ヴウォツワヴェク

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街の位置
街の教会

ヴウォツワヴェク(Włocławek [vwɔt͡sˈwavɛk] ( 音声ファイル))は、ポーランドの都市。クヤヴィ=ポモージェ県に属する。人口は約10万7千人。

地理[編集]

ポーランド中部に位置しており、街をヴィスワ川が流れる。近隣の都市としては、約140キロ南東のワルシャワ、50キロ北西のトルン、90キロ北西のブィドゴシュチュなどが挙げられる。

歴史[編集]

13世紀後半に都市特権を得た。14世紀から15世紀にかけて、たびたびドイツ騎士団の攻撃を受けて街は荒廃した。その後、ヴィスワ川を用いた交易などを通じて栄えたが、17世紀半ば、スウェーデン軍の攻撃によって再び荒廃した。第二次ポーランド分割によってプロイセン領になったが、ナポレオンによって建てられたワルシャワ公国の支配を経て、ロシア皇帝を君主とするポーランド立憲王国に属した。第一次世界大戦後はポーランド領となるが、第二次世界大戦中はドイツの占領下におかれた。

主な出身者[編集]

姉妹都市[編集]

外部リンク[編集]