人類博物館

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ガボンの牙製マスク

人類博物館: Musée de l'Homme)は、ポール・リヴェ1937年に、国際博覧会の催事として設立したフランス博物館である。1878年に創設された「トロカデロ民俗誌博物館」の後身である。人類博物館は、パリ16区にあるシャイヨ宮パッシー側のほとんどの部分を占めている。

同博物館は、16世紀に珍品陳列室と王室キャビネットでつくられた歴史的蒐集物を引き継いでいる。これらの展示は19世紀を通じて充実し、さらに今日もなおつづいている。その目的はすべてのものを一か所にあつめることであり、人類なるものを定義することをねらいとしている。それは、進化におけるヒト(先史時代)、統一性と多様性におけるヒト(人類学)、文化的社会的表現におけるヒト(民俗誌)である。

同博物館は、さまざまな省庁当局の管轄下にある研究センターであり、フランス国立科学研究センターCNRS)からのいくつかの統一グループである。この展示のうちのある部分は、ケ・ブランリ美術館[1]に移される予定である。

1974年までは、同博物館は、いわゆる「ホッテントット・ヴィーナス」の遺体をディスプレイしていた。

関連事項

  1. ^ [1]

外部リンク