ヨハネス・ヴィルトナー

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ヨハネス・ヴィルトナーJohannes Wildner, 1956年 - )は、オーストリア指揮者ヴァイオリニスト

オーストリアのミュルツツーシュラーク生まれ。ウィーンパルマオトマール・スウィトナーヴラディミール・デルマンの各氏に指揮を教わり、またヴァイオリン及び音楽学を学んだ後、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団にヴァイオリニストとして在籍。その後スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(1990-1992)、プラハ国立歌劇場の首席指揮者(1994-95)、ライプツィヒ歌劇場の第一常任指揮者(1996-98)を経て、1997年から2007年までノイエ・フィルハーモニー・ヴェストファーレンドイツ語版の音楽総監督に迎えられた[1]。現在はウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団の指揮者とBBCコンサート・オーケストラの首席客演指揮者を務めている[2]

フォルクスオーパーアレーナ・ディ・ヴェローナグラーツ歌劇場ザルツブルク州立歌劇場ロンドンフィルロイヤルフィルバイエルン放送響MDR響ドレスデンフィルウィーン放送響リンツ・ブルックナー管モーツァルテウムなど各国の劇場やオーケストラの客演実績がある[3]。日本では2006年に新国立劇場で《こうもり》の新演出を指揮し、近年は毎年のようにウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団を率いてニューイヤー・コンサートの指揮に訪れている。

主な録音

マルコポーロ・レーベルが企画、制作したヨハン・シュトラウス2世の管弦楽曲全集(CD52枚相当)に指揮者の一人として参加している。

脚注

  1. ^ Johannes Wildner”. Naxos. 2013年11月12日閲覧。
  2. ^ Johann Strauss Orchestra”. Naxos. 2013年11月12日閲覧。
  3. ^ Artist, Johannes Wildner”. HKPhil. 2013年10月29日閲覧。

外部リンク


先代
リヒャルト・ツィマー
スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団
首席指揮者
1990 - 1992
次代
ビストリーク・レジュハ
先代
-
ノイエ・フィルハーモニー・ヴェストファーレンドイツ語版
音楽総監督
1997 - 2007
次代
ハイコ・マティアス・フェルスター