ラジオの会

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ラジオの会(ラジオのかい)は、1970年ころから2012年まで活動し、番組試聴会やセミナーなどを継続的に開催していた、日本ラジオ番組制作者や放送作家の親睦団体[1][2]

1991年から1994年まで日本放送作家協会主催として開催された「国際オーディオドラマコンクール森繁賞」の実施を担い、1996年から1998年まで「全国オーディオ作品制作セミナー」を全国9都市で開催した[1]

ラジオの会が主催するセミナーは、会員のほか、日本放送作家協会、日本脚本家連盟放送人の会などの会員の参加も認められており、さらに学生にも門戸が開かれていた[3]

2005年に存続が危うくなる事態が生じ、役員の世代交代が行なわれたが[2]2012年6月17日に最後のセミナーと総会を行ない、解散した[4]

末期のラジオの会に関わっていた放送作家には、藤井青銅奥山侊伸(以上2名は最後のセミナーの講演者[1])、竹内日出男[1]南川泰三[2][4]らがいた。

出典・脚注

  1. ^ a b c d 山家誠一 (2912年8月1日). “ラジオアングル 解散したラジオの会”. 朝日新聞(朝刊): p. 25 
  2. ^ a b c 南川泰三 (2011年6月27日). “8㎜フィルムとラジオ番組”. 南川泰三. 2012年8月14日閲覧。
  3. ^ ラジオの会 第6回制作者セミナーのお知らせ!”. 日本放送作家協会 (2009年1月26日). 2012年8月14日閲覧。
  4. ^ a b 南川泰三 (2012年6月18日). “下手な言い訳いいわけない”. 南川泰三. 2012年8月14日閲覧。