ミナモトカズキ

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ミナモト カズキ
生誕 (1984-09-17) 1984年9月17日(39歳)
日本埼玉県
職業 漫画家
イラストレーター
活動期間 2008年 -
ジャンル ティーンズラブ
ボーイズラブ
ヤングレディース
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ミナモト カズキ は、日本漫画家イラストレーター血液型はO型。男性。

秋田書店恋愛LoveMAX』や、宙出版Young Love Comic aya』、WEBコミックは白泉社Love Silky』や、徳間書店月刊COMICリュウ』などで執筆している。

略歴[編集]

  • 2008年リンクスタッフWEB上にて『YESな男〜高須克弥物語〜』(全10話)を連載。
  • 2009年、『恋愛CherryPINK』に読み切り作品「シガレット☆ダンディ」で女性向け雑誌デビュー。
  • 2011年、初単行本『セクシィ☆フライト』が発売される。
  • 2015年、初のWEB連載『少女漫画家のミナモトさんがカミングアウトします。』スタート。連載において自身のセクシャリティをカミングアウトする。
  • 2017年、初のボーイズラブ作品『メルヘン課長とノンケ後輩くん。』WEB連載スタート。
  • 2022年9月、第25回「文化庁メディア芸術祭」マンガ部門・審査委員会推薦作品に『怪獣になったゲイ』が受賞。
  • 2022年10月、『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』(以下、『壁こじ』)テレビドラマ化(ミナモト自身もカメオ出演)[1]
  • 2022年11月、Youtubeの「2すとりーと(セカンドストリート)」チャンネルの動画に出演(初のYouTube出演)。テレビドラマ『壁こじ』の宣伝も兼ねて、同じセクシャリティでもある「2すとりーと」(たつや・ゆうき)とトークを披露。
  • 2022年11月、AuDeeのラジオ番組『松岡広大のDressing Park』に出演(初のラジオ番組出演)。テレビドラマ『壁こじ』の宣伝も兼ねて、主演の松岡広大とトークを展開する(計2回出演)。
  • 2022年12月、テレビドラマ『壁こじ』クリスマスファンミーティングにスペシャルゲストとして出演。ドラマ主要キャストの松岡広大、中尾暢樹立石俊樹木原瑠生とゲームコーナーに登場。
  • 2023年2月、AuDeeにて初の冠番組(ラジオ番組)となる『漫画家ミナモトカズキの「毎日がド修羅場まんが道」』放送スタート(隔週火曜日に最新回配信)。
  • 2023年9月、『怪獣になったゲイ』のフランス語版が出版。台湾、アメリカに続き、3か国目となる。

人物[編集]

田亀源五郎は『怪獣になったゲイ』が刊行された際に、「「この手があったか!」と驚かされた」と評価している[2]

作品リスト[編集]

連載[編集]

単行本[編集]

  • セクシィ☆フライト(2011年、秋田書店)
  • 猛獣紳士〜スーツを脱いだら覚悟しろ〜(2011年、秋田書店)
  • イケメン若社長と禁断の部屋(2012年、宙出版)
  • 絶対服従プリンセス(2013年、宙出版)
  • 宅配男子!!(2014年、宙出版)
  • 脱がしたい男たち(2014年、白泉社)
  • 乱れるメガネ(2015年、宙出版)
  • 社長は令嬢のすべてを暴く(2015年、秋田書店)
  • プールサイドの王子様(2015年、宙出版)
  • Hな少女漫画のつくり方 片桐くんと秘密のレッスン(2016年、宙出版)
  • ゲス恋 君のカラダに恋してる(2016年、ぶんか社
  • ひげとハイヒール〜42男と23女の恋物語〜(2016年、秋田書店)
  • 少女漫画家のミナモトさんがカミングアウトします。(2016年、宙出版、『ネクストF』連載)
  • メルヘン課長とノンケ後輩くん(2017年 - 2019年、徳間書店、『月刊COMICリュウ』連載、全4巻)
  • 徳永健吾(31)のカラダは私だけのものではない(2017年、ぶんか社)
  • 午前0時の失恋同好会(2018年、三交社)
  • 腹黒王子な松本くん(2018年、宙出版)
  • オジサマとランジェリー〜その男は天下無双のテクニシャン〜(2018年、秋田書店)
  • S秘書さんとM社長さん(2019年、宙出版)
  • スーツフェチリーマンの欲情(2019年、三交社)
  • 紳士極道〜冷徹ヤクザはベッドで溺愛ケダモノに豹変する〜(2020年、宙出版)
  • バリタチの俺がゲスリーマンなんかに掘られるわけがない(2020年、三交社)
  • 壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている(2020年 - 、徳間書店、既刊8巻)
  • 三十路ゲイ、勃たなくなりました。〜自己否定と闘った1460日〜(2021年、宙出版)
  • 怪獣になったゲイ(2021年、KADOKAWA[5]

活動[編集]

2021年7月2日、配信イベント「「怪獣になったゲイ」記念『みんな自分じゃない何かになりたい?』」を開催し、トークを展開[6]

脚注[編集]

  1. ^ “松岡広大&中尾暢樹、BLドラマで初共演 幼馴染の同人作家・アイドルに<壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2022年6月9日). https://mdpr.jp/news/detail/3194978 2022年10月12日閲覧。 
  2. ^ “偏見にまみれたゲイ否定が少年を怪獣に変える、田亀源五郎も推薦「怪獣になったゲイ」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年6月11日). https://natalie.mu/comic/news/432221 2021年6月12日閲覧。 
  3. ^ “ミナモトカズキ「壁こじ」3巻発売&「メルヘン課長2」開始、グッズ販売も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年11月12日). https://natalie.mu/comic/news/453272 2021年11月12日閲覧。 
  4. ^ “ドラマ「壁こじ」は10月3日から!メインビジュアル2種公開&先行上映イベントも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年9月2日). https://natalie.mu/comic/news/492138 2022年10月12日閲覧。 
  5. ^ “偏見にまみれたゲイ否定が少年を怪獣に変える、田亀源五郎も推薦「怪獣になったゲイ」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年6月11日). https://natalie.mu/comic/news/432221 2021年11月12日閲覧。 
  6. ^ “みんな自分じゃない何かになりたい?「怪獣になったゲイ」記念、著者の配信イベント”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年6月24日). https://natalie.mu/comic/news/433919 2021年11月12日閲覧。 

外部リンク[編集]