井上羽城

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井上 羽城(いのうえ うじょう、1871年3月29日明治4年2月9日) - 1947年昭和22年)9月30日)は、福井県出身の歌人新聞記者徳島毎日新聞)。

生涯

1897年(明治30年)、27歳の時に徳島新報の記者として徳島県へ移り住む。その後、徳島新報紙上に「阿波文壇」を新設した。

新聞記者の傍ら、自ら小説、新体詩、短歌俳句等を発表した。しかし、1945年(昭和20年)に徳島市を襲った徳島大空襲により、羽城の書物や記録を失うことになる。空襲の焼け跡に建てた仮屋を「蒼竜庵」と名付け、1947年昭和22年)9月30日に77歳で亡くなるまで、そこで日記を書き続けたという。

主な作品

  • 『宜南峰』
  • 『蒼龍窟日記』

関連項目