中央環境審議会
中央環境審議会(ちゅうおうしんぎかい)とは、環境基本法第41条に基づいて、環境省に置かれた審議会である。中環審(ちゅうかんしん)と略する。審議の内容や委員は原則公開される。
概要
本審議会は、2001年(平成13年)1月6日に設置された諮問機関であり、日本の環境政策に関して重要な意見申具を行う。
所掌事務は次の通り。
- 環境大臣又は関係大臣の諮問に応じ、環境の保全に関する重要事項を調査審議すること。
- 他の法令の規定によりその権限に属させられた事務
- 上記に規定する事項に関し、内閣総理大臣、環境大臣又は関係大臣に意見を述べることができる
中央環境審議会令により、委員の定員は30名以内で組織され、その任期は2年間と定められる。また、審議会は必要に応じて臨時委員、専門委員を置くことができる。 審議会は部会を有し、下部組織に小委員会等の専門分野を設けて調査審議される。
部会
- 総合政策部会
- 廃棄物・リサイクル部会
- 循環型社会計画部会
- 環境保健部会
- 石綿健康被害判定部会
- 地球環境部会
- 大気環境部会
- 騒音振動部会
- 水環境部会
- 土壌農薬部会
- 瀬戸内海部会
- 自然環境部会
- 野生生物部会
- 動物愛護部会
- 21世紀環境立国戦略特別部会
- 合同部会
- 総合政策・地球環境合同部会
- 自然環境・野生生物合同部会
- 水環境・土壌農薬合同部会