マルセル・メイエ

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マルセル・メイエ
ジャック=エミール・ブランシュ6人組の面々』(1921年)。中央の女性がメイエ。

マルセル・メイエMarcelle Meyer フランス語: [mɛjɛʁ], 1897年[1]5月22日 - 1958年11月17日[2])は、フランスピアニスト

リールの生まれ。5歳の頃から姉からピアノを習い、1911年にパリ音楽院に入学。マルグリット・ロンのクラスに入るも、アルフレッド・コルトーの薫陶を受け、1913年にプルミエ・プリを得て卒業した。その後、リカルド・ヴィニェスから、モーリス・ラヴェルの音楽を教えられることとなった。

1917年にピエール・ベルタンと結婚したことで、エリック・サティらと親交を持つようになった。サティは「私の小さな可愛いレディ」と呼び、彼女を大変かわいがったという[3]。サティの親交から、フランス6人組らとも関わり、フランシス・プーランクらの作品の初演も手がけた。

パリにて没。

脚注[編集]

  1. ^ マルセル・メイエ (Marcelle Meyer) - 演奏家(クラシック) - アーティスト - NML ナクソス・ミュージック・ライブラリー”. 2020年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月23日閲覧。
  2. ^ Discography of Marcelle Meyer”. 2013年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月6日閲覧。
  3. ^ アーカイブ 2004年4月30日 - ウェイバックマシン