MuseScore (楽譜作成ソフト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Darkitten (会話 | 投稿記録) による 2015年9月16日 (水) 15:40個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (何故か発生した誤字の訂正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

MuseScore
MuseScore 1.2 (Ubuntu Linux)
作者 Werner Schweer
開発元 Werner Schweer, Nicolas Froment, Thomas Bonteほか
初版 2002年9月2日 (21年前) (2002-09-02)
最新版
2.0.2 / 2015年7月16日 (8年前) (2015-07-16)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C++, Qt
対応OS Microsoft Windows, Linux, Mac
対応言語
サポート状況 開発中
種別 楽譜作成ソフトウェア
ライセンス FLOSS, GNU General Public License
公式サイト musescore.org
テンプレートを表示

ミューズスコアMuseScore)とは、musescore.orgによるGNU GPL楽譜作成ソフトウェアである。オープンソースソフトウェア

概要

Werner Schweerによって開発されたソフトウェアである。商用のソフトとは違いフリーであるばかりか、ソースコードが公開されており、改変が可能な点が異なる。全体的にはGNU LilyPondのフォントが用いられている。サウンドフォントの置き換えが可能。また、楽譜をPDF, SVG, PNGで綺麗に出力することが可能であり、音声ファイルとしてもWAV, ogg, FLACの形で保存することが可能である。2015年現在の最新バージョンは2.0.2。

大きな特徴は、楽譜ファイルをさらに圧縮した「圧縮楽譜ファイル」の形で保存が可能なことにより、多くのファイル数を作成してもFinaleSibeliusの数分の1で保存が簡単な点がある。商用のソフトに比べると2011年時点では不備が多いが、開発が各国のユーザーで展開されることにより解消されることを目指している。多言語展開がなされている。

Nightlyバージョンは日々更新されているものの、原則としてMacから開発されている。Windows版は2012年9月4日以降開発が非常にずさんになり、Linux版もアップデート日時のバグが直らないなど、信用性が疑われたが、2012年10月14日付けで双方が解決している。ヴァージョン2.0は、2015年3月Stableがリリースされた。

脚注


外部リンク