ラスク
ラスク(英: rusk)とは、ビスケットの一種で、パンを二度焼きした焼き菓子のこと(「ビスケット」は「二度焼いたパン」が原義)。
0.5cmから1cm程度の厚さに切ったパンの表面に、アイシング(卵白と粉砂糖を混ぜたもの)を塗り、オーブンで焼いたもので、消化に良くて保存性のある洋菓子の一種[1][2]。
固くなったパンを食べるために工夫されたもの。二度焼きしているため独特のカリッとした食感があり、また水分含量が少ないため保存性も高い。通常は容易に噛めるが、堅パンのように、堅く焼いたものもあり、幼児の歯固めに用いられる場合もある。
「シュガー味」や「キャラメル味」や「ハチミツ味」や「チョコ味」など甘味系の他、「塩味」や「ガーリック味」や「ベーコン味」など塩味系のラスクもある[3]。元になるパンも、食パンやフランスパンの他、メロンパンやクロワッサン、全粒粉パンやライ麦パン、などなど。最近では変り種としてバウムクーヘンやカステラやチーズケーキで作られたラスクもある。