ヴァレンティーナ・シェフチェンコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヴァレンティーナ・シェフチェンコ
2016年
本名 ヴァレンティーナ・アナトリェフナ・シェフチェンコ
(Valentina Anatolievna Shevchenko)
生年月日 (1988-03-07) 1988年3月7日(36歳)
出身地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
キルギス・ソビエト社会主義共和国フルンゼ
通称 バレット
(Bullet、弾丸)
居住 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ネバダ州ラスベガス
国籍 キルギスの旗 キルギス
ペルーの旗 ペルー
身長 165 cm (5 ft 5 in)
体重 56.7 kg (125 lb)
階級 フライ級
バンタム級
リーチ 169 cm (67 in)
スタイル キックボクシング
ムエタイ
スタンス サウスポー
拠点 キルギスの旗 キルギスビシュケク
チーム タイガームエタイ
トレーナー パベル・フェドートフ
ランク テコンドー (黒帯二段、スポーツマスター)
ムエタイ (スポーツマスター)
ボクシング (スポーツマスター)
柔道 (黒帯、スポーツマスター)
現役期間 2000年 -
総合格闘技記録
試合数28
勝利23
ノックアウト8
タップアウト7
判定8
敗戦4
ノックアウト1
タップアウト1
判定2
引き分け1
キックボクシング記録
試合数59
勝利57
ノックアウト4
敗戦2
プロボクシング記録
試合数2
勝利2
ノックアウト1
敗戦0
その他
大学 キルギス国立芸術大学
著名な親族 アントニーナ・シェフチェンコ (姉)
ウェブサイト http://www.bulletko.com/
総合格闘技記録 - SHERDOG
ボクシング記録 - BoxRec
獲得メダル
キルギスの旗 キルギス
ペルーの旗 ペルー
女子ムエタイ
世界選手権
2014 ランカウイ 60kg級
2012 サンクトペテルブルク 60kg級
2011 タシュケント 60kg級
2010 バンコク 63.5kg級
2009 バンコク 60kg級
2008 釜山 57kg級
2007 バンコク 57kg級
2006 バンコク 57kg級
2003 アルマトイ 57kg級
スポーツアコードワールドコンバットゲームズ
2010 北京 60kg級
2013 サンクトペテルブルク 60kg級
テンプレートを表示

ヴァレンティーナ・シェフチェンコロシア語: Валентина Шевченко, ラテン文字転写: Valentina Shevchenko1988年3月7日 - )は、キルギスペルー女性総合格闘家。元プロボクサーキックボクサームエタイ選手。ビシュケク出身。アメリカ合衆国ラスベガス在住。タイガームエタイ所属。元UFC世界女子フライ級王者。UFC世界女子フライ級ランキング1位UFC女子パウンド・フォー・パウンド・ランキング3位キルギス人及びペルー人史上初のUFC世界王者。ワレンチナ・シェフチェンコとも表記される。

来歴[編集]

ソビエト連邦キルギス・ソビエト社会主義共和国(現在のキルギス)でウクライナ人の両親の間に生まれた。キルギスタン・ムエタイ協会会長であり元ムエタイ王者であった母親の影響で、幼い頃から姉のアントニーナと共に5歳からテコンドー、12歳からムエタイ、キックボクシング、それからさらにサンボ柔道レスリングボクシングなど様々な格闘技に励んだ。将来の夢はダンサーとケーキ屋になることで両親から隠れてバレエのレッスンにも通ったとBBCのインタビューで話す。 [1][2]

キルギス国立芸術大学で映画監督部を専攻し卒業している。

Kunlun Fight時代のシェフチェンコ(2014年)

ムエタイ・キックボクシング[編集]

シェフチェンコはムエタイキックボクシングでプロ通算57勝2敗という戦績を誇り[1]IFMAWAKOWMCKunlun Fightなど数々の団体の世界タイトルを獲得した。2006年から2008年にかけて、後のUFC世界女子ストロー級王者であるヨアナ・イェンジェイチックと3度対戦し、全てシェフチェンコが勝利している[3]

ボクシング[編集]

2010年5月8日、移住先のペルーでプロボクシング戦績14戦12勝2敗の選手を相手にプロボクシングデビュー戦を行い、10R判定勝ちを収めた。

2011年、WIBA世界ライト級王者メリッサ・ヘルナンデスへの挑戦が発表されるが、シェフチェンコがボクシングの試合を1試合しかしたことが無かったためボクシング専門家やボクサーから多くの批判を受けた。そしてWIBA会長がヘルナンデスにシェフチェンコを相手に防衛戦を行わなければ王座を剥奪すると通告すると11月にヘルナンデスは王座を返上した[4]。そのため空位になった王座の決定戦でアン・サクラートと2011年12月9日にペルーのリマで対戦することが発表されるも最終的にキャンセルされ、シェフチェンコは代わりにネリス・リンコンと対戦した[5]

2012年1月14日、空位のWIBA世界ライト級王座決定戦でメアリー・マギーとの対戦が発表されるが再びキャンセルになった[6]

ボクシングのプロ通算戦績は2戦2勝1KO[7]

総合格闘技[編集]

2003年4月21日、15歳でプロデビュー[1]。デビュー戦から7連勝を挙げるが、ムエタイとキックボクシングに専念するため、総合格闘技を2006年から2010年まで休止した。

2010年9月30日、約4年半ぶりの総合格闘技復帰戦となったC3 Fightsでリズ・カムーシュと対戦し、カットによるドクターストップでTKO負けを喫した[8]。UFC契約前の唯一の敗戦となったが、シェフチェンコのカットが反則のグラウンド状態での下からの蹴り上げで負った傷であったため物議を醸した。

2011年4月30日、アクヤルキン・バイトゥルバエワと対戦し、カムーシュとの敗戦からの復帰戦を勝利するも、アマチュアムエタイに専念するため、再び約2年半総合格闘技を休止した。

UFC[編集]

2015年12月19日、UFCデビュー戦となったUFC on FOX 17で女子バンタム級ランキング5位のサラ・カフマンと対戦し、2-1の判定勝ち。

2016年3月5日、UFC 196で女子バンタム級ランキング4位のアマンダ・ヌネスと対戦し、0-3の判定負け。UFC初黒星を喫した。

2016年7月23日、UFC on FOX 20のメインイベントで女子バンタム級ランキング2位のホリー・ホルムと対戦し、3-0の5R判定勝ち。

2017年1月28日、UFC on FOX 23で女子バンタム級ランキング2位のジュリアナ・ペーニャと対戦し、2Rに腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年9月9日、UFC 215のUFC世界女子バンタム級タイトルマッチで王者アマンダ・ヌネスと再戦。1-2の5R判定負けを喫し、王座獲得に失敗したが、シェフチェンコが勝利していたという声も上がる接戦となった。

2018年2月3日、新設されたフライ級に階級を落とし、UFC Fight Night: Machida vs. Andersでプリシラ・カショエイラと対戦。合計打撃ヒット数230対3という大差が付く一方的な展開となり、2Rにリアネイキドチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

UFC世界王座獲得[編集]

2018年12月8日、UFC 231のUFC世界女子フライ級王座決定戦で元UFC世界ストロー級王者のヨアナ・イェンジェイチックと対戦し、3-0の5R判定勝ち。王座獲得に成功した。

2019年6月8日、UFC 238のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで女子フライ級ランキング1位の挑戦者ジェシカ・アイと対戦し、2Rに左ハイキックで失神KO勝ち。王座の初防衛に成功し、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2019年8月10日、UFC Fight Night: Shevchenko vs. Carmouche 2のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで女子フライ級ランキング3位の挑戦者リズ・カムーシュと再戦し、3-0の5R判定勝ち。ジャッジ全員がフルマーク(50-45)をつける圧勝で9年越しのリベンジを果たし、2度目の王座防衛に成功した[9]

2020年2月8日、UFC 247のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで女子フライ級ランキング1位の挑戦者ケイトリン・チュケイギアンと対戦し、マット・ヒューズ・ポジションでのパウンドで3RTKO勝ち。3度目の王座防衛に成功した。

2020年11月21日、UFC 255のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで女子フライ級ランキング3位の挑戦者ジェニファー・マイアと対戦。再三に渡ってスピーディーな左フックや左ストレートをヒットさせ、3-0の5R判定勝ち。4度目の王座防衛に成功した。

2021年4月24日、UFC 261のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで女子フライ級ランキング1位の挑戦者ジェシカ・アンドラージと対戦。グラウンドで終始圧倒し、マット・ヒューズ・ポジションでの肘打ち連打で2RTKO勝ち。5度目の王座防衛に成功した。

2021年9月25日、UFC 266のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで女子フライ級ランキング3位の挑戦者ローレン・マーフィーと対戦。スタンドの攻防で終始圧倒し、4Rに右フックでぐらつかせ追撃のスタンドパンチ連打からテイクダウンを奪い、パウンドでTKO勝ち。6度目の王座防衛に成功した。

2022年6月12日、UFC 275のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで女子フライ級ランキング4位の挑戦者タイラ・サントスと対戦。再三にわたりテイクダウンを奪われチョークを極められかけるなど苦戦を強いられたものの、後半に盛り返して2-1の5R判定勝ち。女子UFC史上最多連続防衛記録となる7度目の王座防衛に成功した[10]

世界王座陥落[編集]

2023年3月4日、UFC 285のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで女子フライ級ランキング6位の挑戦者アレクサ・グラッソと対戦。試合前のオッズでは1.1倍対7倍で圧倒的有利と目されていたが、4R終盤にスピニングバックキックを外した際にバックを奪われ、そのままネッククランクで一本負け。王座から陥落し、約5年半ぶりの敗戦となった[11]

2023年9月16日、UFC Fight Night: Grasso vs. Shevchenko 2のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで王者アレクサ・グラッソと再戦し、フルラウンドにわたり接戦を繰り広げ1-1の5R判定ドロー。王座再獲得に失敗した[12]

ファイトスタイル[編集]

洗練されたストライカーで、相手との距離を正確に取り、左ストレートなど精度の高いカウンターを返す。またスピニングバックキック、ハイキック、ローキックなどの蹴り技を得意としている。ストライカーでありながら、テイクダウンの攻防や、寝技のテクニックにも優れている。

人物・エピソード[編集]

  • 2019年4月に7年ぶりに母国のキルギスへ凱旋帰国し国賓級の歓迎を受ける[13]。その際にソーロンバイ・ジェーンベコフ大統領と面談、キルギスの「ダンク」勲章を受章した[14]
  • 格闘技のセミナーで訪れたペルーを気に入り、2008年にペルーの市民権を取得し姉アントニーナやコーチのパベル・フェドートフと共に移住した[15]
  • 2016年5月30日、ペルーの首都リマにあるレストランで、強盗銃撃事件に巻き込まれ、シェフチェンコは無傷で済んだが、食事を共にしていたコーチのフェドートフは命に別状はなかったものの腹部を撃たれた[16]
  • 総合格闘家のアントニーナ・シェフチェンコ英語版は実姉。
  • 射撃が趣味で2006年からトレーニングを始め2010年以来、国際実用射撃連盟(IPSC)、国際自衛ピストル協会(IDPA)、3ガン(3-Gun)などの射撃競技の大会に定期出場している[17]
  • ハル・ベリーが監督・主演を務めた映画「ブルーズド 〜打ちのめされても〜」に出演し、主役の対戦相手レディ・キラーを演じている。

戦績[編集]

総合格闘技 戦績
28 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
23 8 7 8 0 1 0
4 1 1 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
アレクサ・グラッソ 5分5R終了 判定1-1 UFC Fight Night: Grasso vs. Shevchenko 2
【UFC世界女子フライ級タイトルマッチ】
2023年9月16日
× アレクサ・グラッソ 4R 4:34 ネッククランク UFC 285: Jones vs. Gane
【UFC世界女子フライ級タイトルマッチ】
2023年3月4日
タイラ・サントス 5分5R終了 判定2-1 UFC 275: Teixeira vs. Procházka
【UFC世界女子フライ級タイトルマッチ】
2022年6月12日
ローレン・マーフィー 4R 4:00 TKO(パウンド) UFC 266: Volkanovski vs. Ortega
【UFC世界女子フライ級タイトルマッチ】
2021年9月25日
ジェシカ・アンドラージ 2R 3:19 TKO(グラウンドの肘打ち連打) UFC 261: Usman vs. Masvidal 2
【UFC世界女子フライ級タイトルマッチ】
2021年4月24日
ジェニファー・マイア 5分5R終了 判定3-0 UFC 255: Figueiredo vs. Perez
【UFC世界女子フライ級タイトルマッチ】
2020年11月21日
ケイトリン・チュケイギアン 3R 1:03 TKO(パウンド) UFC 247: Jones vs. Reyes
【UFC世界女子フライ級タイトルマッチ】
2020年2月8日
リズ・カムーシュ 5分5R終了 判定3-0 UFC Fight Night: Shevchenko vs. Carmouche 2
【UFC世界女子フライ級タイトルマッチ】
2019年8月10日
ジェシカ・アイ 2R 0:26 KO(左ハイキック) UFC 238: Cejudo vs. Moraes
【UFC世界女子フライ級タイトルマッチ】
2019年6月8日
ヨアナ・イェンジェイチック 5分5R終了 判定3-0 UFC 231: Holloway vs. Ortega
【UFC世界女子フライ級王座決定戦】
2018年12月8日
プリシラ・カショエイラ 2R 4:25 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Machida vs. Anders 2018年2月3日
× アマンダ・ヌネス 5分5R終了 判定1-2 UFC 215: Nunes vs. Shevchenko 2
【UFC世界女子バンタム級タイトルマッチ】
2017年9月9日
ジュリアナ・ペーニャ 2R 4:29 腕ひしぎ十字固め UFC on FOX 23: Shevchenko vs. Pena 2017年1月28日
ホリー・ホルム 5分5R終了 判定3-0 UFC on FOX 20: Holm vs. Shevchenko 2016年7月23日
× アマンダ・ヌネス 5分3R終了 判定0-3 UFC 196: McGregor vs. Diaz 2016年3月5日
サラ・カフマン 5分3R終了 判定2-1 UFC on FOX 17: dos Anjos vs. Cowboy 2 2015年12月19日
ジャン・フィニー 5分3R終了 判定3-0 Legacy FC 39 2015年2月27日
ヘレン・バストス 2R 3:00 TKO(ドクターストップ) Fusion FC 6 2014年2月26日
プリシラ・オレジャーナ 1R 0:50 TKO(パンチ) Fusion FC 5 2013年12月18日
アクヤルキン・バイトゥルバエワ 5分3R終了 判定3-0 KF-1: MMA World Competition 2011年4月30日
× リズ・カムーシュ 2R 3:00 TKO(ドクターストップ) C3 Fights: Red River Rivalry 2010年9月30日
ユリア・ネムツォワ 1R 1:11 エゼキエルチョーク Professional Free Fight 2006年3月3日
キム・キョンエ 1R 1:09 腕ひしぎ十字固め WXF: X-Impact World Championships 2005 2005年7月9日
ローザ・カリエワ 2R 1:29 リアネイキドチョーク Kazakhstan Federation of Pankration 2 2005年3月22日
アリャ・イスカレノワ 1R リアネイキドチョーク Kazakhstan Federation of Pankration 2005年3月21日
エルケシュ・ココエワ 1R TKO(パンチ) Kyrgyz Federation of Kulatuu 2 2004年10月15日
キム・ミチェ 1R 1:55 リアネイキドチョーク WXF: X-Impact World Championships 2003 2003年12月3日
エリザ・アイダラリエワ 2R TKO(パンチ) Kyrgyz Federation of Kulatuu 2003年4月21日

獲得タイトル[編集]

ムエタイ[編集]

キックボクシング[編集]

  • KF-1 MMA Pro世界55kg級王座(2003年)
  • WAKO世界選手権 女子フェザー級 優勝(2004年)
  • KF-1 MMA Pro世界57kg級王座(2005年)
  • WKC K-1世界女子60kg級王座(2013年)
  • Kunlun Fight女子60kg級トーナメント 優勝(2014年)
  • 初代Kunlun Fight世界女子ライト級王座(2014年)

総合格闘技[編集]

表彰[編集]

  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(3回)

脚注[編集]

  1. ^ a b c ワレンチナ・シェフチェンコ UFC公式サイト
  2. ^ アントニーナ・シェフチェンコ UFC公式サイト
  3. ^ UFC 231 results, highlights: Valentina Shevchenko outpoints Joanna Jedrzejczyk for flyweight title CBSSports.com 2018年12月9日
  4. ^ Hernandez takes a stand for Women's boxingWBAN 2011年11月4日
  5. ^ New Boxer on the Scene: Shevchenko to fight for World Title December 9thWBAN 2011年11月4日
  6. ^ Yankovich to fight McGee for Vacant WIBA TitleWBAN 2012年2月10日
  7. ^ Valentina Shevchenko BoxRec
  8. ^ Liz Carmouche: I’m the one who deserved the Valentina Shevchenko fight MMA Fighting 2018年10月21日
  9. ^ 【UFC】リズ・カムーシュを圧倒! ワレンチナ・シェフチェンコが王座防衛 スポーツナビ 2019年8月11日
  10. ^ UFC 275 results: Valentina Shevchenko edges Taila Santos by split decision after toughest title-fight test MMA Junkie 2022年6月12日
  11. ^ Alexa Grasso vs. Valentina Shevchenko full fight video highlights MMA Fighting 2023年3月5日
  12. ^ Noche UFC: Grasso retains title in split decision draw over Shevchenko ESPN 2023年9月17日
  13. ^ Valentina Shevchenko gets hero's welcome in Kyrgyzstan; meets with presidentMMA Junkie 2019年4月8日
  14. ^ Kyrgyz President awards Valentina Shevchenko Dank orderKabar.kg на русском 2019年4月8日
  15. ^ Legacy Fighting Championship 39 – Valentina Shevchenko Legacy FC公式サイト 2015年2月23日
  16. ^ Report: UFC's Valentina Shevchenko caught in middle of robbery shootout in Peru SBNATION 2016年5月30日
  17. ^ Lightning Strike!Gun Cult 2018年4月

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

空位
前タイトル保持者
ニコ・モンターニョ
第2代UFC世界女子フライ級王者

2018年12月8日 - 2023年3月4日

次王者
アレクサ・グラッソ