人道の丘公園

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メモリアルゾーン

人道の丘公園(じんどうのおかこうえん)は、岐阜県加茂郡八百津町にある公園。「命のビザ」で知られる元外交官の杉原千畝の人道的功績を称えるために造られた。1992年8月12日に開園。公園は「メモリアルゾーン」、「アクセスゾーン」、「カルチャーゾーン」、「アミューズゾーン」の4つの区域からなる。

沿革

  • 1992年8月12日 - 開園。
  • 2000年7月15日 - 早稲田大学(杉原の母校)により園内に顕彰碑建立。
  • 2000年7月30日 - 杉原千畝記念館開館。
  • 2007年4月22日 - 杉原千畝記念館の入館者数が15万人となった。

施設

杉原千畝記念館

2006年撮影

建物は檜材を使用した伝統構法で造られ、岐阜県21世紀ふるさとづくり芸術賞を受賞した。ナチスドイツから逃亡してきたユダヤ人を救出するためにビザ発行を行った当時のカウナス領事館における杉原千畝による仕事を再現した様子などが展示されている。

シンボルモニュメント

平和を奏でるモニュメントと呼ばれ、160本のパイプからなるパイプオルガンをイメージしたモニュメント。デザインは伊井伸。最大高さは6.85m。

命のビザモニュメント

モニュメント

園内の八百津一望の丘にあるモニュメントで、積み重ねたビザをイメージした形となっている。

所在地・アクセス

  • 所在地:加茂郡八百津町八百津1088-2
国道418号(丸山トンネルより)

関連項目

外部リンク