一原けい
一原 けい(いちはら けい、8月22日 - )は、宝塚歌劇団の元専科女役、元花組副組長。京都府京都市、聖母学院高校出身。愛称は「プリマ」。
略歴
1975年、61期生として宝塚歌劇団に入団。月組公演『春の宝塚踊り/ラムール・ア・パリ』[1]で初舞台を踏む。
1982年、東南アジア公演に参加。
1990年、専科に異動。1993年、花組に副組長として組替え。
2014年7月27日、宙組公演『ベルサイユのばら -オスカル編-』の東京公演千秋楽を最後に、宝塚歌劇団を退団。
宝塚歌劇団時代の主な舞台歴
雪組時代
- 1977年7月、『あかねさす紫の花』新人公演:鏡女王(本役:城月美穂)/『ザ・レビュー』
- 1978年4月、『風と共に去りぬ』新人公演:ファニー・エルシング(本役:加奈霞)(東宝)
- 1979年8月、『朝霧に消えた人』新人公演:志津(本役:城月美穂)/『オールマン・リバー』
- 1979年10月、『愛の飛翔』(バウ)
- 1980年2月、『去りゆきし君がため』新人公演:ロリータ(本役:常花代)
- 1980年4月、『Star the Sunshine!』(バウ)踊る娘
- 1980年10月、『花の舞拍子』/『青き薔薇の軍神』新人公演:ラ・ヴァリエール夫人
- 1982年12月、『ザ・タカラヅカ』(東南アジア公演)
- 1984年5月、『愛の飛翔Ⅲ』(バウ)
- 1984年9月、『千太郎纏しぐれ』新助/『フル・ビート』
- 1985年6月、『愛のカレードスコープ』エンツェンブルグ夫人/『アンド・ナウ!』
- 1989年2月、『ムッシュ・ド・巴里』マルティーヌ/『ラ・パッション!』
- 1989年8月、『ベルサイユのばら - アンドレとオスカル編- 』ノワイユ伯爵夫人
- 1990年1月、『天守に花匂い立つ』小春/『ブライト・ディライト・タイム』
- 1990年6月、『黄昏色のハーフムーン』ジャネット/『パラダイス・トロピカーナ』
花組時代
- 1993年10月、『アップル・ツリー』(東京特別・名古屋特別)ナジーラ
- 1993年12月、『ベイ・シティ・ブルース』エレノア/『イッツ・ア・ラブストーリー』(東宝)
- 1994年5月、『たけくらべ』(東京特別・名古屋特別)おくに
- 1994年9月、『冬の嵐、ベテルブルグに死す』ダーリア・ペトローヴナ侯爵夫人/『ハイパー・ステージ!』
- 1996年12月、『香港夜想曲』(バウ)胡
- 1997年2月、『失われた楽園』ママ・ポーラ/『サザンクロス・レビュー』
- 1997年4月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー)エルシング夫人
- 1997年8月、『ザッツ・レビュー』黒岩ろく
- 1998年5月、『SPEAKEASY -風の街の純情な悪党たち-』トードリー夫人(東京特別・名古屋特別)ロドニー・エスマン
- 1998年10月、『春ふたたび』かつら/『サザンクロス・レビュー』(全国ツアー)
- 1999年1月、『夜明けの序曲』お竜
- 1999年6月、『Endless Love -永遠の愛-』(名古屋特別・東京特別)アリフの母
- 2000年2月、『タンゴ・アルゼンチーノ』エリーズ/『ザ・レビューⅣ』(中日)
専科時代
- 2001年3月、『ベルサイユのばら2001 -オスカルとアンドレ編-』(星組)マロングラッセ
- 2002年4月、『風と共に去りぬ』(花組・雪組:日生劇場)ピティパット
- 2005年11月、『DAYTIME HUSTLER』(雪組:バウ・東京特別)シスター・エマ
- 2007年7月、『源氏物語 あさきゆめみしⅡ』(花組:梅田芸術劇場)桐壺の更衣/乳母右近/嫗
- 2009年3月、『[[Z[ORRO 仮面のメサイヤ]]』(雪組)カタリーナ
- 2012年9月、『ジャンルイ・ファージョン - 王妃の調香師 -』(星組:バウ・東京特別)マダム・ド・ポリニャック
- 2014年5月、『ベルサイユのばら - オスカル編 -』(宙組)マロングラッセ *退団公演
脚注
- ^ a b c 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、87頁。ISBN 9784484146010
関連項目
- 京都府出身の人物一覧
- 汀夏子(一原入団時の雪組トップスター。1964年 - 1980年在団)