ヨーロッパのサッカーリーグに所属する日本人選手一覧

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本項ではUEFA/ヨーロッパ加盟国内のサッカーリーグに所属歴のある日本人サッカー選手について紹介する。1977年、当時古河電気工業サッカー部所属であった奥寺康彦1.FCケルンに加入。ヨーロッパのトップリーグでプレーする初の日本人選手となった[1]。以後各国のサッカーリーグに多くの日本人選手が加入しプレーしている。

アイルランド[編集]

現在所属する選手 [2024年2月17日編集]
3部

アゼルバイジャン[編集]

現在所属する選手 [2023年8月5日編集]
1部
過去所属した選手
1部

アルバニア[編集]

現在所属する選手 [2023年8月15日編集]

アルメニア[編集]

イスラエル[編集]

現在所属する選手 [2019年2月4日編集]
過去所属した選手
2部

イタリア[編集]

1994年にジェノアCFC三浦知良が期限付移籍し、アジア人として初めてのセリエAプレイヤーとなった。現地では「マーケティング目的」という声もあったが、試合に出場し、1ゴールを挙げた。しかし、1年でチームを去った[5]

1998年にペルージャ中田英寿が加入し、1年目から活躍、地元のスポーツ誌グエリン・スポリティーボが選出するセリエA初年度の外国人選手を対象にしたセリエAサプライズ賞に選ばれた。2000年には名門ASローマへ移籍し、日本人で初めてセリエA優勝を経験した。中田の活躍は、名波浩中村俊輔など多くの日本人選手がセリエAでプレーするきっかけとなった[6]

2010年代では、インテル・ミラノ長友佑都がプレーし、ACミランでは本田圭佑が背番号10番を付けてプレー。イタリアの名門クラブに日本人選手がそれぞれ所属し、2014年にはミラノダービーで日本人対決が実現した[7]

中田英寿が加入した1998年以降、20年連続で日本人がセリエAでプレーしていたが、長友が2017-2018シーズン限りでトルコのクラブに移籍した事により、 2020-2022シーズンに吉田麻也がサンプドリアに所属するまで、同リーグに日本人在籍者がいなくなっていた[8]

出場ランキング[編集]

2021-22シーズン終了時点

ランク
選手 クラブ
出場数
得点数
期間
1
長友佑都 チェゼーナインテル
186
9
2011-2018
2
中田英寿 ペルージャASローマ
182
24
1998-2005
3
森本貴幸 カターニアノヴァーラ
104
19
2006-2013
4
中村俊輔 レッジーナ
81
11
2002-2005
本田圭佑 ACミラン
9
2014-2017
6
吉田麻也 サンプドリア
72
3
2020-2022
7
冨安健洋 ボローニャ
61
3
2019-2021
8
柳沢敦 サンプドリアメッシーナ
44
0
2003-2006
9
名波浩 ヴェネツィア
24
1
1999-2000
10
三浦知良 ジェノア
21
1
1994-1995
現在所属する選手 [2023年10月11日編集]
セリエA
セリエD
女子セリエA
過去所属した選手
セリエA
セリエB
女子セリエA
男子ほか
不明

イングランド[編集]

2001年にアーセナルFC稲本潤一が期限付き移籍で加入し、初のプレミアリーグでプレーする日本人となった[9]。アーセナルでは出場機会はなかったが、日本人初のリーグ優勝を経験した。その後2002年に期限付き移籍したフラムFCでプレミアデビューを果たし、日本人初ゴールも決めた。同時期には日本代表で活躍していた川口能活(日本人GKで初めて欧州でプレー)、西澤明訓戸田和幸、晩年の中田英寿などがプレミアへ移籍するも、目立った活躍は出来なかった。

2012年に香川真司マンチェスター・ユナイテッドFCへ移籍し、アジア人初のプレミアでリーグ戦ハットトリックを達成し[10]、リーグ優勝も経験した。 同年に吉田麻也サウサンプトンFCへ完全移籍[11]。9月15日のアーセナルFC戦で途中出場し、プレミアリーグ初出場を果たした。 その後もシーズン通してレギュラーの座を確保した。2013年1月30日、プレミアリーグ第24節マンチェスター・U戦では相手の香川と共に先発出場し、プレミアリーグ史上初の日本人対決を実現させた。

2015年には岡崎慎司レスター・シティFCに移籍。移籍1年目で降格候補だったチームがリーグ初優勝するという奇跡を起こし、「ミラクル・レスター」の一員となった[12]

2020年1月に南野拓実ユルゲン・クロップ監督率いるリヴァプールFCへ移籍を果たし、リーグ優勝も経験した。

2021年夏、冨安健洋がアーセナル[13]三笘薫ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(1年ベルギーリーグに期限付き移籍)へ移籍[14]

2023年4月には三笘薫がリーグ戦7得点目を決めてプレミアでの日本人シーズン最多得点を記録した[15]

2023年8月に遠藤航ユルゲン・クロップ監督率いるリヴァプールFCへ移籍を果たした。

2024年1月には橋岡大樹ルートン・タウンFCへの移籍を果たした。

出場ランキング[編集]

2022-23シーズン終了時点、太字は現在もリーグに所属

ランク
選手 クラブ
出場数
得点数
期間
1
吉田麻也 サウサンプトン
154
6
2012-2020
2
岡崎慎司 レスター・シティ
114
14
2015-2019
3
稲本潤一 アーセナルフラム
66
4
2001-2006
4
冨安健洋 アーセナル
42
0
2021-
5
南野拓実 リヴァプールサウサンプトン
40
6
2020-2022
6
香川真司 マンチェスターU
38
6
2012-2014
7
三笘薫 ブライトン
33
7
2022‐
8
武藤嘉紀 ニューカッスル
25
1
2018-2021
9
中田英寿 ボルトン
21
1
2005-2006
10
宮市亮 アーセナルボルトン
17
0
2011-2014
現在所属する選手 [2024年1月31日編集]
プレミアリーグ
EFLチャンピオンシップ
6部
7部
9部
プレミアリーグ2
男子その他
ウィメンズ・スーパーリーグ
過去所属した選手
プレミアリーグ
フットボールリーグ・チャンピオンシップ
5部
6部
7部
8部
9部
男子その他
女子

ウェールズ[編集]

現在所属する選手 [2023年11月15日編集]
過去所属した選手
ウェルシュ・プレミアリーグ
フットボールリーグ・チャンピオンシップ(イングランド2部)

ウクライナ[編集]

現在所属する選手 [2020年2月9日編集]
過去所属した選手
プレミアリーグ

エストニア[編集]

現在所属する選手 [2024年2月29日編集]
1部

オーストリア[編集]

現在所属する選手 [2024年2月22日編集]
オーストリア・ブンデスリーガ2部
オーストリア・ブンデスリーガ3部
オーストリア・女子ブンデスリーガ1部
過去所属した選手
オーストリア・ブンデスリーガ1部
オーストリア・ブンデスリーガ2部
3部
4部
5部
不明
オーストリア・女子ブンデスリーガ1部
その他

オランダ[編集]

1982年に望月達也HFCハーレムにアマチュア契約で入団し、日本人選手初のエールディヴィジデビューを果たした[19]

2001年に小野伸二フェイエノールトに加入し、日本人選手としてエールディヴィジ初ゴール(2部では小倉隆史が記録)やチームのUEFAカップ優勝に貢献。5シーズン在籍して112試合出場19得点をマークし[19]、エールディヴィジで最も優れたアジア人選手とオランダメディア『elfvoetbal』は伝えている[20]

2008年には本田圭佑VVVフェンローに加入。1年目にチームは2部へ降格してしまうが、2部ではキャプテンとしてチームの昇格に貢献し、2部の年間最優秀選手賞を受賞。本田の活躍もあり、VVVには吉田麻也カレン・ロバート大津祐樹など日本人選手が続けて所属した[19]

2010年代ではハーフナー・マイクがオランダ2クラブでプレーし、日本人選手最多となるエールディヴィジ通算51ゴールをマークしている[20]。2019年には堂安律FCフローニンゲンからPSVアイントホーフェンに移籍した。

出場ランキング[編集]

2021-22シーズン終了時点、太字は現在もリーグに所属

ランク
選手 クラブ
出場数
得点数
期間
1
ハーフナー・マイク フィテッセADO
137
51
2012-2014
2015-2017
2
小野伸二 フェイエノールト
112
19
2001-2005
3
堂安律 フローニンゲンPSV
104
25
2017-2022
3
菅原由勢 AZアルクマール
104
8
2019-
5
小林祐希 ヘーレンフェーン
92
3
2016-2019
6
中山雄太 PECズヴォレ
79
5
2019-2022
7
ファンウェルメスケルケン際 カンブ―ル
72
1
2014-2015
2019-
8
カレン・ロバート VVV
69
7
2010-2013
9
板倉滉 フローニンゲン
56
1
2019-2021
10
吉田麻也 VVV
54
5
2010-2012

カザフスタン[編集]

現在所属する選手 [2023年3月4日編集]
2部
過去所属した選手

北マケドニア[編集]

現在所属する選手 [2023年8月19日編集]
過去所属した選手

キプロス[編集]

現在所属する選手 [2022年7月18日編集]

ギリシャ[編集]

現在所属する選手 [2023年11月24日編集]
3部

クロアチア[編集]

コソボ[編集]

現在所属する選手 [2021年7月3日編集]
過去所属した選手

サンマリノ[編集]

現在所属する選手 [2023年7月28日編集]
過去所属した選手

ジブラルタル[編集]

現在所属する選手 [2020年2月9日編集]

 

過去所属した選手

ジョージア[編集]

現在所属する選手 [2024年1月2日編集]
3部
過去所属した選手
1部

スイス[編集]

スウェーデン[編集]

現在所属する選手 [2024年3月23日編集]
1部
3部
女子1部
女子3部

スコットランド[編集]

2005年に中村俊輔セルティックFCに移籍し、初の日本人プレイヤーとなった。主力として活躍してリーグ戦3度の優勝を経験。2006-07年シーズンにはリーグMVPに選出された。中村の活躍もあり、その後セルティックには 水野晃樹や韓国人の奇誠庸などアジア人が続けて所属した。

その後目立った日本人選手の活躍は無かったが、2021年に横浜F・マリノスの監督を務めていたアンジェ・ポステコグルーがセルティックFCの監督に就任。就任後すぐに加入した古橋亨梧が1年目から2桁得点を挙げるなど、チームにフィット。古橋の活躍もあり、半年後には旗手怜央前田大然井手口陽介の日本人3選手が同時にセルティックに加入。その後も日本人選手が加入し、過去にスコットランドリーグでプレーした日本人が12人に対してその内8人がセルティック所属となる。

出場ランキング[編集]

2022-23シーズン終了時点、太字は現在もリーグに所属

ランク
選手 クラブ
出場数
得点数
期間
1
中村俊輔 セルティック
128
29
2005-2009
2
古橋亨梧 セルティック
56
39
2021-
3
前田大然 セルティック
51
14
2022-
4
旗手怜央 セルティック
49
10
2022-
5
食野亮太郎 ハーツ
20
3
2019-2020
6
川島永嗣 ダンディー
16
0
2015-2016
7
岩田智輝 セルティック
13
0
2023‐
8
小田裕太郎 ハーツ
12
1
2023-
9
水野晃樹 セルティック
11
1
2008-2010
10
小林友希 セルティック
5
0
2023-

スペイン[編集]

1996年に財前宣之CDログロニェスへ期限付き移籍で加入し、スペイン1部クラブに所属する日本人選手となった。しかし、怪我の影響もありスペインデビューは叶わなかった[25]

2000年にレアル・バリャドリードへ移籍した城彰二が日本人初のスペイン1部リーグデビューと初ゴールを記録した(スペイン2部では安永聡太郎が1997年に得点を挙げている)[25]

2005年にはRCDマヨルカに移籍した大久保嘉人がデビュー戦で得点を挙げるなど活躍し、チームの1部残留に貢献した[25]

その後、イタリアで活躍した中村俊輔やドイツで活躍した清武弘嗣などがスペイン1部でプレーするも目立った活躍が出来ず、ニュースサイトでは「(スペインは日本人にとって)鬼門」と言われるようになった[26]

2015年に乾貴士がドイツからSDエイバルへ移籍すると、レギュラーとして活躍し、2019年には日本人として初めてスペイン1部リーグ100試合出場を達成[27]。2019年現在、日本人で最多の出場記録を持ち、日本人としてスペインで最も成功した選手となった[25]

2019年頃には、アンドレス・イニエスタフェルナンド・トーレスダビド・ビジャなど元スペイン代表がJリーグのクラブに所属[28]。Jリーグのスペイン人選手増加とは直接関係無いが、同時期に日本人選手もスペインリーグに増加。乾の他に2部ではあるが、柴崎岳(2017年に移籍)や岡崎慎司香川真司と日本代表選手が移籍し[29]久保建英レアル・マドリード安部裕葵FCバルセロナに共にBチームながら移籍し、世界を代表する強豪2クラブに日本人選手が所属する事になった[30]

出場ランキング[編集]

2022-23シーズン終了時点、太字は現在もリーグに所属

ランク
選手 クラブ
出場数
得点数
期間
1
乾貴士 エイバルベティス
166
16
2016-2021
2
久保建英 レアル・ソシエダ
129
15
2019-
3
大久保嘉人 マジョルカ
39
5
2005-2006
4
柴崎岳 ヘタフェ
29
1
2017-2019
5
武藤嘉紀 エイバル
26
1
2020-2021
6
岡崎慎司 ウエスカ
25
1
2020-2021
7
家長昭博 マジョルカ
18
2
2010-2012
8
城彰二 バリャドリード
15
2
2000
9
中村俊輔 エスパニョール
13
0
2009-2010
10
西澤明訓 エスパニョール
6
0
2000-2001
現在所属する選手 [2024年2月6日編集]
プリメーラ・ディビシオン
セグンダ・ディビシオン
プリメーラ・フェデラシオン (3部)
セグンダ・フェデラシオン (4部)
テルセーラ・フェデラシオン (5部)
その他
プリメーラ・ディビシオン・フェメニーナ (リーガF) (女子1部)
プリメーラ・フェデラシオン (女子2部)
セグンダ・フェデラシオン (女子3部)
プリメラ・ナシオナル (女子4部)
女子その他
過去所属した選手
プリメーラ・ディビシオン
セグンダ・ディビシオン
プリメーラ・フェデラシオン (3部)
女子
その他

スロバキア[編集]

現在所属する選手 [2023年12月22日編集]
1部
3部

スロベニア[編集]

現在所属する選手 [2023年11月23日編集]
1部

セルビア[編集]

現在所属する選手 [2024年2月22日編集]
2部
ユースリーグ

チェコ[編集]

現在所属する選手 [2023年11月23日編集]
3部

デンマーク[編集]

現在所属する選手 [2024年1月15日編集]
1部
3部
女子1部

ドイツ[編集]

1977年から1986年までドイツでプレーした奥寺康彦が、ブンデスリーガでプレーした最初の日本人である。奥寺は初のブンデスでプレーした日本人でありながら、リーグ戦234試合に出場し、1977-78年シーズンにはリーグ優勝を果たした。80年代では風間八宏尾崎加寿夫がプレーした。その後しばらくは日本人選手がドイツへ移籍する事はなかったが、2002年に高原直泰がドイツでプレーし、日本人初のブンデスリーガハットトリック、シーズン二桁得点を達成した。

2010年頃からは、長谷部誠香川真司内田篤人の活躍もあり多くの日本人選手がドイツでプレーする機会が増えた。香川は、移籍直後から主力として活躍し、1年目でリーグ優勝を経験した。2014年9月にはYouTubeにあるブンデスリーガの公式チャンネルで歴代日本人選手特集が行われ、歴代日本人選手1位には香川が選ばれている[35]

2020年6月に長谷部誠がブンデスリーガにおいてアジア人で史上最多となる309試合出場を果たした[36]

2021年、2022年にはフィジカルで劣ると言われていた日本人選手だったが、シュツットガルトに所属する遠藤航が2年連続でブンデスリーガでのデュエル勝利数部門で1位に輝いた[37]

出場ランキング[編集]

2021-22シーズン終了時点、太字は現在もリーグに所属

ランク
選手 クラブ
出場数
得点数
期間
1
長谷部誠 フランクフルト
376
7
2008-
2
奥寺康彦 ケルンブレーメン
234
26
1977-1986
3
大迫勇也 ケルンブレーメン
181
26
2014-2021
4
原口元気 シュトゥットガルト
171
6
2014-
5
酒井高徳 シュトゥットガルトハンブルガーSV
170
2
2013-2019
6
香川真司 ドルトムント
148
41
2010-2012
2014-2019
7
高原直泰 ハンブルガーSVフランクフルト
135
25
2003-2008
8
岡崎慎司 シュトゥットガルトマインツ
128
37
2011-2015
9
鎌田大地 フランクフルト
124
20
2017-2023
10
清武弘嗣 ニュルンベルクハノーファー
117
17
2012-2016
現在所属する選手 [2024年3月18日編集]
男子1部
男子2部
男子3部
男子4部 (レギオナルリーガ
男子5部(オーバーリーガなど)
FCバサラマインツ[38](男子6部)
その他の男子6部
男子7部
男子8部
男子9部

0

女子ブンデスリーガ2部
女子レギオナルリーガほか
過去所属した選手
男子ブンデスリーガ1部
男子ブンデスリーガ2部
3.リーガ
男子4部(レギオナルリーガ)
男子5部(オーバーリーガ、ヘッセンリーガ)
男子6部
女子ブンデスリーガ1部
女子ブンデスリーガ2部

0

レギオナルリーガ、オーバーリーガなど

編集者の方へ: ノート参照

0

不明

編集者の方へ: ノート参照

不明(退団済み)

編集者の方へ: ノート参照

トルコ[編集]

現在所属する選手 [2023年7月4日編集]

ノルウェー[編集]

現在所属する選手 [2023年11月23日編集]

ハンガリー[編集]

現在所属する選手 [2017年4月7日編集]
過去所属した選手
1部

フィンランド[編集]

フェロー諸島[編集]

現在所属する選手 [2019年3月21日編集]
過去所属した選手

フランス[編集]

2003年にモンペリエHSCへ移籍した廣山望がフランスリーグでプレーする初の日本人選手となった。当時は海外でプレーする日本人が少なく、廣山も数少ない海外組として日本代表に招集された。

2004年に松井大輔ル・マンUCへ移籍。チームの中心選手として活躍。フランスで計8シーズンプレーした。2005年には、フランス人元日本代表監督のフィリップ・トルシエが監督をしているオリンピック・マルセイユ中田浩二が移籍するも、目立った活躍は出来なかった。

2016年に酒井宏樹がオリンピック・マルセイユへ移籍。レギュラーとして活躍し、松井に次ぐ日本人リーグ出場数を記録。また、2020年には長友佑都が同じくマルセイユに移籍し、同時期に現役日本代表の両サイドバックが同じチームに所属する事となった。

出場ランキング[編集]

2021-22シーズン終了時点、太字は現在もリーグに所属

ランク
選手 クラブ
出場数
得点数
期間
1
松井大輔 ル・マンサンテティエンヌ
148
17
2004-2012
2
酒井宏樹 マルセイユ
145
1
2016-2021
3
川島永嗣 ストラスブール
60
0
2016-2023
4
伊東純也 スタッド・ランス
35
6
2022‐
5
オナイウ阿道 トゥールーズ
34
2
2022-2023
6
長友佑都 マルセイユ
25
0
2020-2021
7
昌子源 トゥールーズ
19
0
2019-2020
8
南野拓実 モナコ
18
1
2022-
9
中田浩二 マルセイユ
9
0
2005-2006
9
植田直通 ニーム
9
0
2021-2022

ブルガリア[編集]

現在所属する選手 [2022年2月4日編集]
過去所属した選手
エフベットリーグ
2部

ベラルーシ[編集]

現在所属する選手 [2024年1月2日編集]
過去所属した選手
1部
2部

ベルギー[編集]

シント=トロイデンVVは日本のDMMグループが経営権を取得している。これは日本企業が欧州クラブの経営権を取得した初の例である[47]。DMMは、英語が広く使われており、実質的に外国人枠がなく、かつヨーロッパ各地へのアクセスにも優れている点で、日本人選手のステップアップリーグとして最適と判断し、ベルギーリーグを選んだという[48]。そのため、同クラブには多数の日本人選手が在籍している。

出場ランキング[編集]

2022-23シーズン終了時点、太字は現在もリーグに所属

ランク
選手 クラブ
出場数
得点数
期間
1
森岡亮太 シャルルロワ
157
26
2017-
2
伊東純也 KRCヘンク
120
27
2019-2022
3
シュミット・ダニエル シント=トロイデン
106
0
2019-
4
鈴木優磨 シント=トロイデン
69
26
2019-2021
5
橋岡大樹 シント=トロイデン
68
0
2021-
6
三好康児 アントワープ
67
5
2019-2023
7
久保裕也 KAAヘント
62
22
2017-2018
2019
8
林大地 シント=トロイデン
56
14
2021-2023
9
鈴木武蔵 ベールスホット
51
7
2020‐2022
10
鈴木隆行 ゾルダーKAAヘント
49
5
2002
2003-2004
現在所属する選手 [2024年1月31日編集]
シント=トロイデンVV(1部)
その他の1部
2部
3部
同好会

ポーランド[編集]

ボスニア・ヘルツェゴビナ[編集]

現在所属する選手 [2023年7月22日編集]
2部

ポルトガル[編集]

現在所属する選手 [2024年3月19日編集]
1部
2部
3部
4部
5部
リーガ・ヘヴェラサォン U23
その他
女子1部

マルタ[編集]

モナコ[編集]

現在所属する選手 [2023年7月16日編集]
リーグ・アン
過去所属した選手

モルドバ[編集]

現在所属する選手 [2020年11月5日編集]

モンテネグロ[編集]

ラトビア[編集]

過去所属した選手
1部
2部
3部
不明

リトアニア[編集]

ルーマニア[編集]

ルクセンブルク[編集]

現在所属する選手 [2023年8月25日編集]
その他

ロシア[編集]

現在所属する選手[2023年9月2日編集]

脚注[編集]

  1. ^ 日本サッカー殿堂 掲額者 奥寺康彦 JFA公式サイト 2016.5.14 02:29 (UTC) 閲覧
  2. ^ League of Ireland has its first-ever Japanese outfield player as Cabinteely sign winger” (英語). Irish Mirror. 2019年6月28日閲覧。
  3. ^ 安芸銀治”. ゲキサカ. 2019年6月28日閲覧。
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関連項目[編集]