仮面ノリダー

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仮面ノリダー』(かめんノリダー)は、フジテレビ系列のテレビ番組『とんねるずのみなさんのおかげです』にて放送されたコーナードラマ、およびそれに登場するヒーロー。1988年(昭和63年)春の火曜ワイドスペシャル版を経て、レギュラー化した1988年(昭和63年)秋から1990年(平成2年)春まで放送された。特撮番組『仮面ライダーシリーズ』のパロディドラマである。のちに1992年(平成4年)、1993年(平成5年)、1997年(平成9年)にスペシャル版が放映されている。

物語・設定

主人公は「木梨猛」(演:木梨憲武)というパンタロン[1]と植物と動物を愛する青年。彼は悪の秘密結社「ジョッカー」により改造人間「ノリダー」に改造されるも、秘密特訓基地で親友となった石橋文字隼人(後に留守番電話男に改造される)によって救出され、脳改造を前に脱出、正義の味方「仮面ノリダー」として、世界平和のために戦うことを決意した。普段は人間体として、人間社会で生活しているが、ジョッカーの怪人との戦闘時においては、変身ポーズをとることによりベルトの風車に風力を与え、仮面ノリダーへと変身する。

木梨猛は中目黒在住。普段はおやっさんこと「立花藤兵衛」(演:小林昭二)の経営する「喫茶Amigo」の臨時店員として働いている。また、恋人の「マリナさん」(演:渡辺満里奈)とともに、孤児院「チビッコハウス」[2]で子供たち(演:劇団ひまわり)の教鞭をとることもあり、収入の面での心配はないようだ。

ナレーターも『仮面ライダーシリーズ』同様、中江真司が起用され、オープニングナレーションも再現されるなど非常に凝ったパロディー作品となった。「恐怖バレーボール女の回」では、元ネタとなったドラマ『サインはV』と『仮面ライダーアマゾン』でナレーターを担当した納谷悟朗が登板し、その回のナレーションのほとんどを占めた。エンディングで「行け!仮面ノリダー!戦え!仮面ノリダー!」の決めゼリフを納谷一人で終わるかというところで、「納谷さん、私にも喋らせてくださいよ」と中江が乱入し、二人の決めゼリフでしめるというダブルナレーションが行われた。また、中江が素顔で登場した回もあった。

おやっさんは木梨猛が改造人間であることを知っているが、マリナさんは知らない。そのため、猛は改造人間である自分がマリナさんとは恋人でありながら、結ばれることはないことを苦悩する描写もあった。また、改造人間になったことを苦悩する猛に対し、おやっさんがはっぱをかける描写も存在し、本家以上に熱いセリフも散見する。

なおピンチになるシーンでは、本家仮面ライダーではなく『人造人間キカイダー』の音楽が流用されている。また、木梨猛がジョッカーの皆さんと怪人に出くわすシーンなどは、アニメ『重戦機エルガイム』の音楽が、キングジョッカーのテーマソングとして、アニメ『機動警察パトレイバー』の音楽が使用されていた[3]

仮面ノリダー

木梨猛が変身ポーズをとることによって、ベルトの風車に風力を与えて変身した正義の戦士。巨大な耳が特徴。また仮面ライダーのマスクには、複眼の下にスーツアクターの視界確保のため覗き穴が開けられていたのに倣ってか、変身後のノリダーは自分の鼻の穴周辺を黒く塗っており、視覚的に鼻の穴がかなり大きく見える。寒い場所や暑い場所では防寒のために着膨れしていたり、半袖の状態になったりしたこともある。

番組冒頭では、手術台に拘束された猛にジョッカーの死神博士(演:石橋貴明)がノミカナヅチ手術を施しているシーンがあった。このとき、猛が吐いたセリフは「やめろ、ジョッカー!! ぶっとばすぞー!!」であった。

また放映当時、雑誌で解剖図が掲載されたことがあるが、その内容は体の中にトランクスがある、頭脳の解説には「笑いを取ることだけを考えている」と記されているなど、かなり奇天烈なものであった。また、血の色は緑色でヘソがなく、胸には「かいぞう」、背中には「にんげん」という文字がある。

最終話で、ノリダーはジョッカー総帥の変身した「キング・ジョッカー男」とともに大気圏外で爆死したかに思われたが、実は存命しており、後に戦線復帰する[4]1997年(平成9年)3月27日にスペシャル編で放映された真の完結編・『最後の決戦』では、亡くなった藤兵衛から「Amigo」のマスターを継いだとも取れる描写も登場している。また、キング・ジョッカー男も存命しており、続編「仮面ノリダーV2」では猩猩右近と共に「ゲロ・ジョッカー」を結成している。

巨大化した初代ノリダーの市街戦も描かれ「ウルトラマンとビデオ共演時の新1号」「仮面ライダーJ」「3D映画のシャドームーン」すべてを先駆けた「巨大化したライダーキャラ」でもあった。

変身

変身時においては基本的に「♪か~いわれ巻き巻き、ね~ぎトロ巻き巻き、巻いて巻いて、手巻き寿司、とぉー!!」(由来は当時流れていた「ミツカン すし酢」(ミツカン)のCMのフレーズ。原曲は童謡「いとまきのうた」)[5]と、腕を回しながら腰を振る動作と共に唱和するが、必ずしもすべて言わなければいけないというわけではない。また、たまにジョッカーの皆さんが脇から蹴りを入れるなどの妨害を行うことがあり、その際はやり直すこともあった。この変身コールがきっかけで、後にとんねるずの二人はミツカン酢のCMに出演するようになった(また、1997年(平成9年)にノリダーの分身として出演したナインティナインの岡村隆史は、2008年(平成20年)9月12日より、ミツカン酢のCMに出演してこのフレーズを歌っている)また一時期、「カルーセル麻紀麻紀、ポール牧牧、巻いて巻いてマキ上田」、他にマイク真木栗原小巻など、名前に「マキ」とつく有名人の名をパロディで使ったり、湖池屋の「スコーン」のCMフレーズを唱和して変身したこともある。しかし、ミツカン酢のCMの依頼が来てからは元に戻した。ただし、第一話ではこの変身コールが定着していなかったためか「怒ると恐~い!仮面ノリダー!!」のコールとともに、仮面ライダー1号の変身ポーズをアレンジしたようなポーズで変身していた。 「シャワー男」のとき、時間がないからとの理由で4倍速で流れた。

「ユーミン男」からは突然「♪か~いわれ巻き巻き~」ではなく、さまざまな変身コールで変身を行っていった(「バレーボール女」での変身の際は元の変身コール)。その中でも植木等の『スーダラ節』の1フレーズである「♪スイスイ、スーダラダッタ、スラスラ、スイスイスイ」というパターンで変身することが多く、最終話「キング・ジョッカー男」での最後の変身のときにこれを「2番」と位置づけていた。時に更衣室に置いてあった女性下着を見て興奮した途端に変身したり、「光速エスパー」と同じパターンで変身したりしたこともある。

変身ポーズも仮面ライダー1号(いわゆる「新1号」)のものをアレンジしているが、一定のものが決まっているわけではないらしい。本家は変身時、「お約束」で一部を除き敵が攻撃しないことに対し、こちらはそのお約束を破り変身途中でも毎回のように怪人である石橋が邪魔したため、よく途中で打ち切り一瞬で変身していた。また変身のレベルも、ある程度自分で変えられるようで、弱そうな怪人(ヒヨコ男など)が相手のときは「半分だけ変身」していた。

ノリダーはその技の豊富さでも群を抜いており、正確な数は本人ですら把握しきれていない。基本技は「ノリダー・パンチ」、「ノリダー・キック」だが、同等の小打撃を「ノリダー・ハナミズ」でも行うことができる。

また、「ジョッカーのみなさん」(演:倉田プロモーション)に対しては、「ノリダー・カーニバル&フェスティバル」で全滅させるのが基本パターン(ちなみにこの技で爆破が起きたのは後のスペシャルのみ)。その以外にもさまざまなパターンが存在し、「ノリダー・海」や「ノリダー・○○爆弾」といった投下・爆発攻撃で全滅させることもある。「ノリダー・海」は初使用の際、溺れかけた戦闘員が出たため、以後「ノリダー・海」は「ジョッカーのみなさん」に最も恐れられる必殺技となった。

  • なお、この「ノリダー・海」初使用の際に戦闘員が溺れかけたのは演出ではなく、完全な事故である。2回目は無事成功し、その放映の際には前回の映像と共に木梨が「今回は事故が起きなくて良かった」という旨の発言をしていた。また、真冬の東京湾に落ちるときには、ノリダーが「心臓叩いてー!」と気遣う場面もある。

怪人は、当初は「ノリダージャンプ&○○○」という技で高い所から落下していたが、後半に入ると「ノリダー○○○」と短縮された。最後に(岩場でなくても)岩石が落ちてくるのがパターン。

劇中後半では、金色のプロテクターを身につけた「すーパーNORIだー」への二段変身をすることで、さらに強力な攻撃を可能とした。すーパーNORIだーは、体色が黄金色に変化し声も約1オクターブ半高い西城秀樹風のものになる(パワーが強すぎて常に脱力していないと、周囲の物を壊してしまうため)。「すーパーNORIダー参上、ボンヨヨヨ〜ン!」が決めゼリフ。ただ、実際は登場すると真面目に戦って倒すだけのパターンしかできなかったために扱い方が難しく、結局登場機会も少ないまま「北海道男」以降登場することはなかった。その後、プロテクターが「ノリダー秘密基地」に飾られているのが確認できる。

  • ちなみに、「パワーアップのための二段変身」は本家にあたる仮面ライダーシリーズにおいては、すでに『仮面ライダーストロンガー』から導入されていたものの、パワーアップ後の形態で金色が用いられるのは平成仮面ライダーシリーズ以降である。放送当時は、同期放送の『仮面ライダーBLACK RX』のロボライダーとバイオライダー同様のパターンである。

なお、すーパーNORIだーのプロテクターは、初期に撮影スタントマンが使用していた通常ノリダー色のプロテクターを再塗装したものである。このスタントマン用がすーパーNORIだー色に更新される前、トナカイ男の回で『ねるとん紅鯨団』(関西テレビ)スタジオでの対戦でノリダーが使用している。また、ノリダーのプロテクターは初代と2代目があり、初代はラッコ男 - 1989年(平成元年)末まで頻繁に使われていたもので、2代目は北海道男で初登場している。初登場時、ノリダー自ら「プロテクターおニューだもんね」と言及している。しかし、その後しばらく2代目の使用例はなかったが、1990年代(スペシャル含む)に入り2代目プロテクターが主流となる。1997年(平成9年)『最後の決戦』ではノリダーが2代目、分身(岡村)が初代を使用している。すーパーNORIだーのスーツは仮面ライダー新1号と同じく黒字に2本の縦ラインが入っている。ちなみにこのスーツは続編でもある『仮面ノリダーV2』のスーツに使用された。

ヘルメットに関しても、特別編の『ゴキブリ男』から新しいものに交換されているのが色艶から確認できる(黒から緑に変わっている)。ちなみに、ノリダーヘルメットは1つ7万円もするそうである(スペシャルで木梨が言及)。なお、初代ヘルメットは、木梨の小父が営む喫茶店「なごみ堂」に飾られている。

チビノリダー

ノリダーは、握り拳大のカプセルに「チビノリダー」(演:伊藤淳史)を収納・携帯しており、自身のピンチのときに呼び出して、ともに戦うこともあった(『ウルトラセブン』に登場するカプセル怪獣ミクラスウインダム)が元ネタ)。共に繰り出す必殺技は、単独時の数倍にも達する。なお、子供に関連する行事時における戦闘では、かなりの頻度で呼び出していた。石橋演じる怪人は、チビノリダーに対して、不意打ちを食らわせるなど大人気なくかつ卑怯極まりない攻撃をたびたび繰り出していた。

演じていた伊藤淳史は当時4~6歳という幼い時期の出演だったため、当時のことをよく覚えていないという。だが、木梨からは当時のことを高く評価されており、いまだに「チビノリダー」と呼ばれることも多い。

なお、カプセル収納状態のチビノリダーは、番組エンディングで紹介されていた視聴者イラストコーナーで採用された者にプレゼントされていた、ノリダー特製キーホルダー人形を流用している。一般販売などはされなかったため、大変レアなグッズとなっており、巷では無許可のニセモノ商品などが多数市販されていた。

その他のノリダー

仮面ノリダーV2終了後の特別編のエピソード(1993年(平成5年)11月4日)において、紺野美沙子演じる「女ノリダー」が登場、初代ノリダーと共にジョッカー残党に改造された実兄(ゴキブリ男)と対決した。

また、最終回のエピソード(1997年(平成9年)3月27日)では13歳になったチビノリダーに加え「ノリダーの分身」としてナインティナイン岡村隆史が登場(石橋には「チビノリダーより小さい」と言われていた)。当番組自体はおろかとんねるずとしても、他のお笑いタレントとの共演がほぼ皆無だった時代でのこの組み合わせは視聴者を大変驚かせ、また注目を浴びた(この際、岡村は素人時代にとんねるずのファンだったことを話している)。なお、この際使用された衣装一式は岡村が貰い受け、大事に持ち帰ったそうである。またこの衣装は岡村が日本テレビ系の番組『ナイナイサイズ!』で「大事な宝物」として紹介したこともある。

アミーゴ

おやっさんが経営するアミーゴは15年前(1974年ごろ)に中目黒でオープンした。年中無休だが、中盤からおやっさんが地方に行くことが多くなったため、店を閉めていることが多かった。ノリダーの顔の一つということもあり、回が進むごとに様々な変貌を遂げている。名前の由来は「仮面ライダー(初代)」の初期の立花の経営店から。

レギュラー放送第一回(『恐怖カルガモ男』)で喫茶アミーゴに息を切らして入ってきた猛が「おやっさん!水…、水一杯下さい…」と言い、その水をよろけながら店内にある観葉植物へかけ、「植物よ、でっかくなーれ!」とのアドリブを放った所スタッフに大ウケし、以後毎回このネタを披露し、回を重ねるごとに植物はどんどんでかくなっていった。

『恐怖うま男』で、実は「うま女」だった怪人が命と引き換えに産んだ子馬をアミーゴに置いた(この子馬はのちの「ヤシの実男」の回でおやっさんにプレゼントされた)。また『恐怖留守番電話男』では、猛が親友の石橋文字隼人の改造後である留守番電話男を間違って落っことしてしまい倒してしまうが、後に修理されアミーゴの固定電話として置かれた。

他にもスナックを兼業したり、そば類を始めたりと、さまざまなアイデアが登場。

終盤、意外とミーハーなおやっさんがさまざまな有名人のサインをもらっては飾っていたアミーゴも、『恐怖大運動会男』では、大運動会男である元スター・西城ひろみが置いた時限爆弾によって、4秒前なのに爆発し破壊されてしまった。ちなみに、その時もおやっさんはサイン色紙を気にしていた。

次週(『恐怖ミッキーキャット男』)で、大道具さんの手によってリニューアルされ、それと同時におやっさんは猛を心配して、店内にノリダー秘密基地を作ってもらっていた。『ノリダーV2』でもそのままリニューアルしたアミーゴが登場していたが、終盤(最終回まで残り3話だった)に変わったせいか、今ひとつ世間に認知されず、のちのスペシャルでは元に戻っている。

また、最後の決戦『恐怖ラッコ男』ではおやっさんがすでに亡くなっており(小林昭二本人が逝去したため)、猛が引き継いでオーナーとなり、改築して住み込みで働くことになったが、その際にはおやっさんの遺影がアミーゴに飾られている。

ジョッカー

世界征服をもくろむ悪の軍団で、世界中に支部を置いている。「ジョッカー総帥」(演:石橋貴明)を首領として、日本支部では「ファンファン大佐」(演:岡田眞澄)が指揮をとっている。第一話では「ジョッカー将軍」であったが、当時の雑誌では「ラッコ男」による作戦が失敗した責任で「大佐」に降格されたという設定で統一されていた。

「ジョッカーの皆さん」と呼ばれるジョッカー構成員には戦闘員のほかにも一般要員・医療要員・科学技術要員・怪人候補生がおり、中には自分の意思でジョッカーに参画している者もいる。要員は男女の区別なく活動しているが、怪人候補生はほぼ男性である。

岡田はファンファン大佐としての出演が決まった際、1980年代にCMに出演した縁で革靴メーカーのマドラスに小道具のブーツを特注で製作してもらい、愛用したという逸話がある。

後に本家仮面ライダーシリーズの『仮面ライダーW』や『仮面ライダーフォーゼ』の監督を手がけた坂本浩一は、倉田プロモーションでのスタントマン当時、本作にジョッカー戦闘員役で出演していた経験がある。

活動

基本的には、「恐怖○○男」と呼ばれる怪人たちが、地球征服のための作戦を立案・実行しており、ファンファン大佐は、怪人の製造指揮、作戦の成否の監視、殉職した怪人たちの慰霊(ジョッカーの作戦室にはそれまで倒された怪人の遺影が飾られている)を主な職務とする。まれに、ファンファン大佐自身が戦う場合もあり、その際は愛刀の「5番アイアン」を振るう。また、「5番アイアン」は裏切った怪人用のためなのか、「ジョッカービーム」なる光線で怪人を一瞬にして消滅させることができる。

なお、ファンファン大佐は洗脳されていただけの一般人で、眼帯をしているが隻眼ではなかった(元ネタであるゾル大佐のように怪人体には変身しなかった)。しかし、真の完結編「最後の決戦」ではなぜかファンファン大佐として登場し(基地にはキング・ジョッカー男の遺影も飾られており、若干パラレルワールド化している)、事実上の首領代理として活動するが、再生ラッコ男がノリダーに倒されると、世界征服作戦を放棄した。なお、ファンファン大佐はほぼすべての回で、コーナー終盤の基地の映像に切り替わると同時に、怪人がノリダーに倒された腹いせとして「ノリダーめぇ!!」のセリフで締めるというお約束事があった(ただし、セリフの言い回しは必ずしもこれで統一されていたわけではなく、回によっては「くっそー!!」「おのれー!!」などの別のセリフで締めていたこともある)。

「恐怖蚊取り線香男」では巨人ファンであることが判明。沖縄編第1話の舞台裏において将軍昇進の機会が訪れたことがあるが、その回の怪人であるハブ男が倒されて作戦が失敗したために昇進できず、沖縄編第2話でも昇進できなかったため、新しいゴルフクラブのセットを購入できなかったと嘆いていた。

なお、2003年(平成15年)の『とんねるずのみなさんのおかげでした』の15周年スペシャルのゲストの1人として岡田眞澄が呼ばれており、ほとんど出番がなかったのにもかかわらずファンファン大佐(眼帯はなし)の服装で出演していた。倉田プロも元・ジョッカーのみなさんとして出演していたので、これが最後のジョッカー軍団出演である。

また、『ウルトラマン』のアラシ役の毒蝮三太夫を洗脳し、再び科学特捜隊のコスチュームを着せて破壊活動を行ったが、同隊のコスチュームを着て登場した「オヤッさん」こと立花藤兵衛に説得され、自我を取り戻した(藤兵衛役の小林昭二は『ウルトラマン』のムラマツキャップ役も演じていた)。

怪人

ジョッカーの怪人は、ノリダーと同じく人間からの改造人間で、脳手術まで完了している。金槌が用いられ、改造にかかる時間はさまざまだが、最長でも1週間とかからない。改造手術を受けると、血液の色が「緑」に変更される。改造のモチーフは特に決まっておらず、バラエティ豊かなさまざまな怪人が登場する。技は強力なものからまったく役に立たないものまで千差万別で、自分の技を返されてダメージを受けることもしばしばあった。また、台本上で嫌がったりダメージを受けるのではなく、演じる木梨憲武本人が本気で嫌がった技もあった(例:ゾウ男のつば攻撃は、石橋貴明本人がつばを垂らすという不潔なものであり、木梨も「名場面集」でこの場面を挙げ、「恐るべし、ゾウ男」と述懐している)。

なお、怪人のほぼすべては石橋貴明が演じており、「日本一のぬいぐるみ師」の称号を自称している[6]。大柄な怪人は転倒すると石橋だけでは立ち上がれなくなり、ジョッカーの皆さんやADの助けが入る。作戦室に登場後から作戦開始まではファンファン大佐との間で掛け合い話を行うスタイルだが、このスタイルは『仮面ライダー (スカイライダー)』における魔神提督とネオショッカー怪人とのやりとり(第19話以降)に酷似している。

戦闘パターンは本家ライダー同様に「戦闘員を倒した後に1対1の対決」となることが多かったが、着ぐるみの取り回しが難しい場合は何人かのジョッカーの皆さんが残って手伝うこともあった。また、スポーツをテーマとした怪人(ゴルフ男やプロ野球男など)との対決では、ニアピン対決やホームラン競争など、その怪人が得意とするスポーツで戦うこともあった。特殊な例ではその場に居た一般人を対決に巻き込むこともあり、ひな祭り男などは幼稚園を襲った挙句、ノリダーに鼓舞された大勢の幼稚園児に逆襲されるという憂き目に遭っている。

前述のように、最後は高いところから転落し、後から落ちてきた岩石(もちろん撮影用のブロップ)を受けて死ぬのがお約束となっており、週刊少年ジャンプジャンプ放送局で投稿者にネタにされたこともあった[7]

石橋は毎回着ぐるみを着るのが相当しんどかったらしく、最終回「キング・ジョッカー男」によると「オランウータン男」ぐらいまで楽しかったが、「うま男」で初めてつらさを経験し、「花火男」のころはもう嫌だったそうである。しかし、冬の寒い日のロケでは着ぐるみのおかげで石橋だけが暖かく、元気だったこともあった。

エピソード

仮面ノリダー誕生の経緯

とんねるずの2人は『仮面ライダー』本放送時は小学校4-6年生でリアルタイムで番組を視聴した世代であり、藤岡弘(現・藤岡弘、)の演じる本郷猛と、佐々木剛演じる一文字隼人は同時期の多くの少年達と同様に心躍らせるヒーローであった。芸能界に入ってからオールナイトフジで藤岡や『仮面ライダーV3』で風見志郎を演じた宮内洋と共演した際に、2人は憧れのヒーローたちとの出会いに狂喜乱舞した。また当時の『とんねるずのみなさんのおかげです』スタッフもとんねるずとほぼ同世代で、彼らにとってもライダーは憧れであった。

2007年(平成19年)には『とんねるずのみなさんのおかげでした』で藤岡弘、が何度か出演しており、本郷猛と木梨猛の共演が実現している。

作風

ギャグパロディではあるが、意外に真面目なパロディである面を持つ。たとえば小林昭二、中江真司といった本家ライダー関係者の起用、また木梨猛のファッションやノリダーのデザインは、かなり極端なデフォルメがされているものの明らかに「旧1号」(第1話 - 13話の仮面ライダー)の本郷猛とライダーのデザインをもとにしており、ノリダーが乗っている50ccのバイクも初期のサイクロン号によく似せてある。毎回終わりにノリダーが「全国のチビっ子諸君」に向けてメッセージ(「お風呂で身体を洗うとき、耳の後ろもしっかり洗おう!」など)を送っていたのも、本家のパロディーであった(のちに廃止)。また、オープニング映像も本家と同じくノリダーがバイクで疾走するシーンが使われ、オープニング終了後の映像にも木梨猛が改造されるシーンと共に本家と同じようなナレーションが使われていた。完結編『最後の決戦』では、すでに物故していたにも関わらず「立花藤兵衛/小林昭二」のクレジットとともに、回想シーンの形で小林を登場させた。

ちなみにノリダーが駆る50ccバイクは、当初はヤマハ・YSR50が使用されたが、のちに番組スポンサーでもあったスズキよりGAG50の提供を受け、急遽ノリダーの愛車として使用されるようになった。元々本家仮面ライダーもスポンサーの関係でスズキ車の使用率が高かったのだが(なお、平成仮面ライダーシリーズでは番組スポンサーも務めているホンダ車が使用されている)、ノリダーと同時期に放送されていた仮面ライダーBLACKにおいては、主人公の愛車としてスズキ・GSX-R400が使用されていた。なお、バイクが50ccだったのは当時木梨が中型自動二輪免許を持っておらず普通自動車免許(50ccは乗車可)のみだったためである。

本家を意識してのストーリー

スタート当初から1話完結のストーリーを貫いてきたが、マンネリ化し始めた1989年(平成元年)頃から最終回に掛けてのストーリーは、本家『仮面ライダー』のストーリーを意識したためか、2話連続(3話連続が1度だけあった)になったり、CMを挟んでのストーリーを展開するなど、小出しにしていった。特に2話連続の手法は、終盤に入った頃の1989年(平成元年)11月放送のボウリング女からで、この場合は最後に「来週につづく」のテロップが表示された。また、CMを挟んでの場合は「CMのあとすぐつづく」と表示された[8][9]

ただ、これは当時の視聴者からの受けは全く良くなかった。

なおこの背景には、前述のマンネリ化対策のほか、以下の理由があげられる。

  • 当時忙しくなっていたとんねるずのほか、渡辺満里奈小林昭二ら共演者のスケジュール確保
  • 他のコーナーの時間増大
  • 終盤の時点で登場する怪人のネタ切れ

作品のソフト化禁止の経緯

無断パロディ化による軋轢

本家『仮面ライダーシリーズ』の原作者である石ノ森章太郎石森プロ)や、制作会社の東映、および製作局である毎日放送[10]に正式な承諾を取らず、無断でパロディ化した[11]ため、本家側から抗議を受けた挙句、続編の『仮面ノリダーV2』も含め作品のソフト化は一切禁じられた[12]

ちなみに本家・仮面ライダーシリーズ(昭和ライダーシリーズ)の担当プロデューサーであった東映の吉川進は、小学館刊行の『仮面ライダーBLACK・RX超全集』にて「何を作ってもパロディにしてしまう」と、露骨に不快感を示すコメントを出した(「仮面ライダーBLACK_RX#テレビシリーズの中断」を参照)。

もっとも当時は「バラエティ番組のソフト化」が皆無といっていい状況であり(本作もバラエティ番組の一コーナーである)、基本的に出演者とはソフト販売を前提としない放送のみの契約であった。そのため仮に前述のような軋轢がなかったとしても、あらためて各出演者(故人の場合はその遺族)との再契約の必要が生じるなど、結局ソフト化のハードルは非常に高いものとなっている。しかし現在においても人気は根強く、DVD化の署名運動まで行われている[13]

後年、同じフジテレビ系で放送された『ダウンタウンのごっつええ感じ』にて行われた『秘密戦隊ゴレンジャー』のパロディコントである『世紀末戦隊ゴレンジャイ』の場合は、当初から版権元に許可を得ていた為、問題なくソフト化されている。

石ノ森章太郎からの容認

一方で、原作者・石ノ森としては容認の姿勢を示していた。もともと石ノ森は、自身が関与した特撮作品を漫画化する際、原作に則ったハードな作品とは別に、『ひみつ戦隊ゴレンジャーごっこ』など、ギャグ漫画としてセルフパロディ化することもしていたため、もともと抵抗がなかったという。

1989年(昭和64年)1月1日[14]の『新春かくし芸大会』のドラマ「若親分」に、木梨が演じたノリダーが端役出演した際、審査員の一人だった石ノ森は、エンディングで「『若親分』では『仮面ライダー』をパロっていただきまして、ありがとうございました」とあいさつした。また、同年に雑誌『TVガイド』にて仮面ノリダーの特集が組まれた際にもインタビューに応じ、「横澤(彪)さん[15]に『いつも仮面ノリダーを楽しく見てます。ありがとうございます』と、先日電話をしました」と、容認を示すコメントをしていた。

その後

その後、2007年(平成19年)9月27日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』特番において放送された「もう一度みたい仮面ノリダーベスト10」において、初めて「協力:石森プロ・東映」のクレジットが表示された。

この時点ですでに吉川が東映や関連企業を退社し、前述のとおりもう一方の当事者・石ノ森も生前に事後承諾しているほか、平成ライダーシリーズには出演者・スタッフともに「ノリダー」を視聴していた世代も多くなっている。

さらに、2013年には東映が正式に『仮面ノリダー』の商標登録を行った[16]

2016年、『BLACK』『RX』で主人公・南光太郎を演じた倉田てつをによると、BLACK出演当時にフジテレビ側から出演オファーが届いていたが、吉川をはじめとする東映側から許可が下りなかった為に断念した事を明かした。また、当時の撮影現場ではノリダーに関する話題はタブーであったと語っている[17]

ノリダー世代の視聴者

作品は木梨やスタッフと同じ『仮面ライダー』第一作を観て育った世代を対象にしたが、同作を知らない当時の児童層などにも人気を博した。ただ本家のシリーズ『仮面ライダーBLACK RX』はノリダー放送中に終了し、10年以上のブランクが生じる事となる。

一方、平成ライダーシリーズに出演している役者や東映・テレビ朝日などで制作に係わっているスタッフには「ノリダーを見て育った世代」が多数おり、インタビューで「過去に見た特撮作品」を質問された際に間接的にではあるが『仮面ノリダー』を挙げる者もいる。後に大リーガーとなったイチローも少年時代は仮面ノリダーの大ファンで、第1回の「ラッコ男」から観ていたと、とんねるずが出演するテレビ番組「ハンマープライス」の中で石橋貴明に語っていた。

1998年(平成10年)に石ノ森章太郎が没した直後、テレビでは本家『仮面ライダー』のオープニングを盛んに紹介していたが、その中のある番組で中居正広は「(印象的だったのは)憲武さんのノリダーですね」とコメントしていた。

他作品での登場

いわば、「パロディのパロディ」である。

  • 燃える!お兄さん』に国宝憲一が変身したデフォルメノリダーが一コマだけ登場したことがある。この回では他に、後半、事故によって錯乱した憲一がノリダーもどきのコスチュームを着用してテレビ局を滅茶苦茶に破壊するシーンが登場している。
    • 平成初期の週刊少年ジャンプ作品には、こうした芸能人やテレビキャラのパロディキャラクターが登場することが少なからずあった。
  • おぼっちゃまくん』でも主人公の御坊茶魔が改造人間となって闘う「仮面チャマダー」という話がある。
  • かっとばせ!キヨハラくん』では、桑田真澄選手のパロディキャラ「クワタ」が扮する『仮面クワダー』というキャラが登場した。姉妹作の『やったぜ!クワタくん』では、クワダーが主役の話もあり、「仮面ノリダーぶっとばすぞのテーマ」を替え歌にした主題歌も存在する。
  • テレビランド』では当時、沢田ユキオが『仮面のりどん』という作品を連載していた。タイトルやキャラの名前が微妙に変えられてはいるが、内容はほぼ、ノリダーのコミカライズ版である。
  • 新キテレツ大百科』では、コロ助が「千両小旗」という、持っているだけで千両役者並みの扱いを受ける道具を使ってテレビ局へ行った際、『とんねるずのコロ助のおかげです』と『仮面コロダー』という番組に出演している。
  • スターだらけの大運動会』では、なだぎ武藤岡ひろし名義でコスチュームを流用した。
  • はねるのトびら2010年(平成22年)2月3日の放送で行われた「そり人間コンテスト」では、本作のパロディとしてインパルス板倉俊之が扮する仮面イタクラーが登場した。
  • メガドライブの野球ゲーム『TEL・TELスタジアム』では、特撮ヒーローで構成されたチームの『エキサイツ』の監督が『ノリジャー』。チームデータの監督の顔グラフィックは、ノリダーに無理矢理野球帽を被らせてある。

出演者

仮面ノリダーの登場人物を参照。

主題歌

仮面ノリダーぶっとばすぞのテーマ
唄/木梨猛、そこら辺にいた子供合唱団
本家主題歌の「レッツゴー!!ライダーキック」を意識しており、歌詞の冒頭部分に本家を感じさせる部分がある。コミックソングとしての色彩が強いものの、子供向けのヒーローソングとしての基本は押さえた内容になっている。
放送開始当初は一番のみ存在していたが、徐々に歌詞が増えていき、最終的には七番まで存在した(番数が増えるにつれて、歌詞のギャグ要素が濃くなって行った)。なお、作詞は当番組の構成担当である遠藤察男が手がけている。
JASRACには「レッツゴー!!ライダーキック」に付随する形で登録されており、ゆえに菊池俊輔が作曲したと勘違いがちであるが、実際の作曲は辻陽が担当している。初期には曲の入ったカセットテープのプレゼントもあった。
歌い方を木梨は「レッツゴー!!ライダーキック」を歌った子門真人[18]に似せている。ただし、曲調自体のアレンジは似せているが、作曲の要であるメロディーラインは別物である。
木梨の子門真人を真似た独特な歌唱法とギャグが組み込まれた歌詞は一大ブームを巻き起こし、当時から十代の女性中心に人気を博していた月刊アイドル誌「明星(現・Myojo)」の付録『YOUNG SONG(その時ヒットや話題に上ったJ-POPの歌詞を掲載している小冊子)』に、歌詞が掲載されたほどである。
また、上記の通り子門真人の歌い方を真似ているため、やや誇張した歌い方になっている。
例:
  • 赤いマフラー→赤いマフリャゥ〜
  • レッツゴーゴー→レッツゴー、ギィョォ〜
  • 仮面ノリダー→きぃやめんノリディ〜ャ〜ゥ など
テレビ朝日開局30周年記念の生放送番組でとんねるずが登場した際、各ゲストが登場時オーケストラの演奏に合わせて歌う「開局30周年おめでとうの歌」を無視し、勝手にこの曲を歌って出演者を苦笑させたことがある(すぐに歌い直している)。しかし、本家『仮面ライダー』もテレビ朝日で放送されていた[10]事から、そのシーンが流れた時はカメラをとんねるずに回し木梨がノリダーの変身シーンを行うなどのテレビ朝日側の配慮もあった。

放映リスト

  1. 1988年(昭和63年)3月8日 - 恐怖ラッコ男
  2. 1988年10月13日 - 恐怖カルガモ男
  3. 1988年10月20日 - 恐怖コアラ男
  4. 1988年10月27日 - 恐怖チョコ玉男
  5. 1988年11月3日 - 恐怖プードル男
  6. 1988年11月10日 - 恐怖レンタルビデオ男
  7. 1988年11月17日 - 恐怖うさぎ男
  8. 1988年11月24日 - 恐怖カンガルー男(チビノリダー初)
  9. 1988年12月1日 - 恐怖象男
  10. 1988年12月8日 - 恐怖うす男
  11. 1988年12月15日 - 恐怖オランウータン男(チビノリダー)
  12. 1988年12月22日 - 恐怖トナカイ男
  13. 1988年12月29日 - 恐怖カニ男(チビノリダー)
  14. 1989年(平成元年)1月19日[19] - 恐怖新巻ジャケ男
  15. 1989年1月26日 - 恐怖ホルスタイン男
  16. 1989年2月2日 - 恐怖大仏男(チビノリダー)
  17. 1989年2月9日 - 恐怖うま男
  18. 1989年2月16日 - 恐怖雪ダルマ男
  19. 1989年2月23日 - 恐怖月の輪ぐま男
  20. 1989年3月2日 - 恐怖おひな様男(チビノリダー)
  21. 1989年3月9日 - 恐怖ペンギン男
  22. 1989年3月16日 - 恐怖ヒヨコ男
  23. 1989年3月23日 - 恐怖すっぽん男
  24. 1989年4月13日 - 恐怖ピザ男 〜猛、労働の喜びを知るの巻〜(チビノリダー)
  25. 1989年4月20日 - 恐怖留守番電話男 〜よみがえるメッセージの巻〜 (ノリダー誕生の謎が明かされた)
  26. 1989年4月27日 - 恐怖スチームアイロン男 〜ノリダー怒りの鉄拳の巻〜(すーパーノリダー初)
  27. 1989年5月4日 - 恐怖こいのぼり男 〜マリナの恋敵現れるの巻〜(チビノリダー)
  28. 1989年5月11日 - 恐怖カーネーション男 〜マリナお母さんになるの巻〜(すーパーノリダー)
  29. 1989年5月18日 - 恐怖ハブ男 〜長いものにはまかれろの巻〜
  30. 1989年5月25日 - 恐怖サメ男
  31. 1989年6月1日 - 恐怖ハリネズミ男 〜美しい兄弟愛の巻〜(すーパーノリダー)
  32. 1989年6月8日 - 恐怖カミナリ男 〜カミナリと共にやってきた男の巻〜(チビノリダー)
  33. 1989年6月15日 - 恐怖カメラ男 〜甘ずっぱ〜い初恋の罠の巻〜
  34. 1989年6月22日 - 恐怖おたまじゃくし男 転じて ガマガエル男 〜華麗なる変身の巻〜
  35. 1989年6月29日 - 恐怖アサガオ男(木梨猛とファンファン大佐 対面)
  36. 1989年7月7日 - 恐怖七夕男 〜ジョッカーの恋の巻〜
  37. 1989年7月13日 - 恐怖花火男 〜ひとときの命の巻〜(チビノリダー)
  38. 1989年7月20日 - 恐怖コウノトリ男 〜大変!!ノリダーが死んじゃうよの巻〜
  39. 1989年7月27日 - 恐怖蚊取り線香男 〜めざせ!!完全燃焼の巻〜
  40. 1989年8月3日 - 恐怖シャワー男 〜プールサイドは走らないでねの巻〜
  41. 1989年8月10日 - 恐怖北海道男 〜彼女がぬいぐるみにきがえたら 北海道に連れてっての巻〜(すーパーノリダー)
  42. 1989年8月17日 - 恐怖キタキツネ男 〜北の国から '89決闘…の巻〜
  43. 1989年8月24日 - 恐怖トーア・カマタ男 〜地獄のマイク・パフォーマンスの巻〜
  44. 1989年8月31日 - 恐怖デューティーフリー男 〜私 恨んでますの巻〜(チビノリダー)
  45. 1989年9月7日 - 恐怖プラネタリウム男 〜星に願いを込めての巻〜
  46. 1989年9月14日 - 恐怖台風の目男 〜嵐を呼ぶ男の巻〜
  47. 1989年9月21日 - 恐怖帝都大戦男 〜東京大破壊計画の巻〜
  48. 1989年9月28日 - 恐怖ユーミン男 〜悪はユーミンにのっての巻〜(チビノリダー)
  49. 1989年10月19日 - 恐怖ゴルフ男 〜ファーちみつレモンの巻〜
  50. 1989年10月26日 - 恐怖プロ野球男 〜地獄の一球入魂の巻〜
  51. 1989年11月2日 - 恐怖カップラーメン男 〜悲しくも美しい親子愛の巻〜(チビノリダー)
  52. 1989年11月9日 - 恐怖バレーボール女 〜世界へソーレッ 若さでアタックの巻〜
  53. 1989年11月16日 - 恐怖マラドーナ男 〜振り向くな君は美しいの巻〜
  54. 1989年11月23日 - 恐怖ボーリング女 〜美しきチャレンジャーの巻〜
  55. 1989年11月30日 - 恐怖ボーリング女 〜美しきチャレンジャーの巻・II〜
  56. 1989年12月7日 - 恐怖寒中水泳大会男 〜いいぞ!いいぞ!ノリダー! わ〜〜ッパフパフ!!の巻〜
  57. 1989年12月14日 - ヒゲゴジラVS仮面ノリダー
  58. 1989年12月21日 - ヒゲゴジラVS仮面ノリダーII
  59. 1990年(平成2年)1月11日 - 恐怖マイケル・チャン男 〜コートに賭ける青春の巻〜
  60. 1990年1月18日 - 恐怖マイケル・チャン男 〜血戦!有明コロシアムの巻〜
  61. 1990年1月25日 - 恐怖アイスホッケー男 〜愛は信じあうことの巻〜
  62. 1990年2月1日 - 恐怖アイスホッケー男 〜愛は信じあうことの巻・II
  63. 1990年2月8日 - 恐怖大運動会男 〜立ち上がれノリダー!!アミーゴ大爆発!の巻〜
  64. 1990年2月15日 - 恐怖大運動会男 〜立ち上がれノリダー!!アミーゴ大爆発!の巻II〜
  65. 1990年2月22日 - 恐怖大運動会男 〜立ち上がれノリダー!!アミーゴ大爆発!の巻III〜
  66. 1990年3月1日 - 恐怖ミッキーキャット男 〜ジョッカーランドへようこその巻〜
  67. 1990年3月8日 - 恐怖ミッキーキャット男 〜ジョッカーランドへようこその巻II〜(チビノリダー)
  68. 1990年3月15日 - 恐怖ツバメ男 〜早すぎた北上 悲しみのツバメ前線の巻〜(チビノリダー)
  69. 1990年3月22日 - 恐怖ツバメ男 〜早すぎた北上 悲しみのツバメ前線の巻II〜
  70. 1990年3月29日 - 仮面ノリダー最終回(前編)「恐怖キング・ジョッカー男 〜さらばノリダーの巻〜」
  71. 1990年4月5日 - 仮面ノリダー最終回(後編)「恐怖キング・ジョッカー男 〜さらばノリダーの巻II〜(チビノリダー)」
SP
  1. 1989年(平成元年)3月30日 - ハイライト&メイキング
  2. 1989年10月5日 - 怪人何でもザ・ベストテン
  3. 1989年12月28日 - さよなら'89 みなさんのおかげです重大ニュース ノリダー・スペシャル
特別編
  1. 1992年(平成4年)7月30日 - 仮面ノリダー IN マウイ「キング・ジョッカーの息子 恐怖ヤシの実男 〜ハワイだマウイだワーイワーイの巻〜」
  2. 1993年(平成5年)11月4日 - 恐怖ゴキブリ男 〜女ノリダー登場〜
完結編
  1. 1997年(平成9年)3月27日 - 恐怖ラッコ男 〜よみがえる怪人達 ノリダー最後の決戦〜

怪人一覧


脚注

  1. ^ 「仮面ライダー」放映当時に流行していたファッションの一つ。オリジナルの本郷猛も劇中で履いている。
  2. ^ タイガーマスク』からの設定借用。ただし、こちらの主人公・伊達直人はさまざまな援助は行うものの孤児院の正職員でも臨時教員でもない。
  3. ^ その他にも、ジョッカーの皆さんが登場するシーンでは、OVA『エリア88』のBGMが、ジョッカーの怪人が登場するシーンではアート・オブ・ノイズの「Dragnet」が使用されている。また、「ヒゲゴジラVS仮面ノリダー」の回では、パロディの元ネタとなったゴジラvsビオランテのBGMが使用されている。
  4. ^ この流れは『仮面ライダー (スカイライダー)』の最終回及びそれ以降の展開と全く同じである。
  5. ^ 設定上ではこのフレーズを唱和することで「臨時収入が期待できる」とされていた。CMではこの後「う~めじそ巻き巻き、タ~ラコも巻き巻き、な~んでも巻いて、手巻き寿司」と続いており、1989年(平成元年)4月27日放送分の「スチームアイロン男」の回ではそれも唱和している(ただし、CMにある「土曜日は、手巻きの日。ミツカン酢で、今年もどうぞ。」の締めゼリフは省略)。
  6. ^ 怪人登場時のテロップではその前に石橋のどうでもいいセリフ・出来事などが入る(例・「恐怖カップラーメン男」では「事情があってそぉ~っと出てきました!日本一のぬいぐるみ師」)。
  7. ^ 「ロケ地が岩場でもないのにあの岩はいったいどこから落ちて来るのか?」や「同じパターンはもう飽きたのでたまには別の方法でやられてみろ」というツッコミであった。
  8. ^ このフレーズ自体は当時の「 - おかげです」ではおなじみであったが、このコーナーでは本家仮面ライダーばりの専用フォントになっていた(ちなみにこの形式は、『保毛太郎侍』でも見られた)。
  9. ^ なお本家『仮面ライダー』では、専用のアイキャッチ画面が設けられていた。
  10. ^ a b 大別すると、『BLACK RX』までが毎日放送、『クウガ』以降がテレビ朝日製作。いわゆる“腸捻転”に伴い、本家の第一作から『アマゾン』までNETテレビ(現:テレビ朝日)系列で、その後『ストロンガー』から『BLACK RX』までがTBS系で放送された。『クウガ』以降は再びテレビ朝日系での放送となっている。詳しくは仮面ライダーシリーズ#略史を参照。
  11. ^ 一方、同じくとんねるず出演ながら円谷プロと正式にタイアップし、制作も本家が担当した劇場作品「ウルトラマンゼアス」は同時期に放映されたテレビシリーズ「ウルトラマンティガ」の盛り上げに一役買い、キャラクターとしても公式認定された。
  12. ^ 関連する外部リンク:石森プロ 掲示板:記事番号4737以降に記述
    http://www.ishimoripro.com/ibbs/sho.cgi?namber=4722&mode=res&page=&RES=1-20&no=0
  13. ^ (参考リンク) たのみこむ - 現在は受付停止中。
  14. ^ その後同月7日に昭和天皇が崩御したため、翌日8日より「平成元年」となった。
  15. ^ 実際は『みなさんのおかげです』は横澤ではなく、石田弘の担当だった。
  16. ^ 2013年6月11日出願、7月4日公開。特許電子図書館で検索可能。
  17. ^ 元 仮面ライダーBLACKが語る“ライダー”の苦悩 週刊GEORGIA 2016年3月15日
  18. ^ 本家の放送当時は「藤 浩一」名義。
  19. ^ 前回の放送から20日近く間が開いたのは、昭和天皇崩御おかげです自体の放送が休止・自粛されたことに起因する。

関連項目

外部リンク

  • THE NORIDER 'a branch! 仮面ノリダーの技斗をしていた多賀谷渉のブログ(「ノリダー・海」の舞台裏など仮面ノリダーの撮影に関する記述も多い)