七條芳美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Championship2006 (会話 | 投稿記録) による 2016年3月31日 (木) 10:22個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
世界学生
2004 モスクワ 70kg級
世界ジュニア
2000 ナブール 70kg級

七條 芳美(しちじょう よしみ、1982年9月20日 - )は宮崎県出身の日本柔道家。70kg級の選手。身長166cm。得意技は大内刈足技[1]

経歴

柔道は8歳の時に井上康生も所属していたことで知られる静充館で始めた[2]檍中学2年の時に全国中学校柔道大会の56kg超級で3位、3年の時には優勝を飾った[1]。高校は福岡県にある福岡工大附属高校へ進むと、2年の時に全国高校選手権70kg級で2位となった。3年の時には金鷲旗の決勝で淑徳高校と対戦すると、大将戦で中沢さえ横四方固で破ってチームを優勝に導いた。インターハイ団体戦では市立柏高校に敗れて2位だった。全日本ジュニアで優勝を飾ると、世界ジュニアでは3位に入った[1]。2001年に東海大学へ進学すると、1年の時には優勝大会で3位、全日本ジュニアでは2位だった。2年の時には優勝大会で2位となった。3年の時には優勝大会でこの年に東海大学へ入学してきた妹の晶などとともに活躍して優勝を果たした。さらに、学生体重別講道館杯でも優勝を飾った[1]。4年の時には優勝大会と学生体重別を連覇して2年連続学生2冠を達成した。講道館杯では淑徳大学岡明日香に敗れて2位にとどまった。世界学生では優勝を飾った[3]。2005年には了徳寺学園の職員になると、選抜体重別の決勝でアテネオリンピック金メダリストである三井住友海上上野雅恵に敗れるも2位となった[1]。2006年には実業個人選手権で優勝した。2008年からは比叡山中学の教員となった[4]

主な戦績

(出典[1]JudoInside.com)。

脚注

  1. ^ a b c d e f 「平成17年度後期男女強化選手名鑑」近代柔道 ベースボールマガジン社、2006年2月号
  2. ^ [りれーとーく」近代柔道 ベースボールマガジン社、2008年2月号
  3. ^ [世界学生選手権」近代柔道 ベースボールマガジン社、2005年2月号
  4. ^ 了徳寺学園柔道部ブログ | 滋賀より七條芳美

外部リンク

  • 七條芳美 - JudoInside.com のプロフィール(英語)