七月隆文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
七月隆文
(ななつき たかふみ)
ペンネーム 七月隆文
誕生 (1976-08-26) 1976年8月26日(47歳)
日本の旗 日本
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2001年 -
ジャンル 小説ライトノベル
代表作ぼくは明日、昨日のきみとデートする
主な受賞歴 第3回京都本大賞(2015年)、第4回うつのみや大賞 文庫部門(2015年)
デビュー作Astral
テンプレートを表示

七月 隆文 (ななつき たかふみ)は日本小説家ライトノベル作家大阪府出身。京都精華大学美術学部卒業[1]。2015年、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で第3回京都本大賞を受賞[2]

概要

本人曰く、幼い頃は大人の言っていることに従わない子供だったという[3]。小説を読んだ後に真似事をしたことがきっかけとなり、中学校1年生のときに作家になることを志し始めた[3]。その後、中学生・高校生の頃にはイラストレーターと作家になりたいと志して、創作活動に励んでいた[3]。京都精華大学美術学部卒業後、あかほりさとるの主宰するSATZに所属し、様々なコンペに作品を応募した[4]。2001年にゲーム『ときめきメモリアル2』のノベライズのコンペで勝ち抜き商業誌にデビューした[4]。2001年ごろから花田十輝に話の作り方のコツなどを教わり始め子弟のような関係となり、2003年にオリジナル作品『Astral』でデビューした[4]。当初は「今田隆文」(いまだ たかふみ)名義で執筆活動をしていた[5]が、2004年7月に現在のペンネームへ改名した。一般文芸に進出した『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が口コミを中心にして150万部を超えるヒットとなり[6]、第3回京都本大賞を受賞[2]。影響を受けた作品として『アルスラーン戦記』と『ブギーポップは笑わない』を挙げている[3]

作品リスト

小説

アンソロジー収録作品

「」内が七月隆文の作品

脚本

漫画原作

映像化作品

TVアニメ

  • 俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件(2015年10〜12月放送、TOKYO MX他)

映画

脚注

  1. ^ 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) - Amazon.co.jp
  2. ^ a b 【第3回「京都本大賞」大賞決定!】50万部突破!二度読み必至の純愛小説『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 株式会社 PR TIMES. 2020年3月6日閲覧。
  3. ^ a b c d インタビュー「ラノベの素」。七月隆文先生「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件」”. ラノベニュースオンライン. 2024年2月5日閲覧。
  4. ^ a b c 七月隆文の胸キュンは、どう作られたのか?〔後半〕|ぼくときみの半径にだけ届く魔法|七月隆文”. 幻冬舎plus. 幻冬舎 (2018年4月16日). 2020年7月16日閲覧。
  5. ^ “「泣ける」帯に変えて25万部突破! 七月隆文さんの甘くせつない恋愛小説『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』”. 紀伊国屋書店. (2015年4月1日). https://www.kinokuniya.co.jp/c/20150401123245.html 2020年7月16日閲覧。 
  6. ^ “2度読みさせる仕掛けにはまる”. ジェイ・キャスト. (2017年8月31日). https://www.j-cast.com/bookwatch/2017/08/31006007.html 2017年9月23日閲覧。 
  7. ^ “まいんちゃん”福原遥、恋愛ドラマに初挑戦 相手役は劇団Patchの井上拓哉”. ORICON STYLE (2015年12月14日). 2015年12月14日閲覧。
  8. ^ “福士蒼汰と小松菜奈が初共演!ベストセラー小説「ぼく明日」が映画化”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2016年1月13日). https://www.cinematoday.jp/news/N0079480 2016年1月13日閲覧。 

関連項目

外部リンク