ジグナル・イドゥナ・パルク
ジグナル・イドゥナ・パルク Signal Iduna Park | |
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施設情報 | |
所在地 | ドイツ・ドルトムント |
起工 | 1971年-1974年 |
開場 | 1974年4月2日 |
修繕 | 1992年, 1995年-1999年, 2002年-2003年, 2006年 |
グラウンド | 天然芝 |
ピッチサイズ | 105m x 68m |
建設費 |
3270万マルク(1974年建設時) 2億ユーロ(2006年改修) |
設計者 | Planungsgruppe Drahtler |
旧称 | |
ヴェストファーレンシュタディオン | |
使用チーム、大会 | |
ボルシア・ドルトムント 1974 FIFAワールドカップ 2006 FIFAワールドカップ | |
収容人員 | |
80.720人(座席:55,700、立見:25,020)[1] 65.614(全座席,国際試合)[2] | |
アクセス | |
ドルトムント市内電車:U45ヴェストファーレン=シュタディオン停留場(臨時駅)、U45及びU46ヴェストファーレンハレン停留場、U42テオドール=フリードナー=ハイム停留場[3] |
ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)は、ドイツ連邦共和国ドルトムントにあるサッカー専用スタジアム。
名称
旧称ヴェストファーレンシュタディオン(Westfalenstadion)は「ヴェストファーレン・スタジアム」という意味のドイツ語である。ヴェストファーレンは、スタジアムの所在地であるノルトライン=ヴェストファーレン州東部が旧ヴェストファーレン州(ヴェストファーレン地方)であることに由来している。かつてのドイツザクセン公国時代、国の西半分を「ヴェストファーレン(西ファーリア)」と呼んでいたことから、ワールドカップのスタジアム建設時の国名「西ドイツ」を古風に表した命名にもなっている。
2005年に、ドイツの大手生命保険会社ジグナル・イドゥナが命名権を買収し、「ジグナル・イドゥナ・パルク」に改名された。
歴史
1974年、西ドイツW杯の会場として完成。収容人員数は68,600人(改修により、83,000人に増員された)で、ドイツ・ブンデスリーガ・ボルシア・ドルトムントのホームスタジアム(本拠地)として使用されている他、ドイツ代表をはじめとした国際試合でも度々使用され、日韓W杯ヨーロッパ予選のプレーオフ・ウクライナ戦などが開催された。
2006年のドイツW杯では、グループリーグの日本対ブラジル戦や準決勝ドイツ対イタリアなど、6試合がこのスタジアムで開催された。この際、FIFA主催の国際大会のルールにより、「FIFAワールドカップスタジアム・ドルトムント」と呼ばれた。
特徴
このスタジアムの名物はホーム側ゴール裏スタンドで、全て立ち見席であり、このスタンドだけで22,000人を収容できる。ドルトムントがこのスタジアムで試合を行うと、この一角はレプリカユニフォームを纏ったサポーターで一面びっしりと埋まり、まさに黄色い壁と化す。14-15シーズンにはドルトムントが平均観客動員数が80,463人で欧州一となった。
ギャラリー
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スタジアム外観
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スタジアム内部
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ゴール裏
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2006WC 日本-ブラジル
脚注
- ^ Borussia Dortmund. “Der Signal Iduna Park”. 2010年11月11日閲覧。
- ^ Borussia Dortmund. “Noch Karten auf fast allen Tribünen für das Europa-League-Spiel gegen Sevilla”. 2010年9月28日閲覧。
- ^ “Übersichtkarte Wege zum Signal-Iduna-Park” (PDF). 2013年5月17日閲覧。