). 2016年3月24日閲覧。
  10. ^ 藤岡弘、が43年ぶりに「変身トォーッ!」 映画「仮面ライダー1号」に主演 初代世代へ「失望させてはいけない」(3/3ページ)”. 産経ニュース (2016年3月22日). 2016年3月24日閲覧。
  11. ^ 初代ライダーを熱演した藤岡弘、「最初にこの映画の話を聞いた時は不安でした」”. 週プレNEWS (2016年3月30日). 2016年4月4日閲覧。
  12. ^ 「1号」藤岡弘、が平成仮面ライダーに“注文””. 東スポWeb (2016年3月27日). 2016年3月31日閲覧。
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  14. ^ 初代ライダーを熱演した藤岡弘、「最初にこの映画の話を聞いた時は不安でした」(2ページ目)”. 週プレNEWS (2016年3月30日). 2016年4月4日閲覧。
  15. ^ a b 本郷猛復活の『仮面ライダー1号』は、なぜ今作られたのか?”. アニメイトTV (2016年3月25日). 2016年3月25日閲覧。
  16. ^ 映画パンフレットより[要ページ番号]
  17. ^ 『仮面ライダー1号』で描きたかったのは「本郷猛、」- 白倉伸一郎プロデューサーに聞く<前編>”. マイナビニュース (2016年3月26日). 2016年3月30日閲覧。
  18. ^ “『仮面ライダー1号』本郷猛、衝撃シーンの真意 - 白倉伸一郎プロデューサーに聞く<後編>”. マイナビニュース. (2016年4月5日). http://news.mynavi.jp/articles/2016/04/05/kamenrider/ 2016年4月6日閲覧。 
  19. ^ 【銀幕裏の声】生誕45年「仮面ライダー伝説」作ったもう1人の男 この仮面をかぶって飛べ-まっすぐ飛べず怒られた…(3/4ページ)”. 産経WEST (2016年3月31日). 2016年4月4日閲覧。
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  46. ^ 仮面ライダーゴースト 第24話 出現!謎の戦士! | 東映[テレビ]

参考文献

  • 『仮面ライダー1号』パンフレット 2016年3月26日発行 構成・文:用田邦憲 発行所:東映事業推進部
  • 『仮面ライダー1号ぴあ 仮面ライダー公式写真集/仮面ライダー45周年記念超大作 『仮面ライダー1号』メモリアル本ぴあ株式会社〈ぴあMOOK〉、2016年3月17日。ISBN 978-48356-2962-9。雑誌コード:64623-62。 
  • 竹谷隆之『ROIDMUDE 竹谷隆之 仮面ライダードライブ デザインワークス』ホビージャパン、2016年3月31日。ISBN 978-4-7986-1177-8 
雑誌

外部リンク