人魚伝説 (映画)
『人魚伝説』(にんぎょでんせつ)は、1984年公開の日本映画。宮谷一彦原作の同名劇画の映画化。
池田敏春監督、白都真理主演。ディレクターズ・カンパニー第1弾[1]、ATG提携作品。初公開が1984年4月14日。カラー、110分。夫を殺された新妻が1人で復讐のために権力に立ち向かっていく姿を描く。
第6回ヨコハマ映画祭で、池田監督が監督賞[2]を、主演の白都真理が主演女優賞を受賞した[3]。
2014年11月5日にDVD&Blu-rayで発売され、特典として白都のインタビューが収録される[3]。
あらすじ
この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
キャスト
スタッフ
- 製作 - 佐々木史朗、宮坂進
- 監督 - 池田敏春
- 脚本 - 西村琢也
- 音楽 - 本多俊之
- 撮影 - 前田米造
- 水中撮影 - 中村征夫
- 照明 - 井上幸男
- 美術 - 小川登美夫
- 録音 - 小野寺修
- 記録 - 白鳥あかね
備考
- 本作の主人公である「佐伯みぎわ」は漁師の夫を殺された海女であり、映画の序盤から前半あたりで海中での海女作業でアワビ取りを行うシーンが盛り込まれていた。
- 日本映画専門チャンネルの放送では、独自の自主規制でR15+指定となっている。
- 監督の池田は2010年12月末、本作が撮影された波切漁港の堤防で水死体となって発見された[5]。
脚注
- ^ 石井百合子 (2014年10月20日). “伝説のカルト映画『人魚伝説』が初ブルーレイ化!舞台は故・池田敏春監督の遺体が発見された志摩”. シネマトゥデイ. 2014年11月13日閲覧。
- ^ “映画監督が転落死か 三重・志摩の海で”. SANSPO.COM. (2011年1月28日). オリジナルの2011年1月31日時点におけるアーカイブ。 2014年10月18日閲覧。
- ^ a b “伝説のカルト映画、初ブルーレイ化”. デイリースポーツonline. (2014年10月17日) 2014年10月18日閲覧。
- ^ 壬生智裕 (2014年11月9日). “白都真理…涙 伝説のカルト映画でしごかれた故・池田敏春監督を思う”. シネマトゥデイ. 2014年11月13日閲覧。
- ^ “映画監督の池田敏春さん、飛び降り自殺か”. YOMIURI ONLINE. (2011年1月28日). オリジナルの2011年1月30日時点におけるアーカイブ。 2014年10月18日閲覧。