マーティナ・コール
マーティナ・コール(Martina Cole)は、イギリスのミステリー作家。これまでの作品は、ロンドンを舞台にした闇黒小説。
プロフィール
エセックス州生まれで、同地で育った。
処女作 Dangerous Lady (未邦訳)が、たちまちベストセラーとなり、テレビドラマ化されて作家としての地歩を築いて以降、ロンドンの闇黒社会を描いた11作の犯罪小説を上梓、いずれも人気作となっている。国外を含め300万部の売れ行きで、第10作目の作品 The Know (未邦訳)が発売から七週目にザ・サンデータイムズ(The Sunday Times - ニューズ・コーポレーション傘下のタブロイド版日曜紙)のハードカヴァー部門でベストセラー入りした。また第4作目の The Jump (未邦訳)もテレビドラマ化されている。
邦訳は、Faceless (邦題『顔のない女』)ほか、短編 Enough Was Enough (『もうたくさん』)がミステリマガジン2003年5月号に邦訳、掲載されている。
著作リスト
- 1992年 Dangerous Lady
- 1993年 The Ladykiller
- 1994年 Goodnight Lady
- 1995年 The Jump
- 1997年 The Runaway
- 1999年 Two Women
- 2000年 Broken
- 2001年 Faceless(邦訳:『顔のない女』)
- 2002年 Maura's Game
- 2003年 The Know
- 2004年 The Graft
- 2005年 The Take
- 2006年 Close
邦訳
- 2004年5月 小津薫訳『顔のない女』(講談社文庫)、ISBN 4062747634(上)、ISBN 4062747642(下)
外部リンク
- Martina Cole(英語。公式サイト)
- FantasticFiction.co.uk: Martina Cole(英語)
- Financial Mail Women's Forum: Martina Cole