ロビン・ウィリアムズのもしも私が大統領だったら…

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ロビン・ウィリアムズのもしも私が大統領だったら…
Man of the Year
監督 バリー・レヴィンソン
脚本 バリー・レヴィンソン
製作 デヴィッド・ロビンソン
ジェームズ・G・ロビンソン
製作総指揮 ガイ・マケルウェイン
デヴィッド・コートスワース
ロブ・フリード
出演者 ロビン・ウィリアムズ
音楽 グレーム・レヴェル
撮影 ディック・ポープ
編集 スティーヴン・ワイズバーグ
ブレア・デイリー
配給 アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2006年10月13日
日本の旗 劇場未公開
上映時間 115分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 世界の旗 $41,237,648[1]
アメリカ合衆国の旗 $37,327,390[1]
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ロビン・ウィリアムズのもしも私が大統領だったら…』(原題: Man of the Year)は、2006年アメリカで公開されたコメディ映画。日本では劇場公開されずビデオスルーになった。ロビン・ウィリアムズが演じるトム・ドブスは、大体が実在の司会者ジョン・スチュワートに基づいて描かれている。たとえば、400万人からのメールに鼓舞され、その後スチュワートは大統領選に出馬することを決めたことなどがある。

ストーリー

トークショーの司会者であるトム・ドブスは、辛口な政治ネタで視聴者の人気を得ていた。そんな彼がひょんなことから、次期大統領選挙に出馬することになる。

一方、今回の選挙から導入されることになった電子投票システムを開発したデラクロイ社の女性社員エレノア・グリーンは、選挙戦直前にシステムに重大な欠陥があることを発見する。彼女は急いで上司に報告するも、上司は問題の隠蔽を命じるのだった。そして、その欠陥が原因でトムが実際に当選してしまう。

事態を重く見たエレノアは、トムに近づき真実を語ろうと考えるが、デラクロイ社は彼女の口封じを企んでいた。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
トム・ドブス ロビン・ウィリアムズ 江原正士
エレノア・グリーン ローラ・リニー 坪井木の実
ジャック・メンケン クリストファー・ウォーケン 有本欽隆
スチュアート ジェフ・ゴールドブラム 大塚芳忠
エディ・ラングストン ルイス・ブラック 塩屋浩三
本人役 ティナ・フェイ
本人役 エイミー・ポーラー

スタッフ

  • 監督・脚本:バリー・レヴィンソン
  • 製作:デヴィッド・ロビンソン、ジェームズ・G・ロビンソン
  • 製作総指揮:ガイ・マケルウェイン、デヴィッド・コートスワース、ロブ・フリード
  • 撮影:ディック・ポープ
  • 音楽:グレーム・レヴェル
  • 編集:スティーヴン・ワイズバーグ、ブレア・デイリー

キャスティング

監督のバリー・レヴィンソンは、トム・ドブス役にはもともとハワード・スターンを考えていたが、スケジュールの都合でキャンセルとなった[2]

評価

興行収入

2006年10月13日に公開され、初週に$12,299,380を稼ぎ興行収入ランキングで3位となった[1]。最終的に全米で$37,327,390、その他の国で$3,910,258を稼ぎ合計が$41,237,648となった[1]

批評家の反応

批評家からは否定的な評価を受けた。Rotten Tomatoesでは142件のレビュー中21%が本作を支持し、平均点は4.4/10となった[3]Metacriticでは30のレビュー中好意的なものが4で、平均点は100点満点中39点だった[4]。多くの批評家は序盤のコメディ調から企業の陰謀へと急激に変化する点に言及し、序盤のユーモアは独創性がなくジョン・スチュワートスティーヴン・コルベア人物をモデルにしたキャラクターとはいえないと批判された。ある批評家は序盤の政治的なユーモアが面白く的を射ていると主張したが、企業の陰謀へと変化したことでその効果が壊れてしまうとも語った。Salon.comの映画評論家ステファニー・ザケレクは「本作はコメディ、政治スリラー、ラブストーリーのすべてに挑戦したが失敗した。総じて、非難する振りをした無能な政治家のようだ」と評した[5]

Reelviews.netのジェームズ・ベラルディネリは「伝えたい点がたくさん盛り込んであるが、一貫性が失われ内容も伝え切れなかった」と評した[6]

関連項目

出典

  1. ^ a b c d Man of the Year” (英語). Box Office Mojo. 2011年12月14日閲覧。
  2. ^ Rabin, Nathan (2008年10月17日). “Barry Levinson”. The A. V. Club. Onion. 2013年5月4日閲覧。
  3. ^ Man of the Year – Rotten Tomatoes”. Rotten Tomatoes. 2013年5月4日閲覧。
  4. ^ Man of the Year”. Metacritic. 2013年5月4日閲覧。
  5. ^ Salon.com review, by Stephanie Zacharek
  6. ^ Reelviews.net review, by James Berardinelli

外部リンク

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  • Man of the Year - Rotten Tomatoes(英語)