中村橋駅

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中村橋駅
南口(2008年6月)
なかむらばし
Nakamurabashi
SI06 練馬 (1.5 km)
(0.8 km) 富士見台 SI08
地図
所在地 東京都練馬区中村北四丁目2-1
北緯35度44分12.5秒 東経139度38分16秒 / 北緯35.736806度 東経139.63778度 / 35.736806; 139.63778座標: 北緯35度44分12.5秒 東経139度38分16秒 / 北緯35.736806度 東経139.63778度 / 35.736806; 139.63778
駅番号 SI07
所属事業者 西武鉄道
所属路線 池袋線
キロ程 7.5km(池袋起点)
小竹向原から4.1 km
駅構造 高架駅[1]
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[西武 1]35,844人/日
-2022年-
開業年月日 1924年大正13年)6月11日
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北口(2008年6月)

中村橋駅(なかむらばしえき)は、東京都練馬区中村北四丁目にある、西武鉄道池袋線である。駅番号SI07

歴史[編集]

駅構造[編集]

複々線の緩行線部分に島式ホーム1面2線を有する高架駅で、外側に2線の通過線(急行線)がある。高架化される前は相対式ホームの形態だったが、ホーム間を連絡する跨線橋などは設置されていなかったため、平日朝ラッシュ時などには練馬側の踏切で無理に横断する人が絶えなかった。高架化後も朝ラッシュ時はコンコースとホームを連絡するエスカレーターはホームに1か所しかないため、乗降客でホーム上は混雑し、エレベーターも満員の状態になることがある。そこで西武鉄道では、新桜台駅・当駅から石神井公園駅間のホームドア整備を計画しており、2022年度以降を予定している[6]

2007年9月には、富士見台寄りの高架下に商業施設(駅ナカではない)「Emio中村橋」がオープンした。

駅北口の西方にある側道には国内・外の古レールを活用した街路灯があり、レールに関する説明板も設置されている。

のりば[編集]

ホーム 路線 方向 行先
1 SI 池袋線 下り 所沢飯能方面
2 上り 練馬池袋新木場渋谷横浜方面

(出典:西武鉄道:駅構内図

利用状況[編集]

2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員35,844人であり [西武 1]、西武鉄道全92駅中23位。同社の優等列車運行路線における各駅停車のみ停車する駅としては1位である。

近年の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[7]
年度 1日平均
乗降人員[8]
1日平均
乗車人員[9]
出典
1990年(平成02年) 21,049 [* 1]
1991年(平成03年) 21,577 [* 2]
1992年(平成04年) 21,795 [* 3]
1993年(平成05年) 21,570 [* 4]
1994年(平成06年) 21,471 [* 5]
1995年(平成07年) 21,145 [* 6]
1996年(平成08年) 21,025 [* 7]
1997年(平成09年) 20,647 [* 8]
1998年(平成10年) 19,564 [* 9]
1999年(平成11年) 18,956 [* 10]
2000年(平成12年) 18,737 [* 11]
2001年(平成13年) 18,501 [* 12]
2002年(平成14年) 37,844 18,632 [* 13]
2003年(平成15年) 37,524 18,458 [* 14]
2004年(平成16年) 37,387 18,365 [* 15]
2005年(平成17年) 37,870 18,643 [* 16]
2006年(平成18年) 38,214 18,793 [* 17]
2007年(平成19年) 38,330 18,963 [* 18]
2008年(平成20年) 38,672 19,157 [* 19]
2009年(平成21年) 38,509 19,103 [* 20]
2010年(平成22年) 37,195 18,722 [* 21]
2011年(平成23年) 37,061 18,611 [* 22]
2012年(平成24年) 37,689 18,918 [* 23]
2013年(平成25年) 38,913 19,554 [* 24]
2014年(平成26年) 38,736 19,439 [* 25]
2015年(平成27年) 39,156 19,645 [* 26]
2016年(平成28年) 39,416 19,767 [* 27]
2017年(平成29年) 40,374 20,230 [* 28]
2018年(平成30年) 40,792 20,436 [* 29]
2019年(令和元年) 41,021 20,516 [* 30]
2020年(令和02年) [西武 2]31,059
2021年(令和03年) [西武 3]33,149
2022年(令和04年) [西武 1]35,844

駅周辺[編集]

千川通りについて[編集]

  • 千川通りはかつての千川上水(現在は暗渠)であり、駅名はこの上水に架かっていた橋の名に由来する。
    • 中村陸橋跡ではない。
  • 毎年9月第1週末に、駅前のサンツ中村橋商店街で阿波踊りイベントが開催される。
  • 駅前の北を行くバス路線はなく、新道開通も難しい。

バス路線[編集]

南口の千川通り上にある中村橋駅が最寄り停留所となる。また、駅を出て商店街を10分ほど北へ進んだ目白通り旧道沿いには中村橋駅入口停留所がある。以下の路線が発着し、関東バス西武バスにより運行されている。なお、関東バスの中村橋駅停留所は2011年11月14日までは中村橋を名乗っていた。

のりば番号については駅前案内板で表示されている便宜上の番号であり、実際は何も表記されていない。

中村橋駅入口

隣の駅[編集]

西武鉄道
SI 池袋線
快速急行・急行・通勤急行・快速・通勤準急・準急
通過
各駅停車
練馬駅 (SI06) - 中村橋駅 (SI07) - 富士見台駅 (SI08)

富士見台駅との駅間距離は800mしか離れておらず、両駅間の線路がほぼ直線ということもあり、互いを視認できる。

脚注[編集]

記事本文[編集]

  1. ^ a b c 鉄道ジャーナル』第32巻第3号、鉄道ジャーナル社、1998年3月、84頁。 
  2. ^ 『会社要覧』西武鉄道株式会社、1999年、100 - 103頁
  3. ^ 池袋線・高架複々線化工事の進捗により中村橋~富士見台間の上り線を9月13日(土)から高架化 ●踏切8ヶ所のしゃ断時間が大幅短縮 ●富士見台駅北口の終日営業を開始 ●中村橋・富士見台両駅にエレベーターを設置』(プレスリリース)西武鉄道、1997年9月9日。 オリジナルの1998年2月2日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/19980202021532/http://www.seibu-group.co.jp/railways/kouhou/news/0913/0913.html2022年4月3日閲覧 
  4. ^ 池袋線・高架複々線化工事の進捗により中村橋~富士見台間の下り線を12月13日(土)から高架化 -この区間の8ヵ所の踏切がすべてなくなります-”. 西武鉄道. 1998年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月3日閲覧。
  5. ^ 12月15日(土) 池袋線・新宿線・拝島線のダイヤを改正します。朝間ラッシュ時間帯のスピードアップと増発を中心に利便性をさらに向上』(プレスリリース)西武鉄道、2001年11月6日。 オリジナルの2002年2月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20020209162558/http://www.seibu-group.co.jp/railways/kouhou/news/2001/diakaise.html2022年4月3日閲覧 
  6. ^ 2019年度 鉄道事業設備投資計画』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道、2019年5月14日https://www.seiburailway.jp/news/news-release/2019/20190510_2019setsubitoshi.pdf2023年11月25日閲覧 
  7. ^ 練馬区統計書 - 練馬区
  8. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  9. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  10. ^ a b “西友、「中村橋店」開店、駅前で深夜営業で利便性追求”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2004年3月26日)

利用状況[編集]

東京都統計年鑑
西武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 駅別乗降人員(2022年度1日平均)” (pdf). 西武鉄道. 2023年7月15日閲覧。
  2. ^ 駅別乗降人員(2020年度1日平均) - ウェイバックマシン(2021年9月23日アーカイブ分)、2022年8月18日閲覧
  3. ^ 駅別乗降人員(2021年度1日平均) - ウェイバックマシン(2022年7月8日アーカイブ分)、2022年8月18日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]