ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国
- ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国
- Российская Советская Федеративная Социалистическая Республика
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← 1917年 - 1991年 → (国旗) (国章) - 国の標語: Пролетарии всех стран, соединяйтесь!
(万国の労働者よ、団結せよ!) - 国歌: 労働者のラ・マルセイエーズ
(1917年 - 1918年)
インターナショナル(1918年 - 1944年)
ソビエト連邦国歌(1944年 - 1991年) -
公用語 ロシア語 首都 モスクワ 通貨 ソビエト連邦ルーブル 時間帯 UTC +2 - +11
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国(ロシア・ソビエトれんぽうしゃかいしゅぎきょうわこく、ロシア語: Российская Советская Федеративная Социалистическая Республика、略称:РСФСР)は、ソビエト社会主義共和国連邦の構成国の一つ。ロシア・ソビエト社会主義連邦共和国とも訳される。通称はロシア共和国またはロシア連邦共和国。
概説
面積、人口共にソ連邦構成国内で最大であった。旧暦1917年10月25日(新暦11月7日)の十月革命で成立。1922年、白ロシア、ウクライナおよびザカフカースとともにソビエト連邦を形成。1991年のソ連解体時点では、16の自治共和国とその他の地方区画から構成されていた。
他の連邦構成共和国と異なり、末期の短期間を除き共和国単位の共産党組織を持たず、ソビエト連邦共産党が直接指導にあたった。共和国最高会議は党決定の追認機関であったため、党組織を擁しない共和国が注目されることは少なかった。ペレストロイカにより、自由選挙で選ばれた人民代議員大会から共和国最高会議議員が選出される制度が導入されると、改革派の牙城となり主権宣言などを行う。ソ連8月クーデター失敗後は共和国大統領ボリス・エリツィンがソビエト連邦の政局を主導し、ソ連を解体に追い込んだ。