マンスリーよしもと

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マンスリーよしもとMonthly Yoshimoto1981年 - 2009年)は、吉本興業よしもとクリエイティブ・エージェンシーが発行していたお笑い情報誌。毎月1日に発売、定価は150円。

概要[編集]

当雑誌のルーツは、1922年11月11日創刊の、吉本興行部(現:吉本興業)が寄席に来場したお客のみに配っていた「演芸タイムス」(えんげいタイムス)という小冊子が始まりである(月に3回、演芸タイムス社が発行していたもので、興行の予定や芸人の紹介などを掲載)。その後上方における寄席の文化の衰退とともに廃刊となり、1926年に広報誌「笑売往来」(しょうばいおうらい、芦乃家雁玉林田十郎の十八番のネタのタイトルをモチーフ)という名称に変え、1933年には吉本興業文芸部が「ヨシモト」という情報誌として創刊。しかし、1937年に紙の制約と編集委員の徴兵により休刊となった。

1981年に「マンスリーよしもと」を創刊。初代編集長は、同年吉本に新卒として入社した竹中功が務めた。

年に1度発表される読者ランキングの「男前ランキング」「ブサイクランキング」が有名。笑福亭仁鶴が「仁鶴のつれづればなし」を連載中。2006年2月号で通巻300号に達した。

1981年の創刊から、京阪神書店コンビニキヨスクなどで発売されているが、2006年からは東京の書店、コンビニでも入手可能である。

2007年9月発売分までは、吉本興業からの発行であったが、同年10月の持株会社化に伴い、新設子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシーに発行元が移行した。

2009年10月号から、『マンスリーよしもとPLUS』としてリニューアルされた。値段も150円から500円となった。

表紙[編集]

記念号[編集]

  • 1号 1981年4月
  • 100号 1989年6月
  • 200号 1997年10月
  • 300号 2006年2月

特別掲載[編集]

吉本男前ランキング
吉本ブサイクランキング
第1回 髪型お笑い大賞

吉本のおしゃれランキング[編集]

2001年11月号に掲載

吉本のおしゃれな若手ランキング
吉本のダサい若手ランキング
吉本のおしゃれなベテランランキング
吉本のダサいベテランランキング

連載・掲載[編集]

マンスリーグッズ[編集]

  • 陣内智則クリアファイル(NO.267号)
  • ロバートノート(NO.268号)
  • 品川庄司&フットボールアワー下敷き(NO.269号)
  • 月亭八方シール(NO.271号)
  • かつみ・さゆり、さゆりMDケース(NO.272号)
  • ケンドーコバヤシ メモ帳(NO.274号)
  • チュートリアル パズル(NO.275号)
  • インパルス クリアファイル(NO.279号)
  • テント メモ帖(NO.280号)
  • 笑い飯、麒麟、千鳥、ダイアン下敷き(NO.281号)
  • ペナルティうちわ(NO.282号)
  • 笑福亭仁鶴 栞&特製ブックカバーセット(NO.283号)
  • 笑い飯トランプ(NO.284号) 
  • バッファロー吾郎 ノート(NO.285号) 
  • ロザンファイルBOX(NO.286号)
  • 麒麟レターセット(NO.287号)
  • フットボールアワー・岩尾ミラー(NO.289号) 
  • 千鳥メモパッド(NO.290号)
  • レギュラークリアファイル(NO.291号)
  • レイザーラモンチェンジングポストカード(NO.292号)
  • ザ・プラン9竹うちわ(NO.293号)
  • 麒麟マウスパッド(NO.294号)
  • 笑い飯ノート(NO.296号) 
  • オール阪神巨人フォトアルバム(NO.297号)
  • 原西メモ帳(NO.298号)
  • オリジナルのりおステッカー(NO.299号)
  • 山ちゃん めがねクリーナー(NO.301号)
  • アート☆ブロック(NO.302号)
  • 6月表紙 レターセット(NO.304号)
  • ブラマヨノンスタのブラック×ホワイトゲーム(NO.307号)
  • 陣内智則ステッカー(NO.308号)
  • ヨギータ・ラガシャマナン・ジャワディカー年賀状(NO.311号)
  • 男前&ブサイクシール(No.313号)

外部リンク[編集]